Tag: さよなら絶望先生 さよなら絶望先生アニメ 声優 関内・マリア・太郎 マ太郎 沢城みゆき
本名 | 生年月日 | 出身地 | 職業 | 所属事務所 |
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沢城 みゆき さわしろ みゆき | 1985年6月2日 | 東京都 | 声優 | 青二プロダクション |
(その他の兼役)
・ゲームをプレゼントされた子供(懺・第04話)
・江戸川コナン(懺・第08話)
・加賀愛の母親(懺・第09話)
第三期懺・さよなら絶望先生キャストコメントにて、「今まで一人別録りでした!」と告白、懺悔した(参考⇒★)。
また、以前から兼ね役をやりたいという希望を持っており、懺・さよなら絶望先生では希望が通ったのか、ことのん以外の端役もこなすようになる。
その声の幅の広さから、これまでに少女・女性役以外にも、動物、少年、成人男性、オカマ、老人に至るまで様々な役を演じている。沢城と共演した声優の関智一は「これから間違いなく声優界を引っ張っていく存在になるだろう」と沢城を高く評価している。演技力・役作りが非常に高く評価されている超実力派若手声優で、それゆえ出演作品も非常に多い。
『ネギま!?』や『おねがいマイメロディ』シリーズなど、同一作品内で複数の役をこなすこともある。PS2用ゲーム『アルトネリコ2』では複雑な心境を持ち、喜怒哀楽が激しいヒロインであるクローシェを演じわけたほか、幼少時のクローシェと、さらに作中の演劇でクローシェが優等生役と悪役の二役を演じるシーンも演じ分けするなどの離れ業を見せた。ついには携帯配信アニメ『やわらかめ』で沢城一人で全役(しかもキャラ・男女・年齢など相当の振れ幅がある)を担当し、神業的な演技力を披露した。
ほか、外国語にも強く、『レジェンズ 甦る竜王伝説』『RED GARDEN』『戦姫絶唱シンフォギア』では英語を、『もやしもん』ではフランス語の台詞も流暢に話している。さらに声優アワード海外ファン賞を受賞した際には英語、ドイツ語、中国語も披露した。
その幅広い演技力から、さよなら絶望放送においてもてしばしば「みゆき、恐ろしい子…!」*1と言われる。
『さよなら絶望先生』におけるマ太郎の役づくりは「一期・二期を通しまして、昭和の子役たちへのオマージュのつもりで、全力でやらせていただきました。」とのこと(『俗・さよなら絶望先生』最終回アフレコ収録後インタビューより)。
印象に残ったエピソードに関して問われた際には、マリアが二期から、言葉の節々であまりよくない雰囲気が漂う語尾を使うようになっていることに関して疑問に思い演出に「これは直しますか?」と確認をしたところ、「いえ、そのままで」と言われたことを挙げている。「多分どこかで覚えたのでしょう。言葉というのは悪い単語から先に覚えてしまうから不思議だな」と感想を述べている。
「みゆき」の名前は、父親が歌手・中島みゆきのファンだったため。ただし当初は漢字で「幸」と書き「みゆき」と読ませようとした*2が、母親から「それだと『さち』に間違われる」と指摘されたため、ひらがな表記になったという。
1999年、『デ・ジ・キャラット』の声優オーディションでわずか13歳(中学2年生)で審査員特別賞を受賞*3し、同作品のプチ・キャラット(ぷちこ)役でデビュー。
声優養成所に通わないままオーディションに合格しそのままデビューという形となったため、一時期は役者としてのあり方に悩みを感じていたというが、その後『デ・ジ・キャラット』で共演した氷上恭子との縁によりマウスプロモーションに所属。吹き替え業に強いとされる同事務所で演技の再指導を受けるなど勉強を積み重ねた結果、実力派若手声優の座にのしあがる。
その後は超多忙な声優業を続ける一方で女子大生として勉学にも励み、2008年3月をもって大学を卒業。また2007年秋からは、演技の幅をより広げるため、Theatre劇団子の準劇団員として演劇活動も始めている。この舞台経験を買われ、親交がある水樹奈々が新宿コマ劇場で座長公演を行った際には水樹から直々に出演を依頼され、快諾。舞台で共演を果たした。
声優を目指すきっかけになったアニメは『るろうに剣心』。そのほか、学園美少女アニメ、アイドル美少女アニメの他、ガンダムシリーズなどのサンライズ作品などを好んで視聴していたとのこと。子供の頃からガンダムシリーズのヒロインになるのが夢だったそうだ。
また、「役者になろうとしたきっかけは?」という質問に、「学校では同級生の間で『出る杭は打たれる』的な風潮があったが、小学校の学芸会で芝居をした時には何も言われなかったから」と答えている。(「アニメ店長!子安・岩田のVOICEきゃらびぃ」2009年9月3日配信第79回より)
上述の通り、年齢の割に声優としての活動暦が長く、それゆえか落ち着いた言動や振る舞いが多いことで知られる。若干18歳(芸暦では約5年)の頃には井上喜久子から「声優界の若年寄」のキャッチフレーズを賜る*4。声優の田中理恵は『ローゼンメイデン』のアフレコ時、主人公を演じる沢城を「座長」として見ていたという。また声優の金田朋子は「沢城さんによく叱られる」とのこと。
またイベントなどの場に出演するときでも実年齢より年上に見られるようなファッションやメイクが目立っている。
2009年、第3回声優アワードで助演女優賞を受賞。さらに第4回では主演女優賞、第5回では海外ファン賞に輝いた。
音楽(歌手活動)の楽しさに目覚めたのは、大槻ケンヂと絶望少女達の活動がきっかけとなったことを明かしている(ラジオ「沢城みゆきと12の夜」第14回より)。大槻ケンヂと絶望少女達として出演した「Animelo Summer Live 2009」の映像では、普段からは想像できないほどにハイテンションになった沢城を確認することができる(⇒★、★)。
弟は姉と同じく声優・舞台俳優として活動している沢城千春(⇒★)。
2014年6月8日に、同月2日の誕生日に一般男性と結婚したことを発表した。(⇒★)
2015年8月1日に青二プロダクションへ移籍したことを発表した。
常月まとい役の真田アサミとは、デビュー作『デ・ジ・キャラット』での共演以来、本作『さよなら絶望先生』のほか『ローゼンメイデン』や『紅』など共演が多いほか、私生活でも大変仲が良い。沢城の初舞台の際にも真田は会場に駆けつけている。
そのほか絶望声優では『落語天女おゆい』『トップをねらえ2!』『ネギま!?』『さよなら絶望先生』で共演した小林ゆうと親交が深くなったという。また、音無芽留役の斎藤千和とも『ココロ図書館』での共演以降、『極上生徒会』『ぱにぽにだっしゅ!』『ネギま!?』『DearS』『ケロロ軍曹』『ストライクウィッチーズ』シリーズ、『鉄のラインバレル』『化物語』等で共演するなど縁が深い。加賀愛役の後藤沙緒里も『ギャラクシーエンジェル』『ローゼンメイデン トロイメント』『落語天女おゆい』などで共演している。
同年齢の名塚佳織、小清水亜美、三瓶由布子らとも親交を深めているという。そのほかの交友関係は田中理恵、堀江由衣、千葉紗子、矢作紗友里、植田佳奈、戸松遥、釘宮理恵、水樹奈々など。
(放映当時の)所属事務所マウス・プロモーションの沢城のページにおける出演履歴一覧(⇒★)に『さよなら絶望先生』がなかったことがネタにされた(133話、単行本追加ページ)。
懺・第02話で、「絶望先生えかきうた」に出演。利き腕ではない左手で書いた自筆イラストを披露した。
アニメ第一期からのメインキャスト勢で、唯一出演しなかった。
太字は主役・メインキャラクター。
上述のとおり「Theatre劇団子」の準劇団員として舞台演劇にも挑戦し、演技の幅を広げている。