Tag: さよなら絶望先生 さよなら絶望先生アニメ さよなら絶望放送 声優 糸色望 糸色命 神谷浩史 さのすけ
本名 | 生年月日 | 出身地 | 職業 | 所属事務所 |
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神谷 浩史 かみや ひろし | 1975年1月28日 | 千葉県松戸市(生まれ) 茨城県牛久市(育ち) | 声優 | 青二プロダクション |
(その他の兼役)
・作中に登場する漫画家
・本屋(第一期第04話)
・兵士3(俗・第02話Cパート)
・風の声を聞くことに決めた男(懺・第03話Bパート)
・影武者(懺・第03話Cパート)
・〆布望(ドラマCD『希望と絶望のはざまで』)
さのすけ、「アレ」、携帯星人(DJCD 第四巻)、ぴろし17歳などを演じる(操作する)。
さのすこは携帯版85回まで演じていた。
クールな性格のキャラクターを得意とする。声色を変えての人間以外や色物の演技にも定評がある。
アニメ『ツヨシしっかりしなさい』(1994年)でデビュー。主人公と対峙するクールな、悪く言えば嫌味なキャラの演技(『デジモンフロンティア』の源輝二や『機動戦士ガンダム00』のティエリア・アーデなど)に定評がある。『デルトラクエスト』のオーカスなどの悪役も多い。
近年は『ハチミツとクローバー』の竹本祐太や『夏目友人帳』の夏目貴志など爽やかな好青年の演技を披露し好評を博している。
糸色望(2007年7月~)、ティエリア・アーデ(2007年10月~)、ミハエル・ブラン(マクロスF)(2008年4月~)と2007年~2008年にかけて立て続けに主役級眼鏡キャラに抜擢され、これらの熱演により爆発的な人気を集めトップ声優としての地位を固めた。それ以前より眼鏡キャラを多数演じていたこともあり、「眼鏡声優」*1の異名もとる。
ラジオなどでみせる軽妙かつ洒脱なトークにも定評がある。第三回声優アワードでベストパーソナリティ賞を受賞した時は「奥歯に衣着せるトークでリスナーを魅了」と紹介されている。
千葉県松戸市で生まれ、茨城県牛久市で育つ。
高校3年まで所属していた空手部を引退後、友人が作った演劇部に創設メンバーの一人として参加、演劇コンクールに出場し入賞(個人演技賞)したことから役者を目指すようになる。高校卒業後、役者を目指すために青二塾に入所。青二塾には声優の養成所とは知らずに入所したとのこと。
デビュー後は仕事も思うようになく、事務所から紹介されたテレビや企業向けVTRのナレーション等の仕事をしていた。生放送のテレビでのナレーションはタイトでシビアな環境だったため非常に鍛えられたという。しばらく実家住まいをしていたことから交通費がかなりかかってしまう(1か月のギャラより交通費の方が高くなり赤字になってしまったという)ため、バイクを利用するようになる。
アニメの初レギュラーは『コレクターユイ』。デビューから5年目のことだった。翌年『超GALS! 寿蘭』に主役級で出演した時に、同年代の役者の仕事を目のあたりにして「もっと頑張らなきゃいけない」と思い知らされたという。以降、続々とレギュラー作品に携わるようになり、ヒット作にも恵まれていく。
2006年8月7日、バイクの運転中にトラックを避けようとした際、誤って転倒するというバイク事故で入院。同業者の証言によると、心停止状態に陥りその後も意識が戻るまで1カ月近くかかるなど、かなり危険な状態で、一時は生死の境を彷徨ったらしい。まさに「死んだらどうする!」や「天国からクーリングオフ」を地で経験してしまった。
当時出演していたアニメの最終話で代役になるという異例の事態が起きてしまったが、奇跡的な回復力と懸命なリハビリを経て、事故から約2カ月の同年9月29日に退院。2007年初頭より本格復帰した。余談だが仲の良い後輩で本作でも共演している杉田智和は事故の報を受けてからバイクに乗れなくなったという。
以降、バイクをやめ以前から所有はしていたがあまり乗る機会の無かったフォルクスワーゲン・ニュービートルによく乗る様になるが、基本的に引き籠もり癖はあまり解消されておらず、休日は専ら家にいるとのこと。
芸歴15周年となる2008年には、第2回声優アワードで機動戦士ガンダム00のティエリア・アーデ役や本作の糸色望役で(主役であるにも拘らず)評価されサブキャラクター男優賞を受賞した。翌2009年の第3回声優アワードにおいても、主演男優賞とベストパーソナリティ賞を同時受賞した。
声優アワードにおいて第一群・主要三冠(即ち「主演賞」、「サブキャラクター賞(現・助演賞)」、「ベストパーソナリティ賞」または「歌唱賞」の3部門)全賞受賞経験者となったのは、創設3年目にして神谷が初めてである。*2
第6回では今年度から新設された「最多得票賞」を受賞した。
なお、主演男優賞は『夏目友人帳』の演技が評価されたものだったが、受賞の際のスピーチにおいて「本当にファンの方々には感謝しています。ここに立っていられるのは『夏目友人帳』原作の緑川ゆき先生と『さよなら絶望先生』原作の久米田康治先生のおかげです。」と、自身が主役を演じた作品の2人の原作者に謝意を表している。
後に主演男優賞、ベストパーソナリティ賞受賞について各種媒体から受けたインタビューにおいても同様の発言をしていることから、神谷にとってこの両作品は特別な想い入れがあることが伺える。
なお、久米田先生の第十六集・紙ブログにおける発言を受けて「第3回声優アワード・二冠受賞(主要三冠達成)記念」として放送された番外編6「ザ・神谷浩史ショー」では、
「代表作はガンダム00、マクロスFRONTIER、夏目友人帳。 ・・・まだ何か一つあった気がするけど、思い出せないや。」
と発言しているが、前述の通りそれだけ神谷が「原作、アニメおよび番組に対して全幅の信頼を寄せている」何よりの証明と言える。
2010年には『化物語』の演技で、第9回東京アニメアワード声優賞を受賞した。
2015年度の第10回声優アワードで「最多得票賞」を5年連続で受賞し、「殿堂入り」を果たした。
声優界の大御所・神谷明とは血縁関係は無い。ただしラジオ「神谷浩史・小野大輔のDearGirl〜Stories〜」にて「お父さんの力でここまで来ました」と発言したり、絶望放送第104回では「僕のお父さん」とラジオの定番ネタとしている*3。これには神谷明が青二プロダクション所属時に、青二塾生として教えを受けていた時期があったこともあり、彼への謝意を込めている物と思われる。
漫画「ぱにぽに」の作者・氷川へきるとは同い年であり、誕生日も3日違い。
生粋のゲーヲタ・ガノタであり、同様の嗜好の杉田智和や中村悠一らとラジオなどで周囲を置き去りにして盛り上がることもしばしばで、プライベートでもこの2名とはゲームや食事を一緒にする事が多い。
さらにDearGirl~Stories~では、この2人とあわせてやはりゲーム仲間である小野大輔・安元洋貴の5人でDG5なる脳内ユニットが結成され、番組内でおバカな話に華を咲かせている。
ちなみに、あれほど日塔奈美が欲しがっていたiPhoneをもっている。
他人の誕生日に、日が替わった時点でお祝いメールを送信する忠実(まめ)な面も持っているが、アニスパ等でしか接点のない鷲崎健の場合は前日に送信してしまうお茶目でそそっかしい面も持っている。
本作アニメ版の糸色望役に抜擢される。
なお「糸色望役は、僕が指名されて来た役」と雑誌インタビューで明かしている(雑草社『ぱふ』2007年10月号、ほか)。
原作を一読者として読んでいた頃から糸色望の声がイメージできず、「もしこれがアニメ化やドラマCDになったら、大変そうだなあ」と他人事のように思っていた。2007年の春、さよなら絶望先生のアニメ化の話を聞いて、「好きな作品なのでキャストのオーディションに参加させてくれ」と新房昭之監督に連絡したところ、「今更オーディションなんて必要あるの?」と返事をされ、指名により既にキャスティングされていたことに驚いたという。また自身が最も過酷であろうと考えていた糸色望役を演じることになったため、単行本を全巻買いなおししてまで徹底的に読み込むなど、かなり悩んでいたという。新房昭之監督と亀山俊樹音響監督とは過去にも何度も仕事をした関係であることから、開き直って第01話の収録に臨み、その最中に手応えを掴んだという。
また、自身を「すごく後ろ向きな性格で何でも疑う」と分析、『さよなら絶望先生』において自ら演じる糸色望の考えに共感するところもあるという(「アニメディア」2007年10月号)。
『アニカン』(2007年9月21日号)での久米田先生との対談では、NHKで仕事(何の仕事かは不明)をした際にスタッフから「絶望先生役の神谷さん」としてサインを求められ、知名度が上がった実感を得たとコメントしている。
『俗・さよなら絶望先生』最終回後に行われたアフレコレポートでは、最終回の収録を終えての感想を「この作品は僕が意図しようともしなくとも代表作で望は代表の役になると思います。」と答えているが、収録中はセリフの分量が多いためのしかかる負担が大きく収録の場からいなくなってしまいたいと思うことが何度もあった、と収録の過酷さを吐露していた。
第三期『懺・さよなら絶望先生』が放映開始になった2009年7月期には、おなじくシャフト制作の『化物語』が放映開始になっているが、神谷は『化物語』においても主人公の阿良々木暦役を演じている。『懺・さよなら絶望先生』はもちろんのこと、おもに会話劇からなる『化物語』の収録との同時並行のため、神谷はまたしても極めて多忙な状況に追い込まれることとなった。
アニメ第三期懺・第07話では、アニメに初登場した根津美子と丸内翔子の担当声優に、神谷が常日頃から好意を持っていることをさまざまなラジオで公言していた根谷美智子と堀江由衣の両名が起用*4された他、最もアニメ化が楽しみと言っていた小森霧の名シーンが放送された。多忙な神谷への新房監督からのご褒美なのかもしれない。
2009年10月31日に開催された「絶望葬会 in 日比谷野音」の取材において「さまざまなインタビューで必ず『最近絶望したことはなんですか?』と訊かれることに絶望した」と答えている(テレビ東京「アニソンぷらす」2009年11月9日放送より)。
行け!!南国アイスホッケー部時代からの久米田作品のファンであることを度々公言しており、そのことを聞いた久米田先生はかつての黒歴史を掘り返されるのが相当嫌であったらしく、苦い顔をしていたらしい。
久米田先生から正月(2008年)の夜10時くらいに「誰からもメールがこない」という旨の明けおめメールが来たため、「僕も一緒です。携帯が壊れたかと思っていたところに先生からメールが来ました」と返信したとのこと(『Pick-up Voice』vol.6 (2008年3月号)より)。
「声優雑誌のグラビア」、「アジア一の声優」、「アッキーナに告白し玉砕したとされる『告白玉砕事件』ネタ」、さよなら絶望放送内での一連の発言(後述)など、久米田先生にさまざまな小ネタ提供する貴重な存在となっている。本当にネタが尽きない人である。
作中に登場する神シールのモデルになっていること多数(神谷浩史関連の神シール:猫神様,犬神,谷神,神矢)。
糸色望・糸色命の二役と、作中に登場する漫画家の声などを演じている。
アニメにおいても神谷浩史イジリは頻繁に登場している。
主役であるにも拘らず、第二期俗・第07話ではキャスト欄に名前が掲載されなかったことがネタにされたり、第三期懺・第09話で担当声優の誕生日が表示されたときに神谷の誕生日だけ間違えられていた。
またシャフトのお家芸である黒板ネタや背景ネタにおいても、OAD獄・註で「オレがキャプテンガン」「だムダ」「ヒロシ」「メガネキャラはオレにまかせろ」「ラーメン アジアNo.1」 と取り上げられたり、懺・第09話Bパートでは2009年8月26日に発売された神谷のファーストミニアルバム「ハレノヒ」のポスターが貼られたりしていたりと、ネタには事欠かない。
さらにはOAD獄・下ではエンドカードとして直筆コメントを寄せている。イラストではないため「画」ではなく「書」となっている。ちなみにエンドカードを書いた筆ペンはいつも持ち歩いているもの。
新谷良子と共にアニメイトTVのwebラジオ「さよなら絶望放送」のパーソナリティーも務める。また、ラジオ内でマスコットキャラクターのさのすけ・さのすこ・「アレ」の声(兼操作)もあてている。なお、さのすこは携帯版第85回をもって新谷へと引き継いだ。
コーナーによっては「DJ HiroC」「ヒロシ先生」「浩史おにいさん」「ぴろし17歳」「浩史ジャクソン」などにキャラクタを変え、声優としての幅の広さを見せている。そのたびに自分でダメージを受けているが。
やたらとお気に入りの女性声優が多く、これまで話題に上った声優としては根谷美智子・堀江由衣・谷井あすか・小林ゆう・後藤沙緒里・浅野真澄・中島愛・平野綾・皆口裕子・花澤香菜など挙げ出すとキリがなく、そのことを突っ込んだメールも多数投稿されている。第173回で、それぞれについて世界一かわいいと評した神谷は、「俺の世界が一つだと思うな」「一つの世界で収まるようなちっちゃい男じゃねえ」と弁解(?)している。
「ジャパネット神谷」「ジェフ」「滑り台ちゅるりん」「神谷浩史F」「アジアッー!声優」「猫をダシに女性を部屋に呼ぼうとするタイプの声優」「おっぱいマイスター」といった珍妙なあだ名が増えつつある。
この番組でも久米田先生にネタを提供し続けている。
毎年誕生日直前の回には、自身の演じた役の衣装(第22回・第73回)か放送内での発言にちなんだ服(第123回・第174回)がプレゼントされるのがお約束になっている。
また、第74回・第124回ではその服を着た状態で収録が行われた。
パーソナリティには、構成Tの「アニラジのMCは主人公がやるべき」という主張により選出された。(DJCD 始・第一集)
単行本1巻発売に際し公開されたシャフト制作のアニメPVで、主人公の後藤可久士を担当している。
※太字は主役・メインキャラクターを示す。
入野自由とのユニット「KAmiYU」でも歌手活動を行っている。