ひぐらしのなく頃に
ひぐらしのなく頃に(ひぐらしのなくころに)[編集]
｢07th Expansion｣が製作した同人ゲームシリーズ。
出題編の『ひぐらしのなく頃に』、解答編の『ひぐらしのなく頃に解』、ファンディスク『ひぐらしのなく頃に礼』がある。
正式タイトルは『ひぐらしのなく頃に』(｢な｣が赤字)。
漫画、アニメ、ドラマCD、実写映画化している。
作品概要[編集]
昭和五十年代の架空の村落・雛見沢村を舞台に、村にまつわる古い因習「綿流し」を軸にして起こる謎の連続怪死事件を題材にした全編10話の連作式サウンドノベル（ビジュアルノベル）。
当初はコミックマーケットのみで頒布された同人ゲームに過ぎず、第3話の「祟殺し編」までは数ある同人ゲームの一つという扱いでそれほど話題になっていなかったが、2004年5月頃にインターネット上の公式サイトで第1話である「鬼隠し編」の全編を収録した体験版の公開や、各レビューサイトへの広報活動などが功を奏して、主にネット掲示板を介した口コミで人気となり、同人作品として10万枚の売り上げを記録し、雑誌等にも取り上げられるところとなり、知名度は一気に上昇していった。
その後、商業作品としてドラマCD化、漫画化、アニメ化、家庭用ゲーム機への移植、小説化、実写映画化などがなされ、原作シリーズ累計売り上げも60万枚を突破した。
それゆえ、ゼロ年代の代表作品として挙げられる事が多い。
メインキャスト[編集]
この表はアニメ版のもので、ドラマCD版とは一部キャスト変更有り。
| ~キャラクター | ~キャスト |
| 前原圭一 | 保志総一朗 |
| 竜宮レナ | 中原麻衣 |
| 園崎魅音・詩音 | 雪野五月 |
| 北条沙都子 | かないみか |
| 古手梨花 | 田村ゆかり |
| 大石蔵人 | 茶風林 |
| 富竹ジロウ | 大川透 |
| 鷹野三四 | 伊藤美紀 |
| 入江京介 | 関俊彦 |
| 知恵留美子 | 折笠富美子 |
| 前原伊知郎 | 松本保典 |
| 前原藍子 | 松井菜桜子 |
| 熊谷勝也 | 川村拓央 |
| 公由喜一郎 | 塚田正昭 |
| 北条鉄平 | 宝亀克寿 |
| 北条悟史 | 小林ゆう |
| 富田大樹 | 松元恵 |
| 岡村傑 | 瀧本富士子 |
| 赤坂衛 | 小野大輔 |
| 赤坂雪江 | 水野理紗 |
| 園崎茜 | 井上喜久子 |
| 葛西辰由 | 立木文彦 |
「ひぐらし」シリーズに出演している久米田作品出演声優は以下の通り。
- 小林ゆうが北条悟史役（ドラマCD版以外）
- 井上喜久子が園崎茜役
- 沢城みゆきが赤坂美雪/反町美雪役
- 中村悠一が塚田理役
- 井上麻里奈が園崎麻央（魔央）役
- 子安武人が赤坂衛役（ドラマCD版とスピンオフのゲーム作品のみ）
- 小野恵令奈が北条沙都子役（実写映画版）
- 小市眞琴が園崎魅音役（舞台「雛見沢停留所〜ひぐらしのなく頃に原典〜」）
久米田康治との関連[編集]
さよなら絶望先生との関連[編集]
「木津千里が猟奇化したときのイメージが、このゲームの猟奇シーンに通じる。」と、パロディを扱う本作の作風からこの様な誤解を受ける事が多い。
その為「猟奇が出ればひぐらしパロだと言われる」と本作でもネタにしている。
だが一度『懺・さよなら絶望先生 絶望読本』の「伍時間目 総天然色素材に絶望した～！」で「木津千里ファン必見のアーカイブ」と称し、「すこっぷのなく頃に」のタイトルで本当にパロディしたこともある。
実際はひぐらしの前から連載していた『かってに改蔵』の頃から名取羽美が猟奇化していたため、パロディというよりマンネ・・・定番である。