コエンザイムQ10

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コエンザイムQ10(Coenzyme Q10/CoQ10)[編集]

概要[編集]

ユビキノン、ユビデカレノンとも呼ばれ、ミトコンドリア内膜や原核生物の細胞膜に存在する電子伝達体で機能する補酵素である。ヒトでは、心臓、肝臓、腎臓などミトコンドリアが発達した細胞を持つ組織に多く存在し、呼吸と脂肪燃焼に関与する。
1957年に英国で発見され、心筋細胞の活性化・パーキンソン病やガンの改善、老化防止や美容などに効果があるといわれ、アメリカを中心にコエンザイムQ10の名称でサプリメントとして広く用いられている。

サプリメント[編集]

発見当初は「ビタミンQ」と呼ばれていた。しかし、ヒト体内での合成が不可能な他のビタミンとは違ってユビキノンは体内で必要量が合成されていることから、ビタミンのように継続的に経口摂取する必要はない。そのため、ビタミンQの呼称は最近使用されなくなってきている。


日本では、2001年に医薬品の範囲に関する基準(いわゆる「食薬区分」)が改正され、さらに2004年化粧品基準が改正されて、健康食品や化粧品への利用が可能になった。それ以降テレビ番組『発掘!あるある大事典』等で盛んに紹介され、当初は売り切れ店が続出するほどの人気であった。しかし、その医学的効果には未知数な部分も多い。


医薬品としては経口摂取30mg/dayが上限量として定められているが、健康食品ではそれ以上の含量を含んでいるものも多く(法律違反というわけではない)安易な過剰摂取には注意を払うべきである。なお過去には、ユビキノン誘導体として開発された「イデベノン」(販売名:アバン)など4成分6品目が脳循環代謝改善薬として使用されていたが、日本では1998年に有効性がないとして医薬品の承認を取り消されているという黒歴史もある。


…だけど、塗りこむと効くとか言ってるおばさま多いよね。

久米田先生との関連[編集]

久米田先生との関係[編集]

久米田先生がコエンザイムQ10をサプリメントとして愛用しているかは定かではないが、作品中に背景ネタとしてたびたび登場している。

さよなら絶望先生 作品中にて[編集]

背景にたびたび登場している。 段ボール箱や薬ビンなどサプリメント成分の「コエンザイムQ10」として登場するほか、東急ハンズとのもじりである「10Qハンズ」も。

せっかち伯爵と時間どろぼう 作品中にて[編集]

21話に羅列ネタとして登場した。