スクウェアエニックス

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スクウェアエニックス[編集]

スクウェアエニックスは、日本のゲームソフト制作・開発会社および出版社。
2003年4月に、ともにRPGゲーム会社の大御所だった「スクウェア」と「エニックス」が合併してできた会社。

ゲーム事業[編集]

旧エニックスが開発・製作した『ドラゴンクエスト』シリーズと旧スクウェアが開発・製作した『ファイナルファンタジー』シリーズが、そのまま新会社の主力となっている。これら2タイトルの動向は、ゲーム機本体(ハード)の売れ行き、ひいてはゲーム業界にまで大きな影響を与えるメーカーである。
近年は、この2シリーズやその派生作品に売上の面で依存している傾向が強い。


ゲームソフト開発の人員の多くは旧スクウェアが製作していたタイトルに集中して投入されており、旧エニックスが製作していたタイトルは企画、委託開発の管理のみが行われている[1]
近年は、プロジェクトごとにチームを結成する形態で開発が行われるようになってきており、旧エニックス社員も旧スクウェアソフトのチームに開発スタッフとして名を連ねるようになってきている。また、ニンテンドーDSタイトルを早期に複数開発するなど、合併による相乗効果が徐々にあらわれてきている。

出版事業[編集]

主に旧エニックスで展開されていた漫画雑誌『月刊少年ガンガン』などの出版事業を継続している。もともとはゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズの宣伝(いまでいうメディアミックス)効果を目的[2]として創刊され、当初はファンタジー要素の多い誌面ではあった。しかし次第に誌面から少年漫画らしさが薄れていき、女性向け漫画的な要素も増えたことにより、少年漫画誌としてはやや異色な形態へと変化。児童誌・少年誌・少女誌の雰囲気が混在する独特の誌面となった。
『魔法陣グルグル』や『南国少年パプワくん』が1990年代前半に大ヒットするなど、「(スクウェア・)エニックス系漫画」というジャンルを確立していった。
近年は『鋼の錬金術師』が大ヒットしている。

久米田康治との関係[編集]

2005年5月、同社が刊行している『ヤングガンガン』2005年9号にて、『かってに改蔵』の名取羽美を主人公にした読み切り作品『いいがかり姉さん』を掲載。

  1. 旧エニックスは創業当時から社内にプログラムスタッフを持たず開発は外部委託しており、ドラゴンクエストシリーズもプログラムそのものはチュンソフトやレベルファイブに委託している
  2. ゲーム事業のみではバラツキが多く不安定だった収入の安定化も目的の一つだったらしい