テレビ神奈川

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テレビ神奈川(テレビかながわ)[編集]

神奈川県を放送対象地域とする放送局で、独立UHF局のひとつ。
2004年から愛称として「tvk」を採用している(それまでは「TVKテレビ」だった)。
コールサインはJOKM-DTV、チャンネルIDは「3」(アナログ放送はJOKM-TV、横浜本局は42chを使用していた)。


地域密着の放送や野球中継(横浜ベイスターズ戦や県内の高校野球予選)のほか、コアな音楽番組や競馬中継などが放映されている。近年はアニメ番組の放送も盛んで、さよなら絶望先生シリーズもtvkをはじめとする独立U局中心の放送となっている。

概要[編集]

放送地域[編集]

神奈川県を放送対象地域とする、民放キー局に属さないローカルテレビ局である。関東地方のキー局とNHKがアナログ時代にはVHF帯で放送されていたのに対して、UHF帯で放送されていたため俗に独立U局と呼ばれている。
神奈川県を放送地域としているが、視聴エリアは神奈川県のほぼ全域に加え、山梨県の約半数、東京都23区および多摩地域のおおむね中央線より南側の地域、および千葉県の東京湾沿岸・静岡県伊豆の一部で、公称では565万3千世帯が視聴可能エリアに当たる。
神奈川県域のテレビ局にあたるが、東京MXテレビが開局する1995年までは長らく東京都域のローカルテレビ局がなかったため、東京都内でも積極的にテレビ神奈川を受信している世帯が多い。テレビ神奈川側も都県境に近い横浜市鶴見区に電波塔を設置して東京都側へ向けて電波を発射しているほか、東京都民の視聴を意識した番組も多い。

主力の音楽番組[編集]

1972年の開局当初は経営状態が振るわず、主力番組は後楽園球場で開催される巨人戦の野球中継を、日本テレビの中継終了後に試合終了まで引き継ぐリレー中継であった。開局時から番組枠が埋まらず、1980年代に黎明期を迎えつつあった音楽プロモーションビデオ(PV)をそのまま垂れ流していたところ、これが好評となり、昼間から夕方の時間帯を中心にPVが大量に放映され「音楽に強い局」という評価が確立した。
横浜から発信される音楽というイメージ戦略もあって、音楽系の自主制作番組が続々と誕生した。80年代から90年代初頭にかけては洋楽電話リクエスト番組「ファンキートマト」と、その姉妹番組である邦楽情報番組「ミュージックトマトJAPAN」などが人気を集めていた。
1990年代末からは「saku saku morning call」ならびにその後継番組「saku saku」が人気となった。この番組からユースケ・サンタマリア、PUFFY、木村カエラらがブレイクするなどテレビ神奈川の看板番組に成長している。

tvkアニメマラソン[編集]

経営戦略としてもアニメに注力しており、平日・週末ともに深夜にアニメ放映枠が確保されている。アニメ『さよなら絶望先生』シリーズもいわゆるUHFアニメとして放映された。テレビ神奈川での放映が最速放送となったことでもおなじみ。
なお、テレビ神奈川(tvk)では昔から土曜深夜にたくさんアニメを放送しており、放映時間はクールごとに異なるが、おおむね深夜24時前後から始まり、遅いときには25時26時くらいまで30分のアニメが何本も放送されるていた。このため、数時間連続して放送される何本ものアニメ番組を連続して視聴し続けることを、2ちゃんねるなどネットでは「tvkアニメマラソン」などと呼んでいた。ちょうど『さよなら絶望先生』第一期が放映されていたころがピークであったが、近年は競合する東京MXテレビなどに押され気味で、放送されるアニメ本数は減少してきているため、「マラソン」できなくなっってきている。


久米田康治との関連[編集]

『さよなら絶望先生』作品内にて[編集]

186話にて、テレビ神奈川が受信できることがプチ自慢として登場した。
また、さよなら絶望先生第二六集絶望名画座にもtvkアニメマラソンが言及されている。