九日目/ねごと

提供: 久米田康治ワールド Wikiサイト
ナビゲーションに移動 検索に移動
八日目/ヤンキー怖い十日目/もうやんだか

九日目/ねごと[編集]

タイトルの元ネタは『寝床』
義太夫語りが趣味の大家の旦那だが、下手すぎて聞く者おらず。
聞いて欲しい旦那はもてなしを準備して待つが、仕事が忙しいやら仮病やらで誰も来ず。
怒った旦那は、長屋の住人たちと店の使用人らをみな追い出すと言い不貞寝してしまう。
長屋の住人と店の使用人たちは、とりあえず我慢して旦那の義太夫を聞くことにしたが‥‥。

と、ジャイアンのリサイタルの元祖ともいえるような噺。

この噺から、噺家の間では自画自賛の芸を「寝床」という。

作品情報[編集]

2010年4月9日発売、別冊少年マガジン5月号に掲載。

P695(別冊少年マガジン連載時のみ掲載) 楽屋雀の巣 じょしらく通信 ファンページ[編集]

本作単行本発売と特別版キャラCDのキャスティングの告知。
波浪浮亭木胡桃役を小野恵令奈AKB48)、暗落亭苦来役を後藤沙緒里が演じることが決定した。

P696(別冊少年マガジン連載時のみ掲載)[編集]

別マガKC広告ページ。本作単行本第壱巻は5月17日発売予定。

P697(別冊少年マガジン連載時のみ掲載) 楽屋雀の巣 じょしらく通信 ファンページ[編集]

P102(扉絵)[編集]

P103[編集]

P104[編集]

1コマ目[編集]

魔梨威「果報は寝て待てって言うだろ」[編集]

「良い結果を得るには焦ったり弱気になったりせず、落ち着いた気持ちであるべき」ということわざ、格言。

P105[編集]

8コマ目[編集]

貼り紙「スキー+射撃=バイアスロン」[編集]

八日目より。

P106[編集]

P107[編集]

1コマ目[編集]

覆面落語家「はい」[編集]

桜餅の5個目は手寅が食べているので、ここで唐突に出てきているようだ。

8コマ目[編集]

貼り紙「空手+ブーメラン=新しい格闘技」[編集]

SNKの格闘ゲーム『風雲黙示録』シリーズに登場するショー・疾風が使う風雲拳より。
OPデモの一番最初から以下の文章がナレーション付きで表示される。

風雲拳―――――
それは実戦空手道と
ブーメランをくみあわせた
まったくあたらしい格闘技・・・

実写でいうなら『巨獣特捜ジャスピオン』『マッドマックス2』などでこれに近い技の使い手が見られる。

P108[編集]

P109[編集]

4コマ目[編集]

手寅がネコにキスするシーン[編集]

一見なんともないようなシーンだが、ネコはゴキブリを食べることがあるので実際にキスするのは危険である。
またネコにキスしつづけるとネコの口の中にいる細菌『カプノサイトファーガ属菌』が人間に感染し死亡するケースがある。感染率は低いがキスだけは命に関わることなのでおススメしない。

P110[編集]

1コマ目[編集]

丸京の後ろに前ページで猫を詰め込んだ袋が置いてある。

8コマ目[編集]

※この続きは127貢で![編集]

別冊少年マガジン掲載時は「この続きは単行本で!」となっていたが、単行本化によりシーンが現実化された。

P111[編集]

5コマ目[編集]

苦来「クロロホルム?」[編集]

19世紀後半から吸入麻酔薬として使われていた薬品。
毒性が強いため20世紀初めからはジエチルエーテルにその役目を譲っている。
ドラマやマンガなどでたびたび「ハンカチに染み込ませて口・鼻をふさぐと、ごく短時間で意識を失わせることができる薬品」として使われているが、あくまでフィクションであり実際にはこのような使い方で意識を失わせることはできない。非常に毒性刺激が強いので皮膚がただれると言うデメリットも存在する。

7コマ目[編集]

丸京のたすき「ミス メガネフレーム」[編集]

手寅のたすき「ミス ヤングサンデ」[編集]

週刊ヤングサンデーのこと。

苦来のたすき「ミス 中央線[編集]

さよなら絶望先生でも頻出のネタ。中央線で飛び込み自殺が多いと言われている。

木胡桃のたすき「ミス 東京都青少年育成」[編集]

「都青少年健全育成条例」の改正案のこと。
さよなら絶望先生218話でも取り上げられている。
外見が幼いためだろう。

覆面落語家のたすき「ミス すっぴん」[編集]

8コマ目[編集]

「校長先生のお話です」[編集]

校長が宮崎駿にそっくり。

9コマ目[編集]

「ナイトミルクです」[編集]

寝つきが良くなると言われるが、効能には個人差があるようだ。

10コマ目[編集]

「羊です」[編集]

羊の数を数えると眠くなるという俗説から。
なお、英語で「Sheep」と「Sleep」が似ていることからの暗示方法のため、日本語で「羊が…」と数えてもあまり意味はないように思われる。しかしながら長時間しゃべり続けることで疲れて寝入ると言う事例もあるため強ち日本では無効の方法とも言い難い。「羊でおやすみシリーズ」と言う声優さんが趣向を凝らして羊を数え続けるCDシリーズも実在した。

11コマ目[編集]

「森本レオです」[編集]

独特のまったりした声と語りで知られる俳優。

14コマ目[編集]

貼り紙「挨拶は「押忍」」[編集]

八日目より。

P112[編集]

3コマ目[編集]

覆面落語家魔梨威を殴るのに使っている物[編集]

使っているのはおそらく半畳。ゴザや座布団代わりに使用する畳状の敷物。
芝居や相撲などの興行で、つまらない展開に抗議するとき、見物人が投げ込んだりした。
転じて、他人の発言を非難したりからかったりすることを「半畳を入れる」という。

P113[編集]

3コマ目[編集]

アラビア皇子の名札「エビ」[編集]

何かと浮名の多かった歌舞伎俳優・市川海老蔵

P114[編集]

かゆいところ[編集]

サブタイトルの表記(雑誌掲載時)[編集]

前回前々回同様漢数字表記ではなくなっている(単行本では訂正)。
この件について、Twitter上で担当さんが突っ込まれた際、「すみません」と返しているため単純なミスかもしれない。

公式ブログ「『別マガ』班長は今日も困っている。>http」によると、久米田先生の体調急変のため、今話の校了はかなり危ぶまれた状況にあったという。

扉絵など[編集]

夢オチ(?)ということもあり、古代中国の思想家・荘子作『胡蝶之夢』からの引用でチョウチョが複数回、登場している。
さよなら絶望先生」でも47話及び俗・第06話Bパートで取り上げられている。 尚登場人物が自分は夢の中だけの存在であり、夢見人の意識内にのみ存在する儚いモノであると言うお話は漫画においては80年代の川原由美子の短編漫画にその祖を見ることが出来る。

P109の6~8コマ目[編集]

他の面々に気づかれぬよう、さりげなく猫をさらう丸京。
一日目より。


九日目/ねごと~

八日目/ヤンキー怖い十日目/もうやんだか