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<!-- &tag(アニメ・マンガ,週刊少年ジャンプ,ドラゴンボール );<br /> -->

==ドラゴンボール==


鳥山明の漫画、およびそれの[[アニメ化]]作品。<br />


[[集英社]]『[[週刊少年ジャンプ]]』にて1984年から1995年まで約10年半にわたって連載された。週刊少年ジャンプの全盛期を生み出した立役者であり、単行本は1億5200万部以上を売り上げた。<br />
また[[アニメ化]]作品である『ドラゴンボール』と『ドラゴンボールZ』は、フジテレビ系水曜夜7時の定番として11年に渡り平均視聴率は20%超を維持し続けた。<br />
本作品は海外でも広く親しまれており、アニメは40か国以上で放映されたほか、コミックスが24か国以上で翻訳・発売されている。<br />

===作品概要===
7つ全てを集めるとどんな願いでも1つだけ叶えられるという魔法の球「ドラゴンボール」をめぐる長編冒険譚。<br />
作品序盤では、主人公・孫悟空がこのドラゴンボールを探す冒険の話を縦軸に、また冒険の途中で知り合った武術の達人・亀仙人の修行を受けて武術大会「天下一武道会」を制覇すべく強さを追い求める孫悟空のバトルを横軸に、物語は展開される。<br />
物語は中盤から、好敵手・ピッコロ大魔王の出現により、バトル漫画の色彩が強くなり、サイヤ人の登場以降は、バトルのスケールが宇宙規模へと拡大していく。以降、本来の物語であったドラゴンボール探しの冒険譚は簡略化され、舞台をナメック星へと移した本格バトル漫画となる。<br />
物語末期には、主人公であるはずの悟空が闘いのなか命を落とし、その意思を息子・悟飯引き継ぐようになる。しかし最後の敵であった魔人ブウは、危機に陥った息子たちを救うために甦った悟空の手によって消滅させられている。<br />


こういった作風の変化は、[[週刊少年ジャンプ]]特有のアンケート至上主義に因るところが大きく、当作品もこの影響により格闘・バトルマンガ化する傾向にあったことは否定できない。事実、主人公・孫悟空が天下一武道会を目指すストーリー展開も、連載初期の低迷を克服するためのジャンプ編集部主導の路線変更であった。<br />
しかしバトル路線大成功を受け、当時アンケートで不動の1位となった本作の連載終了もまた鳥山本人や編集部の意向だけではコントロール不能な状態にまで追い込まれてしまう。こうした背景から作品末期にはバトルシーンの引き伸ばしなどが行われ、結果として約10年半に及ぶという長期連載となった。それゆえ連載終了の余波は[[週刊少年ジャンプ]]の売り上げにも影響し、『ドラゴンボール』に加え1996年には『[[SLAM DUNK]]』など人気作品が相次ぎ連載終了したことから発行部数減少に歯止めがかからず、1997年には[[この時期のジャンプの発行部数の減少は顕著だったが、マガジンとの発行部数逆転は発行部数の数値が公称数から印刷証明付部数に切り替わった影響も強い。その後、『[[ONE PIECE|週刊少年マガジン]]に発行部数で逆転されたほど<ref]]』などの看板作品の登場により再び少年誌のトップに返り咲いている。</ref>。

後年、編集者として鳥山氏のデビューの頃から仕事を共にしてきた鳥嶋和彦氏はインタビューでドラゴンボールを巡るプロデュース方針が最善のものではなかった旨を語っている。

~大ヒットするDBのプロデュースとコントロールの難しさについて
ケンドーコバヤシ「どんどん『ドラゴンボール』すごくなっていったじゃないですか。国民的アニメ、国民的マンガになっていって。
         それをちょっと離れたところから見て、何か感じることはありました?」
鳥嶋「うーん・・・・・・どこでやめればいいのかなー(ということ)・・・・・・」
ケンドーコバヤシ「フィナーレのやり方が難しい、と。どのへんがベストだよなー、みたいな考えはあったんですか?」
鳥嶋「やっぱりフリーザ編で締めておくべきだったでしょうね」

~DB連載後期の頃は鳥嶋氏は集英社内の人事で鳥山氏とは離れた業務に就いていた状況、DB以降の傾向を振り返り
鳥嶋:「一番苦しい時期に助けてあげられなかった」
   「これは、“たられば”で言うんだけど、フリーザ編でやめてたら3つめのヒット作が書けたんじゃないかな」
   「あるところから“書かせてはいけないところ”があるんですね。作家さんには。
   (鳥山明は“書かせてはいけない”ラインを超えて)真っ白になっちゃったんですね」

『漫道コバヤシ ドラゴンボールZ 復活の「F」公開記念スペシャル』番組内インタビューより(フジテレビ系にて2015年5月9日放映)

===アニメ版===
『ドラゴンボール』『ドラゴンボールZ』『ドラゴンボールGT』と『ドラゴンボール改』の4作品が放映された。製作は東映動画。<br />
基本的には原作をそのまま踏襲しているが、一部オリジナル設定もあり、長期作品らしくアニメからの逆輸入設定も数多く見られた。<br />


『ドラゴンボール』『ドラゴンボールZ』『ドラゴンボールGT』は、フジテレビ系列で毎週水曜午後7時から放映され、水曜夜の定番として11年に渡り平均視聴率は20%超を維持し続けた。

『ドラゴンボール改』は『ドラゴンボールZ』の再編集版ではあるが、原作者の鳥山明自らが監修に携わり、音楽は新規の物に差し替えられ、アフレコは新規に行われ、Zの放送当時、放送内容が原作に追いつかないようにする為の措置として、挿入された回想シーンやオリジナルエピソードをストーリーが破綻しない程度に大幅に省略。また、GTの終了後、引退または逝去された声優もいる為、一部キャスティングが変更がされた等の違いがある。

2013年、鳥山明みずから原案・脚本を手掛けた新作映画『ドラゴンボールZ 神と神』が公開。興行収入30億円に迫るヒットとなり、2015年には『ドラゴンボールZ 復活の「F」』が公開。こちらも前作を上回るヒット作となった。<br />
この両作を再構成+新エピソード追加予定で製作された『ドラゴンボール&ruby(スーパー){超};』が2015年7月から放映されたが、こちらは視聴率が低迷している。

====メインキャスト====
{| class="wikitable"
|-
|~'''キャラクター'''
|~キャスト
|-
|孫悟空<br />孫悟飯<br />孫悟天
|野沢雅子
|-
|[[クリリン]]<br />ヤジロベー
|田中真弓
|-
|ベジータ
|堀川亮
|-
|ピッコロ
|古川登志夫
|-
|[[ヤムチャ]]
|古谷徹
|-
|天津飯
|鈴置洋孝<br />緑川光(改)<ref>代役として山寺宏一、ゲーム版で真殿光昭が演じている</ref>
|-
|トランクス
|草尾毅
|-
|ブルマ<br />ブラ
|鶴ひろみ
|-
|チチ
|荘真由美<br />渡辺菜生子
|-
|人造人間18号
|伊藤美紀
|-
|亀仙人
|宮内幸平(無印、Z)<br />増岡弘(GT)<br />佐藤正治(改)<ref>代役として八奈見乗児、劇場版最終作で愛川欽也が演じている。</ref>
|-
|ウミガメ
|郷里大輔<br />藤本たかひろ(改)
|-
|占いババ
|滝口順平(無印、Z初期)<br />田中真弓(Z中期以降、改)
|-
|ミスター・サタン
|郷里大輔<br />石塚運昇(改)
|-
|ビーデル<br />パン
|皆口裕子
|-
|ウーロン
|龍田直樹
|-
|プーアル
|渡辺菜生子
|-
|餃子
|江森浩子
|-
|牛魔王
|郷里大輔<br />大友龍三郎(改<ref>郷里が死去したため、途中から引き継いだ。</ref>)
|-
|カリン
|永井一郎<br />龍田直樹(Z終盤)
|-
|神様
|青野武<br />島田敏(改<ref>青野が体調悪化により降板したため、途中から引き継いだ。その後、青野は2012年4月に死去している。</ref>)
|-
|ミスター・ポポ
|西尾徳<br />川津泰彦(改)
|-
|デンデ
|鈴木富子(少年)<br />結城比呂<ref>現・結城比呂。</ref>(青年)<br />[[平野綾]](改)
|-
|神龍
|内海賢二<br />郷里大輔(GT)<ref>佐藤正治、青森伸、玄田哲章、大友龍三郎らが代役で演じている。</ref>
|-
|ピラフ
|千葉繁
|-
|鶴仙人
|永井一郎
|-
|桃白白
|大塚周夫
|-
|ピッコロ大魔王
|青野武
|-
|ラディッツ
|千葉繁
|-
|ナッパ
|飯塚昭三(Z)<br />梁田清之(GT)<br />稲田徹(改)
|-
|フリーザ
|中尾隆聖
|-
|ザーボン
|速水奨<br />三浦祥朗(改)
|-
|ドドリア
|堀之紀<br />長嶝高士(改)
|-
|人造人間16号
|緑川光
|-
|人造人間17号
|中原茂
|-
|人造人間19号
|堀之紀<br />稲田徹(GT)
|-
|ドクター・ゲロ
|矢田耕司
|-
|セル
|[[若本規夫]]
|-
|魔人ブウ
|塩屋浩三
|-
|ウーブ
|浦和めぐみ(Z)<br />私市淳(GT)
|-
|東の界王神
|三ツ矢雄二(Z)<br />太田真一郎(GT)
|-
|ナレーター<br />北の界王<br />バビディ
|八奈見乗児
|}


久米田作品出演声優の出演は以下の通り。
;[[さよなら絶望先生キャスト|絶望声優]]
:
*[[神谷浩史]]([[糸色望]]役)がポペル、ロンゲ役(GT)
*[[岸尾だいすけ]](ネガティ部員C役)がジース役(改)
;[[かってに改蔵キャスト|改蔵声優]]
:
*[[山口勝平]](とうりゃんせA役ほか)が悟空役(EVOLUTION、ハリウッド版吹き替え)
;[[じょしらくキャスト|じょしらく声優]]
:
*[[藤原啓治]]([[鳩山由紀夫|銀河連邦太陽系知事]]役)がメンメン役(劇場版第14作)
*[[会一太郎]](ジャーマネ役)がナメック星人役(改)
*[[斉藤貴美子]](婦人役)が宇宙船のコンピューター役(改)、元気な女役(ゲーム「DS」)
===[[久米田康治]]との関連===
====[[久米田康治]]との関係====
しばしばネタなどに散見される。[[クリリン]]や[[ヤムチャ]]がネタにされることが多い。
====『[[さよなら絶望先生]]』 作品中にて====
本作でもしばしば背景ネタなどに活用され、「サイヤ人の強さに対して地球人最強のクリリンは日陰者」([[14話『私は宿命的に日陰者である』]])、「クリリンはヤムチャを笑う」([[40話『人生は1段のひな壇にも若かない』]])、「恋に落ちたベジータはデトックスされた」([[42話『シミと毒出し』]])、「サイヤ人が来たからピッコロと雪どけ」([[43話『雪よ さらば』]])、「母なのにチチ」([[54話『百万回言われた猫』]])、「スカウター」ネタ([[57話『ゼロの特典』]]、[[86話『眼鏡子の家』]]と[[102話『ジキル博士とシード氏』]])、「神龍にパンツをリクエスト」([[63話『蟹優先』]] )、「地球のみんなの元気玉!」([[64話『ツルムの小心』]])、「界王様の修行」([[73話『七五三四郎』]])、「天下一武道会」([[123話『ガマンネスク』]])、「ヤムチャは戦力の対象外」([[133話『対象街の殺人』]])、「三星球」([[185話『ネジまき鳥クロニクル』]])、「スーパーマーケット『スーパーさいや』」([[186話『貧しき人々の胸』]] )、「仙豆」 ([[210話『豆まきごんのしん』]])などが登場した。<br />
また、[[黒歴史]]好きの[[久米田康治|久米田先生]]らしく、大失敗に終わった実写ハリウッド版ドラゴンボールネタが何度か取り上げられている([[159話『学者アゲアシトリの見た着物』]]、[[179話『われらライナス』]]と[[225話『清兵衛が瓢箪で瓢箪が清兵衛』]])。キャラとして孫悟空([[122話『断崖の比較』]])やベジータ([[70話『原型の盾』]])が描かれたことも。
====アニメ版『さよなら絶望先生』 作品中にて====

====Webラジオ『[[さよなら絶望放送]]』 番組内にて====
====[[さよなら絶望先生]]・絶望声優関係====
====『[[かってに改蔵]]』 作品中にて====

====『[[行け!!南国アイスホッケー部]]』 作品中にて====
「月斗の拳」で、天下一武道会をパロディした「変態一武道会」が浜津学園で開催された。

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