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2,854 バイト追加 、 2021年3月5日 (金) 09:24
ページの作成:「<!-- &tag(さよなら絶望先生,糸色家,糸色大,糸色望,モノ,架空,木目糸,モクメイト);<br /> --> ==モクメイト== 木目糸。<br /> 糸…」
<!-- &tag(さよなら絶望先生,糸色家,糸色大,糸色望,モノ,架空,木目糸,モクメイト);<br /> -->

==モクメイト==

木目糸。<br />
[[糸色望]]の実家・[[糸色家]]のかつての家業が、[[モクメイト]]を販売する「木目糸売(もくめいとうり)」であったという設定。<br />
絶望式に読むと「相続」であることから、相続ネタとして登場した([[67話『誰がために金はある』|67話]])。


===概要===
木の皮を一枚一枚剥いで生産される繊維。<br />
工場では生産工程を見守る人がいる([[ドモホルンリンクル]]のパロディ)。

====歴史====
[[糸色家]]が明治時代に「糸色家製糸工場」で主力商品として生産していたもの。江戸時代には周辺一帯の町を領地に持つ上級武家であった[[糸色家]]が、明治時代以降に旧財閥として経済的台頭を成し得る原資となった。<br />


実際に、山が多く稲作には不向きな土地が多かった長野県(作中では「[[信州県]]」)では明治時代以降は近代工業化を取り入れ、富国強兵の殖産興業推進政策のもと養蚕と製糸が主要産業となっていた。絹糸は、戦前の日本の主要工業輸出品として外貨の獲得に貢献したが、総生産のおよそ三分の一は長野産であった。<br />
そのような経緯から当時の長野県には多くの工業資産家がおり、本作の[[糸色家]]もこうした歴史的背景をモデルにしている。<br />


戦後には、ナイロンなど合成繊維が開発されたことから絹糸の価格が暴落、養蚕・製糸業は衰退してしまう。このため長野県では主力産業が精密機械工業へと転換していった。<br />


このため、本作品でも[[モクメイト]]は時代遅れの過去の遺物として扱われている。

====用途====
用途は「栞・メモ用紙・避難用ロープ(繋げて)・滑り止め・紙縒り(こより)・おしゃぶり」([[67話『誰がために金はある』|67話]]単行本時追加ページ)。

====[[糸色望]]が相続====
当主・[[糸色大]]の悪戯により、資産の一部として四男の[[糸色望|望]]に相続させ、[[糸色望|望]]を大いに困惑させる。なお、他の兄弟は先んじて早々に相続拒否してしまった。以降、宿直室の押入れなどに登場している。<br />
*[[71話『義務と兵隊』]]
*[[69話『バラバラの名前』]]
*[[81話『鎌倉妙本寺解雇』]]
*[[122話『断崖の比較』]]
*[[132話『黄砂の女』]]
*[[142話『恥と卵』]]
*[[195話『個性肝要記』]]
*[[215話『身代わりひな人形のラブソング』]]
*[[292話『入れ替えばや物語』]]

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