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<!-- &tag(人物,グループ・ユニット,モーニング娘。);<br /> -->

==モーニング娘。(もーにんぐむすめ。)==

日本の女性アイドルグループ。<br />
[[Berryz工房]]、[[℃-ute]]などとおなじく、シャ乱Qの'''つんく♂'''がプロデューサーをつとめる「ハロー!プロジェクト」の中核グループである。<br />


現在活動しているのは道重さゆみ(6期メンバー)、鈴木香音、生田衣梨奈、鞘師里保、譜久村聖(以上9期メンバー)、飯窪春菜、石田亜佑美、佐藤優樹、工藤遥(以上10期メンバー)、小田さくら(11期メンバー)、の10名で、リーダーは道重さゆみ(8代目)が務めている。<br />

===概要===
====誕生====
1997年9月に[[テレビ東京]]のオーディション番組『ASAYAN』にて開催された「シャ乱Q女性ロックヴォーカリストオーディション」<ref>なお、合格者・平家みちよは単独デビューするが売れ行きは芳しくなく、2002年11月7日にハロー!プロジェクトを”卒業”し、後に「みちよ」という芸名で再デビューしている。</ref>の落選者の中から、落選させるには惜しいとされた候補者(中澤裕子・石黒彩・飯田圭織・安倍なつみ・福田明日香の5名)を選抜し、課題曲を5日間で5万枚完売すればメジャーデビュー出来ると言う条件の下でユニットを結成させた。結果として、上記条件を満たしたためレコードデビューが決定した。<br />
ユニット名は同番組内で正式に発表された際、ステージ上の画面で「ユニット名はモーニング娘。」と文章の形で発表されたが、「。」の取り扱いについて番組司会者のナインティナイン・矢部浩之が「。は必要」と公言したことで、以後、読点を含めた『モーニング娘。』が正式ユニット名となる。なお、ネーミングは「モーニングセットのようにお得感があり楽しめるユニット」という意味であったという。<br />

====新加入と卒業・脱退====
[[モーニング娘。]]は結成以降、メンバーの加入・卒業/脱退などを繰り返し、これまでにOGを含めて34名のメンバーが所属している。これについて公式には「モーニング娘。は、加入と脱退(卒業)を繰り返しながら進化していくグループである。」と表明されているが、このメンバーの出入りの激しさは当初から予定されていたものではなかったようだ。デビュー後に予想以上に人気が出てしまったため、急遽1998年5月に保田圭・矢口真里・市井紗耶香を加入させ拡大路線に成功しているが、翌1999年に結成当時のメンバーである福田明日香が「学業に専念するため」として脱退することとなってしまう(⇒[//www.narinari.com/Nd/2006106613.html ★>http])。しかし偶然にもこの脱退騒動がかえって話題作りとなり興行的成功をもたらしたため、以降は戦略的に加入と脱退を繰り返す方針に転換したようだ。結果として、幾度か募集された新メンバーオーディションには加入希望の少女が殺到、女子小学生の将来の希望職種にも「モーニング娘。」がノミネートされるほど熱狂的な社会現象となるなど、一時期はグループの人気獲得において大きな要素となった。<br />

====栄枯盛衰====
以後、90年代後半~00年代前半まで人気アイドルグループとして活躍していたが、00年代後半になってから元メンバーの[[加護亜依]]の喫煙や後藤真希の親族である後藤祐希(元[[[[モーニング娘。|EE JUMP]])が窃盗の罪で逮捕されるなどのスキャンダルでグループのイメージがダウンし、また度重なるメンバーの入れ替え作戦も、いわゆる「'''ラブマの法則'''」<ref]]の9枚目のシングル『LOVEマシーン』のジャケットの並び順でメンバーを卒業させていったマーケティング戦略のこと。ジャケット写真の右上から石黒彩→市井紗耶香→中澤裕子→後藤真希→保田圭→安倍なつみ→飯田圭織→矢口真里という順番で並んでおり、当初は偶然だったようだが、途中からは意図的に在籍メンバーをこの法則に則って卒業させることで、話題づくりとしていた。しかし最後のほうには飽きられてしまっていた。</ref>のように一時的な話題づくりにはなるものの”人気メンバーの卒業”がそのままファン層の”モーニング娘。ファンから卒業”となってしまい、グループとしての人気獲得には繋がらずむしろ人気が低落してしまう。<br />
また、最盛期は上述のように小中学生からの人気も高かったが、ライブにいわゆるオタクが増えたことにより、小中学生のファンやその親がライブに行き辛くなり結果としてそれらの層が離れていってしまうことになる。<br />
イメージを回復させるためにプロデューサーのつんく♂はグループの方針を平成生まれの子供向けに変更するも、そのようなテコ入れでかつての栄光を取り戻せるわけがなく、結果、今まで築き上げてきた人気は凋落。人気アイドルグループとしての地位も世代交代により、[[AKB48]]に取られてしまい、2000年代後半には衰退の一途をたどっていた。最盛期のメンバーの中には、その後も芸能界で活躍している者が数多くいる。

====復活?====
長らく人気低迷により日陰のアイドルグループとなっていたが、2011年以降に積極的なメンバーの入れ替えを実施。2011年以降に加入した9期~11期生のフレッシュな若手9人を在籍10年目を超えるリーダーの道重が取りまとめる形の「新生モーニング娘。」となった。以降、個性的なキャラクターとエレクトリックダンスミュージック路線の楽曲とキレのよいフォーメーションダンスとのハイレベルな融合により徐々に新規ファンを増やしている。2013年は1月発売のシングル曲「Help me!!」が3年8か月ぶりにオリコン週間ランキングで首位を獲得。4月と8月に出したシングル曲も立て続けに首位に輝き、8月には6年ぶりにテレビ朝日系「ミュージックステーション」出演も果たした。<br />

====メンバーリストと入れ替えの記録。====
*1997年9月14日結成 :【1期】中澤裕子、石黒彩、飯田圭織、安倍なつみ、福田明日香(5人)
*1998年5月3日:【2期】保田圭、矢口真里、市井紗耶香が加入(5+3=8人)
*1999年4月18日:福田明日香が脱退(8-1=7人)
*1999年8月22日:【3期】後藤真希が加入(7+1=8人)
*2000年1月7日:石黒彩が脱退(8-1=7人)
*2000年4月16日:【4期】石川梨華、吉澤ひとみ、辻希美、加護亜依が加入(7+4=11人)
*2000年5月21日:市井紗耶香が脱退(11-1=10人)
*2001年4月15日:中澤裕子が卒業(10-1=9人)
*2001年8月26日:【5期】高橋愛、紺野あさ美、小川麻琴、新垣里沙が加入(9+4=13人)
*2002年9月23日:後藤真希が卒業(3期メンバー消滅)(13-1=12人)
*2003年1月19日:【6期】藤本美貴、亀井絵里、道重さゆみ、田中れいなが加入(12+4=16人)
*2003年5月5日:保田圭が卒業(16-1=15人)
*2004年1月25日:安倍なつみが卒業(15-1=14人)
*2004年8月1日:辻希美、加護亜依が卒業(14-2=12人)
*2005年1月30日:飯田圭織が卒業(結成時メンバー消滅、12-1=11人)
*2005年4月14日:矢口真里が脱退(2期メンバーならびに「LOVEマシーン」参加メンバー消滅、11-1=10人)
*2005年5月1日:【7期】久住小春が加入 (10+1=11人)
*2005年5月7日:石川梨華が卒業(11-1=10人)
*2006年7月23日:紺野あさ美が卒業(10-1=9人)
*2006年8月27日:小川麻琴が卒業(9-1=8人)
*2006年12月10日:【8期】光井愛佳が加入(8+1=9人)
*2007年3月15日:【8期】リンリンとジュンジュンが加入(9+2=11人)
*2007年5月6日:吉澤ひとみが卒業(4期メンバー消滅、11-1=10人)
*2007年6月1日:藤本美貴が卒業を宣言(10-1=9人)
*2009年12月6日:久住小春が卒業(7期メンバー消滅、9-1=8人)
*2010年12月12日:亀井絵里、ジュンジュン、リンリンが卒業(8-3=5人)
*2011年1月2日:【9期】鈴木香音、生田衣梨奈、鞘師里保、譜久村聖が加入(5+4=9人)
*2011年9月29日:【10期】飯窪春菜、石田亜佑美、佐藤優樹、工藤遥が加入(9+4=13人)
*2011年9月30日:高橋愛が卒業(13-1=12人)
*2012年5月18日:新垣里沙、光井愛佳が卒業(5期・8期メンバー消滅、12-2=10人)
*2012年9月14日:【11期】小田さくらが加入(10+1=11人)
*2013年5月21日:田中れいなが卒業(11-1=10人)

===[[久米田康治]]との関連===
90年代末-00年代初頭を代表する人気アイドルグループであり、久米田作品でも「[[かってに改蔵]]」や「[[さよなら絶望先生]]」など随所に登場している。<br />


なお、[[久米田康治|久米田先生]]は、吉澤ひとみファンだったのだろうか?時折作品中に名前が登場しているほか、[[さよなら絶望先生第八集|原作第八集]]収録の[[絶望文学集]]「24のhitomi」においても吉澤ひとみの卒業を残念がっている。

====かってに改蔵 作品中にて====
[[かってに改蔵]]連載時には、モーニング娘。は絶頂期であったことから、[[第134話『信じる者は救われる!?』]]など何度か取り上げられていた。<br />
[[第184話『地丹を愛する人と愛せない人』]]では辻ちゃん派と加護ちゃん派との争いについて描写されている。また、[[第188話『ソ〜は黒い空〜♪』]]では、JTから発売されていたお茶「飲茶楼」の販促用付録であった「モーニング娘。フィギュア」を取り上げれている。[[第214話『電波にのせて♪』]]はヘビーローテーションネタであったが、このときはなぜか作品中では吉澤ひとみネタが連発されていた。

====さよなら絶望先生 作品中にて====
2005年以降の[[さよなら絶望先生]]連載時になると、[[モーニング娘。]]の人気は低落していくこととなる。それに呼応するかのようにネタとしての取り上げられ方もややブラックなものになっており、作品開始早々から、矢口真里と俳優・小栗旬との交際が発覚したことについて「オグリキャップに矢口騎手騎乗!」とシモネタすれすれの際どいネタ([[4話『僕の前に人はいない 僕の後ろに君はいる』|4話]])が登場、その後作品初期(~100話)ではたびたびネタとして登場し、[[10話『当組は問題の多い教室ですからどうかそこはご承知ください』|10話]] では後藤真希の豊胸手術疑惑、[[11話『今月今夜のこの月が僕の涙で曇りますように』|11話]]では安倍なつみの盗作事件が登場している。以降も後藤真希の精神的不安定さ([[20話『あんまり不安定だからわたし空を探しに行ってきましたのよ』|20話]])、元メンバー保田圭の不遇ぶり([[35話『私はその人を常に残りものと呼んでいた』|35話]])、安倍なつみが[[押尾学]]の自宅に泊まったことへの苦しい言い訳([[38話『惜しみなくチョコは返す』|38話]])、[[加護亜依]]の未成年喫煙事件([[46話『ベタ・セクシャリス』|46話]]、2度目の喫煙発覚による解雇は[[77話『亀の詐欺にて』|77話]]、[[89話『『充電ですの。』とヤダちゃんが小声で言った。』|89話]])などが、それぞれネタとして取り上げられている。<br />
ただし、当時新加入のメンバーとなった亀井絵里([[22話『恥ずかしい本ばかり読んできました』|22話]])、道重さゆみ([[25話『吾輩は天下りである 仕事はまだない』|25話]])、紺野あさ美([[27話『富士に月見草は間違っている』|27話]])、田中れいな・藤本美貴・亀井絵里・道重さゆみ・久住小春([[49話『暗夜号路』|49話]])、紺野あさ美と小川麻琴([[55話『なんたる迷惑であることか!』|55話]])、久住小春([[71話『義務と兵隊』|71話]]P9「一番の注目株は小春ちゃんです」)、吉澤ひとみ([[さよなら絶望先生第八集|原作第八集]]収録の[[絶望文学集]]「24のhitomi」において、吉澤の卒業に言及している)らが好意的に取り上げられたほか、背景ネタに新曲のフレーズが織り込まれるなど、決して非難一辺倒ではないようだ。<br />


作品中期の2007年(101話以降)頃となると、[[加護亜依]]の喫煙事件による芸能界追放、辻希美の妊娠による[[杉浦太陽]]の結婚、藤本美貴が庄司智春とのデートを報じられ脱退などなどが重なり、[[モーニング娘。]]の人気凋落は決定的となり、[[100話『路傍の絵師』|100話]]の七夕短冊ネタでは、「何もおこりませんように つんく♂」とネタにされた。 以降は背景ネタを含め取り上げられること自体も激減しており、わずかに「ハロー!プロジェクト」のうち安倍なつみ・矢口真里・吉澤ひとみら元モーニング娘。メンバーを含む計22人が”卒業”させられたことが[[159話『学者アゲアシトリの見た着物』|159話]]にて取り上げられた程度である。

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