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==<span style="color: dodgerblue; background: ;" >69話 『バラバラの名前』(ばらばらのなまえ)</span>==
イタリアの哲学者で作家でもあるウンベルト・エーコの歴史ミステリー小説『'''薔薇の名前'''』から。<br />
同作は1986年にジャン=ジャック・アノー監督が映画化。<br />
清水義範の著作に『バラバラの名前』という短編集があるが、内容的類似は特にない。
====作品情報====
2006年10月18日発売、週刊少年マガジン46号に掲載。
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==<span style="color: blue; background: ;" >P120(単行本時追加ページ)</span>==
===扉絵===
木に寄りかかり、『ズンドコ町内君』([[藤吉晴美]]の作品)を読む[[久藤准]]
全体的な絵柄は花札の「芒に月」
====背景====
木には切れたロープ([[糸色望]])、しっぽ([[小節あびる]])、画像ディスク([[ことのん]])が吊されている。<br />
幹にS81.10.18 ナミ([[日塔奈美]]) ごめんなさい 愛([[加賀愛]]) の落書き<br />
木目糸栽培中の張り紙([[風浦可符香]])<br />
→先生に木目糸売りをさせたい可符香と、木目糸を買わされるのを避けたい奈美や愛ちゃんの妨害工作?<br />
その横にパンチラ([[木村カエレ]])<br />
月の模様([[木津千里]]の髪型)<br />
降っている葉の中に電波状況を示すマーク([[音無芽留]])<br />
棒犬([[三珠真夜]])、こけし([[小森霧]])<br />
キノコを採ろうとしている手([[マ太郎]])<br />
まといのネームタグがついたはさみ([[常月まとい]])<br />

====皇帝ペンギン====
木の中央辺り、枝の切られたところにいます。

====外枠====
四隅に銀杏の葉

==<span style="color: blue; background: ;" >P121</span>==
===<span style="color: green; background: ;" >1コマ目</span>===
====張り紙「集え同志 きら* 革命 単独集会 M@ST* つんく」====
少女漫画(アニメ)『'''きらりん☆レボリューション'''』より。
[[モーニング娘。]]の久住小春が主人公の声優をしている<br />
さらに、ゲームの「'''アイドルマスター'''」とリアル「'''アイドルマスター'''」のつんくをかけている。

====昭和81年度====
当作品内では年号が昭和のまま。
昭和81年は平成18年。

====ポスター 『欝くし』====
[[安倍晋三]]の著書『[[美しい国へ]]』から。これも定番フレーズに

===<span style="color: green; background: ;" >5コマ目</span>===
====「[[壱経新聞]]」====
産経新聞のパロディ(産→三→参→壱)

====新聞「まさおくん引退」====
テレビ東京の番組『ペット大集合!ポチたま』で全国を旅していた
ラブラドール・レトリーバーの'''まさおくん'''が10月で引退した事

====新聞「日公 佐々* 冬こ*」====
『日ハム 佐々木 冬こみ』
元・日本ハムファイターズの佐々木貴賀投手(プロ顔負けのヴェルダンディーの絵を描く事で有名)のこと。<br />
いつか[[コミケ]]に現れる日は来るのでしょうか。

====新聞「シロノワール! 食べたい食べたい食べたい……」====
名古屋の喫茶店チェーン・コメダ珈琲店の名物「'''シロノワール'''」。<br />
甘いデニュッシュパンの上に冷たいソフトクリームが盛られたものでメイプルシロップをかけていただきます。

==<span style="color: blue; background: ;" >P122</span>==
===<span style="color: green; background: ;" >1コマ目</span>===
====新聞「国民的美* 今後あらゆる分野で活躍が期待される。果たして丹丹たんとよんでいいのだろうか」====
2006年の第11回全日本国民的美少女コンテストでグランプリを受賞した'''林丹丹'''のこと。
大阪府出身で母は中国人。

====新聞「田中田フチオ 大誤報 B.パパの本名説 バカボンパパ本名否定」====
[[赤塚不二夫]]公認サイト『[http://www.koredeiinoda.net/index.html これでいいのだ!!]』の質問コーナーにあったやり取り。
Q.パパの本名が田中田フチオって聞きましたけど、それは本当ですか?
A.口からすべった冗談で、ホントのウソの真実なのだ。
 ヤボなことを聞くのはやめるのだ。
ちなみに目玉のお巡りさんの本名は「白塚フチオ」である(綱刈本官と名乗っている場合もあり)。

====新聞「愛国戦隊政権発足」====
庵野秀明らがアマチュア時代に製作した、戦隊もの映画『愛國戦隊大日本』だろうか?<br />
内容は、ソ連崩壊前の時代背景を反映して、共産思想を徹底的に皮肉っている。<br />
また、[[安倍晋三|安部内閣]]が首相補佐官を多数起用し、タカ派議員が多数参画しているからか?

====新聞「丈夫なタイヤありマス」====
米ファイアーストーン/フォード・エクスプローラーリコール事件か、<br />
先の『愛国戦隊~』の流れで庵野秀明が学生時代に自主制作したアニメ『じょうぶなタイヤ』と思われる。

====[[糸色望]]の全身絵 「YAT ダイス 宇宙」「YATで安心 ダイスK氏」====
NHK教育で放映されたアニメ「YAT安心!宇宙旅行」。<br />
未来の零細宇宙旅行社を舞台にしたドタバタコメディ。<br />
良質アニメとして名前を挙げられる事も多いが、ポケモン同様、フラッシュによる癲癇発作問題が起きた事でも有名。<br />
ダイスK氏とは、元[[ライブドア]]役員の榎本大輔氏の事。<br />
ロシアのソユーズ宇宙船に搭乗し、宇宙旅行を行う予定であったが、メディカルチェックにより、搭乗不可能となった。

==<span style="color: blue; background: ;" >P123</span>==
===<span style="color: green; background: ;" >2コマ目</span>===
====美しい国へ====
[[安倍晋三]]が[[小泉純一郎|小泉政権]]の官房長官就任時に、文藝春秋から新書として発売。
安倍人気と共にベストセラーとなる。<br />
「鬱くしい国へ」「うつ苦しい国へ」など本書への揶揄は度々あるが、このコマほどはっきりと論評したのは初めて。

===<span style="color: green; background: ;" >3コマ目</span>===
====下流社会====
100万部を超えるベストセラー新書となった三浦展の著書。<br />
下流層自体の考察や危惧より、社会階層の固定化傾向に対する指摘の側面が強いです。

===<span style="color: green; background: ;" >5コマ目</span>===
====本棚「*技林」====
攻略本『大技林』

====本棚「糸色寄贈」====
[[糸色望]]の寄贈した本か?<br />
本棚には彼の同人誌『石ころ』の姿が。

====南国アイス====
[[久米田康治|久米田先生]]のデビュー作『[[行け!!南国アイスホッケー部]]』。<br />
中期以降は、一切アイスホッケーをしなくなった。

===<span style="color: green; background: ;" >6コマ目</span>===
====本棚「建築」「姉ハ」====
[[姉歯秀次]]元建築士のこと。

====本棚「サンデー」「マガジン」====
[[週刊少年サンデー]]と[[週刊少年マガジン]]のバックナンバーが置いてあるのでしょうか。

====糸色望「まず世界の中心がどこかって話じゃないですか」<br />本「世界の中心で愛をば叫ぶ」====
[[片山恭一]]の小説『[[世界の中心で、愛をさけぶ]]』から。<br />
タイトルの問題については該当項目をご参照下さい。

==<span style="color: blue; background: ;" >P124</span>==
===<span style="color: green; background: ;" >4コマ目</span>===
====本棚「*なギャングが地球を回*」====
映画化もされた伊坂幸太郎のクライムサスペンス小説『'''陽気なギャングが地球を回す'''』。<br />
ギャングとは言いますが犯人グループは4人、地球を回すほどの大規模事件ではありません。

====本棚「どこに消えた」====
スペンサー・ジョンソンの寓話『'''チーズはどこに消えた?'''』。<br />
柔軟な思考を育てる啓蒙書としてビジネス書分野でヒット。<br />
あくまで思考シミュレーション的な内容なので、チーズの行方に趣旨があるわけではありません。

====本棚「赤と黒」====
スタンダールの小説『'''赤と黒'''』。<br />
題名の由来は、ナポレオン1世失脚後の王政復古で揺れる1830年代のフランスで、主人公のジュリアンが出世の職業として選んだ軍人(=赤)と聖職者(=黒)の服の色説や、ルーレットの回転盤の色と解して出世に賭けようとするジュリアンの人生をギャンブルに例えたという説もあるが、作者は題名の由来について何も説明をしていないので真相は謎です。

====本棚「愛と幻想のファシズ*」====
村上龍の『'''愛と幻想のファシズム'''』。<br />
国粋主義思想による強権的統制を標榜する政治結社が苛烈な謀略と闘争を繰り広げる物語。<br />
一般的な意味での愛や幻想を作中から読み取るのは難しいかもしれません。

====本棚「*と罰」====
ドストエフスキーの『'''罪と罰'''』。<br />
「優れた者が非利己的になす悪事は免責されるべき」との思想で人を殺してしまった貧しい元学生が、様々な人々との関わりの中で迷走する‥‥という点ではタイトル通りだが、主人公の罪悪に関する観念はかなり一般的なものとは乖離しており、そうした点では題名を単純に捉えると戸惑うかも知れません。

====本棚「マーフィーの法*」====
「失敗する可能性のあるものは、失敗する」など、ネガティブな観点で物事の失敗例、事態悪化ケースを集約した『'''マーフィーの法則'''』から。<br />
とはいえ、あくまで個別の経験的要素を中心にしているので、「法則」と定義出来る程には体系立っているわけではありません。

====本棚「冷静と情熱の*」====
『'''冷静と情熱のあいだ'''』。<br />
恋愛ものだけに、最終的には冷静よりも情熱が勝る展開になる。
辻仁成の『冷静と情熱のあいだ―Blu』か、江國香織の『冷静と情熱のあいだ―Rosso』かは不明(両者の違いは男性視点か女性視点か)。

====本棚「東海道中膝栗毛」====
十返舎一九の滑稽本『'''東海道中膝栗毛'''』。膝栗毛とは、膝(=自分の足)を栗毛の馬に見立てた言い回し。<br />

===<span style="color: green; background: ;" >6コマ目</span>===
====糸色望「[[涼風]]みたいに!」====
[[週刊少年マガジン]]に連載していた瀬尾公治の漫画『涼風』。「涼風の話以外の何物でもない…」って言われてますが涼風の留学中はずっと彼女抜きでも話が進んでたような…。

===<span style="color: green; background: ;" >9コマ目</span>===
====本棚「ハヤテ」====
[[畑健二郎]]の漫画『[[ハヤテのごとく!]]』。
ちなみにこの時、[[週刊少年サンデー]]で連載100回目でした。

===<span style="color: green; background: ;" >10コマ目</span>===
====まわりにある本====
字が読みづらいが、[[夏目漱石]]の『彼岸過迄』が近くにあるため『坊っちゃん』と『我輩は猫である』。

==<span style="color: blue; background: ;" >P125</span>==
===<span style="color: green; background: ;" >1コマ目</span>===
====部屋の貼り紙「もっくん」====
かつてTBSで放映されたドラマ『夏目家の食卓』で、モッくんこと本木雅弘が夏目漱石役を演じた。

===<span style="color: green; background: ;" >3コマ目</span>===
====本棚「デス ノート」====
漫画『[[DEATH NOTE]]』

====本棚「完全自殺マニュ*」====
鶴見済の『完全自殺マニュアル』

====本棚「カラテカ FC」====
ファミコンソフト『'''カラテカ'''』。<br />
敵と戦う際、まず礼をしないと超高難易度になる。移動形態(身構えてない状態)で敵の攻撃が当たると'''一撃で死ぬ'''。あるいは、スタート開始地点の後ろが崖になっており、戦闘形態(身構えた状態)で後ろに下がると、'''崖から落ちて死んでしまう'''等、かなりあっさり死んでしまうため、ここで使われていると思われる。<br />


ちなみに、オリジナル制作はあの『[[スペランカー]]』と同じブローダーバンド社である。

===<span style="color: green; background: ;" >5コマ目</span>===
====本棚「汚典 山壱」====
汚典=汚点とすると、不徳の歴史の書棚ということのようです。<br />
まずはバブル期に破産した山一證券のことと思われます。<br />
また、「山」「壱」つながりで元芸人の山本圭壱(後に本名の山本圭一に改名)ともかけていると思われる。無論、彼の「汚点」は少女淫行です。示談成立したようですが、芸能界復帰は無さそうです。最近はお店をやったり色々した結果、今はお寺にいるとかいう噂。

===<span style="color: green; background: ;" >7コマ目</span>===
====本棚「酒・車」====
多発する飲酒運転事故への風刺。<br />
飲酒運転は危ないので'''絶対にやめましょう'''。

==<span style="color: blue; background: ;" >P126</span>==
===<span style="color: green; background: ;" >1コマ目</span>===
====本棚「麻生」====
[[麻生太郎]]のこと。

====本棚「甘利」====
'''甘利明'''氏のこと。漫画好きらしい。
立川志加吾の漫画「風とマンダラ」内に登場して、漫画好きぶりが披露されていた事もある。

====擬音「ゴゴゴゴゴゴ」====
『[[ジョジョの奇妙な冒険]]』風?

===<span style="color: green; background: ;" >3コマ目</span>===
====本棚「薔薇」 「百合」====
それぞれ、ゲイ、レズの隠喩。

===<span style="color: green; background: ;" >5コマ目</span>===
====本「蹴りたき背中 錦矢りき」====
元ネタは[[綿矢りさ]]の『'''蹴りたい背中'''』。<br />
クラスの中で周囲に馴染めない高校生の初美は、同じく居場所がないクラスメイトの蜷川がアイドルファンであることを知り、彼に対し何となく興味を持ったことから、あくまでも悪意ではなく、興味の延長線上にある意思表示として攻撃行為に出る微妙な心理関係を描いた小説。<br />
仮タイトルは「ファンの不安」だったらしい。

===<span style="color: green; background: ;" >6コマ目</span>===
====久藤案「恥人の恋」====
谷崎潤一郎の小説『[http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%97%B4%E4%BA%BA%E3%81%AE%E6%84%9B 痴人の愛]』のさりげないパロディにもなっている。

===<span style="color: green; background: ;" >7コマ目</span>===
====木野案「気になるアイツはアイドルオタク」====
[[赤松健]]の漫画『[[魔法先生ネギま!]]』第110話『気になるアイツは、クウネル・サンダース』のパロディが含まれているかは定かではないが、表紙絵柄の頬が赤松作品っぽい。

====オリちゃ====
綿矢りさの『蹴りたい背中』から。
主人公の初美が恋する男子・蜷川が異常に愛しているモデル、オリちゃんのこと。

==<span style="color: blue; background: ;" >P127</span>==
===<span style="color: green; background: ;" >2~4コマ目</span>===
====本「矢楽園」====
渡辺淳一の小説『'''失楽園'''』から。<br />
後のコマで久藤准が『軽井沢不倫』とタイトルをつけたのは作中のクライマックスで主人公カップルが軽井沢に旅行するところからであり、高田美和主演の日活ロマンポルノ「軽井沢夫人」(嵯峨島昭の同名小説の映画化)に掛けてある。<br />
木野案が『ワイン♥Kiss』としたのはクライマックスで毒薬を混ぜたワインを主人公カップルが互いに口移しで飲んで心中するところから題を得ている。<br />
(一部ネタバレですみません)<br />
木野案の表紙は絵柄や構図が『美味しんぼ』っぽい。

===<span style="color: green; background: ;" >6コマ目</span>===
===糸色望「もう申し訳なくて原題が明かせません!」===
※あくまでも、久藤君と木野君の個人的文学観に基づいたタイトルです。<br />
  また、より内容を直截に示しているため、ある程度ネタバレになることをご容赦下さい。<br />

====(木野案)人間死滅/(久藤案)出口のない落ち====
2006年秋に映画化もされた横山秀夫の小説『出口のない海』と思われる。<br />
太平洋戦争末期、海軍の特攻兵器の訓練に明け暮れる兵士達の群像劇。<br />
木野案は各人が一様に死へ向かっていく…だけの描写力の弱さからと思われます。<br />
久藤案は最後のオチが特攻ではなく終わっちゃうところからと思われます。

====(木野案)ロ・離婚/(久藤案)ロリコン父さんの憂鬱====
阿部和重『グランド・フィナーレ』(芥川賞受賞作)<br />
妻子ある男が[[ロリコン]]趣味だったことがばれて離婚、失業したところで二人の少女と出会う。<br />
両案ともに大きな違いが出なかったのは、主人公が結末までロリコンのままで、性格的にさほど大きな変化をするわけでもなければ、展開的にも起伏が少ないからでしょうか。

====(木野案)福岡@占領/(久藤案)日朝戦争====
村上龍の『半島を出よ』<br />
2011年、北朝鮮政府に反乱した一部軍隊が福岡に上陸して臨時政府を設置。各国の思惑が錯綜し、混迷を極める状況下で少年テログループが暗躍する仮想ポリティカル小説。<br />
両案とも大きな違いが出なかったのは、1500ページを超える長編ながら内容が良くも悪くもストーリー優先で人物描写にあまり深みが出ていない印象からでしょうか。

====(木野案)エンコー日記/(久藤案)そんな時代‥‥====
[[Yoshi]]の小説『Deep Love アユの物語』から。<br />
木野案は内容をストレートに。<br />
久藤案は、終盤にやたらと連呼される「それが時代…」から。
====(木野案)さおだけ屋は二度帳簿をつける/(久藤案)設置代====
山田真哉『さおだけ屋はなぜ潰れないのか 身近な疑問からはじめる会計学』<br />
トラックで巡回販売するさおだけ屋の商売が成り立つ理由を会計的見地で解く。<br />
木野案はさおだけ屋が売るのは物干し竿の代金だけではなく、以後に竿の加工や設置、家宅のメンテナンス等の二次商売も行うから、といったからくりに映画『郵便配達は二度ベルを鳴らす』のパロディをかけてます。<br />
久藤案はこうした商売の尾ひれを木野案以上に簡潔で冷淡に要約しています。<br />
両案とも改題における着眼点が似ているのは、内容の大半がこうした商売の構造と金銭的センスの次元で語ったものであり、厳密な会計学的論証に及んでいるわけではない点からと思われます。<br />
蛇足ながら、さおだけ屋のこうした商売手法は消費者センターに苦情も寄せられています。

====(木野案)翔んだ♥ブシドー/(久藤案)新橋ガード下の上司の愚痴====
藤原正彦の『国家の品格』<br />
木野案は、「武士道」をグローバル化(市場経済原理)の世界の中で今後の日本がこれに対抗し、誇るべき指標とまで賛美している点からと思われる。<br />
久藤案は、国家を語るわりには現実的政治観や実証的論拠に乏しく、庶民的視点な理想論や不平談議(=中年層のメッカでもある新橋)に拘泥してしまっている点からと思われる(藤原氏の本業は数学者)。

===<span style="color: green; background: ;" >10コマ目</span>===
====本棚====
'''「美国」'''
[[安倍晋三]]の著書『[[美しい国へ]]』から。「美国」とはアメリカの中国語表記。親米的な内容に対する皮肉も込めてと思われる。どちらの案かは不明。<br />
'''「犬死」'''
先の6コマ目で木野君が『出口のない海』でつけたタイトルを更に直したものと思われる。<br />
'''中流の下'''
先のP3・3コマ目に出た三浦展の『下流社会』の改題と思われる。どちらの案かは不明。<br />
他に本棚下段右隅には『[[ぱふ]]』もある。

==<span style="color: blue; background: ;" >P128</span>==
===<span style="color: green; background: ;" >5コマ目</span>===
====本棚「全座連」====
[[小森霧]]と「[[全座連]]」を参照。いつの間にやら図書室にも。

===<span style="color: green; background: ;" >8コマ目</span>===
====ショップ「TATSUYA」「電話 326」====
レンタルビデオ等で有名な'''TSUTAYA'''のこと。山下達郎とも掛けてある?<br />
電話番号はイラストレーターの[[326]]より。

====貼紙「セル あなごさん」====
『ドラゴンボール』に登場する敵役'''セル'''と『サザエさん』に登場する'''アナゴさん'''を演じる声優が、共に[[若本規夫]]であり、若本氏のモノマネの定番でもある。

====貼紙「DSライト 品切レ」====
携帯ゲーム機器では売上トップの「ニンテンドーDS Lite」

====貼紙「実写 祥太」====
実写版映画『タッチ』(2005年)に出演した斉藤祥太と思われる。

===<span style="color: green; background: ;" >9コマ目</span>===
====店員====
帽子に「店」とあることから、島本和彦氏デザインのアニメイトのCMキャラ「アニメ店長」こと兄沢命斗ではないかと思われる。<br />
<!-- 島本氏の漫画「燃えよペン」「吼えろペン」の主人公「炎尾燃」か、同じくキャラデザインを担当した -->
<!-- 炎尾燃は漫画家で、ビデオショップの2階に仕事場を構えている。 -->
また、島本氏(北海道出身)も札幌にある「TSUTAYA」のオーナーでもある。

====イース====
日本ファルコム製のゲームソフト『イース』シリーズ。<br />
古代祐三氏の手がけたFM音源による『I』と『II』の曲については、
その後のゲームミュージックのあり方を変えた作品のひとつとして高く賞賛される。

====「おねえちゃんバラ」「おねえちゃんプルゥ」====
PS2ゲーム「お姉チャンバラ」「お姉チャンプルゥ」。<br />
美女がばっさばっさとゾンビを豪快に斬っていく剣戟アクションゲーム。大量の血が飛び交うため、現在ではCEROのレーティングでZ(18才以上のみ対象)になっている。<br />
最近ではちょっと入手しにくくなったらしい。

====「ガリさん」====

====貼紙「スウィートホーム ゲーム版入荷」====
カプコンがファミコンで出したホラーアドベンチャーゲーム。<br />
後の「バイオハザード」のスタッフも参加しており、マニアからは名作と名高い。<br />
ちなみにパーティーメンバー5人全員で生還するとバッドエンドになる。<br />
(ラスボス戦で一人死なないと真のEDが見れない)<br />
伊丹十三プロデュース、黒沢清監督による同名の映画が元となっているが、映画のほうはイマイチ。<br />
監督と伊丹プロ、東宝の間で権利問題の訴訟があったためか映画版はソフト化されておらず、ゲーム版もリメイクされる確率は0に等しい。<br />

====「逆境9」====
島本和彦の漫画『'''逆境ナイン'''』

====逆境9の横の絵。====
「アニメ か」の項にあり、卵のような帽子をかぶっていることから『'''カリメロ'''』

====その横の絵====
こちらもか行から始まる何かのアニメだと思われる。

====「バトルサンダー」====
島本和彦の漫画『'''バトルサンダー'''』

====「転校生」====
島本和彦の漫画『'''炎の転校生'''』

====「画ニメ」====
「画ニメーション」とは、漫画作品にある程度の動画的加工・再構成をしたもの。石ノ森章太郎が命名した。<br />
元が漫画であるので、アニメのように動くわけではありません。

====「GUN道」「ヤシガニ」====
モンキー・パンチ原作のガンアクション時代劇アニメ『'''MUSASHI GUN道'''』から。<br />
2006年4月に放送開始されたとは思えぬほどの作画品質の粗さからいきなり[[ヤシガニ]]アニメの注目を受け、その好奇から視聴率やソフト売上が思わず上がってしまったという作品。

==<span style="color: blue; background: ;" >P129</span>==
====[[糸色望]]「~『猟奇的な彼女』はせいぜい『暴力的な女』だし」====
韓国映画『'''猟奇的な彼女'''』から。<br />
猟奇的とはいいますが、殺人や拷問などにまでは及びません。<br />
『[[かってに改蔵]]』で[[名取羽美]]を描いてきた[[久米田康治|久米田先生]]にとっては物足りないことでしょう。

====DVD「初恋」====
宮崎あおいが主演の三億円事件を題材にした映画。<br />
初恋って言われるとかなり戸惑う昭和の時代描写が中心の映画。

====DVD「喜劇王」====
チャウ・シンチー主演映画『'''喜劇王'''』から。<br />
売れない役者志望の青年の悪戦苦闘に彩られた話はセンチメンタル感が強く、他のシンチー作品に比べると喜劇的要素はやや薄めです。

====DVD「バス男」====
アメリカのさえない高校生のさえない生活を描いた学園コメディー映画。<br />
原題は主人公の名前の『NAPOLEON DYNAMITE』ですが、リリースされた当時の日本では『電車男』がヒットした直後であったため、この題名がつきました。<br />
一応、主人公はバス通学ですがさほどオタクでもありません。

====DVD「DREAM CATC*」====
スティーブン・キング原作の映画『'''ドリーム・キャッチャー'''』のこと。<br />
4人の少年が風変わりな少年を助ける。その時、彼の持つ不思議な力を分け与えられ、以後その秘密を共有することで強い絆が結ばれる。<br />
20年後、大人になった4人にとってそのパワーは重荷となっていた。そんなある時、ジョンジーが交通事故で重症を負うが、奇跡的に一命を取りとめる。やがて4人は北方の森にある狩猟小屋で再会する。それは彼らにとって毎年恒例の楽しいイベントのはずだったが‥‥。内容的に詰め込みすぎな感。

====DVD「博士の異常な*」====
スタンリー・キューブリック監督の映画『'''博士の異常な愛情'''』から。<br />
狂気の科学者と、彼に翻弄される軍人や政治家らが世界を核戦争の恐怖に叩き落としてしまうブラック・コメディーであり、性愛に関する描写はありません。<br />
原題は『Dr. Strangelove or: How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb(ストレンジラヴ博士/または私は如何にして心配をやめ、爆弾を愛すようになったか)』であり、本来固有名詞であるストレンジラヴ博士(=Dr.Strangelove)の名前まで訳してしまったことに原因があるようです。そのため、このタイトルは誤訳であると批判する映画ファンが多い。

====DVD「*の世界の中心は君」====
『[[世界の中心で、愛をさけぶ]]』の韓国リメイク版の邦題『僕の、世界の中心は、君だ』。

====DVD「SUKIYAK*」====
坂本九のヒット曲「上を向いて歩こう」が海外で発売された時のタイトルは「SUKIYAKI」。<br />
この曲の海外でのレコード販売権を獲得した外国人が、正確に翻訳された英語版タイトルを帰国後にうっかり忘れてしまい、日本滞在時に食べて気に入った「鋤焼き」の名を間に合わせで付けた。

===<span style="color: green; background: ;" >2コマ目</span>===
====「~『モーターサイクルダイアリーズ』は~」====
若き日の[[チェ・ゲバラ]]が友人と共に南米大陸をバイクで旅した手記を映画化したもの。

===<span style="color: green; background: ;" >3コマ目</span>===
====糸色望「~この『ロビンソン』て曲~」====
四人組のバンド、スピッツの『ロビンソン』。
ミリオンセールスを記録している。<br />
歌詞には一言も「ロビンソン」という言葉は入っていない。<br />
作詞者の草野が旅行でタイのプーケットに行った時に現地にあった「ロビンソンデパート」からその名をとって仮題にしたところ、そのまま正式タイトルになった<ref>草野自身はこの曲はさほど気に入っておらず、ヒットした後にも「何故売れ続けているのか、当時からの疑問は後になっても分からない」と述べている。仮題のまま発表したのもこうした印象からかも知れない。</ref>。同じく地名を題名にしておきながら全体のイメージに留め、歌詞中には全く地名が出てこない『六本木心中』とは逆の経緯と言えるかもしれない。<br />
他の作品に関してはすごく辛らつな久米田先生だが、この作品には珍しく褒め言葉を与えている。<br />
因みにジャケットに書いてある「俺のすべて」はカップリング曲。実は草野は当初こちらの曲のほうが気に入っており、初期構想ではこちらをA面曲にする予定だったという。<br />

余談だが、商業音楽では楽曲の製作者以外の意見で題名が決まる場合もある。<br />
有名な例では井上陽水の『心もよう』がある。この曲も歌詞には題名が全く入ってないが、当時井上が契約していたポリドールレコードの多賀英典プロデューサーが名付けたものである。<br />
リリース前、井上はこの曲をあまり推しておらず、別の曲がA面に向いていると見込んでいたが、『心もよう』を気に入った多賀の判断でA面曲として発売され、井上のシングルで初のオリコン上位10位入りする出世作となった。

===<span style="color: green; background: ;" >4コマ目</span>===
====糸色望「どんなロビンソンが出てくるか楽しみにしてたのに!」====
深読みすると、久米田先生の世代ではスピッツよりも先にサイモン&ガーファンクルの『ミセス・ロビンソン(こちらは歌詞にロビンソン夫人が出てくる<ref>曲はアメリカ映画『卒業』で使用され、歌詞も映画の登場人物に由来している。</ref>)』の認識を踏まえての比較があったのかもしれない。<br />

ちなみに『ミセス・ロビンソン』の場合、作詞・作曲をしたポール・サイモンは映画『卒業』に提供する曲とは別物として、ノスタルジーを込めてエレノア・ルーズヴェルト<ref>アメリカの第32代大統領フランクリン・ルーズヴェルトの妻で、人権擁護活動や婦人活動で多大な貢献をした人物。日米戦争開戦後に夫が執行した日系人隔離政策にも反対していた。</ref>とジョー・ディマジオ<ref>1930年代~1940年代に活躍した野球選手。ニューヨーク・ヤンキースのスタープレイヤーで、1941年に達成した56試合連続安打記録は現在も破られていない。また人柄の良さから球界一の紳士として尊敬された人物でもあった。</ref>をモチーフにした曲を作っていたが、曲を聞いた映画監督が気に入って映画での起用を決め、さらに「この曲はミセス・ルーズヴェルトよりミセス・ロビンソンにこそ相応しい」と発想したことから歌詞と題名が変更に至った。<br />
映画についてはネタバレを極力避けるが、劇中に登場するミセス・ロビンソンはかなりクセ者なキャラである。
===<span style="color: green; background: ;" >6コマ目</span>===
====[[糸色望]]「看板に偽りありなのは変えないと!」====
====TOKYO☆1週間 → TOKYO☆2週間====
[[講談社]]から発行されている情報誌。<br />
角川書店から発行されている、東京ウォーカーに追随する形で創刊された。<br />
当初は伸び悩み、苦心していたが
二週おきに刊行される隔週刊になってから、徐々に部数を伸ばした。<br />
隔週刊化の際に名称を変えないとし、
名称は「東京一週間」のままである。

====ドラゴンクエスト2 → ハーゴンクエスト1====
[[ドラゴンクエスト]]の直系続編だが、敵が前作ボスの竜王とは無関係のハーゴンになったからだと思われる。<br />
ちなみにラスボスは破壊神シドー

====Dr.コトー2006 → ナースあおい優====
『Dr.コトー診療所』の第2弾。<br />
新シリーズになり、看護士役で蒼井優が参加したことと、同じくフジテレビで放送されたドラマ『ナースあおい』をかけたものと思われる。<br />
おそらく、新シリーズでの蒼井の出番はヒロイン役の柴咲コウよりも多く、実質ヒロイン扱いであるため挙げられたのではないだろうか。
なお、久米田先生は蒼井優のファンのようである。
====涙そうそう → コントみゆき====
映画『涙そうそう』が[[あだち充]]の『みゆき』の設定に似ていることに対する皮肉?

====四月の雪 → 春のソナタ====
ペ・ヨンジュン主演の韓国映画。2005年公開。中身が冬ソナと変わらないということでしょうか?

====ブロークバック・マウンテン → ホ●ホ●山の秘密====
2005年制作のアメリカ映画。原作小説も同じ題名。<br />
●には「モ」が入ると思われる。<br />
ワイオミング州に実在する山が舞台となっているが、あくまでもストーリーと場所との関係は偶然によるものです。
====CASSERN → 宇多田ヒカルPV====
監督の紀里谷和明は宇多田ヒカルの元夫で、テーマソングも宇多田の曲です。<br />
実際にPVには映画に出演した寺尾聰、樋口可南子、及川光博、要潤が出演。<br />
監督は『新造人間キャシャーン』のファンで、この作品にもそのこだわりを込めたと述べていましたが、相違点はかなり多いです。

====恋愛寫眞 → アメリカは銃社会====
[[市川拓司]]原作、松田龍平、[[広末涼子]]主演、堤幸彦監督の映画。<br />
松田演じるカメラマンのもとに、広末演じる元恋人からの手紙が届き、ニューヨークで死亡したという彼女の行方を追い、知った真相が‥‥ということです。<br />
(みもふたもないネタバレですみません)

====幻の湖 → 泡姫、宇宙へ====
『七人の侍』『羅生門』などの脚本を手がけた橋本忍が脚本・監督を務めた映画『'''幻の湖'''』から。<br />
当時、“東宝創立50周年記念超大作”と宣伝され、東宝の並々ならぬ決意があったが、公開後1週間で打ち切りという記録樹立をしてしまった。<br />
マラソンが趣味の風俗嬢が愛犬「シロ」を殺した犯人を捜している過程で謎の男と出会い、男が語る戦国時代の恋に共感して想いを寄せ、愛犬殺害犯にマラソン対決で復讐し、謎の男が実は宇宙飛行士で宇宙に飛んでいた‥という日本映画屈指の超難解大作。<br />
とりあえず、作中の湖は琵琶湖です。

===<span style="color: green; background: ;" >8コマ目</span>===
====糸色望「グリーンランドに緑がなかったり!」====
'''グリーン'''ランドの名称の由来は「13世紀頃までは島が暖かく'''緑に覆われていた'''から」という説と、「アイスランドの命名者・エイリークがアイスランドは名前のせいで入植者が少なかったために、'''イメージのいいグリーン'''にした」という説がある。<br />
どちらにしろ現在は、全島の約80%以上が氷床と万年雪に覆われている。

===<span style="color: green; background: ;" >9コマ目</span>===
====糸色望「ノンアルコールビールにアルコールが入ってたり!」====
ノンアルコールビールとは、酒税法でアルコール飲料(アルコール含有率1%以上)でないものを指すので、逆に言えば1%未満の微量のアルコールを含む物が多い。

==<span style="color: blue; background: ;" >P130</span>==
===<span style="color: green; background: ;" >1コマ目</span>===
====「~ちょっと強引な医療行為をクリステルという」「聡明な滝川クリステルのお名前の立場は!?」====
一部では「クリステレル」とも言われるようです。クリステル胎児圧出法は最悪の場合だと骨折や内臓破裂に至るリスクもあるが、分娩が遅い難産の場合に行われるケースが多く、全ての出産で行われる施術ではない。<br />
名前の由来は発案者であるサミュエル・クリステラー(Samuel Kristeller)から取られた物で、当然ながらアナウンサーの[[滝川クリステル]]とは無関係です。

===<span style="color: green; background: ;" >2コマ目</span>===
====「立川からは各駅停車なのに特別快速!」====
日中の'''JR[[中央線]]・青梅線'''。
各駅停車→一般的に「総武線」と認識されている黄色い帯の電車(中央・総武緩行線)が中央線の各駅停車である(御茶ノ水~三鷹)。三鷹まで運転。<br />
快速→中野(土休日は吉祥寺)から先の各駅に止まり、三鷹より先に行くオレンジ色の電車が快速。快速らしい走りをする区間が短く、各駅停車の趣。<br />
特別快速(中央特快・青梅特快)→立川から先の各駅に止まる。快速より停車駅が少ないので、特別快速。ただ、快速が快速らしくないので、特別快速という名称も名前負けに感じる。事実上の快速電車。

===<span style="color: green; background: ;" >3コマ目</span>===
===糸色望「名前に偽りありですよ!」===
====FC調布のはずなのにFC東京(ガンバ吹田のはずなのにガンバ大阪)====
FC東京のホームスタジアムは調布市にある。<br />
なお、ガンバ大阪のホームスタジアムも吹田市にある。
(それ故、セレッソ大阪のサポーターはガンバ吹田と呼ぶ)<br />
ネームバリューを考えると、そう名乗りたい気持ちも分からなくはないです‥<br />
この理屈で言うと「モンテディオ天童」「笠松ホーリーホック」「鳴門ヴォルティス」(以下略)

====今や特別大きくないのにジャイアントコーン====
昔、ジャイアント馬場さんがよくCMに出てたんです‥‥

====ほとんど家族がいないのに深夜ファミレス====
ぜんぜんファミリーじゃないということでしょうか。

====遮光2級カーテンは99.98~99.80パーセントの遮光率====
日本インテリアファブリックス協会(NIF)の定める基準に達していないため。<br />

遮光カーテンとは、光を遮断する機能を持ったカーテンで、織り上げる時に片方の糸を黒い糸にして二重織りにしたもの、生地裏面にポリウレタンラミネート加工をしたものがある。<br />
遮光カーテンとして売られているものは、一枚布になっているものと、その他にもう一枚遮光性のある薄手のカーテンを縫い付ける形のものの2種類ある。<br />

遮光率が99.4%以上の生地を使用したカーテンが遮光カーテンとして販売されており、遮光マークをつけて販売されている商品は全てNIFに届け出て認定を受けたものである。<br />

カーテンの遮光性は、三段階に分けられている。基準は以下の通り。
*1級:遮光率99.99%以上。完全に遮光されている状態。人の顔の表情も読み取れないほどのレベルの明るさ。
*2級:遮光率99.80%以上99.99%未満。人の顔または表情が分かるレベルの明るさ。<br />
*3級:遮光率99.40%以上99.80%未満。人の表情まで分かる明るさではあるが、読み書きしたりするには暗いレベルの明るさ。

====嫁を愛しているのにHG====
レイザーラモンHGが2006年8月に入籍したことから。<br />
芸風がハードゲイ(HG)なので「住谷君(本名)が結婚して~」など別人格と言い張っている。

====デビュー作なのに「晩年」====
[[太宰治]]の処女作『'''晩年'''』から。発表の際、本人は「遺書のつもりで書いた」と述べている。<br />

ちなみに太宰が尊敬する作家<ref>若き日の太宰が芥川のポーズを真似て写っている写真は複数残っており、芥川が自殺した当時、18歳の太宰は大きなショックを受けて不登校になり、芸妓のもとに入り浸る日々を過ごす人生初の退廃期に入った。</ref>のひとりである[[芥川龍之介]]の処女作は老人の侘しくも長閑な情景を描いた『'''老年'''』で、芥川作品を愛読していた太宰なりのオマージュとする説もある<ref>太宰が芥川賞受賞に並々ならぬ執着を見せたのも芥川への敬愛ゆえといわれており、太宰の生涯において芥川を貶した記述等や出来事はひとつとして見られない。</ref>。

====[[AKB48]]なのに48人もいない====
2006年11月現在、メンバーは36人。<br />
発起人の[[秋元康]]によればいずれ48人にして、24人ごとに1軍・2軍と分けるとのこと。

====よゐこなのにゆうこりんに悪い事を====
「よゐこ」の濱口優と[[小倉優子]]の交際が報じられたことから。<br />
因みに、この話が載っているマガジンの表紙はゆうこりんだった。

====(済)太陽系第9惑星 → 矮惑星====
8月頃、[[冥王星]]が矮惑星に格下げに。<br />
dwarf planetの日本語名は
矮惑星ではなく、準惑星になるもよう。

===<span style="color: green; background: ;" >4コマ目</span>===
====本棚「トップキャスター ディレクターカット版」====
フジテレビのドラマ『'''トップキャスター'''』。<br />
第3話に登場するインチキ占い師のモデルが自分ではないかと細木数子がクレームをつけた為
DVDボックスからこの話は削除された。

===<span style="color: green; background: ;" >5コマ目</span>===
====可符香「たとえば[[メタボリック症候群]]‥‥病名が美しすぎます」====
【メタボリック:metabolic=代謝作用】と、<br />
【メランコリック:melancholic=憂鬱な感じ、物思いにふける様子】が似ているからと思われます。


====最終警告→大変なことに====
テレビ朝日系列の「最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学」より。<br />
メタボリック症候群など大したことない症状が、実は大変な重病の前兆であるという趣旨の健康番組。

==<span style="color: blue; background: ;" >P131</span>==
===<span style="color: green; background: ;" >1コマ目</span>===
====可符香「[[ニート]]なんて軽やかな語感からすると・・・」====
ちなみに普通の吟遊詩人は「バード」といいます。

===<span style="color: green; background: ;" >2コマ目</span>===
====可符香「有栖川有栖はきっとこんな素敵な少女ですよ」 本「ロココ」====
'''有栖川有栖'''<br />
ミステリー作家。残念ながら男性です。<br />
ちなみに、有栖川有栖の作品中で登場人物の有栖川有栖(作者とは別人)が
女性に間違われるエピソードが複数あります。<br />
現実の有栖川氏は、ちょっと山下達郎似?<br />

'''ロココ'''<br />
18世紀の欧州で流行した美術様式。それ以前の重厚で華美なバロック様式に比べ、繊細で優雅な趣がある。<br />
ルイ15世の愛妾で、貴族社会で絶大な権勢を振るったポンパドゥール夫人がこの様式を大いに好んだことから、貴族的かつ退廃的な様式とも認識されている。

===可符香「語感通りの中身だときっとこう!」===
※あくまでも、可符香独自の感覚によるイメージです。
====アスベスト → 薬用ハミガキ粉====
正しくは、耐久・耐熱・耐電に優れながら健康被害が問題になっている鉱物素材のことです。

====ED → キューブリックのSF映画====
正しくはerectile dysfunctionの略で勃起不全の事。

====O-157 → JRの最新車両====
O-157は、毒性の強い病原性大腸菌。
近年のJR東日本の車両形式は、頭にアルファベットのE(JR '''E'''ASTのE)を付けている(例:E531系)。

====革マル → 丸大豆しょうゆのブランド====
正式名称「日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派」<br />
極左過激派の一つ。詳しくは「[[革マル]]」項目参照

==<span style="color: blue; background: ;" >P132</span>==
====マ太郎「『夜回り先生』って最初Hな本かと思ったヨ」====
[[水谷修]]の項目参照

==<span style="color: blue; background: ;" >P133(単行本時追加ページ)</span>==
===「[[木野国也]]」紹介===
;出席簿 図書委員会
:どこかのクラスの図書委員 [[木野国也]] 超負けず嫌い(VS.久藤准)
;2006・10・18
:日付は週刊少年マガジンに掲載された号の発売日

----

==義務[#u08b2e56]==
===<span style="color: deeppink; background: ;" >今話の常月まとい</span>===
====P131の4コマ目====

===<span style="color: hotpink; background: ;" >今話のパンチラ</span>===
====P127の5コマ目====

===<span style="color: olive; background: ;" >今話の皇帝ペンギン</span>===
====P121の3コマ目====

===<span style="color: firebrick; background: ;" >今話の櫻井よしこ女史</span>===
====130の4コマ目「出来事 BEST」====
かつてキャスターを務めていた『今日の出来事』から。

===<span style="color: darkolivegreen; background: ;" >今話の天下り様</span>===
不明

===<span style="color: darkblue; background: ;" >今話のコウノトリと赤ちゃん</span>===
====P132の4コマ目====

===<span style="color: gray; background: ;" >今話の棒犬</span>===
====P132の1コマ目====

===<span style="color: black; background: ;" >今話の黒い涙</span>===
====P131の4コマ目====

===<span style="color: lightgreen; background: ;" >今話の麻生太郎氏</span>===
====P124の8コマ目====

===<span style="color: purple; background: ;" >今話の安倍晋三氏</span>===
====P121の1コマ目====
「[[美しい国へ|鬱くし*]]」のスローガン付き
===<span style="color: brown; background: ;" >今話の闇の目</span>===
==かゆいところ==

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<!-- &tag(さよなら絶望先生,さよなら絶望先生各話,さよなら絶望先生第七集);<br /> -->
<div style="text-align:center">[[69話『バラバラの名前』]]~</div>
← [[68話『文化系図』]] | [[70話『原型の盾』]] →

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==コメント欄==
'''掲示板'''もあります。
[http://kumetan.net/bbs/ 絶望先生掲示板]<br />

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* 木野君の「さおだけ屋は~」のタイトルは「郵便配達は二度ベルを鳴らす」のパロディですかね。 -- [[名無しさん]] &new{2006-10-22 12:13:44};
* P11の1コマ目、**ンプはジャンプっぽく見えるのですが何処が王家なのか分かりません。あと12ページの1コマ目もしめ縄がありますね。何故・・・? -- [[煎じる]] &new{2006-10-27 19:10:48};
* 「さおだけ屋は~」と「店員」の項で文字化けがあるようなのですが・・ -- [[名無しさん]] &new{2007-02-25 20:50:41};
* 「ポケモン同様、フラッシュによる癲癇発作問題…」とありますが、発作の原因が癲癇だけとはいえないため、最近は『光過敏性発作』とされているようですよ。Wikipediaの『ポケモンショック』、苫米地先生のブログhttp://www.tomabechi.jp/をご参照下さい。 -- [[名無しさん]] &new{2007-05-05 03:01:23};
* PlutoがDwarf Planetに…冥王(プルート:ローマ神話の冥府の神)が妖精(ドワーフ:北欧の民話に出てくる妖精)に…天体の名前は古今東西、神話にまつわる物が多いですね。本当に余談になりました。(お -- [[misako]] &new{2007-11-08 18:21:07};
* あ~~~~大草さんの髪型が謎すぎる~~~ -- &new{2009-08-26 (水) 15:11:22};

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