聖闘士星矢

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聖闘士星矢(セイントセイヤ)[編集]

車田正美による漫画。週刊少年ジャンプにて、1986年1・2合併号から1990年49号まで連載された。全28巻。
現在は週刊少年チャンピオンで、続編『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』が不定期連載中。

作品概要[編集]

星座とギリシャ神話を題材としたバトル漫画で、車田が出世作『リングにかけろ』で開花させた、荒唐無稽な設定、見開き1コマなどの大胆な画面構成、ラウンド式の個別対戦、必殺技の珍妙なネーミング、エキセントリックかつ強引なストーリー展開、といった独特の要素をふんだんに盛り込んだ、集大成的内容である[1]
その内容と共に、主人公たちが身に付ける“聖衣(クロス)”が、取り外して組み直すと星座をモチーフとしたオブジェになる、というプレイバリューが受けて、玩具もヒットした。
美形の聖闘士が多く登場することでも有名であり、当時のジャンプを読んでいた子供達だけでなく、腐なお姉さま方にも大人気を博した。
それ故、『鎧伝サムライトルーパー』『天空戦記シュラト』と共に80年代三大腐女子向け作品として名を挙げられることが多い。

あらすじ[編集]

ギリシアで聖闘士となるための修行を受け、ペガサスの聖衣を得た星矢は日本に帰国した。
女神アテナの化身・沙織を守るため、様々な戦いを通じて得た仲間の聖闘士たちと共に星矢は戦う。

アニメ版[編集]

テレビアニメ版として、1986年10月~1989年4月にテレビ朝日系列で放映された。聖衣のデザインや色等の変更、鋼鉄聖闘士を始めとするアニメオリジナルの聖闘士の登場など、アニメ版独自の設定が一部なされている。

また、テレビ版では原作のポセイドン編で終了したため、最後の冥王ハーデス編のアニメ化を希望する声が多く、2003年~2008年に4シリーズに分けてOVAシリーズ冥王神話編がリリースされた。その際、メインキャスト勢の声質の変化から声優が一新された。

2012年4月より新作テレビアニメ『聖闘士星矢Ω』が放送。主役は新世代の聖闘士達へと交代するが、旧作の主人公ペガサス星矢らも登場している。
2014年初夏には、作者の車田正美が製作総指揮を務めるCG映画『聖闘士星矢 Legend of Sanctuary』が公開された。

海外展開[編集]

海外各地でも漫画やアニメ版が輸出され、非常に人気が高い。
英語圏では『Knights of the Zodiac』、イタリアでは『I Cavalieri dello Zodiaco(Il ritorno dei Cavalieri dello Zodiaco)』、フランスでは『Les Chevaliers du Zodiaque』、スペインでは『Los Caballeros Del Zodiaco』、ポルトガルでは『Os Cavaleiros do Zodíaco』、台湾では『聖鬥士星矢』で展開されている。
アメリカでのアニメ放送は2003年からであったためか、日本では後進作だった『鎧伝サムライトルーパー』が『RONIN WARRIORS』の名で先に知名度を得ており、先駆的存在になっている逆転現象が起きている。
ほか、2011年3月には『Knights of the Zodiac』で作品管理をしている東映アニメーションのアメリカ子会社が著作権と商標権侵害などで訴訟を起こされるなど、やや運が無かったりする。

スタッフ[編集]

メインキャスト[編集]

~キャラクタ ~TV版 ~OVA版
天馬星座(ペガサス)の星矢 古谷徹 森田成一
龍星座(ドラゴン)の紫龍 鈴置洋孝 櫻井孝宏
白鳥星座(キグナス)の氷河 橋本晃一 三浦祥朗
アンドロメダ星座の瞬 堀川亮 粕谷雄太
不死鳥星座(フェニックス)の一輝 堀秀行 小西克幸
城戸沙織 潘恵子 折笠富美子

久米田作品出演声優の出演は以下の通り。

絶望声優
  • 神谷浩史糸色望役)が琴座(ライラ)のオルフェ役(冥王ハーデス冥界編)、魚座(ピスケス)のアルバフィカ役(冥王神話)、アンドロメダ星座の瞬役(Ω)
  • 子安武人糸色景役)が天猛星ワイバーンのラダマンティス役(冥王ハーデス十二宮編・冥界編)、天究星ナスのベロニカ役(冥王神話)
  • 杉田智和一旧役)が牡牛座(タウラス)のアルデバラン役(冥王神話)、フェニックス星座の一輝役(Ω)
  • 白石涼子木津多祢役)がエルナ役(Ω)
改蔵声優
  • 櫻井孝宏勝改蔵役)が龍星座(ドラゴン)の紫龍役(冥王ハーデス冥界編・エリシオン編)、天貴星グリフォンのミーノス役(冥王神話)
  • 三木眞一郎美良野マリオ役)が天雄星ガルーダのアイアコス役(冥王ハーデス冥界編)、牡羊座(アリエス)のシオン役(冥王神話)
  • 堀内賢雄(ドリアンムケ皮役)が天秤座(ライブラ)の童虎役(冥王ハーデス十二宮編・冥界編)、祭壇座(アルター)のハクレイ役(冥王神話)
  • 石田彰(ヌカタ役)が乙女座(バルゴ)のアスミタ役(冥王神話)、魚座(ピスケス)のアモール役(Ω)
じょしらく声優
  • 飛田展男あの方役)が牡羊座(アリエス)のシオン役(冥王ハーデス十二宮編・天界編)、ラジンスキー、アプス役(Ω)
  • 会一太郎(ジャーマネ役)が生徒1役(Ω)

久米田康治との関連[編集]

かってに改蔵 作品内にて[編集]

作中にて度々、本作をネタにしている。

  1. こうした作風はその後他の作家にも踏襲され、少年ジャンプ掲載のバトル漫画の黄金パターンとして定着し、現在に至るまで継承されている。