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編集の要約なし
放映当初は「原作との違い」などを理由として、原作ファンからカミソリの入った抗議の手紙や、罵詈雑言の録音されたカセットテープが多数寄せられ、当初のチーフディレクターであった押井守の降板話まで浮上した。しかし、3クール目から体制を立て直し、文芸に制作進行だった伊藤和典を抜擢、アニメーターに自由にやらせたことから、森山ゆうじや山下将仁、越智一祐といったメカも描ける当時の若手の実力派アニメーターが集まるようになると制作に余裕ができて、次第に評価は上向きとなっていった。<br />
放映当初は「原作との違い」などを理由として、原作ファンからカミソリの入った抗議の手紙や、罵詈雑言の録音されたカセットテープが多数寄せられ、当初のチーフディレクターであった押井守の降板話まで浮上した。しかし、3クール目から体制を立て直し、文芸に制作進行だった伊藤和典を抜擢、アニメーターに自由にやらせたことから、森山ゆうじや山下将仁、越智一祐といったメカも描ける当時の若手の実力派アニメーターが集まるようになると制作に余裕ができて、次第に評価は上向きとなっていった。<br />
前半は押井の嗜好により、ギャグのネタとして漫画やアニメに映画や有名人、歴史に残る名言などをパロディにした回もあるが、これらの回の中には細かすぎて視聴者には伝わらないパロディも存在しており、当時の局上層部からも「やりすぎだ」「意味がわからない」と注意をうけた回もあった。<br />
前半は押井の嗜好により、ギャグのネタとして漫画やアニメに映画や有名人、歴史に残る名言などをパロディにした回もあるが、これらの回の中には細かすぎて視聴者には伝わらないパロディも存在しており、当時の局上層部からも「やりすぎだ」「意味がわからない」と注意をうけた回もあった。<br />
押井が降板した後半では「原作に忠実にしたい」と、新チーフディレクターのやまざきかずおは当初うたったものの、演出面での押井作品との違いや、作画スタッフなどの交替、原作の人気エピソードのほとんどを消化した、などのさまざまな要因から、結果的に原作の完結を待たずにアニメの方が1年ほど早く放送を終了する形となり、原作での最終エピソードの「ボーイ・ミーツ・ガール」は、1988年に劇場版『うる星やつら 完結篇』として製作・上映された。<br />
押井が降板した後半では「原作に忠実にしたい」と、新チーフディレクターのやまざきかずおは当初うたったものの、演出面での押井作品との違いや、作画スタッフなどの交替、原作の人気エピソードのほとんどを消化した、などのさまざまな要因から、結果的に原作の完結を待たずにアニメの方が1年ほど早く放送を終了する形となり、原作での最終エピソードの「ボーイ・ミーツ・ガール」は、1988年に劇場版『うる星やつら 完結篇』として製作・上映された。<br />
また、TV/劇場双方でアニメ化されなかったエピソードも後にOVAとして制作・販売されている。
また、TV/劇場双方でアニメ化されなかったエピソードも後にOVAとして制作・販売されている。
2022年1月1日、小学館創業100周年記念として、完全新作アニメの制作が発表、後にフジテレビのノイタミナ枠で10月14日から2クール、計4クールにわたり放送されることが発表された。<br />
キャストは一新され、主人公の諸星あたるを[[神谷浩史]]が演じることとなった。
====全話収録BOXの先駆け====
====全話収録BOXの先駆け====
TVアニメシリーズ放送終了の翌年である1987年の5月、日本初の全話収録LD-BOXがキティフィルムから発売された。<br />
TVアニメシリーズ放送終了の翌年である1987年の5月、日本初の全話収録LD-BOXがキティフィルムから発売された。<br />
この成功により、多数のアニメ・特撮・ドラマ作品のLD-BOXが発売されることとなり、後のDVD-BOXやBD-BOXの発売にもつながっていった。<br />
この成功により、多数のアニメ・特撮・ドラマ作品のLD-BOXが発売されることとなり、後のDVD-BOXやBD-BOXの発売にもつながっていった。<br />
====メインキャスト====
====メインキャスト====
{| class="wikitable"
{| class="wikitable" style="text-align:center; margin:auto;"
|-
|-
!キャラクター
!キャスト
!キャスト<br>(2022年版)
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|-
|CENTER:諸星あたる
|諸星あたる
|CENTER:古川登志夫
|古川登志夫
|[[神谷浩史]]
|-
|-
|CENTER:ラム
|ラム
|CENTER:平野文
|平野文
|上坂すみれ
|-
|-
|CENTER:面堂終太郎
|面堂終太郎
|CENTER:[[神谷明]]
|[[神谷明]]
|宮野真守
|-
|-
|CENTER:三宅しのぶ
|三宅しのぶ
|CENTER:島津冴子
|島津冴子
|内田真礼
|-
|-
|CENTER:藤波竜之介
|ラン
|CENTER:田中真弓
|井上瑤<br />小宮和枝<ref>井上の降板後、二代目ラン役として務める</ref>
|花澤香菜
|-
|-
|CENTER:メガネ
|弁天
|CENTER:千葉繁
|三田ゆう子
|石上静香
|-
|-
|CENTER:パーマ
|おユキ
|CENTER:村山明
|小原乃梨子
|早見沙織
|-
|-
|CENTER:カクガリ
|レイ
|CENTER:野村信次
|玄田哲章
|小西克幸
|-
|-
|CENTER:チビ
|温泉マーク
|CENTER:二又一成
|池水通洋
|三宅健太
|-
|-
|CENTER:テン
|校長先生
|CENTER:杉山佳寿子
|西村和道
|
|-
|-
|CENTER:ラン
|錯乱坊(チェリー)
|CENTER:井上瑤<br />小宮和枝<ref>井上の降板後、二代目ラン役として務める</ref>
|永井一郎
|高木渉
|-
|-
|CENTER:弁天
|サクラ
|CENTER:三田ゆう子
|鷲尾真知子
|[[沢城みゆき]]
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|CENTER:おユキ
|面堂了子
|CENTER:小原乃梨子
|小山茉美
|[[井上麻里奈]]
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|CENTER:レイ
|尾津乃つばめ
|CENTER:玄田哲章
|井上和彦
|[[櫻井孝宏]]
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|CENTER:温泉マーク
|藤波竜之介
|CENTER:池水通洋
|田中真弓
|
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|CENTER:校長先生
|メガネ
|CENTER:西村和道
|千葉繁
|
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|-
|CENTER:錯乱坊(チェリー)
|パーマ
|CENTER:永井一郎
|村山明
|
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|-
|CENTER:サクラ
|カクガリ
|CENTER:鷲尾真知子
|野村信次
|
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|チビ
|二又一成
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|テン
|杉山佳寿子
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===[[久米田康治]]との関連===
===[[久米田康治]]との関連===
====[[かってに改蔵]] 作品内にて====
====[[かってに改蔵]] 作品内にて====
作中にて度々、本作をネタにしており、単行本の新装版が発売された際には、著名な漫画家によるラムのイラストと本作に対する思い入れを語るページ「My Lum×34」に特別イラストと「うる星やつら」に対する思い出のコメントを寄稿している。
作中にて度々、本作をネタにしており、単行本の新装版が発売された際には、著名な漫画家によるラムのイラストと本作に対する思い入れを語るページ「My Lum×34」に特別イラストと「うる星やつら」に対する思い出のコメントを寄稿している。