さよなら絶望先生第三集
さよなら絶望先生第三集[編集]
- 著者
- 久米田康治
- 発行日
- 2006年3月17日第一刷発行
- ISBN
- 4-06-363646-1
- 発行者
- 五十嵐隆夫
- 発行所
- 株式会社 講談社
- 印刷所
- 図書印刷株式会社
- 本文製版所
- 豊国印刷株式会社
- 製本所
- 木村製本株式会社
- 装丁
- 久持正士(ハイヴ)
表紙[編集]
- 表表紙
- 糸色望
http://www.bk1.co.jp/bookimages/0264/026467850000.jpg
- 裏表紙
- 常月まとい
折り返し1[編集]
前巻までのあらすじ[編集]
「犯人はこの中にいます」[編集]
探偵小説や探偵マンガなどでよく使われる発言。
蟷螂夫人[編集]
青目京子「暗夜変 ピストル夜想曲」の登場人物。 物語の舞台は大正時代である。人形好き。
中高年フリーターナイト[編集]
クラブイベントでありがちな、対象者+ナイトのネーミング(美容師ナイトとかゲイナイトとか)。中高年フリーターを対象としたクラブイベントだということが分かる。
新宿ロフトプラスワン[編集]
新宿にあるイベントスペース。120名前後収容可能。 トークイベントが多く、政治思想から文化一般・サブカルなど幅広いジャンルのイベントが催される。
メトロセクシャル[編集]
アメリカで発生した、年収が良く都心部に住む、女性ファッション的な男性。 メトロポリタンとヘテロセクシュアルの合成語。
コマの左のメガネをかけた影[編集]
青山剛昌原作の漫画「名探偵コナン」の主人公・江戸川コナン。 薬品を飲まされて、小学一年生並みの身体に縮んでしまった。
コマの上部の額縁[編集]
コマ左上の柱時計[編集]
振り子が皇帝ペンギンになっている。
文字盤真上の飾りも皇帝ペンギンに見える。
折り返し2[編集]
絶望文学集[編集]
没ちゃん[編集]
夏目漱石「坊ちゃん」パロディ。
親譲りの死にたがりで子供の頃から死ぬことばかり考えていた。小学校の時分、2階から飛び降り自殺を図ったが死ねなかった。[編集]
「坊ちゃん」の冒頭「親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜かした事がある。」のパロディ。 この高さからでは流石に死にはしないです。
一階の壁左側の、部分的にはげた箇所[編集]
逆さまの皇帝ペンギンに見える。
アスパラガスで自殺を[編集]
ガス自殺は都市ガスは基本的に死ねません。 というか、アスパラガスは野菜。
カバー下[編集]
表紙[編集]
着替え中の小森霧「開けないでよ」
布団の柄が皇帝ペンギン。
畳の上のコケシに「しょんでこ」と書いてある。3話参照。
本棚「ロミオ」[編集]
世界名作劇場のアニメ『ロミオの青い空』のことか? (少年キャラたちが力を合わせて苦境を乗り越える姿を描いた同作はBL方面では人気が高い。) 楠葉宏三が総監督をしているが、2006年春公開の『ドラえもん のび太の恐竜2006』の総監督もこの人。 『のび太の恐竜2006』には神木隆之介がゲスト出演で声優に挑戦している。
本棚「全座連会報 カフカ」[編集]
テレビ「いいとも」[編集]
机の中「妖怪大戦争」[編集]
監督/三池崇史・出演/神木隆之介『妖怪大戦争』。
机の中「ピースケ」[編集]
『のび太の恐竜2006』で、のび太が育てた恐竜「ピースケ」。神木隆之介が声優。
畳の下の台「茶道部備品」[編集]
木津千里から借りたと思われる。恐らく畳も茶道部の備品であろう。
裏表紙[編集]
「空気入れ」「フライパン」[編集]
5話『ヒジニモ負ケズ ヒザニモ負ケズ』で父親がゴールデン銀座商店街で購入したもの。
「いぢこ100%」[編集]
『いちご100%』から。表紙より、最終19巻のもの。
空気入れ「FU A」[編集]
P1[編集]
座卓で小説「石ころ」の執筆に勤しむ糸色望のカット。
メモ帳には「私は石ころになりたい」(≒加藤哲太郎の手記を基にしたドラマ『私は貝になりたい』)「石ころ法師」(≒日本の童話『一寸法師』+ドラえもんの道具「石ころ帽子」)のアイディアが。
電気スタンドに写りこんだ影の形が皇帝ペンギンになっている。
目次[編集]
P2[編集]
- 枠外下部<掲載/2005年発行 週刊少年マガジン第43合併号から第53号まで(46号休載)>
通常、講談社コミックスは、コミックスの最後の方に掲載されていたものを書き記すが、このコミックスは一番最初に掲載資料が書かれている。 目次カットは足を投げ出して座っている糸色望。
P3[編集]
キャラ紹介 出席簿 2のへ組[編集]
- 担任 糸色望 超ネガティブ教師
- 臼井影郎(薄文字) 委員長
- 関内・マリア・太郎 不法入校・難民少女
- 風浦可符香(コミックスには注意書きがないが、ペンネームである) 超ポジティブ少女
- 音無芽留 毒舌メール少女
- 木津千里 几帳面・粘着質少女
- 木村カエレ(楓) 人格バイリンガル少女
- 小節あびる しっぽ好き・被DV疑惑少女
- 小森霧 ひきこもり少女
- 常月まとい ストーカー少女
- 日塔奈美 普通少女
- 藤吉晴美 耳好き・カップリング中毒
注釈右上から下へ向かって、男性名簿→女性名簿と、出席簿順に並んでいる。
収録話[編集]
話ごとの詳しい小ネタは、各話のページを参照。
- 21話『きもすぎて悲しみの市』
- 22話『恥ずかしい本ばかり読んできました』
- 23話『一人の文化人が羅生門の下で雨やどりをしていた』
- 24話『生八ツ橋を焼かねばならぬ』
- 25話『吾輩は天下りである 仕事はまだない』
- 26話『ある朝 グレゴール・ザムザが目をさますと神輿を担いでいた』
- 27話『富士に月見草は間違っている』
- 28話『証明しようと思っていた。今年の正月』
- 29話『親譲りの無気力で、子供のときから冬眠ばかりしている』
- 30話『今の武蔵野は闇である』
P148[編集]
今回の告訴[編集]
名誉毀損罪及び営業妨害罪[編集]
23話『一人の文化人が羅生門の下で雨やどりをしていた』P41より。
今回の告訴に関する告訴事実は……実際に音痴だから敗訴確実ですw
10/5は、週刊少年マガジンに第23話が掲載された号の発売日。
P149〜152[編集]
絶望学級通信 第二号[編集]
絶望絵画展[編集]
P149のタイトル下のオサムさん(福島県)は、創刊号でも同位置に掲載されている。唯一の連続掲載者である。 P151の左上のゆ゛うこりん(東京都)は、P153絶望写真館の左上にも掲載されている(小森霧のコスプレ?)。 唯一の同一号内複数掲載者である。 P151の下から二番目、一番左のイラストのみ、コメントがないことに絶望した! P149の左下、ののさん(千葉県)は、「鋼の錬金術師」第13巻のスペシャルサンクス(アシスタント)の所にも名前が載っている。同一人物でしょうか?
P152[編集]
絶望的小咄[編集]
「火田先生ガンバレ」[編集]
週刊少年サンデーに『ハヤテのごとく!』を連載している畑健二郎のこと。 ちなみに畑先生のお母さんは茶道家でもあります。
P153[編集]
絶望写真館[編集]
ディズニーのフレームはお金取られるので[編集]
なにやらキャラクターが書かれていたらしいところを、久米田康治が塗りつぶした。 ディズニーは著作権など権利関係にとてもうるさい。
紙ブログ[編集]
P154[編集]
前文[編集]
トイレの電球を一番小さいワット数のものに換えた。[編集]
トイレが暗くなりました。
松たか子の夢[編集]
『ぱふ』2006年4月号によると、 夢の中で森薫作の漫画『エマ』が、松たか子主演でドラマ化されたらしい。 そして、「松たか子は違うだろう」とセルフ突っ込みをしたとのこと。
キモイだめし(21話『きもすぎて悲しみの市』テーマ)[編集]
洗面所の電球を一番小さいワット数のものに換えた。[編集]
洗面所が暗くなりました。
読む(22話『恥ずかしい本ばかり読んできました』テーマ)[編集]
棒を読む[編集]
墓の後ろにある棒は「卒塔婆」と呼ばれ、死んだ人の事の戒名等が書いてあります。
台所の電球を一番小さなワット数のものに換えた。[編集]
台所が暗くなりました。
文化祭(23話『一人の文化人が羅生門の下で雨やどりをしていた』テーマ)[編集]
ビリジアン[編集]
久米田作品では頻出の色。『かってに改蔵』によると、塗るとムラになるらしい。
326[編集]
「326」の項目を参照。
ヒロミックス[編集]
HIROMIX 本名:利川裕美 女子高校生写真家として注目され、蜷川実花とともに、1990年代の女の子写真(ガーリーフォト)ブームの火付け役となった。スナップ写真や、セルフポートレートを多数撮影した。 Wikipedia より
村上隆[編集]
現代美術家で日本におけるポップアートの代表者である。高級ブランドであるルイ・ヴィトンとコラボレートした商品を発表するなど、世界的影響を有する美術家でもある。 Wikipedia より
階段の電球を一番小さいワット数のものに換えた。[編集]
階段が暗くなりました。
下見(24話『生八ツ橋を焼かねばならぬ』テーマ)[編集]
姉歯メガネ[編集]
姉歯秀次氏のメガネに似てたんですかね?
玄関の電球を一番小さいワット数のものに換えた。[編集]
玄関が暗くなりました。
P155[編集]
天下り(25話『吾輩は天下りである 仕事はまだない』テーマ)[編集]
世界うるるん滞在記[編集]
世界ウルルン滞在記 TBS系列で放送されていた、日本の俳優や女優・タレントが海外でホームステイし、様々な事にチャレンジしていく様子をドキュメントとして放送し、その中からその国の文化や常識をクイズにして出題するという形式の世界紀行ドキュメンタリー番組。
「コレ、ドラゴンボールのパクリよ、パクリよ」[編集]
「ドラゴンボール」の項目を参照。
机の電球を一番小さいワット数のものに換えた。[編集]
仕事場が暗くなりました。
おみこし(26話『ある朝 グレゴール・ザムザが目をさますと神輿を担いでいた』テーマ)[編集]
居間の電球を一番小さいワット数のものに換えた。[編集]
居間が暗くなりました。
間違い探し(27話『富士に月見草は間違っている』テーマ)[編集]
ペンライトの電球を一番小さいワット数のものに換えた。[編集]
ペンライトで照らされる部分が暗くなりました。
証明(28話『証明しようと思っていた。今年の正月』テーマ)[編集]
納屋の電球を一番小さいワット数のものに換えた。[編集]
納屋が暗くなりました。
冬眠(29話『親譲りの無気力で、子供のときから冬眠ばかりしている』テーマ)[編集]
ここには学ぶことが一つもない[編集]
入ってすぐに辞めたアシスタントに言われたらしい。
銀魂のファンも僕の悪口を言っている。[編集]
お風呂場の電球を一番小さいワット数のものに換えた。[編集]
お風呂場が暗くなりました。
闇なべ(30話『今の武蔵野は闇である』テーマ)[編集]
ライトボックスの電球を一番小さいワット数のものに換えた。[編集]
仕事が暗くなりました。
「暗くなっていないところは何処?」
P156[編集]
意見・感想投稿文[編集]
あなたは、この本を読んで〜お手紙をお送り下さい。[編集]
講談社コミックスは通常ゴシック体で書かれているのだが、さよなら絶望先生は明朝体で書かれている。
P157[編集]
週刊絶望先生批評[編集]
フジテレビ「週刊フジテレビ批評」CX系列で1992年から行われている自己検証・自己批評番組。
木津千里と久藤准[編集]
「週刊フジテレビ批評」でも、男性と女性のアナウンサーが並んで、視聴者から寄せられた意見について検証・批評を行っている。 本編とは異なり、木津千里の文章に句読点がない。
1コマ目[編集]
右下に僅かに見える影[編集]
皇帝ペンギンの頭。
2コマ目[編集]
右下[編集]
4コマ目[編集]
左下に黒いもの[編集]
皇帝ペンギンの頭。
稲葉UA[編集]
アイススケートの技、「イナバウアー」と苗字の「稲葉」と歌手の「UA」をかけたもの
P158[編集]
2コマ目[編集]
机の右奥[編集]
3コマ目[編集]
アキハバラ48[編集]
アイドルグループ「AKB48」 ファン以外の人間が一人一人を判別することは不可能に近い。
4コマ目[編集]
木津千里の背後[編集]
P159[編集]
1コマ目[編集]
後ろの花瓶の中[編集]
3コマ目[編集]
コマの左下[編集]
4コマ目[編集]
神to戦国生徒会[編集]
あかほりさとる原作、高田亮介作画の学園漫画。 「週刊少年マガジン」にて連載中(2006年3月現在)。ファンタジー作品である。
P160[編集]
1コマ目[編集]
コマの左下[編集]
皇帝ペンギンの頭
3コマ目[編集]
机の右奥[編集]
4コマ目[編集]
「木津千里」ネームプレートの奥。[編集]
コメント欄[編集]
掲示板もあります。
絶望先生掲示板
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- 第21話は雑誌ではセンターカラーでした。
カラー扉絵は帯に移植されています。 -- 名無しさん &new{2006-07-30 00:27:50}; - 二十七話扉の皇帝ペンギンになっているのはスピーカー穴ではなくカメラのレンズでは? -- cuttle &new{2007-01-05 14:59:35};
- 25話表紙の「文部」と「科学」の間の丸はよく見たら上から見た皇帝ペンギンですね -- 名無しさん &new{2007-07-23 01:03:52};
- なんだか最近の3集は色合いが濃く、8集に近くなっている気がします。 -- 金井 &new{2008-02-09 (土) 16:23:14};
- アニメ化した場合のキャスト予想を書いた葉書を送られた斉藤千和さん(東京都)は同姓同名ですよね^^; -- &new{2008-02-16 (土) 21:52:50};
- 第三集では、大草麻菜実らしきモブキャラを様々な場面で確認することができますね^_^ -- 糸色焔(ほむら) &new{2010-02-17 (水) 00:32:37};
- 名誉毀損に事実の真偽は問わないのでは -- &new{2011-12-30 (金) 20:11:20};
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