しょんでこ
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しょんでこ[編集]
民謡[編集]
秋田民謡「ひでこ節」として有名。当て字で「秀子節」とも書かれる。
山形県では「しょんでこ節」、岩手県では「そんでこ節」などの呼び名がある。
山菜採りの際に歌われていたことが名前の由来(後述)となっており、労作歌だったものが座敷歌に転じて現在に伝わっている。
正調そんでこ節は、南北朝時代に東北地方に落ちのびた北畠一族をなぐさめるために即興でつくられたという伝説が残っている。歌詞の「鹿のしし」とは落人のこと、「岩のはざま」とは奥地、「昼寝して」は隠れて、「またぎ」は狩人すなわち追っ手を表しているといわれる。その後、野山稼ぎに唄われ、長い年月を経て「そんでこ節」に変化していったと考えられる。
鹿のししがなあー こら岩のはざまに 昼寝したな こらそんでこなあー 昼寝したな こらまたぎ来るのを 夢に見てな こらそんでこなあー
山菜[編集]
「しょんでこ」とは山菜の「&ruby(しおで){牛尾菜};」の東北地方での訛りであり、地域により「ひでこ」「そでこ」「そんでこ」「しょでこ」と呼ばれる。
味はアスパラガスに似て甘い。近年では乱獲のためで天然ものが激減しているという。
座敷童[編集]
座敷童は主に岩手県(青森県、宮城県、秋田県など東北地方各県にも分布するといわれる)に伝えられる精霊的な存在のこと。髪はおかっぱでおおよそ5-6歳くらいの幼女とされる。座敷童を見た者には幸運が訪れ、座敷童がいる家は栄えるが逆に座敷童の去った家は衰退するという伝承がある。このため、座敷童が現れる家では大事にもてなす風習で知られている。
また、同様に子供を模ったとされる「こけし」は、東北地方に伝わる郷土玩具として有名。
岩手県二戸市の金田一温泉にある「緑風荘」の奥座敷“槐(えんじゅ)の間”は、座敷わらしが現れるとして人気を集めており、多くの人形が供えられている。
しかし、2009年10月4日の夜に火事を出してしまい、木造2階建ての旅館は全焼してしまった・・・。
さよなら絶望先生との関連[編集]
座敷童つながりで、小森霧の部屋によく登場する。
先生と可符香が押し入る前からあったので、どうやら霧の私物のようだ。
ショタグッズと並び、小森霧の特徴をあらわす物として登場している。