バクマン。

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バクマン。[編集]

原作:大場つぐみ、作画:小畑健による漫画作品。
週刊少年ジャンプにて2008年37・38合併号から2012年21・22合併号まで連載。
『[[両者コンビの作品としては『DEATH NOTE』でタッグを組んだ二人が、再びタッグを組んだ作品。<ref]]』が前作となるが、小畑健は『BLUE DRAGON ラルΩグラド』(原作:鷹野常雄)の連載を挟んでいる。なお、鷹野常雄について詳細が明かされていないため、「大場つぐみ=ガモウひろし」説に合わせて鷹野常雄も同一人物ではないかという説がある。</ref>
2012年4月(連載終了)時点で、単行本が累計1300万部を突破している。

概要[編集]

真城&ruby(もりたか){最高};と高木&ruby(あきと){秋人};が、アニメ化を目標に漫画家を目指す活動を描く。
現実の作品名や人物名が多く登場し、週刊少年ジャンプ編集部員も、実在の編集者をモデルにしている。
さらにこの漫画の影響で週刊少年ジャンプ編集部に漫画の持ち込みをする低年齢層が増えたらしい。

あらすじ[編集]

高い画力を持ちつつも特に夢もなかった中学3年生のサイコーこと真城最高は、作家志望のクラスメイトであるシュージンこと高木秋人に「俺と組んでマンガ家になってくれ」と誘われる。
最初は拒絶していたものの、声優を目指す片想いのクラスメイト・&ruby(あずき){亜豆};美保との「作品がアニメ化して、自分がそのヒロイン役を演じることができたら結婚する」という約束をし、その約束を果たすために漫画家になることを決意する。
ライバルの天才児・新妻エイジや敏腕編集者・服部哲など数々の出会いを経て、漫画家・&ruby(あしろぎ){亜城木};&ruby(むと){夢叶};[1]としてデビューしたサイコー達は、週刊少年ジャンプでトップ漫画家を目指していく。

アニメ化[編集]

2010年10月~2011年4月に第1期、2011年10月~2012年3月に第2期、2012年10月から第3期が[[2011年6月以降は「NHK教育テレビ<ref]] Eテレ」。第2期以降の放送局はこちらの表記となる。</ref>でそれぞれ放映されている。
基本的なストーリーは原作のままだが、[[日本放送協会・国内番組基準第12項-2の「放送中に、特定の団体名または個人名あるいは職業、商号および商品名が含まれる場合は、それが、その放送の本質的要素であるかどうか、または演出上やむをえないものかどうかを公正に判断して、その取り扱いを決定する。」より。</ref>作中に登場した実在固有名詞を架空のものへと変更[2]したり、残酷表現を描くライバルキャラクターを登場させない[3]などの措置が取られている。

スタッフ[編集]

原作:大場つぐみ・小畑健
監督:カサヰケンイチ・秋田谷典昭
シリーズ構成:吉田玲子
脚本(第1期):吉田玲子・水上清資・上代務・綾奈ゆにこ
脚本(第2期・第3期):吉田玲子・大知慶一郎・土屋理敬
キャラクターデザイン:下谷智之
美術監督:柴田千佳子
色彩設計:店橋真弓
撮影監督(第1期・第2期):岩井和也
撮影監督(第3期):堀野大輔
音楽:Audio Highs
音響監督:渡辺淳
アニメーションプロデューサー:松倉友二
アニメーション制作:J.C.STAFF
プロデューサー(第3期):高﨑健太
制作統括(第1期):斉藤健治・野島正宏・根岸智也
制作統括(第2期):斉藤健治・野島正宏・齋藤雅弘(19話まで)・長谷川友紀(20話より)
制作統括(第3期):斉藤健治・長谷川友紀
制作:NHKエンタープライズ
制作著作:NHK小学館集英社プロダクション

メインキャスト[編集]

~キャラクター ~キャスト
CENTER:真城&RUBY(もりたか){最高};
(サイコー)
CENTER:阿部敦
CENTER:高木&RUBY(あきと){秋人};
(シュージン)
CENTER:日野聡
CENTER:&RUBY(あずき){亜豆};美保 CENTER:早見沙織
CENTER:見吉香耶[4] CENTER:矢作紗友里
CENTER:新妻エイジ CENTER:岡本信彦
CENTER:福田真太 CENTER:諏訪部順一
CENTER:中井巧朗 CENTER:志村知幸
CENTER:青木優梨子
(PN:蒼樹紅)
CENTER:川澄綾子
CENTER:岩瀬愛子
(PN:秋名愛子)
CENTER:藤村歩
CENTER:平丸一也 CENTER:森田成一
CENTER:高浜昇陽 CENTER:下和田ヒロキ
CENTER:七峰透 CENTER:立花慎之介
CENTER:服部哲 CENTER:利根健太朗
CENTER:服部雄二郎 CENTER:野島裕史
CENTER:港浦吾郎 CENTER:桐井大介
CENTER:相田聡一 CENTER:風間勇刀
CENTER:吉田幸司[5] CENTER:子安武人
CENTER:瓶子副編集長 CENTER:川田紳司
CENTER:佐々木編集長 CENTER:堀内賢雄
CENTER:真城信弘
(PN:川口たろう)
CENTER:浜田賢二

アニメ版における久米田作品声優の出演は以下の通り。

絶望じょしらく声優
絶望声優
改蔵声優
  • 堀内賢雄(ドリアンムケ皮役)が佐々木編集長役
じょしらく声優

また、アニメ『SKET DANCE』とのコラボレーションとして杉田智和(笛吹和義=スイッチ役)と白石涼子(鬼塚一愛=ヒメコ役)[8]も出演している。

久米田康治との関連[編集]

さよなら絶望先生 作品内にて[編集]

作中で、背景ネタに単行本が度々登場。(156話198話
また、作中漫画(金未来杯編)の『カラフジカル』などがネタにされた。(183話184話
以降も、原稿の裏書き(260話)、編集長の登場(268話)などバクマン。関係のネタが登場している。
また、第二七集の巻末おまけでも、劇場版インタビューで川口たろうの「1話完結じゃない1話完結」が引き合いに出されている。

アニメ「さよなら絶望先生」作品内にて[編集]

懺・第08話(放送版)にて、真城最高の入院による『疑探偵TRAP』の休載がネタにされている。

じょしらく 作品内にて[編集]

三十三日目にて中井拓朗がたぶらかされたことがネタにされている。
三十五日目では、「バ」から「ぶゎあ」へのパワーアップの一例として登場している。

  1. 豆、真、高の三人のえる」という意味。
  2. NHKの放映であることから宣伝行為とならないよう<ref]]を「遊栄社」、週刊少年ジャンプを「週刊少年ジャック」、作中漫画『走れ!大発タント』(自動車CMが元ネタ)を『ひらめき!タントくん』などに変更している。一方、作中で名前の上がる実在漫画は変更されずにそのまま用いられている。
  3. 登場キャラクターである静河流が話に関わる部分は全てカットされている。
  4. 初出時。後に原作及びアニメ第2期で高木秋人と結婚し、姓が高木となる。
  5. 「吉」の字は、厳密には上部が「士」ではなく「土」(いわゆる「つちよし」)の字。
  6. 劇中劇『疑探偵TRAP』のヒロイン。
  7. 劇中劇『シンジツの教室』のヒロイン。
  8. アフレコ現場のシーンでは、ガヤとして本人役で出演している。(ラジオ『ラジマン。』にて言及)