十一日目/眼鏡小娘

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十日目/もうやんだか十二日目/真田小ZOO

十一日目/眼鏡小娘(めがねこむすめ)[編集]

タイトルの元ネタは、「小娘≒小僧」で解くなら、「真田小僧」「花見小僧」「按摩小僧」などの噺がある。
第弐巻の作品解説によると元ネタは「眼鏡小僧(眼鏡屋盗人)」。

作品情報[編集]

2010年6月9日発売、別冊少年マガジン7月号に掲載。

P16[編集]

扉絵[編集]

雨の中で傘を差し、紫陽花の咲く石段を下りる空琉美遊亭丸京

P17[編集]

1コマ目[編集]

太鼓[編集]

寄席では太鼓は必需品。
開場の時に打つ「一番太鼓」、開演間際に打つ「二番太鼓」、終演後の「ハネ太鼓(追い出し太鼓)」など、節目で打つのが慣わし。
打つのは主に前座の噺家の役割である。

鉢植え(単行本加筆)[編集]

何もない状態からP17の3コマ目⇒P18の4コマ目⇒P18の7コマ目⇒P19の1コマ目⇒P25の5コマ目へと次第に植物が育っていく。
ゲーム『スーパーマリオ』シリーズに登場するパックンフラワーそっくり。

ポスター「公演開始!」(単行本加筆)[編集]

P18[編集]

4コマ目[編集]

貼り紙「熱海は萌えているか」[編集]

2010年5月26日、熱海の老舗ホテル「ホテル大野屋」がニンテンドーDS用ソフト「ラブプラス+(プラス)」とタイアップを行うことを発表したことから。また映画「パリは燃えているか」(もしくは1995年放送のNHKスペシャルシリーズ『映像の世紀』にて使用された同名の楽曲)とかけている。

P19[編集]

1コマ目[編集]

張り紙「普段着でおこし下さい」[編集]

特別編より。

P20[編集]

6コマ目[編集]

ポスター「破」(雑誌掲載時のみ)[編集]

2010年5月26日にBD&DVDが発売されたアニメ映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」と、アニメ「けいおん!!」1クール目のOPにて主人公の平沢唯がやるポーズを合わせたネタ。

何か大人の事情があったのか、単行本では差し替えられている。

P21[編集]

P22[編集]

5コマ目[編集]

木胡桃「だからウシジマくんは強いのね」[編集]

真鍋昌平の漫画『闇金ウシジマくん』より、主人公の丑嶋馨(うしじま かおる)のこと。

ちなみに、同じく闇金漫画の先輩スジである、原作・天王寺大、作画・郷力也の漫画『難波金融伝・ミナミの帝王』の主人公である萬田銀次郎もメガネキャラである。

6コマ目[編集]

苦来丸京ちゃんも人にハチミツ塗って樹海に放置するの?」[編集]

前のコマと同じく『闇金ウシジマくん』より。
単行本第5巻の「ギャル汚くん編」を参照。

P23[編集]

P24[編集]

1コマ目[編集]

手寅「おぎやはぎと 東京03が 並んでると うざいでしょ」[編集]

おぎやはぎは小木博明と矢作兼によるお笑いコンビ。
東京03は豊本明長と飯塚悟志と角田晃広によるお笑いトリオ。
飯塚以外の四人は全員メガネをかけている。

3コマ目[編集]

木胡桃「兄弟全員メガネかけてる漫画とかもうざいよね」[編集]

背景に『さよなら絶望先生』の糸色望糸色命糸色景の三兄弟。
実際は五人兄妹であり、長男の糸色縁もメガネをかけているが、シルエットのみで素顔は見せていない。またの妹で末っ子のはメガネをかけていない。

P25[編集]

8コマ目[編集]

手寅「全マダムを その微笑みで とりこにした スターも」[編集]

韓国俳優のぺ・ヨンジュン。
メガネのイメージが強く、「眼鏡市場」のCMに出演している。

9コマ目[編集]

手寅「メロンブックスにいるお客さんみたいに」[編集]

メロンブックスは秋葉原など、全国各地に店を構える大手同人ショップ。

P26[編集]

1~6コマ目[編集]

手寅「あの方のメガネがくもったら 世界が終わる」[編集]

金正日及びテポドンの項目参照。

P27[編集]

P28[編集]

6コマ目[編集]

丸京が触ったもの[編集]

明治製菓のアポロチョコ。

P697(別冊少年マガジン連載時のみ掲載) 楽屋雀の巣 じょしらく通信 ファンページ[編集]

この回の「僕の考えた落語家」コーナーで採用された「貧傑亭桔刀」と「暗落亭久逗留」が単行本第弐巻P1の落語家リストに名を連ねました。

かゆいところ[編集]

今話掲載の別マガの目玉はCLAMP先生の『xxxHOLiC』の新章連載開始。
表紙も&ruby(わたぬき){四月一日};&ruby(きみひろ){君尋};が飾り、偶然にもメガネの流れに沿う展開になりました。
ちなみに海外では糸色望は君尋と人違いされることが少なくないそうです。

‥思ってませんよ。メガネくもったら大変なんて。

(背景に関する単行本加筆・修正箇所)[編集]

P17の1コマ目[編集]

単行本では鉢植え、ポスターのほか雨漏りを受ける桶、蓑、テレビ、ラジカセ、連絡用ボード、てるてる坊主、カエルの人形、戸棚、箱が加筆。以降のコマもこの配置に則って背景を加筆している。

P18の1~2コマ目[編集]

手寅の後ろにも背景を加筆。

P18の7コマ目[編集]

太鼓の位置を高くし、額縁を加筆(丸京が座った高さに合わせている)。

P23の2コマ目[編集]

単行本ではオフ会の場の背景と人数が加筆されている。

P18の4コマ目、P19の1コマ目[編集]

先の配置に則って各調度品を加筆してある他、太鼓の背を低くしてアングルに合う角度に修正している(雑誌ではP18の4コマ目は仰視気味に、P19の1コマ目は正面視に近い角度になっていた)。
その一方で、出窓に吊っていたてるてる坊主がなくなっている。鉢植えに食われたのか?

P25の2コマ目[編集]

埃が舞う背景を加筆。

P28の1コマ目[編集]

部屋の加筆のほか、ちゃぶ台の上に白菜、まな板の上の大根を大きくし、椎茸の数を増やしている。

P28の8コマ目[編集]

窓の外に雨を加筆のほか、太鼓の高さを修正。


P24の5コマ目[編集]

店員がさりげなく山下似。
クメプロ#幻のアシスタント参照)。



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