十日目/もうやんだか

提供: 久米田康治ワールド Wikiサイト
2021年3月5日 (金) 09:27時点における川口ゲン (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「<!-- &tag(じょしらく,じょしらく各話,じょしらく第弐巻);<br /> --> <div style="text-align:center">←九日目/ねごと|十一日目/眼鏡小…」)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動
九日目/ねごと十一日目/眼鏡小娘

十日目/もうやんだか[編集]

タイトルの元ネタは『蔵前駕籠』のサゲ「もう済んだか」より。

作品情報[編集]

2010年5月8日発売、別冊少年マガジン6月号に掲載。

P13(別冊少年マガジン連載時のみ掲載)[編集]

扉絵[編集]

P14(別冊少年マガジン連載時のみ掲載) 楽屋雀の巣 じょしらく通信 ファンページ[編集]

P3[編集]

5コマ目[編集]

ポスター「カテキン配合 洗える低反発安眠」[編集]

P4[編集]

5コマ目[編集]

貼り紙「5月までに決めましょう」[編集]

普天間基地移設問題のことか。鳩山首相は「5月中に決着を付ける」としていたが、事実上の延期を表明した。

P5[編集]

P6[編集]

3コマ目[編集]

魔梨威「メイとサツキなんて 両方とも五月だぞ!」[編集]

宮崎駿監督のアニメ映画『となりのトトロ』より、主人公の草壁サツキと妹のメイのこと。
単行本巻末の解説によると、スタジオジブリに許可を得た作画である。都市伝説の一つとして、ラストで二人は死んでいると噂が流れた事があったが、いかにも説得力のあるような事例を挙げて世間を信じさせていたが、巧みに事実と虚構を入れ替えた捏造が目立つ都市伝説のお手本の様な嘘話である。

P7[編集]

1コマ目[編集]

丸京「たしかに漫画家とかも〆切間際によく幻獣見るって言うしね」[編集]

・白いワニ
さよなら絶望先生220話でも取り上げられたネタ。

週刊少年ジャンプに1981年から1983年まで連載されていた江口寿史の漫画『ストップ!! ひばりくん!』のこと。非常に遅筆なことで有名な江口先生が原稿を落としたときの言い訳に「白いワニ」というキャラクターが登場したり、「白いワニが現れた」と称して白い原稿を登場させたりしていた。

・緑のネコ
手塚治虫の短編漫画集『ライオンブックス』シリーズの一篇『緑の猫』からだろうか。

ただしこの猫は、接した人間を堕落させることで現実から遊離させる幻へと誘う。その正体は‥。

・いないはずのアシ 山下
クメプロ#幻のアシスタント参照。

6コマ目[編集]

魔梨威「六月病や七月病や八月病もあるって事かい」[編集]

P8[編集]

7コマ目[編集]

貼り紙「テンキー9…頬をつねる」[編集]

フリーゲーム『ゆめにっき』のコマンドの一つ。
テンキーの9を押すと、頬をつねったことになり、夢から覚めるという設定になっている。

P9[編集]

2コマ目[編集]

手寅「女装男子疑惑のマリーさんなら あり うる」[編集]

8コマ目[編集]

丸京「消しゴムの角使われた事とか」[編集]

かってに改蔵』で坪内地丹が度々糾弾していた事例。

丸京「家の雨戸を笑われた事とか」[編集]

久米田先生の過去の自虐ネタ。

丸京「椅子の裏にアリスの歌詞書かれたりとか」[編集]

谷村新司、堀内孝雄、矢沢透のバンド「アリス」と思われる。70年代後半にヒット曲を多数出した時代背景から、久米田先生もしくは周辺の関係者に因んだ実話と推測される。

P10[編集]

1コマ目[編集]

魔梨威「あんたに六月病譲るよ・・・」[編集]

しかし魔梨威前歴があるので丸京に六月病を譲れないものである。

4コマ目[編集]

貼り紙「銀の手は消えない!」[編集]

「銀の手」はゲームソフト『ロマンシング・サガ3』に登場するアイテム。
ミューズの夢の中で入手できるアイテムで、他のアイテムと異なり夢の外でも消えない。

P11[編集]

P12[編集]

P13[編集]

P14[編集]

かゆいところ[編集]

(背景に関する単行本加筆・修正箇所)[編集]

各コマとも人の位置とコマの視点を考慮し、背景を辻褄の合う構図に修正。ヤス先生の空間認識と楽屋の内装に対する入念な確認が伺える。
(楽屋の内装はP17とP90の1コマ目に全体図あり)

P5の5コマ目[編集]

単行本では背景のふすまと人物の距離を縮めて部屋の奥行きを減らし、狭くしている。構図の視点を上げ、仰視から水平にしている。

P6の2コマ目、P7の4コマ目[編集]

雑誌ではやや仰視気味だった構図を水平に近い視点に修正し、ふすまの引き手を加筆している。

P7の7コマ目[編集]

窓を加筆。

P9の2コマ目、P10の4コマ目[編集]

太鼓と額縁を加筆。

P10の1コマ目、3コマ目[編集]

部屋の中の魔梨威と丸京の位置とコマの視点構図に合わせ、部屋の角の位置を修正。

P10の6コマ目[編集]

雑誌では魔梨威の後ろにあった窓を無くしている(次の7コマ目の通り、窓は木胡桃の後ろにあるため)。

P10の7コマ目[編集]

木胡桃の手前に魔梨威丸京を加筆。

P11の2コマ目、6コマ目[編集]

他のコマ同様、構図の視点を仰視から水平にし、窓の位置を手寅の後ろに修正(木胡桃のすぐ近くに手寅がいるため)。

P11の7コマ目[編集]

魔梨威はふすまの近くにいるため、背景をふすまに修正。

P13の1コマ目~3コマ目[編集]

背景を加筆修正。1コマ目は雑誌では空白だったが、ふすまを加筆。2コマ目はふすまの描き込みを細かくし、山下の後ろにも背景を加筆。3コマ目は各人の位置に合わせて窓、太鼓、額縁、箪笥を加筆。

P13の6コマ目[編集]

高座に上がる魔梨威の構図が変更。雑誌では舞台袖側からの視点だったが、単行本では客席側からの視点で描かれている。


P8の6コマ目 丸京「ああ 小学校の時うわばき隠された事とか」[編集]

下駄箱の裏に靴を隠し持つ子が魔梨威らしい外見(前髪に特徴的な月の輪がある)。
これは丸京と魔梨威がかつて同じ学校に通っていたのか、もしくは丸京が魔梨威に対して潜在的に「いじめっ子」のイメージを持っているということかもしれない。
いずれにせよ、丸京と魔梨威のどつき漫才の原点が垣間見える描写である。

P11の1コマ目[編集]

木胡桃が元不登校であることが判明。


P11の3コマ目[編集]

魔梨威がお酒らしき瓶を担いで顔を赤らめている。
年齢的には成人らしい。いや、成人でなければならない。


十日目/もうやんだか~

九日目/ねごと十一日目/眼鏡小娘