四十六日目/文書入れ

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四十五日目/春の字嫌い四十七日目/風呂好きな男

四十六日目/ 文書入れ(ぶんしょいれ)[編集]

タイトルの元ネタは古典落語の『紙入れ』より?

作品情報[編集]

2013年5月9日発売、別冊少年マガジン6月号に掲載。

P74[編集]

扉絵[編集]

四人に胴上げされる波浪浮亭木胡桃
「JOSHIRAKU」のロゴ文字も尾田栄一郎の漫画及びアニメ『ONE PIECE』に似せている。
また、木胡桃のポーズは着物のため開脚はできていないが、『ONE PIECE』第1巻及び第61巻の表紙絵の構図に合わせていると思われる。

麦わら帽子[編集]

P841の2コマ目参照。

壁に貼られている旗らしきもの[編集]

枠によりほとんど見切れているが、海賊旗と思しき骨の先端が描かれている。

欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]

落語王に私はなる![編集]

尾田栄一郎の漫画及びアニメ『ONE PIECE』より、主人公であるモンキー・D・ルフィの決め台詞。

海賊王におれはなる!!!

担当不在のピンチに五人娘は!?単行本第伍巻絶賛発売中。[編集]

P75[編集]

欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]

画面上からこんにちは!誌面なのに…あー、ややこしい!![編集]

2,3コマ目[編集]

ビデオメッセージ
木胡桃「みなさんがこのVTRを観ているということは もう…」
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ビデオメッセージとして遺言を残しておく手法。久米田先生も[[生前葬の際には活用していた<ref]]のルポ漫画『もう、しませんから。』でもその様子が描かれている。</ref>。

アニメで有名なものとして、OVA『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』でバーニィ(バーナード・ワイズマン)がアル(アルフレッド・イズルハ)宛に死を覚悟したビデオメッセージを残している。
次ページでミサイルネタが登場するが、この作品の劇中でもアル達のいるコロニーが核ミサイル攻撃を受ける可能性が高く[1]、その証拠を集めたVTRも用意していた。

P76[編集]

1コマ目[編集]

木胡桃「日本にミサイルが届いているかもしれません 届いてないかもしれません」[編集]

北朝鮮は2013年3月頃よりアメリカ・日本・韓国への軍事攻撃を匂わせる行動を取り、中距離弾道ミサイルの「ムスダン」を日本海沿岸に展開し、日本もイージス艦や地対空弾のPAC3を展開させるなど朝鮮半島情勢が緊迫した。

なお、今話連載号発売直前の5月6日に、アメリカ政府は北朝鮮の日本海沿岸からムスダンが撤去されたことを明らかにした。

2コマ目[編集]

日本人形[編集]

髪型とマフラーから『進撃の巨人』のミカサ・アッカーマン風。

P77[編集]

1,2コマ目[編集]

苦来「死人に口無しって言うしね」
手寅「そうよ悪口ならまだしも 無実なのに犯人にされてしまうことだってある」
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以下は実際に発生した事件実例。

四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件

2004年2月に三重県四日市市のジャスコ(現:イオン)にて、店内のATM付近にいた買い物客の68歳の男性に近づいた子連れの若い女性が「泥棒!」と叫んで男性ともみ合いなったことから居合わせた他の買い物客や警察官が男性を取り押さえたが、その際に警察官が男性をうつぶせに組み伏せて意識不明の状態となっても長時間拘束し続けた。その結果、男性は翌日に死亡した。なお、店内の監視カメラ映像から窃盗行為の事実は全く確認されず、四日市南警察署も誤認逮捕を認めた。
件の女性は事件発生中に逃走し、消息不明のまま2011年2月に窃盗未遂の時効が成立し、その翌日に死亡した男性が被疑者死亡として窃盗未遂容疑で書類送検[2]された。同年3月に、男性が所持していた財布も本人のもので窃盗未遂罪自体が最初から成立していなかったことが判明し、男性は不起訴処分となった。
2011年5月に津地検は死亡した男性の無実を認めて刑事補償金[3]が支払われ、同年9月に名古屋高裁は警察の誤認逮捕及び過度な制圧行動と死亡の因果性を認め、三重県から遺族へ3640万円を支払う判決を下した。

新宿署違法捜査憤死事件(新宿駅痴漢冤罪暴行事件)

2009年12月、新宿駅構内にて大学職員の男性が酒に酔った大学生グループから痴漢の疑いをかけられた上に集団暴行を受けた。暴行を受けた男性の通報で警察官が駆けつけたが、新宿警察署は十分な証拠や証言を取らぬままこの男性を暴行被害者ではなく痴漢容疑者として長時間の取調べにかけ、精神的に追い詰められた男性は翌朝に署を出た後に飛び込み自殺をした。約1ヵ月半後の2010年1月29日に、警察は男性を迷惑条例防止違反の被疑者死亡として東京地検に書類送検した。
しかし、被害者を名乗る女子大学生は事件直後の警察の聴取で痴漢被害の事実や犯人の目撃について不確実な証言[4]を繰り返した挙句被害届も出しておらず[5]、また男性が取調べ中の会話を録音したボイスレコーダーの記録から警察の一方的な対応が明らかになる。
死亡した男性の遺族は、暴行事件として告訴するが新宿署に受理を二度拒否され、新宿署の捜査に違法性があったとして2011年4月に東京都と警視庁を相手取り国賠訴訟を提起した。被告である警察は、男性が痴漢犯人である証拠とする防犯カメラの映像や、捜査関係書類の開示を全面的に拒否している。

4コマ目[編集]

苦来「入信した覚えのない珍宗教で葬式あげられたら たまったもんじゃない」[編集]

5コマ目[編集]

魔梨威「勝手に鳥葬とかにされるおそれもあるしな!」[編集]

鳥葬はチベット仏教やゾロアスター教における葬儀で、遺体を祭壇に置き、腐肉食性をもつ鳥(ハゲワシなど)に食べさせる。

この葬儀はチベットでは肉体を天へ届けるための葬儀という意味合い[6]を持ち、中国では「天葬」、欧米では「空葬」と呼ばれている。また、ゾロアスター教では神聖視される火と創造物たる肉体(遺体)の両方を穢さないという宗教的理由により行われる。
そのため日本の「鳥葬」という表現は直截的ともいえる。

なお、日本国内で鳥葬をしようとすると死体遺棄罪に問われる犯罪行為となる。

P78[編集]

1コマ目[編集]

手寅「だからエンディングノートとか流行ってるんであって」[編集]

手寅が説明しているように事前指示書とも言い、意識不明などの判断力がない状態になった時に望む治療や介護、死亡した時の葬儀など、家族に自身の希望を示しておくもの。

エンディングノートの表紙に書かれている文字[編集]

「エンディングノート」の直下に書かれている「〔 〕で囲ったような形状の文字」は、『仮面ライダークウガ』の作中に見られるリント文字(表音文字)で「エンディングノート」と記述されている。カタカナを鏡合わせにして装飾を施したもので、ここでは「ディ」を1文字で表記しているようである。

2コマ目[編集]

魔梨威「遺書とか遺言と何は違うんだい」[編集]

遺書

亡くなる前に家族や友人・知人に残すメッセージのこと。
自殺する前にその動機を述べる役割が大きいが、死を覚悟したり病に倒れた際に自身の死後のことを考えて残される場合もある。
担当の鈴木氏はエンディングノートを「遺書みたいなもの」と解説している。(⇒★>http

遺言

自身の死後に行われる遺産相続・遺贈・後見人選任などの法律的な事柄の最終確認を示したもの。
エンディングノートや遺書とは異なり、民法に定められた形式で書かれ、法的拘束力をもつものとなる。
余談だが、法律用語としては「ゆいごん」ではなく「いごん」[7]と言う。

P79[編集]

1コマ目[編集]

手寅「それもいいけど 私は 誰かを救うために自分を犠牲にして散るってのもいいな」
横断歩道に突っ込むトラックから歩行者を突き飛ばして守る手寅
[編集]

梶原一騎原作、辻なおき作画のプロレス漫画『タイガーマスク』の主人公である伊達直人が同様の交通事故に遭った際には、多くの読者が衝撃を受けたという。
アニメ版では原作と全く異なる結末を迎えたが、続編の『タイガーマスク二世』で、直人は本編前の時点で原作と同じく交通事故に遭ってしまっていたことが明らかになった。

トラック[編集]

日野・デュトロがモデル。

P80[編集]

1コマ目[編集]

貼り紙「訓練兵団募集!!」[編集]

別冊少年マガジン連載中の諫山創の漫画『進撃の巨人』より。
主人公たちは第104期訓練兵団の出身。

今話掲載時にアニメが放送中。
募集ネタ的には、放送開始後に総作画監督の浅野恭司がTwitterにてアニメーター募集の告知をしたことで話題となった。(⇒★>https
その後、4話と5話が納品期限の関係により一部放送局で未完成部分を別のシーンで置き換えたものが放送され、製作委員会が公式謝罪する形となり(⇒★>http)、件のツイートを含めてスタッフ不足の懸念が取り沙汰された。

2コマ目[編集]

[編集]

別冊少年マガジン連載中の押見修造の漫画『惡の華』に登場するシャルル・ボードレールの詩集『惡の華』の表紙。
この目玉花は、ボードレールの『惡の華』の挿絵としてオディロン・ルドンが描いたものがモチーフ。

上記『進撃の巨人』と同じく今話掲載時にアニメが放送中。
なお、アニメ版は原作絵と大きく異なるロトスコープ技法を使っているため賛否両論の状況。

P81[編集]

4,5コマ目[編集]

苦来「まぁ 前向きなデスノートみたいなものだから 死神に責任とらされるわね!」[編集]

DEATH NOTE』では、死神の掟によりノートの所有者が死ぬ時に死神のノートに所有者の名前が書かれる。[8]
この掟は『DEATH NOTE』page.1「退屈」にて、リュークが語っている。

おまえが死んだ時…
俺がおまえの名前を俺のノートに書くことになるが――
デスノートを使った人間が天国や地獄に行けると思うな

第二部クライマックスで無様に錯乱した夜神月の姿に呆れてリュークが月の名前をノートに書いた際にも、この掟を持ち出している。[9]

なお、アニメBD/DVD巻ノ五の特典CDでは、落語『死神』を捩った『尻神』を苦来が演じており、死神のパートは迫真のキレた演技を見せている。
内容も、担当編集者のスズキ氏が死神(『DEATH NOTE』のリュークのようなもの)に取り憑かれてとある不思議な能力が使えるようになるがやりすぎてしまい、死神に責任を取らされそうになって連載寿命の蝋燭が集まった場所へ連れて行かれるというもの。

6コマ目[編集]

丸京「前向きなデスノートというより 後ろ向きな未来日記じゃないのか?」[編集]

月刊エースで連載されていたえすのサカエの漫画『未来日記』のこと。
2012年にアニメ化された。
デスノートは死神の死亡執行台帳であり、所有者が自由に書き込んだ内容の通りに他人を死に至らしめる能動的効力を持つが(ただし死亡対象のキャンセルや変更は不可)、未来日記の場合は時空王デウス・エクス・マキナの後継者選抜を賭けたサバイバルゲームの道具であり、所有者に関する未来を通知するための受動的な情報端末のため、所有者の操作要素はほとんど無い。このため、日記所有者の死も「DEAD END」として当人に通知される。日記所有者が行動を日記の内容に合わせるかは当人の判断次第で、日記と異なる行動をした場合は日記の内容も変化するが、「DEAD END」の回避はほぼ不可能に近い。また、日記はゲーム終了まで勝手に放棄することは許されないルールもある。

P82[編集]

1,3コマ目[編集]

エンディングノート「STEP1 舟を手に入れる。」
手寅「棺桶の代わりに使って お洒落に演出するつもりなのかな」
[編集]

北欧のバイキングには、舟に遺体を納めて葬る「舟葬」という習慣があった。
日本では古墳時代の刳り抜き型の棺の一種として、舟の舳艫のように形を調えた舟形木棺と呼ばれる棺も用いられていた。

4コマ目[編集]

丸京「遺灰を海に撒いてくれってやつじゃない?」[編集]

散骨のこと。海に撒く場合は海洋葬とも呼ばれる。
遠洋に出て散骨するケースが一般的だが、近年は人の住む港湾や漁場などが近い場所で散骨するケースもありトラブルも増加している。
なお、法的には「節度ある葬送」であれば死体遺棄罪には当たらないとされているが[10]、陸地での散骨は自治体によっては規制している場合があるので注意が必要である。

海洋葬のブームを取り上げたニュースが話題となった際に、懺・第13話の学校ネーミングライツでネタにされたことがある。

P83[編集]

1コマ目[編集]

丸京の衣装[編集]

ONE PIECE』のナミ風。

2コマ目[編集]

木胡桃「私も農作業するみたいなカッコだし」
木胡桃の衣装
[編集]

ONE PIECE』のモンキー・D・ルフィ風。
頬の傷も描かれている。

P84[編集]

1コマ目[編集]

苦来「これ某大人気漫画の エンディングノートじゃないのぉ!」[編集]

あくまで劇中劇のネタとしての記述であり、実際の作品のストーリーに沿っているわけではありません。

なお、『ONE PIECE』を描く尾田栄一郎先生は連載開始の時には最終回に至る筋書きを既に構想しており、担当編集者が交代する際には必ず終幕までのストーリーラインを話しておくという。

3コマ目[編集]

木胡桃「最終回なんて決めて連載している人なんているの?」
丸京「いるよ…そりゃいるよ多分いる」
[編集]

昔の貸本漫画のように作品ごとに完全描き下ろしで発表していく形式とは異なり、雑誌連載の作品はまず読者からの人気を得ることが作品としての成立条件となるため、おのずとマーケティング的要素が重視される企画の都合上、作品を終わらせることまでは企画の範疇には入れずに立ち上げることが多い。
商業戦略においては収益の見込めない事業からの撤退を「出口(exit)戦略」というが、商業誌で立ち上げられた連載作品におけるそれは「打ち切り」である。作品の内容や完成度を問わず、まず出口戦略に至る決断を回避できるか否かで最終回が決定される場合が多い。『ブラック・ジャック』などのように短期連載として企画されていたりする場合でも人気が出ることで延長連載になり、最終回の構想は先送りとなる。
特に多忙で人気の影響を受けやすい週刊連載を抱える漫画家の多くが先の展開に十分な思考を巡らせられず、半ば即興的に描いているうちに編集側の意向も介在して終結の見出せぬ延命連載になだれ込む例も珍しくない[11]

4コマ目[編集]

丸京「漫画家だっていつ何があるか分からないんだから 最初に作品のエンディングノートくらい作っておくさ」
手寅ゴルゴにはあるみたいだけど」
[編集]

さいとう・たかを先生は『ゴルゴ13』の連載当初は10話完結を予定しており、その際に最終話の構想をシーン、コマ割りまで完全に完成させたことをインタビューで語っている。
なお、一時期それら構想を描いた原稿用紙がさいとうプロの金庫に保管されているという都市伝説が語られたが、実際には最終話の執筆や構想のメモ書き等は行なわれておらず、さいとう先生の脳内にある状態である。ただ当時から仕事をしていた古株アシスタントにはラストシーンまでの構想は話したと、NHKの爆笑問題の番組で話している。

5,6コマ目[編集]

丸京「いや書いておいてもらわないと困る 作者の死をもって終了なんてあんまりだ 完結してこそ初めて成立するんであって 未完の名作なんてないんだよ」[編集]

漫画作品では多田かおるの漫画『イタズラなKiss』が作者の急逝により未完となったが、作者の構想メモが発見され、遺族の協力のもとでテレビアニメ版にて完結まで描かれた。

最近ではライトノベル作家のヤマグチノボルが2013年4月に死去し、『ゼロの使い魔』が未完となったが、作者は残り2巻で完結することと結末までのプロットを完成させていることを亡くなる前に明かしている。

7~9コマ目[編集]

手寅「つまりこれは 初回文書 人類の終末が記されているという死海文書に対し 連載初回の時点で作品の終末を決めておくという初回文書 どちらも バチカンの地下深くに封印されているはずなのに なぜここに!?」[編集]

死海文書はさよなら絶望先生170話277話の解説参照。
初回文書ネタについては下記のかゆいところも参照。

ちなみにバチカンには約110万冊に及ぶ歴史的図書が所蔵されているバチカン図書館と、図書館から分離独立した秘密文書保管庫がある。秘密文書保管庫は17世紀以降は研究者向けに公開されているが、一部未公開の文書類もある。
こうした歴史的文献とは別に、バチカンでは2012年6月に教皇ベネディクト16世(当時)に宛てた内部告発文書がイタリアの報道機関に流出して法王の執事が窃盗罪に問われた事件が起きており、初回文書の流出と関連付いた感も無くもない。
ほか、バチカンには古代ローマ時代からの地下遺跡もあり、サン・ピエトロ大聖堂地下には歴代法王の遺骨や競技場跡のほか、大規模なネクロポリス(共同墓所)と、数千におよぶ詳細不詳の遺体も発見されてミステリースポットとなっていたり、裏世界で暗躍する地下秘密機関の存在が陰謀論者の間で噂されたりなど、ネタ方面でもかなりの存在感を持っている。

P85[編集]

2コマ目[編集]

手寅「今や全ての連作作品の初回文書が バチカンに封印されているのよ!」
※個人の妄想です
[編集]

小学生探偵の初回文書[編集]

青山剛昌の漫画『名探偵コナン』のこと。連載開始は1994年。

一歩の初回文書[編集]

森川ジョージの漫画『はじめの一歩』のこと。連載開始は1989年。

ガラスの初回文書[編集]

美内すずえの漫画『ガラスの仮面』のこと。連載開始は1975年。

久米田作品で連載が長い・最終章に入ってからが長い例として度々ネタにされる。
なお、久米田先生は別冊花とゆめに掲載された『ガラスの仮面』のトリビュート漫画『トリビュート失格 ~呼ばれてすいません~』を執筆しており縁も深い。

巨人の初回文書[編集]

諫山創の漫画『進撃の巨人』のこと。連載開始は2009年。

派出所の初回文書[編集]

秋本治の漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』のこと。連載開始は1976年。

H×Hの初回文書[編集]

冨樫義博の漫画『HUNTER×HUNTER』のこと。連載開始は1998年。

FSSの初回文書[編集]

永野護の漫画『ファイブスター&ruby(ストーリーズ){物語};』のこと。連載開始は1986年。

さよなら絶望先生111話の解説も参照。

テラフォー 初回[編集]

原作・貴屋悠、作画・橘賢一の漫画『テラフォーマーズ』のこと。連載開始は2011年。

戦 初 文書[編集]

3コマ目[編集]

法王[編集]

眼鏡を掛けているので、2013年3月に第266代ローマ教皇に就任した教皇フランシスコ[12]と思われる。

8コマ目[編集]

黒服「そのために我々はiPS細胞をうんたらかんたらして 作者のクローンを培養しているのだ」[編集]

iPS細胞についてはアニメ第五席も参照。

P86[編集]

1コマ目[編集]

水槽の中にいる漫画家たち[編集]

新世紀エヴァンゲリオン』より、綾波レイの培養槽のパロディ。

3コマ目[編集]

漫画家のクローン「私の代わりはいくらでもいるもの」[編集]

綾波レイの台詞から。

私が死んでも代わりはいるもの

欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]

来月からは、原作/久米田康治ズでお送りしま…す?[編集]

P845 楽屋雀の巣 じょしらく通信 ファンページ(雑誌掲載時のみ)[編集]

今月も何とか原稿があがり、ヤス先生はそのまま旅行行きました!きっと、秋田の…[編集]

ヤス先生のTwitterによると、岩手県平泉へ旅行へ行った模様。(⇒★>https★>https
彼女さんのいる秋田県由利本荘からは高速道路(日本海東北自動車道~秋田自動車道~東北自動車道と経由)で平泉に行きやすいため、現地で合流した可能性が高いと思われる。

快諾いただいた荒木飛呂彦先生には本当に感謝です[編集]

荒木先生は多方面でのコラボレーションにも積極的な傾向にある。

石川さゆり

歌手の石川さゆりの長女が荒木先生のファンである縁から家族ぐるみで親交があり、石川のアルバム『X-Cross-』のジャケットイラストを荒木先生が描いている。さらに2012年のNHK紅白歌合戦に出場した石川が歌う『天城越え』をイメージしたステージ背景イラストも描いた。ちなみに、2012年11月に放送された『ソロモン流』に出演した際には荒木先生と一緒に「ジョジョ立ち」に挑戦し、同年のNHK紅白歌合戦に出場した際の石川はCDジャケットイラストと同じキラークイーンをデザインしたかんざしを髪にさすほどのこだわりを見せた。

GUCCI

イタリアのファッションブランドであるグッチの創業90周年記念として、集英社の女性向けファッション雑誌・&ruby(シュプール){SPUR};2011年10月号に『岸辺露伴 グッチへ行く』を掲載。
2012年9月にはGUCCI新宿店にて『GUCCI×HIROHIKO ARAKI×SPUR 岸辺露伴 新宿へ行く展』が開催。実際のグッチ製品を荒木キャラが着ているイラストが展示された。
さらに2013年1月にもコラボ展が開かれ、空条徐倫をモデルにした小冊子漫画『徐倫、GUCCIで飛ぶ』がSPUR2013年2月号に掲載された。

上遠野浩平

ジョジョの奇妙な冒険』のノベライズ企画として立ち上げられた「VS JOJO」シリーズ第一弾『恥知らずのパープル・ヘイズ』を執筆。荒木先生も表紙、挿絵イラストを描いた。

西尾維新

「VS JOJO」シリーズ第二弾として『JOJO's BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN』を執筆。荒木先生も表紙、挿絵イラストを描いた。

舞城王太郎

「VS JOJO」シリーズ第三弾として『JORGE JOESTAR』を執筆。荒木先生も表紙、挿絵イラストを描いた。

乙一

ジョジョの奇妙な冒険』第四部後日談にあたる小説『The Book』を執筆。荒木先生も表紙、挿絵イラストを描いた。

川端康成

集英社文庫の『伊豆の踊子』(2008年新装版)の表紙イラストを担当。
このコラボを受け、久米田先生さよなら絶望先生181話では荒木先生の画風で描いた『坊っちゃん』を登場させている。また荒木版「伊豆の踊子」はさよなら絶望先生OAD獄・註でネタにされた。

斎藤環

2012年2月に発売された精神科医の斎藤氏の著作『生き延びるためのラカン』(ちくま文庫版)の表紙イラストを担当。
同年10月に発売された氏の著作『ひきこもりはなぜ「治る」のか?』(ちくま文庫版)では久米田先生が表紙イラストを担当するという奇縁がある。

恐竜を拾ったり、秘境や宇宙に行ったり[編集]

藤子不二雄([[第8作までが藤子不二雄名義、第9作以降が藤子・F・不二雄名義。F先生の絶筆となった第17作の途中からは藤子プロが漫画版を執筆し、第18作以降は『まんが版 映画シリーズ』としている。</ref>の『大長編藤子・F・不二雄)<ref]]シリーズ』のこと。映画『ドラえもん』シリーズの原作となる。
恐竜・秘境・宇宙と列挙していることから、特にシリーズ第1作~第3作をピックアップしていると思われる。

恐竜

大長編第1作の『ドラえもん のび太の恐竜』。

秘境

大長編第3作の『ドラえもん のび太の大魔境』。

宇宙

大長編第2作の『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』。


この他にも、大長編・映画シリーズの冒険的性質から宇宙や架空の惑星を舞台にした作品が多く、『恐竜』と『宇宙開拓史』は水田わさび版でもリメイクされている。

いつもは乱暴な丸京がいいヤツになったりする展開!?[編集]

ドラえもん』においてTVシリーズでは典型的ないじめっ子キャラとして描かれることが多い剛田武(ジャイアン)が、映画版では優しく頼れる兄貴分キャラに変貌することから。
ちなみに『銀魂』では、この法則を「ジャイアン映画版の原理」と表現している。

義務?[編集]

今話の覆面落語家[編集]

かゆいところ[編集]

初回文書[編集]

今回の後半部分は『さよなら絶望先生』の単行本第三十集紙ブログ始末書」が元になっている。
漫画家の連載前の構想、初回文書、バチカンへの封印、読者に対する証明(免罪符)、『ONE PIECE』のオチを想像するなど、今回のストーリーラインと共通している。

なお、久米田先生自身は、実際に初期に掲載された描写最終盤の展開に活かしている。

文書の読み[編集]

サブタイトルでは「ぶんしょ」とルビがふられているが、作中のテーマ「初回文書」では一貫して「もんじょ」とルビがふられている。

ただし、元ネタの死海文書でも「ぶんしょ」「もんじょ」双方の読みが混在している実情もある。

P78の6コマ目[編集]

木胡桃「たくさんの孫に看取られながら 自宅で眠るように死にたいです」[編集]

木胡桃の孫たちにアホ毛が遺伝している。

P85の2コマ目[編集]

手寅「今や全ての連作作品の初回文書が バチカンに封印されているのよ!」[編集]

「連載作品」の誤字か?

マンガの現場 第17回[編集]

今月号では伊奈めぐみ[13]の漫画『将棋の渡辺くん』新連載を記念して、渡辺明竜王と福本伸行先生が対談。
今話では連載作品のエンディングノートがネタにされているが、渡辺明竜王は対局の前には万全の戦略を練っておくと語り、福本伸行先生も単行本5巻分先まで考えて執筆していることを語り、両者とも予め考えておくほうが実作業もうまく運びやすい見解で一致している。

ミヤジマがお知らせします[編集]

今話で『進撃の巨人』がネタにされているが、掲載号の『ミヤジマがお知らせします』では担当編集者のスズキ(ジョシジマ)氏がミカサ・アッカーマンのコスプレをさせられている。
また、偶然にも今回はミヤジマ先生も多胎児ネタで複数本人を展開させている。


四十六日目/文書入れ~
四十五日目/春の字嫌い四十七日目/風呂好きな男
  1. バーニィは知らなかったが、核ミサイルを配備したジオン軍の部隊は地球連邦軍により撃破されていたため、実際に核攻撃される可能性は無かった。
  2. 書類送検は公訴時効成立後に被疑者が判明した際にも行われる。この事件の場合、遺族に刑事補償(無罪判決を受けた者に対する補償)を支払うための手続きとして行われた側面もある。
  3. 抑留・拘禁1日分の最大額に当たる12,500円が支払われた。
  4. 後に開示された当日の取り調べ記録では、女性は「人違い」であったことを認めている。
  5. 事件から約40日後、書類送検直前になる1月26日になって被害届が出されており、その経緯には不明な点が多い。
  6. 高地故に火葬や土葬に適さないという土地柄の理由もある。
  7. 遺言書(いごんしょ)、遺言執行者(いごんしっこうしゃ)など。
  8. 「死神の掟」について単行本6巻では、「(死神が)デスノートを持った人間を殺せるのは、人間界にデスノートを譲渡している死神だけ」との記述がある。また、単行本11巻では、「人間界に持ち込んだノートの最初の所有者となった人間の最期を見届け、自分のノートにその人間の名前を書いた時」とある。
  9. リュークの月殺害理由は月の敗北が決定的となり人間界に留まる「面白い」理由がなくなってしまったことだが、アニメ版では結末の描写が変更されたことでこの掟が殺害の最大の理由となっている。
  10. ただし非公式な見解。
  11. 北斗の拳』の項目も参照。
  12. イタリア語での発音はフランチェスコだが、カトリック教会側がラテン語からの慣例的発音で表記を統一している。
  13. 渡辺明竜王の妻。伊奈は旧姓。