尾石達也

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尾石達也(おいし たつや)[編集]

久米田康治との関連[編集]

アニメさよなら絶望先生との関連[編集]

さよなら絶望先生オープニングディレクター
さよなら絶望先生』(第一期)オープニングのディレクターと第12話の絵コンテ、全話のテロップワークを担当。なお、それ以降のアニメシリーズには関わっていない。

略歴・人物像[編集]

新房組[編集]

新房監督とは、『幽☆遊☆白書』のアニメーター時代に仕事をして以来、本数は少ないが新房の仕事に参加してしていたことがある。かねてよりシャフトで仕事をしていた関係から『月詠 -MOON PHASE-』の第1話に原画で参加したいたときに、急遽新房監督に呼ばれて「6話の演出をやってくれ」と依頼され、「ちょっと軽い気持ちでお引き受けした」ところ、新房組として活動するようになった。以降、『ぱにぽにだっしゅ!』(3作品すべて)『ネギま!?』のオープニングディレクターも担当しており、両作品共に実写素材をはめ込んだり、奇抜な色彩を用いている。
新房監督は尾石の仕事について、「デジタル環境で色が自由に作れるようになってアナログ作業より自由度が上がって、そこから才能が開花したというところがあると思う」と評価している。


さよなら絶望先生』のオープニングは、アイキャッチ画像の連続、キャラクターを縛る、久米田康治の写真を使用、ヒロインの妊娠など独特のものとなっている。原作者である久米田康治は第一期のOPをいたく気に入ったようで、打ち上げでは『俗・さよなら絶望先生』でもオープニングで何かを仕掛けると、久米田先生に声を掛けていた。しかし実際には『俗~』には参加せず、『ひだまりスケッチ×365』の作業に入ってしまったため、「約束が違う」と久米田先生を絶望させてしまったという。

絵コンテ[編集]

尾石の絵コンテは、既存の絵コンテ用紙を使わない特徴的な作りをしており、カットごとに絵のフレームを大きくしたり小さくしたりすることでどのシーンを強調して描くかが一目で分かるようになっている。しかし、自作の絵コンテや実写素材を用いた彼の演出手法にはかなり手間がかかるため、常に製作スケジュールがギリギリなことで有名なシャフトの中でも際立って仕事が遅く、フィルムの納品期限に間に合わないことも多い男である。その代表である『富士山』も彼の絵コンテ・演出担当回であり他にも『化物語』でもつばさキャットのオープニングが実写になったりネット配信の第14話以降が大幅に延期されるなど、エピソードには事欠かない。本人もそのことを気にやんでいるようで『絶望先生』の第一期12話での自虐ネタがその顕れである。
結果、龍輪直征から「シャフトの冨樫」という呼び名を与えられたとさよなら絶望放送第154回で話題となった。

主な参加作品[編集]

  • 幽☆遊☆白書(1992-1994年)原画
  • 機動戦士Vガンダム(1993-1994年)原画
  • 機動武闘伝Gガンダム(1994-1995年)原画
  • 十二戦支爆烈エトレンジャー(1995-1996年)原画
  • NINKU -忍空-(1995-1996年)原画
  • バトルアスリーテス 大運動会(1997-1998年)原画
  • 烈火の炎(1997-1998年)原画
  • 宇宙海賊ミトの大冒険(1999年)原画
  • 宇宙海賊ミトの大冒険2人の女王様(1999年)原画
  • パワーストーン(1999年)原画
  • サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER(2001-2002年)絵コンテ・演出・原画
  • まぶらほ(2003年)原画
  • ポポロクロイス(2003-2004年)原画
  • 鉄人28号(2004年)絵コンテ・演出・原画
  • 陸奥圓明流外伝 修羅の刻(2004年)オープニング原画・原画
  • 月詠 -MOON PHASE-(2004−2005年)絵コンテ・演出・原画・設定協力
  • ぱにぽにだっしゅ!(2005年)オープニングディレクター・絵コンテ・演出・原画・コンセプトデザイン協力
  • ザ・サード〜蒼い瞳の少女〜(2006年)原画
  • ネギま!?(2006−2007年)オープニングディレクター・絵コンテ・演出・原画
  • ひだまりスケッチ(2007年)絵コンテ・演出・原画・設定デザイン協力
  • ひだまりスケッチ×365(2008年)プロダクションディレクター・絵コンテ・演出
  • まりあ†ほりっく(2009年)オープニングディレクター・コーナータイトル・サブタイトル
  • 化物語(2009年)シリーズディレクター・オープニングディレクター(ひたぎ、翼1,2)
  • それでも町は廻っている(2010年)テロップ関連
  • 偽物語(2012年)