木津千里

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木津千里(きつ ちり) CV:井上麻里奈[編集]

  1. ref(kitsu.jpg)

2のへ組生徒 出席番号20番
6月15日生まれ


几帳面・粘着質少女[編集]

名前ネタ[編集]

何にでも"キッチリ"しているという意味。
漢字については、なるべくきっちり左右対称になるよう選ばれているものと思われる。
また、おそらく後付けだが「千里」の「千」の字を逆さにすると「埋」になる。

性格[編集]

どんなことでもきっちりしていないと納得せず、物事や道理の不規則・不均衡や曖昧さを何よりも嫌う完璧主義者。なおかつ、物事と自分の思考との一致を求めるコントロールフリーク的性格が強いため、周囲にもきっちりを要求する。自分自身にも完璧を心がけているため、自らの苦労や弱点などは表に出そうとしない。そのため、完璧だと思っていたことが失敗だと気付くと、かなりのショックを受けてしまう。
ただし、他者に強引に要求している事を自分自身は行わなかったり、逆に自分が行うように求められた際には言い訳をして拒否するなど(たまに常人には真似できない行為で行動に移す事もあるが)、他人に厳しい一方で自分に甘い所もある。
そもそも、彼女の唱える『きっちり』のルールには恣意的な面も多く、きっちりすることによって己の立場が不利になる場合はあやふやな状況を敢えて許すことがある。


非常に執念深い粘着気質で、自分に向けられた侮辱や誹謗中傷などは決して許さぬ主義。 また、周囲に対してはより好かれたい願望を持つ反面、自分に対し悪意的であるように思い込むときがあり、やや被害妄想的な一面もある(48話170話など)。一方で困っている人や動物に対しては基本的に同情的で、進んで手を差し伸べるという一面もある。このためか、マ太郎には保護者的な態度で接している。


話が進むにつれて言動に猟奇性が増し、性格や行動が『かってに改蔵』の名取羽美にどんどん似てきている。作者自身が描きやすかったキャラである名取羽美に似てくるのかもしれない。

容姿・スタイル[編集]

身長は158cm、体重はきっちり45kg。視力は両目とも2.0、胸囲75cm?([ blue; background: ;" >P60)。胸はかなり小さく、Bカップより下(33話 P42 <span style="color])。本人もコンプレックスを抱いているため、木村カエレのプロポーションのよさを鼻にかけるところを不快に思っているらしい(32話 P29)。ブラにパッドを入れている。
発熱などで平衡感覚が鈍っている状態になると、身体が傾いてしまう(75話)。
肌年齢は28歳(74話)。


最近になって、ヘアバンドを着用する機会が多くなってきた。

・髪の毛へのこだわり

髪は徹底的に手入れをしているため、綺麗な髪をしており、滅多に他人を褒めない糸色望に褒められた事もある(110話)。髪型がキッチリ真ん中分けなのは、何事もキッチリしなければ気がすまない性格の表れ。実は物凄い癖毛。月に一度ストパーをかけて、毎朝 必死で伸ばしている。本人にとっては封印事項(28話 P111)。なお、動揺したり心身のコンディションが悪いと髪が少しほつれてくる。

口癖[編集]

「キッチリしてください。」が口癖。「~しなさいよ!」のような命令口調で喋ることが多い。また、意識が昂揚した時などに「うなっ」とかけ声を発する。132話で他のキャラとともに触らぬ神に出会ってからは、その話し方に影響を受け、強い否定を表す意味で語尾に「~(未然形)、ぬ!」をつけるようになった。ただし、触らぬ神に帰依した訳ではなく、その後も危険な物事に触りまくっている。
彼女の台詞にだけは、必ず句読点が入る[1]
ただし、1話の本誌掲載時には台詞に句読点がついていなかったほか、たまに句読点を付け忘れていることがある(単行本では修正されている。しかし修正せずにそのままの場合もある)。きっちりしなさい!

性癖[編集]

寝返りをうって糸色望と添い寝したことで関係が生じたと誤解し、勘違いから[ blue; background: ;" >P112)。彼の女性関係に対する対抗意識はかなり強く、ただ事実関係を追及しているだけでなく内心は好意を持っているが、なかなか気持ちを表に出せないようである。しかし、消去法により望が自分の恋人を決めようとしたときは「邪魔者がいなくなれば先生は私を選んでくれる」と発言し、奈美に結婚を迫っている(8話 <span style="color]やあびるを含むへ組の生徒を校庭に埋めたことから、糸色望に対して凄まじい好意を抱いていると考えられる。


交友関係[編集]

きっちりを強要するゆえにクラスメイトたちから避けられてしまうこともあり、望からも他の女子生徒とは一線を画して避けられている。
藤吉晴美とはお互いの性格や家庭事情等を良く知っており、旧知の仲。

  • 互いに相手のことを「千里」「晴美」とファーストネームで呼び合っている[2]
  • 千里は現在の晴美の漫画の作風を認めていないが、内容が問題なのではなく、4コマ漫画でないこと、あるいは起承転結が明確でないことがその理由(15話 P70)。晴美が漫画を描くこと自体は、むしろ応援している。
  • 修学(下見)旅行前に二人は徹夜で「旅のしおり」を作っていた(24話 P63 コミックス追加ページ)。
  • 千里自身にはオタク的趣味はないと思われるが、晴美に付き合ってその手のイベントにはしばしば参加している。アニメキャラのコスプレをしたことも。
  • 晴美が初めての友達である可能性がある(17集164話単行本追加ページ)。晴美は、他のクラスメイトからは「体調のいい時じゃないと遊べない」と言われた千里を普通に遊びに誘うことができる(190話)。
  • 晴美と出会ってしばらくは、晴美の服を掴んでついて回っていたらしい(179話 P133

木津千里 履歴書[編集]

誕生日[編集]

誕生日は6月15日(8話P107 茶道部員「部長 お誕生日おめでとうございます」)。
この(51話)が掲載された週刊少年マガジン発売日が6月15日であることから。後に182話において、この日が誕生日であったことが公式に確定した。
関連性があるかは不明だが、『ドラえもん』の登場人物ジャイアンの誕生日と同じ(参考⇒★>http)。

住所[編集]

東京府本郷区本郷在住。 小石川区の隣の区からの都電通学のようだ(48話)。
二階建て一軒家に住む(139話)が、自宅が道路建設予定地に入っているが、断固立ち退きを拒否している(139話)。

家族構成[編集]

両親は存命。おじいちゃんは…

・父親
木津千里にあまり似ていないらしい(8話)。

引っ越しが多い理由を、幼い頃の千里には技術者で転勤が多いからということにしていたが、実は、行く先々の職場が倒産していたためだった。どうせまた倒産するからと、再就職をあきらめ、引っ越しをしなくなる(263話)。

・母親
木津千里にあまり似ていないらしい(8話)。両親揃って、娘の千里の名前を「トメ」にするか「未来来(みらくる)」にするか悩んでいたネーミングセンスの持ち主(96話)。この話を聞いた直後に千里はかなりショックを受けていた様子だが、「未来来」に関しては字がきっちり左右対称で字画も良いので本人はそれ程不満はない様子。むしろ気に入っている?
・姉
木津多祢(きつたね)

190話で登場。当該項目を参照。

・祖父
生死不明。アルバムの写真に「祖父がグッタリ」とのコメント(8話)。
・ペット
一(ハジメ)という名の犬を飼っている(8話)。そのほかに棒犬が木津家の飼い犬として描写される場面がある(138話190話など)。

前世[編集]

靴屋で三角巾を被った姿で登場している(25話)。ちなみに靴の注文主は前世の臼井影郎と思われる。

小学校入学前[編集]

  • アルバム写真にて「父がダッコ」「母とニッコリ」「祖父がグッタリ」という平和な家庭に育った(8話)。

小学校時代[編集]

作品中に加えて単行本の追加ページにおいても、幼少期の木津千里藤吉晴美のエピソードが多数掲載されている。

  • もの凄いくせっ毛だった([ blue; background: ;" >P111)が、小学生のうちにストレートにするようにしたようである([[65話『半分捕物帳』 28話>28話『証明しようと思っていた。今年の正月』|65話]] <span style="color] P70)。
  • バレンタインデーに手作りチョコを男の子にあげ、病院送りにしてしまったことがある(82話)。
  • この頃か正確な特定ではないが、呼ばれていないのに知人の誕生日パーティーに行ってしまったことがある(166話)。
  • 友達がいなかったのか、お正月の双六を一人4役でやっていた(164話追加ページ)。
  • 変な大人に連れて行かれそうになった藤吉晴美を守るため、スコップを持って立ちはだかった(182話追加ページ)。
  • サンタクロースが本当はいないことを多祢と親に教えられると、整合性を保てなくなって「嘘を教えたのか!」と暴走。以後、木津家では家族の安全のため一家総出でサンタ実在の小芝居をうつ(206話)。
  • クラスメイトからイジメを受けていたことがあり、イジメていた当時のクラスメイト(中心人物?)は「5年間何も言ってこなかったから大丈夫だろう」と一安心していたが、その直後にきっちりと復讐されてしまい、生死は不明。(242話
  • 友達がいなかったのは、本人の気質以外に転校が多かったからというのも理由らしい。(263話

中学校時代[編集]

このころ、姉にジュースを注射(90話)。

高校時代[編集]

2のへ組在籍。 委員長のような行動をとるが正式な委員長ではない。これは自分では全権掌握できないため、委員長はやりたがらないという設定のため。初期設定では、実際に委員長という設定だったようだ。


昭和82年(2007年)4月にダムで起きたある事件に何らかの関与をした容疑で、警察から事情聴取を受けたが、どのような事であるかは不明。アニメを見る限りでは、スコップを使っていたことからおそらく猟奇沙汰(94話)。数々の猟奇事件を起こしたためか、保護観察の身にある(191話)。

趣味[編集]

・茶道

茶道部部長も務めている(8話 P107)。部員に丸井円らがいる。

・心霊スポット探訪

171話など。

・セレブ気分?

ワイングラスで麦茶を飲み、セレブ気分を堪能する珍趣味もある(37話)。

・革命思想?

革命、血なまぐさいことに詳しい。
特に共産革命は彼女の全てにおいて均等に、偏りのない理想を求める志向からおのずと深く知るものと思われる。

  • 「そうよ、糸色同志!格差のある社会はあってはならないわ!」(40話 P11
  • チェ・ゲバラTシャツを購入しようとした日塔奈美を捕獲し、キューバ革命の記録映画を強制視聴させる。毛沢東Tシャツを手にした音無芽留にも「知るのか?」と迫る。(51話 P12
  • 「でも行進」に彼女らしき人物が交じっており、人々の「でも」ぶりにイライラしている。(136話 P90
  • 資本主義的に派手な文化祭開催を主張した実行委員長派と学校を壁で二分し、書記長として共産主義的な緊縮財政の文化祭を開催。あげくに文化祭大革命の断行を宣言した。(198話
  • まといらストーカーたちの電柱地中化工事反対デモに「ついテンション上がっちゃって」参加する。(200話

特技[編集]

・集団統率

率先して集団をまとめようとする委員長キャラ。127話では、絶望先生を拉致した「ネオ日●組」(ねおにちまるそ)なる組織への突入を指揮したり、198話では文化祭を統率したりしている。しかしながらクラス委員長の役職に就いてはいない。9話 P123 5コマ目では、人物の台詞ではなくナレーションで彼女を委員長と呼んでいる記述があるが、当初プロットでは実際に委員長という設定であった。

・収納の達人

整理整頓、テトリスなどが上手い。デッドスペースを許さない女(33話)。

・ナイフ投げ

Bカップのブラと実際の胸の間にアサシンナイフを隠し持っている。命中精度はかなり良い(33話 P42)。

・カラオケ

音感が良い?らしくカラオケで音を外すことを許さない(59話)。カラオケできっちりした点数が出ないことも許さない。(110話 P147(コミックス追加ページ))。

・占いや祈祷など呪術一般

一旧の前世を水晶占いで占った(50話)丑の刻参り(57話)や日照祈願の儀式(62話)、あるいは土砂加持法(159話)など各種の祈祷行為を執り行ったりもする。また、恐山大祭には毎年必ず行っているという(146話)。
94話で事情聴取に訪れた刑事など自らに不都合と思われる人物を対象に呪いも行うらしい(115話)。

・千里眼
千里眼が使える([ blue; background: ;" >P116)。 [[風浦可符香 18話>18話『見合う前に跳べ』|可符香]] <span style="color]に「まさに千里眼」といわれていた。
・裁縫

自室にはミシンもある。124話では各キャラの代用人形を作っている。

学業成績[編集]

学業成績はかなり優秀。
昭和80年度1学期成績は世界史以外はオール5。(13話 P43 団地の奥さん「現5古5世4日5数5理5外5体5芸5だよ」)
昭和81年度1学期期末試験では、クラス内で4位。(56話 P76 コミックス追加ページ)
また、昭和84年度学年一斉試験では学年で9位となっているが、これは睡眠学習でほかの生徒の成績が上昇したため相対的にやや下がったのだろうか?(177話




木津千里解析[編集]

初登場[編集]

1話 P18 6コマ目

初台詞[編集]

1話 P18 6コマ目先生は、心の弱い大人なんだ。」が初台詞。

登場コマ数[編集]

デザインセンス[編集]

意匠に関しては省略やデフォルメを認めず、徹底した写実主義で描く(ゆえに抽象的表現も好まない)。
バレンタインのチョコではハートを実際の心臓の形で再現したリアルハートチョコを作成。その造形は右心房を判別可能なくらい『正確無比』できっちりとしている。同様に手紙にハートマークを書く時も簡略化はされているが同様にリアリズムのこだわりが見受けられる。ちなみにドクロマークも「きっちり」描いているらしいが、藤吉曰く「気を失う」とのこと(126話)。

日々高まるキッチリ欲求[編集]

円周率を十数ケタは言えたものの(26話参照)、癖っ毛を伸ばすことはしなかった幼少時に比べて、現在では茶道部の部員にまで真ん中分けの髪型をさせている(8話 P107参照)など、きっちりしていることに対する欲求は年々強まっているようだ。

きっちりを強要するゆえにクラスメイトたちから避けられてしまうこともあり、望からも他の女子生徒とは一線を画して避けられている。
愛されるキャラになりたくてドジっ子アピールを行ったことも(108話『奥の抜け道』)。

備考[編集]

備考1

料理は下手で、まともに食べられない味らしい(33話82話)。

備考2

108話以降、目が少しキツくなっている。

備考3

かつては包丁や金属バットを使用していたが、連載が進むにつれて各キャラ毎の固有武器が決まっていくうちに、万能(刺す・切る・刻む・掘る・叩く・埋める)キッチリスコップが登場し、以降は主にこちらをメインに使用している。
これに伴い、金属バットは三珠真夜の固有武器へと化していった。

  1. ちなみに、週刊少年サンデーなど小学館のマンガ雑誌は他のマンガ雑誌と違って常に句読点が入る。
  2. ただし、8話では晴美は千里のことを「委員長」と呼んでいた