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==美少女戦士セーラームーン(びしょうじょせんしセーラームーン)==
武内直子による漫画作品。<br />
1992年から1997年まで、[[講談社]]「[[なかよし]]」に連載されていた。1993年度[[講談社]]漫画賞少女部門受賞。<br />
1992年3月7日から1997年2月8日まで、テレビ朝日系列で5シリーズ全200話が[[アニメ化]]された。制作は東映動画(現・東映アニメーション)。<br />
また、2003年10月4日から2004年9月25日まで中部日本放送(CBC)をキーステーションにTBS系列で東映制作の実写版が放送された。<br />
2012年7月6日に行われた20周年記念イベントで、2013年夏を目標に新作アニメが制作されること<ref>2013年4月には原作担当者が[[Twitter]]にて海外のファンからの問い合わせに対して、新作アニメが延期されたこと(⇒[//twitter.com/osabu8/statuses/327758714599768065 ★>https])と、延期が2014年ではないこと(⇒[//twitter.com/osabu8/statuses/327758893268754433 ★>https])をつぶやいている。このつぶやきから延期が2013年内に収まるのか、2015年以降にまで伸びるのか憶測が飛び交っている。</ref>と、主題歌を[[ももいろクローバーZ]]が担当することが発表された。その後延期となっていたが、2014年7月5日に『美少女戦士セーラームーンCrystal』のタイトルで全世界配信される。

===作品概要===
東京の麻布十番に住むごく普通の中学2年生・月野うさぎが、言葉を話す不思議な黒猫ルナと出会ったことがきっかけで正義の戦士「セーラームーン」に変身し、仲間のセーラー戦士たちと共に街を襲う悪者を倒して行くという美少女戦士漫画。<br />
これまで少女マンガにはみられず少年マンガの独壇場であった格闘ものの要素、とりわけ「[[スーパー戦隊シリーズ]]」にみられるような友情系バトルの要素と、美少女的要素とを組み合わせて少女マンガの世界に導入した傑作で、「美少女戦士物」というジャンルを確立した。<br />


1992年、[[講談社]]『[[なかよし]]』に連載されると同時期に[[アニメ化]]され、「月に代わっておしおきよ!」の決めゼリフとともに、少女・幼女だけでなく大人の女性、果ては男性の間にまで広く人気を博した。セーラームーンに夢中になった男性陣を、当初対象とした客層である「よい子のお友達」「ちっちゃいお友達」に対して、「[[大きなお友達|おっきなお友達]]」と揶揄して呼ぶ習慣は登場したのもこのころ。<br />
結果として、単なる少女漫画・アニメの域を遥かに超えたブーム・社会現象となった。また、日本国内のみならず海外においても知名度が非常に高い作品であり、「Pretty Soldier Sailor Moon」の名前で、アメリカ・英国・フランス・ドイツ・イタリア・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドなどに輸出され、アニメ・マンガとは無縁の層の間にまで広く知られている。<br />


当初は、原作漫画版もアニメ版も約1年で終了する予定であり、最終戦ではセーラー戦士が全員死んでしまうという壮絶なストーリーであったが、当初の予想を覆す予想外の大ヒットとなったため、第2期シリーズ以降の続編が制作されることになった。<br />

====ストーリー====
月野うさぎは、ドジで泣き虫、勉強苦手、運動ダメの女の子。でも、元気の良さと立ち直りの早さは天下一品で、食べることと寝ることが大好きです。<br />
そんなごくごくフツーの女の子・うさぎの運命が、ある日、額に三日月のアザのある、人間の言葉を話す黒猫・ルナと出会った時から、ガラリと一変してしまいます。<br />


月からの使者というルナによれば、うさぎは選ばれたセーラー戦士で、悪い敵をやっつけるのが使命なのだそうです。そして、他のセーラー戦士たちと共に、月のお姫様を探し出さなくては行けないとの事。突然のことで訳の判らないうさぎでしたが、素敵な変身ブローチや変装ペンをもらって、すっかりルンルン気分です。<br />
「ちょっぴりスリリングなところが、結構よかったりして…」と、自分の身に起こった一大異変も何のその、ウソみたいに現状認識の甘いうさぎです。<br />


その頃、悪い敵こと、悪の帝国ダークキングダムの女王・クインベリルは、地球の若者たちのエナジーを奪い取るため、配下のジェダイトたち美少年軍団に命じて、恐ろしい妖魔達を次々に地球へ送りこませていました。<br />
クインベリルの真の狙いは、一体何なのでしょうか?そして、頼りないセーラー戦士・うさぎは、果たして地球を守り通すことが出来るのでしょうか…?



===スタッフ===
====アニメ版====
原作:武内直子<br />
企画:東伊里弥、太田賢司<br />
製作担当:樋口宗久<br />
脚本:富田祐弘、柳川茂、隅沢克之、他<br />
シリーズディレクター:佐藤順一、幾原邦彦<br />
演出:幾原邦彦、竹之内和久、小坂春女、他<br />
キャラクターデザイン:只野和子<br />
美術:窪田忠雄<br />
音楽:有澤孝紀<br />
アニメーション制作:東映動画(現・東映アニメーション)<br />
====20周年記念アニメ====
原作:武内直子<br />
監督:境宗久<br />
シリーズ構成:小林雄次<br />
キャラクターデザイン:佐光幸恵<br />
美術監督:倉橋隆、保坂有美<br />
色彩設計:辻田邦夫、小日置知子<br />
撮影監督:荻原武夫<br />
音楽:高梨康治<br />
音楽制作:[[キングレコード]]<br />
アニメーション制作:東映アニメーション<br />

====実写版====
*チーフプロデューサー:岡﨑剛之、竹澤寿之
*プロデュース:矢田晃一、坂田雄馬、白倉伸一郎、丸山真哉
*脚本:小林靖子
*監督:田﨑竜太、高丸雅隆、舞原賢三、鈴村展弘、佐藤健光
*特撮監督:佛田洋
*デザイン:竹田団吾(衣裳担当) 、篠原保(妖魔担当)
*音楽 :大島ミチル
*企画制作協力 :電通、CAZBE、東映エージエンシー
*製作・著作:中部日本放送、東映

====メインキャスト====
{| class="wikitable"
|-
|~キャラクター
|~アニメ版
|~Crystal
|~実写版
|h
|-
|CENTER:月野うさぎ&Br;セーラームーン
|>
|CENTER:三石琴乃
|CENTER:沢井美優
|-
|CENTER:水野亜美&Br;セーラーマーキュリー
|CENTER:久川綾
|CENTER:[[金元寿子]]
|CENTER:浜千咲<ref>現:泉里香</ref>
|-
|CENTER:火野レイ&Br;セーラーマーズ
|CENTER:富沢美智恵
|CENTER:佐藤利奈
|CENTER:北川景子
|-
|CENTER:木野まこと&Br;セーラージュピター
|CENTER:篠原恵美
|CENTER:小清水亜美
|CENTER:安座間美優
|-
|CENTER:愛野美奈子&Br;セーラーヴィーナス
|CENTER:深見梨加
|CENTER:伊藤静
|CENTER:小松彩夏
|-
|CENTER:ルナ(黒猫)
|CENTER:潘恵子
|CENTER:広橋涼
|CENTER:潘恵子(声のみ)
|-
|CENTER:アルテミス(猫)
|CENTER:高戸靖広
|CENTER:-
|CENTER:[[山口勝平]](声のみ)
|-
|CENTER:地場衛&Br;タキシード仮面
|CENTER:古谷徹
|CENTER:野島健児
|CENTER:渋江譲二
|-
|CENTER:ちびうさ&Br;セーラーちびムーン
|CENTER:荒木香恵
|CENTER:福圓美里
|CENTER:-
|-
|CENTER:天王はるか&Br;セーラーウラヌス
|CENTER:緒方恵美
|>
|CENTER:-
|-
|CENTER:海王みちる&Br;セーラーネプチューン
|CENTER:勝生真沙子
|>
|CENTER:-
|-
|CENTER:冥王せつな&Br;セーラープルート
|CENTER:川島千代子
|CENTER:前田愛
|CENTER:-
|-
|CENTER:土萠ほたる&Br;セーラーサターン
|CENTER:皆口裕子
|>
|CENTER:-
|-
|CENTER:大阪なる
|CENTER:柿沼紫乃
|CENTER:佐藤聡美
|CENTER:河辺千恵子
|-
|CENTER:うさぎの父(月野謙之)
|CENTER:真地勇志
|>
|CENTER:-
|-
|CENTER:うさぎの母(月野育子)
|CENTER:高木早苗
|CENTER:水谷優子
|CENTER:森若香織
|-
|CENTER:うさぎの弟(月野伸悟)
|CENTER:川島千代子
|CENTER:劉セイラ
|CENTER:-
|-
|CENTER:桜田春菜(先生)
|CENTER:川島千代子
|CENTER:神田朱未
|CENTER:大寶智子
|-
|CENTER:ジェダイト
|CENTER:小野坂昌也
|CENTER:[[岸尾だいすけ]]
|CENTER:増尾遵
|-
|CENTER:ネフライト
|CENTER:森功至
|CENTER:鳥海浩輔
|CENTER:松本博之
|-
|CENTER:ゾイサイト
|CENTER:難波圭一
|CENTER:松風雅也
|CENTER:遠藤嘉人
|-
|CENTER:クンツァイト
|CENTER:曽我部和恭
|CENTER:竹本英史
|CENTER:窪寺昭
|-
|CENTER:クインベリル
|CENTER:潘恵子
|CENTER:渡辺美佐
|CENTER:杉本彩
|}


アニメ版における久米田作品声優の出演は以下の通り(カッコ内は出演時期を示す)。
;[[さよなら絶望先生キャスト|絶望声優]]
:
*[[井上喜久子]]([[大草麻菜実]]役)がルビーナ役(SS)、セーラーアルーミナムセイレーン役(セーラースターズ)
*[[根谷美智子]]([[根津美子]]役)がダイハート役(S)、智子役(SS)
*[[岸尾だいすけ]](ネガティ部員C役)がジェダイト役(Crystal)
;[[じょしらくキャスト|じょしらく声優]]
:
*[[飛田展男]]([[金正日|あの方]]役)が荒木仁太役(S)、山岸、本城役(SS)、ププラン役(劇場版SS)




実写版では[[山口勝平]](とおりゃんせA役)がアルテミスの声で出演。


絶望先生関連では、さよなら絶望先生アニメのキャラクターデザイン・総作画監督を務めた[[守岡英行]]が、1994年ごろ原画担当として参加していた。


===[[久米田康治]]との関連===
[[さよなら絶望先生第八集|単行本第八集]]の紙ブログでは、久米田先生が知人の結婚式で小さい子に「漫画家なんでしょ、[[美少女戦士セーラームーン|セーラームーン]]描いて」とせがまれたことがネタにされている。<br />
同様のネタは「[[かってに改蔵]]」(後述)でも登場していた。

====さよなら絶望先生 作品内にて====
[[2のへ組]]在籍のネットアイドル「[[ことのん]]」(本名不明)は、髪型がセーラームーンの月野うさぎを元ネタにしたもので、月野うさぎ役の声優が三石琴乃であったことから名づけられた模様。<br />


[[70話『原型の盾』|70話]]のコスプレキャラクターのなかにセーラー戦士が混じっている。それ以外では、火野レイの実家「火川神社」が登場したり([[109話『発禁抄』|109話]]と当該話が[[アニメ化]]された[[OAD獄・註]])、タバコの銘柄として「セイラムン ピアニシモ」という小ネタが登場している([[50話『新しくない人よ、目覚めよ』|50話]])。

====かってに改蔵 作品内にて====
[[第67話『人類、月になる!?』]]では直球勝負で、月野うさぎことプリンセス・セレニティ王女の住んでいた月面帝国シルバー・ミレニアムが登場。<br />
また、[[第201話『安すぎちゃって困っちゃう♪』]]では、[[久米田康治|久米田先生]]が友人の結婚式で知人に「ウチの娘にセーラームーン描いてやってくださらない?」と頼まれ、「はい。セーラームーンですね。[[ONE PIECE|ワンピース]]も描く?」と応対したことをネタにしている。また同時期の[[週刊少年サンデー]]のマンガ家BACK STAGE(Vol.4/2002年1月9日、⇒[//web.archive.org/web/20051215103906/websunday.net/backstage/kumeta04.html ★>http])では「[[江戸川コナン|コナン]]の絵も描かされた」と書いていたことも。

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