卒業後は英語教師となり、その学識を文部省から評価されて英国にも留学するが、学問の悩みや兄たちの死去、自身の肺結核、妻との不和などで精神的に落ち込んで不安定な状態に陥り、英国留学を中断して帰国<ref>文部省や親族の間でも漱石が精神を病んだと伝わり、非常に心配されていた。</ref>。籍を置いていた第五高等学校(現在の熊本大学)教授職からも退いた。<br /> | 卒業後は英語教師となり、その学識を文部省から評価されて英国にも留学するが、学問の悩みや兄たちの死去、自身の肺結核、妻との不和などで精神的に落ち込んで不安定な状態に陥り、英国留学を中断して帰国<ref>文部省や親族の間でも漱石が精神を病んだと伝わり、非常に心配されていた。</ref>。籍を置いていた第五高等学校(現在の熊本大学)教授職からも退いた。<br /> |