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<!-- &tag(アニメ・マンガ,魔法先生ネギま!,週刊少年マガジン,シャフト,テレビ東京,赤松健,スターチャイルド);<br /> -->

==魔法先生ネギま!(まほうせんせいねぎま)==
[[赤松健]]による漫画作品。<br />
「[[週刊少年マガジン]]」にて、2003年13号から2012年15号まで連載された。全355話。全38巻。<br />
===作品概要===
連載開始時のキャッチコピーは「30人の美少女がキミの恋人・ドキドキのニュータイプ学園ラブコメ」。本作品では中学校の一クラス全員に設定を与えており、後から見返しても1巻目の最初の登場コマから、各キャラクターの行動に矛盾がないように描かれている。<br />
連載当初は前作『[[ラブひな]]』と同様の萌え路線、または、恋愛物のように思われたことから読者の中心は青年層であった。<br />
しかし、ストーリーが進み、バトルなどの燃え展開や本格的なファンタジー世界が顔を見せるようになり、より低年齢の層にも支持が拡がっていった。赤松先生によると「燃えと萌えの融合を目指している」という。<br />

だが、次々と登場する新キャラやその影響によるパワーのインフレ、展開が進むにつれ世界観がSF要素を混ぜ合わせた難解なものになっていったなどの理由から「[[ドラゴンボール]]や[[BLEACH]]じゃないんだから、パワーのインフレはいい加減やめてもらいたい」や「読む方の骨が折れるストーリーにしてどうするんだ」などの意見が見られるようになり、最終回に至っては'''作品の最大の根幹であった父親ナギを救出する戦いが完全に省略され、生徒達のその後はそれぞれ数行の文章でまとめられる'''という強引な終わり方となってしまい、「'''メディアミックス展開があらかた終わったからなのかどうかは知らないが、作品中の謎や伏線を回収できず、作品そのものをきちんと終わらせる事が出来ないなら、最初から世界観を広げるような真似をするな'''」と、多くの読者から批判を浴びることとなった。<br />
このため、同時期に連載が終了した『[[さよなら絶望先生]]』と比較評価をされることも多くなり<ref>特に30集の30X話については、「'''ハーレム作品を長年描き続けた赤松先生に対しての黒い皮肉なのではないか?'''」という推測がされたこともある。</ref>、燃えと萌えの融合を目指した赤松先生にとっては皮肉な結果となってしまった。<br />

派生作品として、[[コミックボンボン]]→(ボンボン休刊後)マガジンSPECIALで連載されていた、藤真拓哉による「ネギま!?neo」がある。こちらは第2期アニメ「ネギま!?」の要素が取り込まれている。<br />
また[[別冊少年マガジン]]で2010年10月号~2011年11月号まで、初のスピンオフ作品としてYUIが描く「ネギほ(幼)文」が連載された。クラスの生徒が幼稚園児という設定で、企画段階では「ネギま保育園(または幼稚園)」となっていた模様。<br />

2013年8月28日から開始した新連載『[[UQ HOLDER!]]』は、この『ネギま』の未来の世界が舞台となっており、一部のキャラは引き続き登場するかその血族が登場し、さらに、上述のナギを救出する戦いとネギと結ばれた生徒が誰なのかが描かれ、ネギま本編の伏線回収と、[[UQ HOLDER!]]との時代をつなぐミッシング・リンクが5年ぶりに明かされた。<br />

2013年には『さよなら絶望先生』と共に、第44回星雲賞コミック部門参考候補作にノミネートされている。

====あらすじ====
弱冠10歳でウェールズにあるメルディアナ魔法学校を首席で卒業した天才少年ネギ・スプリングフィールド。彼が「立派な魔法使い(マギステル・マギ)」になるための修行として与えられた課題は、日本の学校で先生をすることだった。<br />
序盤は「子供先生」のネギが担任として受け持つ31人の個性的な女子生徒達に振り回される「エッチなドタバタラブコメ」風の展開を見せていた。連載が長期化するにつれて本来のテーマである「父親越え」に関連するストーリーが表面化し、それに係わる者達との「バトル」路線と、従来の「ラブコメ」路線とが交互に描かれるようになる。生徒たちの中にも魔法の存在を知ることになる者や、実は前から知っていたという者が現われ、ネギは彼女たちに支えられながら、魔法使いの世界で英雄だった父の足跡を追って成長していくようになる。

===メディアミックス展開===
1990年代からの声優ブームの仕掛け人である[[スターチャイルド]]の[[大月俊倫]]がプロデューサーとなり、[[アニメ化]]以前からCDをはじめとしたメディアミックス展開が行われた。人気の主体となったのは主人公と女子中学生に配された総勢32人の声優陣であった。<br />

2004年4月よりキャラクターソングCDが12ヶ月連続発売。<br />
2004年内にアニメ「魔法先生ネギま!」のパイロット版が公開。<br />
2005年1月〜6月にアニメ第一期「魔法先生ネギま!」が放送。<br />
2006年4月に「ネギま!?春」がイベントで公開され、その後単行本初回限定版(第15巻)を経てOVAとして発売。<br />
2006年9月に「ネギま!?夏」がイベントで公開され、その後OVAとして発売。<br />
2006年10月〜2007年3月にアニメ第二期「ネギま!?」が放送。<br />
2007年10月〜2008年3月にテレビドラマ(実写版)が放送。<br />
2008年9月から単行本初回限定特典(完全受注生産)としてOAD「魔法先生ネギま!〜白き翼 ALA ALBA〜」が全3巻発売。(単行本第23巻~25巻)<br />
2009年9月から同じくOAD「魔法先生ネギま!〜もうひとつの世界〜」が全4巻発売。(単行本第27巻、28巻、30巻、31巻)<br />
2010年11月にOAD「魔法先生ネギま!〜もうひとつの世界Extra〜「魔法少女ユエ♥」」が発売。(単行本第32巻)<br />
2011年8月27日に劇場版アニメ「魔法先生ネギま!ANIME FINAL」が公開。<ref>「[[ハヤテのごとく!]]」との同時上映。さらに幕間には「[[さよなら絶望先生]]」と「[[かってに改蔵]]」の映像も公開。</ref><br />
2013年2月6日に魔法先生ネギま! OAD/劇場版Blu-ray BOX(期間限定版)が発売。

TV放送はいずれも[[テレビ東京]]で放映、CD・DVDは[[スターチャイルド]]から発売されている。<br />
アニメはパイロット版と第一期はXEBECが制作を担当。<br />
OVA「ネギま!?春」以降は[[新房昭之]]が監督(OVAでは総監督)を務め、[[シャフト]]が制作を担当している。<br />
2011年公開の劇場版アニメの制作はスタジオパストラルと[[シャフト]]がそれぞれ担当。<ref>公開2日前に本編シーンの一部変更が発表された。舞台挨拶時間の変更から当初の予定から約20分程短縮されたと推測されている。</ref>
===[[久米田康治]]との関連===


====[[かってに改蔵]] 作品内にて====
[[第273話『ある意味、貝になりたい。』]]他でネタにされた。<br />
また、この回はアニメ化されたことにより、アニメ版初代「ネギま!」のOP曲「ハッピーマテリアル」がBGMに使われている。同じ[[スターチャイルド]]ならではの実現といえよう。

====[[さよなら絶望先生]] 作品内にて====
[[久米田康治|久米田先生]]がマガジンに移籍した本作では、編集方針により他の連載漫画をネタに扱う事は極力禁じられていることから、以前のようなネタ合戦は鳴りを潜めている。しかし「'''先生と31人の生徒'''」([[10話『当組は問題の多い教室ですからどうかそこはご承知ください』|10話]])などの設定は本作でも名簿ネタなどでしっかりと意識されている。<br />

このほか、「[[魔法先生ネギま!]]」単行本が1000万部突破記念([[92話『おめでたき こともなき世を おめでたく』|92話]])や、ネギまファンは、単行本を「買う!買う!買う!」の三拍子([[162話『大逸走』|162話]])などがネタにされている。[[201話『スキマの手毬唄』|201話]]では「絶望先生スキま!」のネタととに本作ロゴのパロディが登場した。

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