第七席『ヤンキー怖い/魚政談/楽屋調べ』
第七席『ヤンキー怖い/魚政談/楽屋調べ』[編集]
- 『ヤンキー怖い』
『饅頭怖い』より。
- 『魚政談』
『鹿政談』より。
- 『楽屋調べ』
『大工調べ』より。
作品情報[編集]
Aパートは原作『八日目/ヤンキー怖い』をアニメ化。
Cパートは原作『十六日目/楽屋調べ』をアニメ化。
放送日時[編集]
~放送局 | ~第七席放送日時 | ~URL・備考 |
TBS | 2012/08/17(金) 26:55 | 特別番組のため30分遅れ |
MBS | 2012/08/23(木) 26:25 | ロンドンオリンピック放送のため8月2日・9日が放送休止 8月23日に第七席と第八席を連続放送 |
CBC | 2012/08/23(木) 27:35 | ロンドンオリンピック放送のため8月2日・9日が放送休止 8月23日に第六席と第七席を連続放送 |
BS-TBS | 2012/08/25(土) 25:30 | 野球中継延長のため60分遅れ |
ANIMAX (CS放送:ANIMAX HD) (BS放送:BS ANIMAX) |
2012/09/18(火) 22:00/27:00 2012/09/23(日) 25:00 |
スタッフ[編集]
~脚本 | 横手美智子 |
~絵コンテ | 湖山禎崇 |
~演出 | 湖山禎崇 |
~総作画監督 | 大木良一 |
~作画監督 | 小林亮 佐藤真史 安留雅弥 舘崎大 坂本龍典 斉藤美香 手島勇人 大木良一 |
OP[編集]
じょしらくOPを参照。
Aパート[編集]
原作通りのネタは、このページには記載していない場合があります。 特に羅列ネタや当時の時事ネタは、原作の方のページに詳しく記載されている場合があります。 下記リンクより併せてご参照ください。
原作『八日目/ヤンキー怖い』をアニメ化。
アニメ界が平和でありますよ~~に[編集]
冒頭のテレビ画面[編集]
原作でのテレビは大画面AQUOSだったが、第一席で登場したスーパーファミコン内蔵テレビに変更されている。
ロンドンオリンピック開催期の放送だったため、テレビ画面は原作のバイアスロンから近代五種(ペンタスロン)に変更されている。
作中でも言われている通り、バイアスロン同様に近代五種も軍事に縁が深い種目で構成されており、その起源はナポレオン軍の将校が馬で敵陣に突入し、剣と銃で戦い、川を泳いで野山を走って自陣まで帰還した故事に因む。「近代」と名付けられたのは古代ギリシア時代の古代五種競技(レスリング、円盤投げ、槍投げ、短距離走、走り幅跳び)との差別化によるものである。
「軍人スポーツ」と言われるように、日本では銃の所持許可、フェンシングや馬術にかかるコストの高さもあって一般的にはあまり普及していないスポーツでもあり、主に警察や自衛隊から選手を出している事情もバイアスロンと同じである。
木胡桃「スキーとおこたとか」[編集]
原作ネタの2種(カルタ、フリスビー)に加え、おこた(こたつ)が追加されている。
丸京「確か『ナイトスクープ』で、将棋とボクシングというのをやってたよ」[編集]
元ネタは朝日放送(ABCテレビ)『探偵!ナイトスクープ』の依頼企画のひとつで、「『チェスボクシング』のチェスを将棋に変えたらどうなるのか?」という依頼から実現[1]。2009年3月15日放送「探偵!ナイトスクープ ザ・ゴールデン」でオンエアされ、後にDVD Vol.14「ゾンビを待つ3姉弟」編に収録。
当時「チェスボクシング」を語った先崎学八段とWBAライトフライ級チャンピオンの井岡弘樹が対戦し、勝負は井岡が勝利した(肩書きは当時のもの)。
魔梨威「だ、誰だい!?お雛様をしまい忘れたのは!」
手寅、木胡桃、苦来、丸京「嫁にいきおくれる」[編集]
原作ネタだが時事ネタとして、放送時期に行われていたロンドンオリンピックの体操競技で活躍した田中兄妹は、大会で節句人形を出しているときに良い結果を出したために験を担いで雛人形と武者人形を四年間出しっ放しにし、片付けるのはオリンピックが終わった時と決めていたというエピソードがある。そのためオリンピック直前のインタビューで父親は、娘(田中理恵)が嫁に行くことは出来ないだろうと(冗談めかしながら)嘆いている。
苦来「夢もチボーもありませぬ」[編集]
主に1960年代に寄席・テレビで人気を博した漫談家の東京ぼん太の持ちギャグ。
賭博と酒で身を崩した破天荒な芸人であり、最後は酒が祟り1986年に47歳という若さで亡くなった。
トレードマークは唐草模様のジャケットで、これは後に「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」の優勝賞品として採用された。
手寅「いかず**からいけず**だよ!」[編集]
前者は「いかず後家」、後者は「いけず後家」。
以降この2つは誰が喋ってもすべて効果音(関節がなる音)が入る
理由は「後家」が女性に対しての差別用語だと思われるので伏せている。
魔梨威「えんがちょ切った、みえきった」[編集]
子供がふざけて汚いものを移しあう遊びで言う決まり文句。
アニメ作品では宮崎駿監督作『千と千尋の神隠し』でも、主人公の荻野千尋とサブ・キャラクターの釜じいが同様の仕種をしている。
手寅「あのかわいいキグちゃんの性格がジャガーチェンジした!!」[編集]
ジャガーチェンジは「豹変」を英単語に直訳した洒落。
ジャズピアニストでエッセイストの山下洋輔が自身の著書で用いている表現。
手寅「みんなアレになってしもうた」[編集]
手寅のポーズが『さよなら絶望先生』の主人公である糸色望の名台詞「絶望した!」を言う際のポーズをしている。
漢字台詞吹き出しの書体[編集]
ちなみに原作では漢字表記は統一されており、手寅と丸京は漢字台詞さえ無い。
木胡桃「銀河お嬢様伝説は?」[#r01b29a1][編集]
「銀河お嬢様伝説」はPCエンジンCD-ROM2でハドソン(現・コナミデジタルエンタテインメント)から発売されたアドベンチャーゲーム[2]『銀河お嬢様伝説ユナ』のこと。
当時としては珍しかった百合ゲーで、ドラマCD・フィギュア・OVAにもなった作品である。
原作者の明貴美加デザインによるバトルスーツ姿のガレージキットはフィギュア展開の先鞭を着けた。
オリジナルのゲーム版(PCエンジン版)は、続編の『~2 永遠のプリンセス』及び同じスタッフの開発したシューティングゲーム『銀河婦警伝説サファイヤ』とともにPSPで2008年に『銀河お嬢様伝説コレクション』のタイトルで再版された。
OVAシリーズ『銀河お嬢様伝説ユナ~哀しみのセイレーン~』と『銀河お嬢様伝説ユナ~深闇のフェアリィ~』のアニメーション制作はJ.C.STAFFで、本話総作画監督の大木良一が2作品の総作画監督を担当。
『銀河お嬢様伝説ユナ~深闇のフェアリィ~』は当時J.C.STAFF作品に縁のあった新房昭之が監督を務めている。
製作がレッドカンパニー、アニメのシリーズ構成があかほりさとる、『~2』にてゲストキャラデザインを手がけた藤島康介、主人公「ユナ(神楽坂優奈)」の担当声優が横山智佐など『サクラ大戦』に通じる要素が多い。
苦来「白鯨伝説もあるよ」[編集]
『白鯨伝説』はハーマン・メルヴィルの小説『白鯨』をモチーフに制作したSFアニメ。
クオリティ維持のため幾度にも渡って総集編や再放送で番組枠を埋めていた。
だが、制作会社の倒産[3]により一度打ち切りとなり、約1年後に第1話から再放送を開始し、その後に第19話以降を放送した。
当初は全39話の予定だったが、上記の理由などにより全26話に短縮して放送された。
苦来「こんなのはどう?バイト先で、仲間とこっそり、お店に置いてあった・・・」
魔梨威「悪い、それは悪い、ブログが炎上するレベル、身元特定されるレベル、学校に電凸されるレベル」[編集]
例が原作より具体的になっている。
ブログやTwitterなどでバイト先での悪行を告白し、それが他のネット利用者の知るところとなり、ブログが炎上するのみならず、過去の発言や交友関係の徹底的な洗い出しにより身元が特定されたり、学校やバイト先などへの抗議電話(電凸[4])が殺到したりという事案はしばしばある。
例としてはテラ豚丼事件、バイト先おにぎり窃盗事件、ごきぶり揚げ事件、牛丼吐瀉物混入事件など、枚挙に暇がない。
なお、インターネット上で悪行自慢した者を徹底的に追い詰めるということは日本以外でも行われており、中国では「インターネット上にある情報を人海戦術で拾い集めて対象者の身元や過去の悪行、弱みなどを特定する」という行為を指すネットスラングとして「人肉捜索」という言葉がある。
魔梨威「床ドンするぞ!」[編集]
床ドンは引きこもりが家族(親)を呼ぶために床を鳴らす行為、もしくはアパート・マンションで階下の住民に対する示威行動として床を鳴らす行為のこと。
今回は魔梨威が楽屋に引きこもっての発言のため、前者の意味合いとなる。
Bパート[編集]
アニメオリジナルパート。
築地市場[#pb953467][編集]
元々江戸時代にあった日本橋魚河岸が関東大震災で地震と火事によって壊滅した事でこの地の海軍省公有地に臨時市場が作られた事に始まり、1923年に移設・本格開場となった。構内の屋根が上空から見ると扇型になっているのは、冷蔵貨車の引込線が入っていたころの名残り。
ちなみに落語界では落語立川流が前座修行の一環として、場外で営業する魚卸しなどに働きに出るという修行を行なっていた時期があり、現在の立川流大看板である談春も、場外のシュウマイ屋に1年間修業の名目で奉公していた事がある。
その後談春より1年後に入門した志らくも築地修行を命じられたものの、ゴネた事で師匠の談志が折れ、立川流創世期の入門者では唯一築地修行を行わなかったという有名なエピソードがある(後にこの築地修行制度は廃止となった)。
尾を切った冷凍マグロと横に置かれた尾の切り身[編集]
仲買人は切った尾の断面を見てマグロの肉質を判断しセリに参加する。
魔梨威「寝たら死ぬぞ!」
魔梨威の格好[編集]
台詞は雪山で遭難した時の定番文句から。起きている時は外気に合わせて体温調整が可能であるが、寝ているとその能力が著しく失われるため。
映像は『ゲゲゲの鬼太郎』に登場する「ビビビのねずみ男」と効果音の「ビビビビ…」とかけている。
そのため魔梨威がねずみ男の格好をしている。
魔梨威「寝たら死ぬなら、起きていればいいのよ!」[編集]
丸京「マリーさん、本マグロは400kgあるよ、しかも最低でもウン百万単位だよ」[編集]
ホンマグロ(本鮪)はクロマグロ(黒鮪)の別名。
各地で様々な呼び方があり、他にシビ、クロシビ、ハツ、小さい個体はメジ(マメジ)、ヨコ(ヨコワ)、シンマエ、カキノタネなどの名で呼ばれる。
成魚は全長3m、体重400kgを超え、太平洋を回遊し日本近海でも獲ることができる。
高級魚に数えられ、青森・大間産のホンマグロが最高級品として有名。
価格は相場変動が大きいが、おおよそ1kgあたり数千円から1万円前後で取引される。また、築地市場の初セリではご祝儀として通常よりも高値がつき、最高値が吊り上がる傾向にある。2012年の初セリでは大間産のホンマグロが史上最高値の5649万円(1kgあたり約20万円)で競り落とされたことがニュースとなった。
クロマグロの価格上昇は、2000年代以降に中国の富裕化により現地で和食レストランが一般化、魚の生食文化が定着した事もあって中国資本が介入するようになり、世界的に乱獲され価格が高騰した影響もある。そのため、漁場のヨーロッパ[5]を中心にクロマグロの漁獲規制が議論されている。
また今話放送期間中には、水産庁が養殖のクロマグロについても稚魚の乱獲や養殖場が置かれた地域での漁業に影響が起きているとして、2013年から養殖場の新設などを規制する方針を5月から6月にかけて各都道府県に通知していたことを明らかにした。
丸京「遠洋漁業のマグロはマイナス60度で瞬間冷凍だよ」[編集]
遠洋漁業で漁獲されたマグロを1つ1つ直ちに内臓除去・血抜きをし、マイナス60℃で急速冷凍し鮮度を維持する方法。
これによって鮮度維持・腐敗防止をし、家庭でもおいしく食べられるようにしている。
凍ったマグロは滑りやすく、電動工具を使わないと切れないほどがちがちに硬いので、漫画のネタなどで凶器扱いされたりする。
魔梨威「♪とーれとれ!ぴーちぴち!3段逆スライド方式ー!」[編集]
前半はカニ料理専門店「かに道楽」のCMソング「かに道楽(歌・デューク・エイセス)」中の一節。
とれとれ ぴちぴち かに料理
かに道楽公式サイトでも配信されている(公式サイト⇒★>http ページ中程の右側のリンク)。キダ・タロー氏作曲の代表曲としても有名で(作詞・伊野上のぼる)、アルバム「浪花のモーツァルト キダ・タローのすべて」[6]にも収録されている。
3段逆スライド方式は、ホテル「サンハトヤ」の温浴施設「ハトヤ大漁苑」の釣堀で魚を釣れば釣るほど安くなる料金システム。すべてお持ち帰り可だが、逆に釣らないと割高になる(さよなら絶望先生287話も参照)。
苦来「はしゃいでセリ会場に乱入して商品をいじりまくったり、記念写真を撮る外国人観光客並みに…ウザい」[編集]
もともと、外国人観光客に築地の良さをアピールするために見学ツアーが開催されていた。
しかし心無い観光客が勝手にセリ会場に乱入して写真を撮ったり、売り物の魚を素手で触ったりと商売の邪魔が相次ぎ、業者からの苦情が多数発生したため見学ツアーは一時中止されるまで至った。
そのため、中止を知らない外国人ツアー客と旅行会社の間で揉め事も多数起きている。
ようやく今年になって築地見学ツアーは再開されたが、会場は日本人も含むフラッシュ撮影禁止、セリ会場入場禁止、コーンやトラロープによる移動制限、完全予約制、年末年始の見学中止、見学人数制限、5カ国語による注意書きなどで規制を厳しくしている。
苦来「世が世なら大津事件レベル」
木胡桃「国際問題になっちゃうよ!?」[編集]
1891年に起きたロシア皇太子暗殺未遂事件のこと。
日本を訪問中であった皇太子ニコライ[7]に警官の津田三蔵が斬りかかり負傷させた。
この事件により、ロシア公使が津田に対する死刑を要求するなど国際問題化が危惧され[8]、日本政府も司法側に対し死刑にするよう圧力をかけた。しかし、児島&ruby(これかた){惟謙};大審院長により当時の国内の法律に従って無期徒刑(懲役)の判決[9]が下され、三権分立の理念が広く知られるようになったきっかけともなった。
魔梨威「ヒャッハー!マグロは商品だー!」[編集]
漫画『北斗の拳』に登場する火炎放射器を持ったザコキャラの台詞のパロディ。
ヒャッハー!汚物は消毒だー!
魔梨威「いいねえ、おじさんたちのダミ声、3大ダミ声の1つだね」[編集]
築地のセリ、アメ横のおじさんのダミ声が代表的。
3大にこだわる点は、2011年4月からテレビ朝日系で放送され、深夜枠ながら10%弱の高視聴率を取る番組『マツコ&有吉 怒り新党』にて、様々な事象の3代表を決める人気コーナー「新・3大○○調査会」を意識しているのかもしれない。
ただしこのコーナー、ネタを提供する協力者(ノーギャラ)への扱いが悪いことが映画評論家の江戸木純や切通理作のTwitterから暴露され、業界では敬遠されているという。
魔梨威「ダフ屋と」[編集]
ダフ屋は人気で入手困難なチケットを不正に転売する人もしくは業者のこと。「チケット=&ruby(フダ){札};」の逆さ読みが名の由来。
ダフ屋行為は暴力団等の資金源ともなることから、各都道府県[10]の迷惑防止条例で規制されている。
ダフ屋行為は会場や会場の最寄り駅などの「公衆の場」で行われることが条例に抵触する事由となるが、近年ではインターネットオークション等で取引される[11]ことが多くなり、街中で見られるダフ屋の姿は減少している。
ダフ屋の背景にある建物[編集]
日本武道館。
看板「LIVE JYOSHI」[編集]
魔梨威「ローゼン閣下だよ!」[編集]
麻生太郎の項目参照。
声を担当する有本欽隆は水島努監督が手がけたOVA『ムダヅモ無き改革』でも(本人が元オリンピック選手のため)射撃が特技の麻生タロー元総理役で出演し、激渋演技で大活躍していた。
ローゼン閣下の読んでいる本[編集]
『ゴルゴ13』の総集編。
同作は麻生太郎の愛読している漫画であり、外務大臣時代に単行本第100巻の帯に「これほど国際情勢に通じた作品があるだろうか。俺は知らない。」とコメントを寄せている。
魔梨威が木胡桃をビンタするシーン[編集]
上記のコスプレビンタシーンと同じ。
苦来「制服脱いだら、私服は超絶ダサかったり」[編集]
この方のことですね、わかります。
手寅「ターレいいよね。乗りたい気持ちはわかる」
丸京「普通免許がいるみたいだよ」
魔梨威「え~原付じゃないのかい?」
手寅「50ccじゃ無理なんだ」[編集]
ターレとは正式名称はターレットトラック。
道路運送車両法上ではターレット式構内運搬自動車として定義される。
小型特殊自動車として登録すれば公道走行も可能。その場合のみ原付以外の運転免許がいる。
敷地内では公道ではないので無免許でも走行はできるが、一部入場禁止区域もある。
因みに築地のターレはほとんど電動である。
丸京の台詞の背景の車[編集]
1970年代後半~1980年代前半に子供たちの間で流行したスーパーカー消しゴム。
丸京「ランボルギーニ・カウンタックLP500S」[編集]
ランボルギーニ社が製造していたスーパーカー。イタリア語では「クンタッシュ[12]」。
カウンタックはそのスペックや個性的なフォルムからスーパーカーの代名詞的存在で、スーパーカーブームの憧れの的として視覚メディアのあらゆる分野で見せ場を飾った。1979年の邦画『蘇る金狼』では原作を無視してストーリーとの関係もなく朝倉哲也(演:松田優作)の愛車になってしまったほど。
LP500Sは1982年に発表され、1970年代に市販されていたLP400・LP400Sシリーズから排気量を4754ccへと拡大し、計323台が生産された。簡便なメンテナンスを殆ど考えていない車両だけにエンジンのオーバーホールには一々ボディから抜き取る作業が必須で、専用の3000万円以上のジャッキシステムが必須で、つり上げと戻しの作業だけで100万円が吹っ飛ぶそうである。
丸京「デ・トマソ・パンテーラ」[編集]
デ・トマソ社が製造していたスーパーカー。パンテーラはイタリア語で「豹」の意味。
イタリア製(デ・トマソ)のボディとシャシーにアメリカ製(フォード)のエンジンを搭載していた車。
この方式により当時のスーパーカーとしては廉価で大量生産が可能となったが、当時は自社製シャシーに自社製エンジンを載せるのが基本だったため批判も浴びた。[13]
丸京「ポルシェ・カレラ2ターボ」[編集]
ポルシェ社が製造していたスポーツカー・911(964型[14])。
「カレラ2」は3代目911(964型)の中でNA(自然吸気)エンジンを搭載する2WD仕様車。
カタログ上には「カレラ2ターボ」というグレードは存在しないが、カレラ2にはカブリオレターボルック仕様がある。なお、964型のターボエンジン搭載車のグレード名はそのまま「ターボ」であり、カレラ2をベースにターボエンジンを搭載した仕様となっているため混同したのかもしれない。
ちなみに、911を象徴するグレード名「カレラ」は、自動車レースのカレラ・パナメリカーナ・メヒコが由来。
丸京が挙げた車種は、パンテーラが70年代、カウンタックLP500Sが80年代、ポルシェ・カレラ2が90年代と、それぞれの年代を代表するスポーツカーとなっている。
苦来「私は、仮設型揚重機」[編集]
苦来が説明しているように建設現場で使用されるクレーンのこと。タワークレーンとも言う。
「建物が完成したら、あのクレーンはどうやって降ろすのか?」という疑問は、誰しも一度は思うのではなかろうか。
手寅がイメージしたようじゅう[編集]
- 犬
幼獣マメシバか?
- パンダ
- 右上の妖怪
- 下の怪獣
木胡桃「でももうすぐ今の場外市場も変わっちゃうんだろうね」
丸京「うん、豊洲に移転するからね」
手寅「築地市場っていうのに馴れてるから豊洲市場ってなんだか変な感じがする」[編集]
築地市場は施設の老朽化、アスベスト対策、周辺の渋滞など様々な問題があることから、運営する東京都は今の築地から豊洲に移転する計画を提案した。
すでにゆりかもめには豊洲の建設予定地付近に「市場前」という駅が作られている。
だが、その豊洲の移転地がもともと東京ガスの工場跡地だったため土壌汚染がひどく[15]、反対論も大きい。
日本橋の浮世絵[編集]
歌川広重が描いた東都名所「日本橋雪中」。
丸京「今回は震災じゃなくシンタローだけどね」[編集]
東京都は2014年12月までには築地市場の移転を行いたいとしているが、現在の国政・都政の第一党である民主党が豊洲移転反対派であるため、移転を巡って対立している。
一貫して豊洲移転推進の立場を取る石原慎太郎東京都知事は2010年10月の定例記者会見で工期が10年以上かかる理由から築地再整備案を否定し、凍結中の移転予算の執行を宣言している。
色々あって移転は2018年10月11日に決まりました。
木胡桃と苦来の背景の文様[編集]
テトラポッドのような文様は「毘沙門亀甲」という。
手寅「魚偏にブルー」
魔梨威、木胡桃、丸京、苦来「え?」
手寅「ミスターによる鯖の説明」[編集]
長嶋茂雄が巨人軍監督時代(第1期)の時、空を見ていた際に記者に対して「サバってどういう字書くんだっけ?」と質問し、記者が「鯖」という字を書いたら「鯖って魚偏にブルーね」と答えた迷言から。
なお、その時に空に浮かんでいたのは「&ruby(いわし){鰯};雲」だったというオチもある。
ただし鰯雲は巻積雲の俗称であり、巻積雲には「鯖雲」という呼び方もある(その他に「鱗雲」などもある)ため、空を見て鯖の漢字を聞いたことは間違いとはいえず、このエピソードがジョークとして巷間に流布されるようになって定着したものといえる。
魔梨威「波瀾万丈すぎるだろ!女ののど自慢にでも出る気か!?」[編集]
2001年まで放送されていた日本テレビ系列の朝ワイド番組『ルックルックこんにちは』内のコーナー『ドキュメント女ののど自慢』。
女性限定の素人のど自慢大会で、歌の前に出演者の波瀾万丈な人生経験談がドキュメンタリーとして流され、その後に歌って採点するという企画であり、番組開始から終了まで続いた長寿コーナーであった。
司会は前期がなべおさみ、後期は夏木ゆたか。[16]
魔梨威「築地ときたら[[[[木胡桃>波浪浮亭木胡桃|吉野家]]と決まってるだろ!」<br /]]「え?牛丼?お魚じゃないの?」
丸京「吉野家一号店は築地にできた老舗である」[編集]
築地にある吉野家一号店は現在でも聖地扱いされている。
他の店舗はアメリカ産牛肉を使っているのに対して、一号店のみ国産牛を使用した牛丼を提供している。
そのため、2004年にBSE問題が起きた時でも牛丼を提供していた[17]が、並盛1杯500円[18]と値上げもしていた。
他にも、築地店のみ使用される専門用語などとして「ツメしろ」などがあるので詳細はWikipediaの吉野家の項目>httpも参照。
築地一号店の店構え
ガラス「5:00~13:00」[編集]
築地一号店の営業時間は築地市場の開場時間に合わせ5時~13時なので、聖地巡礼する際には注意が必要。
また、築地一号店は築地市場内の魚がし横丁にある。一般客も利用可能だが、市場関係者の仕事場でもあるため、場内での行動には注意が必要である。(魚がし横丁・横丁の歩き方参照⇒★>http)
看板「洋食」[編集]
吉野家築地一号店の隣にある洋食店の「禄明軒」。
五人が吉野家に入るシーン[編集]
『サザエさん』のED(春バージョン)のラストシーン。
右のじょしらくのタイトル文字も、アニメの『サザエさん』のタイトル文字と同様の赤・緑・青・黄2文字の並びになっている。
Cパート[編集]
原作通りのネタは、このページには記載していない場合があります。 特に羅列ネタや当時の時事ネタは、原作の方のページに詳しく記載されている場合があります。 下記リンクより併せてご参照ください。
扇風機[編集]
三洋電機の40年ほど前の型の扇風機。
三洋電機は1977年以前の機種について、経年劣化による発火の恐れがあるとして使用の中止を呼びかけており、劇中のこの機種もその対象に入っている。
三洋製に限らず扇風機の経年劣化による事故は毎年起きており、古い扇風機の異音や異常な熱・臭いが出た時の使用中止、25年以上使用している扇風機は就寝中や人のいない所での使用を避けるなどの対策が呼びかけられている。
五人の携帯電話[編集]
木胡桃、手寅、丸京のケータイはそれぞれ、第六席Aパート、第六席Bパート、第二席Bパートで明らかになっており、画面右側に映っている3つのケータイのうち、真ん中に見える赤色のものが木胡桃の物、下に見える桃色のものが手寅の物、上に見えるシンプルなスマホが丸京の物である。
後に第十一席Aパートにて青色のものが魔梨威の物と判明。
よって、桃色のスマホが苦来のものだと思われる。
木胡桃「電気を大切にね」
ウィンクしているキャラクター[編集]
原作でも木胡桃の髪型で表されていたが、でんこちゃん(分電でんこ)ネタがより補強されている。
木胡桃「そうよ、電気代が大事なのよ!計画停電よ、値上げよ、株主訴訟よ!」[編集]
東日本大震災による原発事故で電力会社の責任と電気料金値上げの問題が紛糾する中、2012年度に開かれた東京電力など全国の電力9社の株主総会では脱原発を求める株主提案はことごとく否決となった。
丸京「JBLとかTANNOYとかか」[編集]
どちらも高級スピーカーのブランド。
- JBL
アメリカのハーマン・インターナショナル社のブランド。(公式サイト⇒★>http)
最も有名な機種に高級家具と見分けのつかないパラゴンと言うモデルがあるが、ピュアサウンドを追求していた同社のモノとしては音質は独特ではあっても音の再現性は芳しく無いと、ファンからも多少黒歴史扱いを受ける悲運のモデルだ。
- TANNOY
イギリスのスピーカーメーカー。(TANNOYの輸入代理店のサイト⇒★>http)
お札「絶望」「マンガ界が平和でありますように」「友人がマンガ家デビューできます***」[編集]
魔梨威「天井裏も異常なしと」[#d96f73b8][編集]
ちなみに、新宿末廣亭は都内に残る寄席の中で唯一の木造建築である。
魔梨威「人力発電機~」[編集]
喋り方がドラえもん風。
この喋りは大山のぶ代時代が元とされる。
丸京「しかも、衝撃的な出会いをした時、電気が走ったって言う」[編集]
原作にもあった『くそみそテクニック』ネタが、水島努監督以下スタッフが頑張り過ぎてしまったことにより山川純一の絵柄が忠実に映像化されかなり危ないネタになっている。
また、テレビ放映版・BD/DVD版ではカラーだったが、Web配信版では規制のためか白黒へと変わっている。
刑事のTシャツに描かれた黄色いキャラクター[編集]
Webラジオ『さよなら絶望放送』から生まれたキャラクターのさのすけ。
ちなみにTBSでの今話放送の前日、同じくTBSのアニメ『恋と選挙とチョコレート』でも[[こちらはすでに原作となるゲーム版でさのすけが描かれていて、それが忠実にアニメ化された結果アニメ版にも登場している。</ref>、期せずして2日連続でさのすけが登場しており<ref]]がアニメに出てくるという結果になっている。
魔梨威「いかがわしいって、自家発電しようとしてるだけだろ」
刑事「増々けしからん!」
魔梨威「穿った物の見方をするな!」[編集]
穿った物の見方をすると、「自家発電」という言葉が自慰行為を指す隠語でもあることから。
(これ以上の詳細はこのWikiの書き方のガイドラインにより割愛。)
木胡桃「2つで十分ですよー分かって下さいよー」[編集]
ナレーションネタに合わせ『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を原作とする映画『ブレードランナー』に登場する屋台の店主[19]の台詞。
主人公デッカードが屋台にて何かの料理を4つ注文するシーンにて店主が発言した。
この「4つ」「2つ」が料理の数を指すのか、または料理のトッピング等を指しているのか等を映画から読み取ることは困難であり、長年ファンの間で論争が繰り広げられていた。
後にリサーチ試写版(ワークプリント版)にて、注文したものは天丼[20]の海老の数であることが明らかとなっている。
ED[編集]
じょしらくEDを参照。
予告(TV放映版)[編集]
苦来「みんなちがって、みんないい」[編集]
予告(BD/DVD・動画配信版)[編集]
かゆいところ[編集]
Bパートの丸京のメガネ[編集]
このパートだけ、いつもの角メガネではなく丸メガネをかけている。
予告[編集]
今話より、TV放映版(地上波・BS-TBS)は後続番組の番宣が挿入されるため15秒に短縮された(MBS番組サイト内に上げられている予告動画も同じ)。
また、ニコニコ動画などの動画配信版では従来通りの30秒Ver.であり、今話以降、予告が2パターン存在している。
なお、BD/DVDでは動画配信版となっており、TV放映版は未収録。
- ↑ 『ナイトスクープ』では他にも、水泳と暗算が得意という依頼者が「水泳と暗算を組み合わせた競技なら日本一になれるのでは?」ということで考案した「水泳+暗算 日本一決定戦」が行われ、依頼者の他に水泳日本一の大学生と暗算名人が対戦し、水泳パートではほとんど泳ぐこともできなかった暗算名人が、暗算パートで大逆転し勝利をおさめた(DVD Vol.5「養老の星 幸ちゃん」編に収録)。
- ↑ 当時のジャンルはデジタルコミック。
- ↑ 制作元請(アニメでのクレジットは制作、実質上は製作)のイメージケイが制作スケジュールの破綻による損害賠償により倒産。実制作を受注したスタジオジュニオもこのトラブルで大打撃を受け、さらに『ガンドレス』の制作破綻もあって活動停止している(その後、ジュニオブレイントラストと社名を変えて再出発したが2004年にアニメの実制作から退いた)。
- ↑ 電凸は「電話で突撃する(対象に直接電話する)こと」を意味するネットスラング。
- ↑ 大西洋で水揚げされるのはタイセイヨウクロマグロ。
- ↑ 1992年に発売されたが、発売会社解散により廃盤。2010年にさらに収録曲を増やした「浪花のモーツァルト キダ・タローのほんまにすべて」がアップフロントワークスから復刻発売され、現在も入手可能。
- ↑ 後に即位し、ロシア最後の皇帝となるニコライ2世。
- ↑ ただし日本側の迅速な対応を受け、ロシア側の態度も比較的友好的なままだった。
- ↑ 当時の旧刑法116条(大逆罪)は日本の皇族のみに適用されるものとして旧刑法292条の謀殺未遂罪を適用し、その中での最大量刑である無期徒刑の判決が下された。
- ↑ ダフ屋行為を禁止し処罰対象としているのは38都道府県。ダフ屋行為を処罰する条例がないのは青森、山形、京都、鳥取、山口、宮崎、鹿児島、沖縄の8府県。ただし別の条例(物価取締令など)を適用して処罰が行われた事例も存在し、独占禁止法や特定商取引法といった法律が適用される可能性もある。
- ↑ この場合でも、悪質とみなされれば「転売目的のチケット購入」を事由とするダフ屋行為として条例が適用され処罰される。
- ↑ イタリア北部ピエモンテ州(州都はトリノ)の方言で驚きを表す感嘆詞。この車名は、ランボルギーニのエンブレムにちなんで闘牛関係からネーミングが採用されることが多いランボルギーニ車の中では珍しい部類に入る。
- ↑ パンテーラが先鞭をつけたことで、小規模メーカーは大手メーカー製のエンジンを搭載するケースが主流となった。
- ↑ 「カレラ2」というグレード名が存在するのは964型のみ。
- ↑ ただし、築地も毒ガスなどを研究していた日本海軍の研究所の跡地であることや、第五福竜丸事件の放射能マグロの処理を行なっているため、築地の土壌汚染も調査されていないだけで悪いのではないかとも推測されている。
- ↑ なべは受験に失敗していた実子のなべやかん(当時は一般人)を明治大学に合格させるために替え玉受験を知人に依頼した不祥事で降板し、夏木に交代した。
- ↑ その他、出店の契約上「牛丼以外のメニュー」を出すことが難しかった競馬場と競艇場の店舗でも、牛丼提供は継続していた。
- ↑ 大盛は650円、特盛は800円。
- ↑ 日本人(もしくは日系人)の店主で、当該の台詞は日本語で言っている。
- ↑ 映画情報サイト「映画.com」より(⇒★>http)。ただし、日本人の目からみると天丼には見えず、生の海老(もしくは魚)2匹と惣菜をのせた丼に見えるため、さらなる論議を呼んだ。