第五席『娘ほめ/小洒落町/眼鏡別れ』

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第五席『娘ほめ/小洒落町/眼鏡別れ』[編集]

『娘ほめ』

『子ほめ』より。

『小洒落町』

『洒落小町』より。

『眼鏡別れ』

『子別れ』より。

作品情報[編集]

Aパートは原作『五日目/娘ほめ』をアニメ化
Cパートは原作『十九日目/眼鏡別れ』をアニメ化

放送日時[編集]

~放送局 ~第五席放送日時 ~URL・備考
TBS 2012/08/03(金) 27:30 ロンドン[55開始予定[1]から95分遅れ
BS-TBS 2012/08/11(土) 24:30
MBS 2012/08/16(木) 26:55 ロンドンオリンピック放送のため8月2日・9日が放送休止
8月16日に第五席と第六席を連続放送
CBC 2012/08/16(木) 27:35 ロンドンオリンピック放送のため8月2日・9日が放送休止
8月16日に第四席と第五席を連続放送
ANIMAX
(CS放送:ANIMAX HD)
(BS放送:BS ANIMAX)
2012/09/04(火) 22:00/27:00
2012/09/09(日) 25:00

スタッフ[編集]

~脚本 横手美智子
~絵コンテ 鈴木健太郎
~演出 鈴木健太郎
~総作画監督 大木良一
~作画監督 藤部生馬
橋口隼人
千葉充
牛尾優衣
佐藤真史
舘崎大
直谷たかし

OP[編集]

じょしらくOPを参照。

Aパート[編集]

原作通りのネタは、このページには記載していない場合があります。
特に羅列ネタや当時の時事ネタは、原作の方のページに詳しく記載されている場合があります。
下記リンクより併せてご参照ください。

原作『五日目/娘ほめ』をアニメ化

苦来「『一口ちょうだい』って言ったのにくれなかった」[編集]

女性同士に多い会話であるが、個人の自立心が強い風土の北海道民には馴染みのない慣習らしく、すげなく断られる事も多いらしい。

苦来「『その服可愛いね、あたしも同じの買う』って言ったのに、お店教えてくれなかった」[編集]

苦来「男の子紹介してくれるって約束したのに『みんなもう付き合ってる人がいるんだー』って言って合コンやってくれなかった」[編集]

これも女子会話の典型にして、女の怖さを思い知る台詞。
女性は合コンを主催する際、主に自分と同レベルか少しレベルが落ちる友達を誘うケースが多い。
あまりに他メンバーのレベルが低いと魂胆が男性陣に見透かされる一方、逆の場合は自分だけが取り残されることを危惧しているのだという。
苦来の場合、少なくとも容姿面では問題無さそうだが、いかんせんダウナーな性格と精神的な振り幅の広さが合コンの場ではネックになるため、敬遠されるものと思われる。

木胡桃落語と無理心中?」[#l716a5c2][編集]

江戸時代の結婚は家と家との縁を繋ぐという意味合いも強く、多くは親の決めた相手との結婚が主流であった。
その為恋人同士だった男女が結婚により引き裂かれる事が多かった。
また吉原などの花街で花魁などと両想いになると、結婚する為には年期が明ける(定められた生涯売上を花魁が達成する)か、その分を男が店に払い見受けをするしか方法が無かった為、大店の番頭クラス以上や裕福な武士でないと自力で花魁との結婚を達成する事は難しかった。
その為結ばれぬ両想いの男女がせめてあの世や来世で結ばれようと、江戸時代には心中事件が多発し、幕府から心中禁止令が出るまで加熱し続けた。
心中事件はかわら版でセンセーショナルに伝えられ、江戸庶民の共感を得て美談を伴った心中などは文学作品化され、大いに評価を受けた。
このような背景もあり、落語には心中を題材にした作品も多く(「品川心中」など)、歌舞伎や浄瑠璃などにも多くの名作が残されている。

流れている楽曲[編集]

1857年に牧師のジェームズ・ロード・ピアポントが作詞作曲した「ジングルベル」。
ボストンにある自分の教会の感謝祭のお祝いで歌うために作った曲。
最初につけられた歌の名前は、One Horse Open Sleigh(1頭立ての橇)であった。
大変好評であったため、クリスマスでも歌われ、その後アメリカ中に広まっていき、タイトルもジングルベルに変わった。

歌詞の中には宗教的な語句やクリスマスに対する言及がなく、若者たちが冬に橇で競争する様子を歌った歌である。
ちなみに、歌詞は4番まであるが、1番とコーラス部分だけが広く歌われている。

ポスター「素肌を守る ヌリタクール 大ヒット発売中!」[編集]

第一席JCらくTシャツから変わっている。

魔梨威「ていうかもうこの番組、季節合わせる気もないよな」[編集]

じょしらく』の原作は、バレンタインデーや月見、クリスマスなど、別冊少年マガジン掲載時期に合わせた年中行事や季節ネタを使うため、1クールのアニメ化だとどうしても無理が出る。
同じく掲載時期に合わせていた『さよなら絶望先生』のアニメ化でも同様のことが起こっていたため、[[原作[[26話>26話『ある朝 グレゴール・ザムザが目をさますと神輿を担いでいた』|アニメ第一期]]では無理矢理時系列を繋げたりなど<ref]]では秋祭りだったのを夏祭りに変えたりなど。</ref>の対応がとられていた。アニメ第二期以降は時系列を無視したスタイルとなっている。

丸京「光陰矢のごとしって言うしね」[編集]

丸京「放映に合わせるか販売に合わせるかの違いだよ」[編集]

本話を収録するのは、11月28日に発売のDVD/Blu-ray Disc第参巻になる予定なので、販売時期にも合っていない。
ただし、第四巻クリスマス後の12月26日に発売される予定のため、クリスマスの時期に確実に販売されているという意味では微妙に合っているのかもしれない。
追記:なお、第四巻は発売が1ヶ月延期され2013年1月23日の発売予定となった。

新聞「適当新聞」[編集]

ハトヤマ/ローゼン大連立 「これからはやりたい放題」

ハトヤマは第93代首相の鳩山由紀夫、ローゼンは第92代首相の麻生太郎。名前の由来は麻生太郎が漫画『ローゼンメイデン』を愛読してることから。

サルコジ帰化 寝耳に水

ニコラ・サルコジ前フランス大統領のこと。
移民問題でフランス全土に暴動が広がると当時内務相だったサルコジ氏が鎮圧の指揮を執り、移民に対する「人間(社会)のクズ」「ごろつき」等の発言で一躍脚光を浴びる。ただし、サルコジ氏自身も移民2世(ユダヤ系ハンガリー移民)であることから、サルコジ氏の移民に対する強硬的な発言は移民側からの反発をさらに強める結果ともなった。
こうした移民政策への強硬的な姿勢で保守層の支持を拡大し、2007年にフランス大統領に就任。しかし、2012年の大統領選挙では移民流入に対しする厳しい対応を訴え大統領再選を目指したがオランド氏に敗れ、大統領を退任した。

消費税35% 「ご理解」首相弁 「おいおい50%」
「女子落」打ち切り 1クール持たず

深夜アニメが視聴率で打ち切りになることはないので、ネタが危険すぎて打ち切りか。
実際に第一席放送後にネタの危険さから放送局側から注意を受けていることが、じょしらじ等で語られている。

株価大暴落 一時千円割れ

日経平均株価の史上最安値は、2003年4月28日の7603.76円。

ブログ大炎上 *Pも閉鎖
  • PはHP(ホームページ)か。

見出し下の写真は「捕まった宇宙人の写真」として有名なものに似ている(宇宙人の数が元ネタより増えている)。ただしもとになった写真については、「1950年にドイツで発売された週刊誌が掲載したエイプリルフールのジョーク記事が出どころ」という説がある。(写真の検証を紹介したウェブサイト⇒★>http

正男悲願の浦* 父上様激怒

金正日の長男・金正男は、身元を偽り日本に密入国しようとし拘束されたことがある。「(浦安市の)東京ディズニーランドへ行きたかった」とのこと。
これに父の金正日が激怒し後継者レースから外れたのではないか、とも噂された。

シンタロー同調 都条例******

シンタローは石原慎太郎東京都知事。
都条例は2010年に改正された東京都青少年健全育成条例のこと。第一席でもネタにしている。

魔梨威「『こいつバカじゃね?』と言われるくらい傾いた買い物してくれないと、テンションも上がらないってもんだよ」[編集]

背景に出てくる物が原作からいくつか増量されている。

バーチャルボーイ

1995年に任天堂から発売されたゲーム機。
3D表示を売りとしたゲーム機だったが、赤黒二色の地味な画面表示、ゴーグル型筐体のためプレイしている本人にしか表示が見えない、などの理由から振るわず、任天堂のゲーム機ではもっとも売れなかった機種となった。
久米田先生も持っていたが、さよなら絶望放送第123回のリスナープレゼントに提供され、絶望ネーム「えびふらい」にプレゼントされた。
発売された当時、海外では『DOOM』や『QUAKE』など3D技術が必要不可欠なFPSゲームが注目され始めた黎明期にあり、後にFPSゲーム普及の影響を受けてPCゲームのグラフィックボードで知られるNVIDIA社が3D映像技術「3D Vision」を発表している現状を鑑みると、まさに早すぎたが故の不遇だった。

ピピンアットマーク

1996年に発売された、バンダイが米アップル社と共同開発したゲーム機。
アップルのMachintoshとの互換性とインターネット接続を売りに発売したが、肝心のアップル社が非協力的だったこともあって販売が振るわず、わずか2年で撤退した。
この後1999年にバンダイはネット接続もできる携帯ゲーム機「ワンダースワン」で再度ゲーム市場に挑戦するも4年足らずで撤退。
ネットゲームが普及した現在の視点で鑑みると、これもまた技術とコンセプトのタイミングが合わなかった故の仇花ともいえる。

メガドライブ+メガCD+スーパー32X

1988年に発売されたセガのゲーム機「メガドライブ」に、1991年に発売されたCD-ROMドライブ「メガCD」(下)と1994年に発売された32ビット拡張システム「スーパー32X」(上)を装着したもの。この組み合わせを「スーパー32XCD」と呼ぶ。
その積まれた高さから「メガドラタワー」「メガタワー」などとも呼ばれる。
ちなみにコンパクト化された「メガドライブ2」と「メガCD2」もあるが、あまりみてくれはよろしくない。
余談だが、サムシング吉松が描く『メガドラ兄さん』はこのタワーの擬人化。

核シェルター

核兵器など大量破壊兵器が本格的に実装され、米ソ冷戦による緊張状態が始まった1950年代から避難用地下壕としての核シェルターの建設が世界各国で進められており、日本にも専門の建設業者がある。
建設においては建造物本体のみならず密閉空間を維持するための空調設備、自家発電設備、各種安全装置なども併設しなければならないため、最低でも1000万円以上はかかる。
日本は公共事業としてのシェルター建設は行われていないが、イスラエルとスイス、スウェーデン、フィンランド、ノルウェーでは、有事の際に備えて学校や病院等の公共施設に市民シェルターがあるほか、個人がシェルターを持つことも奨励されている。

ロータスエスプリ

ロータス社製造のスポーツカー。その外観からスーパーカーとして扱われることもある。
イタリア人デザイナーのジョルジェット・ジュジャーロ[2]が手がけており、英国車らしからぬエッジの効いたデザインが特徴。
1977年公開の映画『007私を愛したスパイ』にてジェームズ・ボンド専用車として登場し、劇中では潜水艇に変形し水中でも自在に活躍した。尚、その水中シーン数十秒のために、実車1台、模型6台のロータスエスプリが犠牲になっている。


価格は1990年代以降生産の新車価格帯で1000万円以上。
なお、エスプリの生産は2004年に終了しているが、2013年に新型エスプリが発売予定で、こちらの価格(イギリス国内)は日本円にして約1500万円弱を予定している。

木胡桃「俳優業の人にはパンツにも何か仕込んでほしいよね」[編集]

俳優の勝新太郎は、1990年1月にハワイのホノルル空港でパンツにマリファナとコカインを隠していたとして現行犯逮捕されている。逮捕直後の記者会見で「もうパンツをはかない」と発言したことでも有名。
長期拘留されて1991年5月に強制送還となり、羽田空港で逮捕され日本で執行猶予付き有罪判決を受けている。

丸京「泥酔、テキーラ、国宝」[編集]

市川海老蔵ネタ。


苦来「こんな所にルーベンスっぽい絵が」[編集]

原作ではピーテル・パウル・ルーベンスの『聖母被昇天』だったが、顔が軒並みエドヴァルド・ムンクの『叫び』の顔になっているバッタモンの絵になっている。
ちなみにムンクは幼少期から思春期の多感な時期に母と姉を亡くしたことから死にまつわる不安をテーマに掲げた作品を多く描いており、『叫び』では自然に対する不安感を描いているという。

また、この大聖堂の中のシーンだけノイズがかけられている。昔のフィルムのノイズの再現か。[3]

流れている楽曲[編集]

賛美歌「Nearer, My God, to Thee(主よみもとに近づかん)」。
パロディ元の世界名作劇場フランダースの犬』最終回の当該場面で流れているBGM。

なおこの曲は、タイタニック号沈没の際に船内に残ったバンド(楽団)が最後に演奏していた曲とされる[4]ことから、タイタニック号を題材とした数々の映画のクライマックスシーンでも流されることで有名である。

舞い降りる天使[編集]

原作では普通だったが、アニメでは髪がなく、顔が「へのへのもへじ」になっている。

木胡桃「新宿三丁目の奇跡だー!」[#v44cde9d][編集]

新宿三丁目は新宿末廣亭の所在地。
クリスマスネタのため、映画『三十四丁目の奇蹟』[5]からの捩りか。
「(地名)の奇跡」という表現は他にも、映画『ニューヨーク東8番街の奇跡』[6]、サッカー日本オリンピック代表の「マイアミの奇跡」、2009年に起きた飛行機不時着事故の「ハドソン川の奇跡」などがある。

苦来の動き[編集]

楽曲「Y.M.C.A」のポーズをしている。詳細は該当項目参照。

手寅の歌唱[編集]

演歌っぽく歌っている。

木胡桃の歌唱[編集]

デスメタルっぽく歌っている。

魔梨威「どーせわたしはオンチだよ・・・**や**や**とか」[編集]

Bパート[編集]

アニメオリジナルパート。

看板「Takeshita Street」[編集]

原宿駅前から明治通りを結ぶ竹下通り。旧町名の「竹下町」が由来。
ファッション関係の店舗が多く、毎日午前11時から午後6時までは歩行者天国となるため、原宿界隈で最も賑わう商店街である。

看板「JunK」[編集]

看板「ORAKUDOH」[編集]

チケットショップの「娯楽道」?

魔梨威「見ろ!人がゴm・・・、ウプッ!」[編集]

スタジオジブリの映画『天空の城ラピュタ』での敵役である、ムスカ大佐(CV:寺田農)の台詞から。

見ろ!人がゴミのようだ!

悪役でも実はいい人の側面を持つことが多いジブリ作品には珍しい完全な悪役キャラで、その名悪役っぷりからネット上では(主にネタキャラとして)人気があり、この台詞とラスト近くの「目が!目がぁ~!」は特に名台詞として評価が高い。

魔梨威「世界の宮崎だよ!誰にも文句は言わせないよ!」[編集]

苦来「確かにお父さんブランドは別枠かも、***は分かんないけど」[編集]

宮崎駿を指して「お父さん」と言っているので、伏せている部分は息子の宮崎吾朗か。

苦来の背景に登場する少女[編集]

スタジオジブリの映画『となりのトトロ』のメインキャラクターであるメイか。

木胡桃の背景に登場する虫[編集]

映画『風の谷のナウシカ』に出てくる「王蟲」を暗示させるつもりで、ダンゴムシだと思われる。

丸京「『カリ城』とか『パンコパ』なんて言われても分かんないよね」[編集]

カリ城

1979年に公開されたアニメ映画『ルパン三世 カリオストロの城』のこと。
ルパン三世』シリーズの劇場版第2作で、宮崎駿の劇場用アニメ初監督作品でもある。『ルパン三世』の劇場版のなかでは特に高い人気を誇り、数年に一度はテレビで放映され、その度に12%から23%台と安定した視聴率を出している。
背景のパトカーは、劇中に登場した銭形警部率いる埼玉県警機動隊のパトカー。

パンコパ

1972年に公開されたアニメ映画『パンダコパンダ』。
宮崎駿が原案・脚本・画面設定を担当した。演出(監督)は高畑勲。
翌年には続編『パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻』も公開されている。


余談ではあるが、この時期に宮崎・高畑の両名が『ルパン三世』のTVシリーズ第1期に関わっていたこともあって、背景のモブキャラにルパン三世と次元大介が変装して登場している。

苦来「『ハウル』はどうなの?***はわかんないけど」[編集]

前述のことから、伏せているのは『ゲド戦記』か。

苦来「クニちゃんとかマーシーとか辰っちゃんの漬物屋も」[#o3984e09][編集]

それぞれ

  • 山田邦子の「クニー」「やまだかつてないショップ」
  • 田代まさしの「マーシーズ」
  • 梅宮辰夫の「梅宮辰夫漬物本舗」(販売しているのが漬物の「辰っちゃん漬け」)

を指している。
1980年代中頃からバブル崩壊直後まで、竹下通りには多くのタレントショップが存在しており、遠方から東京に訪れた観光客は、ここでしか買えないグッズを買いに多くの人が訪れた(当時はまだパソコン通信時代でネット情報が存在しておらず、このようなグッズは歌手やタレントのコンサート・ライブ会場の物販かファンクラブの通販でしか手に入らなかった)。
バブル崩壊でタレントショップブームが下火になり、インターネットの一般化で通販が容易になった事もあり、タレントショップはほとんどが潰れ、現在存在しているのはAKB48ジャニーズ事務所の関連グッズショップや、吉本の劇場に併設されているグッズショップ、土産物屋に置かれるカトちゃんのストラップ等が目立つ程度である。

ちなみに竹下通りからは無くなったものの、現在も「梅宮辰夫漬物本舗」は各地の土産物屋にて販売を続けている。
また、久米田作品的に外せないネタとして『さよなら絶望先生』の義務でもある酒井法子の「NORI-P SHOP」なる店も存在した。

魔梨威「あとは原宿といえば、なんといっても竹の子族だよな」[編集]

1980年代前期の頃、原宿の歩行者天国や代々木公園などで独自の衣装を着てダンスやパフォーマンスを見せる若者集団が「竹の子族」と呼ばれていた。
80年代後期以降は下火になり、1996年に代々木公園前歩行者天国が廃止になってからは路上での活動も見られなくなったが、なぜか1988年公開の映画『悪魔の毒々モンスター 東京へ行く』に登場したり、現在も「平成竹の子族」としてイベント等で活動していたりと、根強く存続している。
竹の子族の名前の由来は諸説あるが、そのうちの一つと言われる「ブティック 竹の子」は現在でも竹下通りに存在する。

ちなみに当時の竹の子族の間では、今話の魔梨威の私服のような極太のズボンが好んで穿かれていた。

丸京「裏原のあたり行くと、面白いお店いっぱいあるよ」
魔梨威「裏原?」
丸京「裏原宿、略して『裏原』」
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原宿界隈の中でもメインストリート的な表参道や原宿駅前の竹下通りから少し離れ、主に明治通りの裏道地域から東京オリンピック前に渋谷川を暗渠化して再開発した旧渋谷川遊歩道[7]辺りまでの一帯を「裏原宿」と呼ぶ。
目立った華やかさのある表参道や竹下通りよりも後に商業化が進み、また裏道地域ゆえに大手ショップや高級店とは趣の異なるインディーズ系ブランドの洋品店が多いこと等が名の由来という。

魔梨威「『裏』がつくのはね『裏口入学』とか『裏表がある』とか『裏街道』とか、良くない意味が多いのを知ってのことかい?」[編集]

苦来「裏切るとか裏金とか」[編集]

木胡桃「裏サイトとか」[編集]

手寅「裏スケジュールとか!」
8月予定表
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~日 ~曜 ~予定
1 #12 Bパート コンテUP
2 #5 OA #12 CT
3 #7 原画UP
4
5 出社
6 #8 マーキング #7 V編
> > 7~9日は[[防波亭手寅 手寅]]が被って見えず
10
11 #8 原画UP
12 出社
13 #8 V編
14
15 #13 AR
16
17
18 #9 本当のDEAD 口外厳禁!
19 出社
20 #9 マーキング
21
22 #9 DB
23 作カン拉致
> > 24日は[[防波亭手寅 手寅]]が被って見えず
25 #9 ***
26 #9 仮V ***
27 #9 V編 27:00~
28 #9 全スタッフ待機
29 #10 DB
30 #9 O.A
31 #9 DVD-R出し

第四席の次回予告でも映っていたが、それよりもいろいろ加筆されており、背景が一日分ずれて見える範囲が変わっている。
17日の「作カン拉致」が23日に移動して「拉致」の字が見えなくなった。
また、第五席(当話)のオンエアが2日となっていることから、ロンドンオリンピックによる放送時間変更は反映されていない模様。


  1. ◯は第◯席(第◯話)の意味、それぞれの用語については以下のとおり。
CT

カッティング(cutting)。アニメではそれぞれのカットの尺の長さを決める作業のこと。

AR

アフレコ(after recording)。キャストによる声の収録。

マーキング

ダビングのために、音の鳴るタイミングがわかる素材に差し替えたり音の鳴るタイミングに印を付けたりする作業をダビング差し替え(DB差し)と言う。
本来はこのうち印を付ける作業をマーキングと呼ぶが、実際はダビング差し替えと同義で作業全体を指して使われる場合が多い。

DB

ダビング(dubbing)。アニメでは映像に音楽や声、効果音など音声を付ける作業のこと。

仮V

仮V編。完成していない素材は置いておいて、完成済みの部分をV編すること。

V編

ビデオ編集の略。ここで映像の最終調整やテロップ入れをする。そして最後に納品用のフォーマットにして完成。

OA

オンエア(on air)。本放送。

手寅「何人の制作が地方局にSRテープ持ち込みで新幹線乗って納品しに行ったことか!」[編集]

SRテープは正式名称はHDCAM-SRといい、SONYが開発した映像製作用デジタルVTR規格Digital BETACAM[8]のHD対応仕様テープの一つで、HDTV向けのフルHD(1920x1080)の解像度に対応したもの。
Blu-ray DISCのマスターテープとしても使用される。

本来はこのテープを郵送やトラック便などの方法で放送局に送るが、それでは放送に間に合わないほどに制作が遅れた(つまり完成が最速放送当日になった)場合、スタッフが完成したテープを持って放送局に持ち込み納品することになる。
このような自虐ネタが出るあたり、J.C.STAFFシャフトと同様にギリギリのスケジュールが多いようだ。
↑この台詞を書くのは脚本の仕事で手を加えるのは絵コンテ、演出、監督あたりでどれもJ.C.STAFF所属の人間ではないので、J.C.STAFFの話とは限らないかも。


移動に新幹線が使われているのは、J.C.STAFFが東京にあるのに対し、じょしらくの最速放送局であるMBSが大阪にあるため。

看板「nico nico honsha」[編集]

当作も配信している、ニコニコ動画の観覧スタジオがあるニコニコ本社(原宿)。
グッズショップやステージのあるカフェも併設されている。
中でもカフェで販売されているルーもライスも水色の「食欲減退ブルーカレー」は衝撃的で、当時は各TV番組でも放送されるほどインパクトがすごいものだった。
気になる味はというと、ごく普通のカレーライスの味という、これまた違う意味で衝撃的な味だった。

手寅「さすが裏原」[編集]

劇中の場所は「裏原」と呼ばれる地域に入っていない。

丸京「やっぱり青文字系の子が多いねー」[編集]

祥伝社の『Zipper』や宝島社の『CUTiE』など、原宿及び裏原宿系の独創色の強いストリート系ファッションをメインに推す雑誌を「青文字系雑誌」と呼ぶ。
赤文字系雑誌よりも後発であることから区別する意味で「青」で呼称したのが名の由来。

雑誌「PiRKARA ginlsi」[編集]

雑誌の見出し「きゃりーぱむぱむ」[編集]

ファッションモデル・歌手のきゃりーぱみゅぱみゅ。
さよなら絶望先生290話巻末コメントの解説も参照。

雑誌の見出し「にびいろグローバルX」[編集]

アイドルグループのももいろクローバーZ
ちなみに「にびいろ」とは濃い目のグレーの和風古称。漢字表記は「鈍色」。

木胡桃「お嬢さん、お姉さん風のファッションになると赤文字系って言うよね」[編集]

主に20代の女性を購読対象としたファッション雑誌を総称して「赤文字雑誌」と呼ぶ。
カジュアルながらも上品で高級感のあるファッションを推す傾向にあり、OLに読者層が多い。
題字が創刊時から1990年代まで全て赤で表示されたことが名の由来だが、なぜ赤で統一されたのかは不明。

雑誌「JC Stars」[編集]

1966年~2002年まで婦人画報社(現:ハースト婦人画報社)から発行されていたファッション雑誌『MC Sisrer』とJ.C.STAFFのもじり。
主に10代の少女を購読対象としており、全盛期には芸能界入りした人気モデルを多数輩出した。

雑誌「Can't Can't」[編集]

「赤文字雑誌」の一角をなす小学館発行の女性誌『CanCam』から。
他社の雑誌では主婦の友社の『Ray』や、講談社の『ViVi』とその系列にある光文社の『JJ』がある。

魔梨威「はあ?青文字雑誌赤文字雑誌黄巻紙?」[編集]

先のファッション雑誌ネタと早口言葉「青巻紙赤巻紙黄巻紙」から。
いずれにせよ、赤文字も青文字も出版や書籍流通、服飾方面の業界から発祥したカテゴリー用語のため、購読者ではない一般人にはあまり馴染みがない呼び方でもある(特に男性には)。

木胡桃「東京特許許可局」[編集]

日本語の早口言葉の一種。
特許に関する行政機関の名称のようだが、日本に「東京特許許可局」は存在しない。[9]
もともと、1934年にNHKの全国一律アナウンサー採用試験の声音予備試験に出題するために考案されたという。

丸京「暗室にいる気持ちになるね」[編集]

現像の停止液や定着液に酢酸が使われるため、写真の現像を行う暗室は酢っぽい臭いがする。

バスが酢爆発[編集]

早口言葉「バスガス爆発」から。
手書きの赤文字・乗り物が爆発・テロップが奥から立ちあがる形式から、1975年公開の映画『新幹線大爆破』のオープニングを模したものと思われる。ちなみにこの作品は日本では目立った興行成績を挙げなかったが、フランスでは大ヒットとなり、海外公開版を参考にして作られたのがハリウッド映画『スピード』と言われている。

木胡桃「じゃーん!クレープ食べよう!」
看板「MALOON」
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マリオンクレープ(公式サイト⇒★>http)の原宿店。渋谷公園通りの移動店舗を経て、1977年に開店した。
クレープを日本に広めた火付け役の店として知られており、この原宿店が1号店になり、現在は全国各地に支店がある。

展示されているクレープの見本[編集]

天使の絵の看板「A」
木胡桃の背景のクレープ店
[編集]

竹下通りにあるクレープ店「ANGELS HEART」。(原宿カフェクレープ・公式サイト⇒★>http
マリオンクレープの向かいにあり、マリオンクレープと並ぶクレープの老舗。


木胡桃「ストロベリーカスタードエクストラホイップクリームプラスブラウニーミディアムサイズアンドチョコレートスプレーアンドメープルシロップキャラメルソースロールアップ!」[編集]

トッピングを多く入れたメニューか。
トッピングの詳細は公式サイトのメニューページには記載されていないので不明。


推測だが、

  • 「ストロベリーカスタードエクストラホイップクリーム」は苺とカスタードクリームとホイップクリームの入ったクレープ。
  • 「ブラウニーミディアムサイズ」は、トッピングとして入れるブラウニーケーキとそのサイズの指定。
  • 「チョコレートスプレー」はケーキなどのトッピングでも使用される細かい棒状のチョコレートのこと。
  • 「メープルシロップ」「キャラメルソース」はそれぞれソースの名前。
  • 「ロールアップ」はクレープの巻き方。

と思われる。

類似例としては「チョコレートチップウィズチョコレートソースソイストロベリークリームフラペチーノグランデ」(スターバックス)や「ヤサイマシマシアブラマシマシニンニクマシマシカラメ」(ラーメン二郎)などがあり、このような長いテキストで表現するオーダー方法は“呪文”とも言われることがある。この台詞には、じょしらくメンバーで最も現代っ子に近い感覚を持つ木胡桃の立ち位置を引き立たせる目的があるものと思われる。

その一方、木胡桃の声を務める小岩井ことりは、プライベートではファストフードのオーダーが1人で出来ないと明かしており、「お嬢様」「箱入り娘」との疑惑をじょしらくキャストから持たれている。後に手寅役の山本希望魔梨威役の佐倉綾音と共に某ファストフード店に赴き、初めて自分でオーダーをした時の様子がじょしらじ四日目で本人の口から語られている。

丸京「キグが復活の呪文を唱えた」[編集]

ドラゴンクエストがファミリーコンピュータで発売されていた初期シリーズの頃(第2作まで)、途中からゲームを再開するためには「ふっかつのじゅもん」としてパスワードを入力する必要があった。
長い上に文字構成がランダムのため、パスワードを写し間違えたり、肝心のメモをなくしたりと、当時のプレイヤーは往々にして難儀した。
コンシューマ機にまだセーブとロードが無かった時代の話である。


2011年にWiiで発売されたシリーズ25周年記念の復刻版ソフト[10]でも、ファミコン版の1・2作目については「ふっかつのじゅもん」システムがそのまま移植されている。

木胡桃「それにちょっとトッピングだったり、ショットだったり」
苦来「ショット?」
[編集]

魔梨威「勇者だ!勇者がここにいる!」[編集]

「勇者」とは字で書けば勇気のある者、つまり「何事にも動じず、意思を貫き通す」という者の例えで使われる。
また、このシーンでの壁画風の背景は、「青き衣を纏った者」と「王蟲」が描かれているので、『風の谷のナウシカ』が元ネタ。「青き衣を纏った者」は手にクレープを持った手寅、「王蟲」はBパート始めのダンゴムシではなく、そのままの姿で描かれている。
ただし、ナウシカ本編の壁画のシーンでは、似たような構図は出てこない。

魔梨威「何が&ruby(くにたち){国立};市クリーミィが丘だよ!イラっとすんだよ!」&BR;魔梨威が折ったステッキ[編集]

テレビアニメ『魔法の天使クリィミーマミ』の舞台となる東京都国立市くりみヶ丘のこと。
折られるステッキは魔法のステッキ“クリィミーステッキ”。

主人公の森沢優の実家がクレープ屋なので、クレープつながりか。
ちなみに、『クリィミーマミ』の原案・シリーズ構成を務めた脚本家の伊藤和典は、本作のシリーズ構成にして本話の脚本を書いた横手美智子の師匠。

Cパート[編集]

原作通りのネタは、このページには記載していない場合があります。
特に羅列ネタや当時の時事ネタは、原作の方のページに詳しく記載されている場合があります。
下記リンクより併せてご参照ください。

Cパートは原作『十九日目/眼鏡別れ』をアニメ化

加湿器[編集]

木胡桃が読んでいる漫画[編集]

ジャンプコミックス(少年ジャンプ系列の単行本)の装丁だが、作品は不明。


刺青定義シーンのBGM[編集]

やくざ映画の代表作的存在『仁義なき戦い』のメインテーマに似せている(作曲:津島利章)。

丸京「まさかあの人みたいにくるぶしに」[編集]

酒井法子は左足のくるぶしに梵字のタトゥーを入れている。

追記:2012年11月に行われた酒井法子の芸能活動復帰記者会見にて、タトゥーを消したことを明かした。

丸京「中学の時シャーペンの芯を間違って手に突き刺して未だに跡が残るくらいのラフさで入れさせろ!」[編集]

シャーペンを突き刺して中で芯が折れると刺青みたいに跡が残る。このように皮内に異物が残ったままで皮膚が再生した際に異物自体の色が入れ墨のようになることを外傷性刺青という。
深いと一生残ってしまうがそれを利用して刺青もどきに好きな人の名前を書いたりして別れた後で一生後悔する人が多いので注意が必要である。

木胡桃「もんもんなんて入れてたら マリーさんの大好きな大江戸温泉とか箱根ユネッサンとかマリンスパあたみとかスパリゾートハワイアンズとか行けなくなっちゃいますよ 大阪市の職員にもなれないよ」[編集]

原作にネタを追加している。
マリンスパあたみは静岡県熱海市にある温泉レジャー施設。
最後のネタは大阪市で職員に対し行われた刺青調査から。


木胡桃が書いたアネゴの絵にかかるBGM[編集]

サザエさん』のEDテーマ『サザエさん一家』のイントロに似せている。

倒壊する城[編集]

ディズニーランドのシンデレラ城(色は一部変更されている)。
逃げる群衆の中には、ミッ○ーマウスに一部似つつ一部全然似ていないキャラクターもいる。

流れている楽曲[編集]

「肌クリーム DHA/DNA/iPS配合」[編集]

パッケージはメンソレータム[11]のリトルナースがモチーフ。

DHA

ドコサエキサエン酸。魚油に多く含まれ、脳に良いとされる。
普通経口摂取するものとして扱われているが、DHAを配合した軟膏も存在する。

DNA

デオキシリボ核酸。遺伝情報を担う生体物質。塗り薬に配合するものではない。

iPS

人工多能性幹細胞。ES細胞と違って受精卵を使わなくてもよい万能細胞であり、再生医療への応用が期待されている。塗り薬に配合するものではない。
余談であるが、「i」が小文字なのは当時流行していたiPodにあやかったもので、iPodのように普及してほしいという願いがかけられている。
追記:2012年10月に、iPS細胞を開発した山中伸弥教授に対してノーベル生理学・医学賞の受賞[12]が発表された。

手寅「鳥肌が立つほど苦手なものを集めないと!」
丸京「え」
[編集]

原作にあった「皮膚の薄皮の下でうずを巻いている毛」はカットされている。

丸京の羽織に付いている虫[編集]

映画『風の谷のナウシカ』に登場するミノネズミ(地蟲)。

丸京以外の格好[編集]

原作ではいつもの着物を着ていたが、アニメではセーラー服を着ている。

ED[編集]

じょしらくEDを参照。

予告[編集]

かゆいところ[編集]

放映終了後からスターチャイルドじょしらく』公式サイト(⇒★>http)において、丸京が卒業扱いとされている。
南條愛乃の反応はこちら。(⇒★1>http★2>http

追記:8月15日の第六席あらすじ更新に合わせて卒業が解除された。



  1. アニメイズム枠でじょしらくの前に放送している『エウレカセブンAO』のオリンピック オリンピック延長のため
    同日25]編成に伴う放送休止(2週連続)による繰り上げ。
  2. 日本語では「ジウジアーロ」の表記で定着している。アルファ・ロメオのジュリア・スプリント、いすゞの117クーペ、フォルクスワーゲンのゴルフ(初代)、ランチアのデルタなど数々の名車を手掛けている。また、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のタイムマシン車で有名になったデロリアンのDMC-12が著名である。
  3. 同様のアニメ技法を用いた作品に劇場版『機動戦士Zガンダム』がある。旧作カットと新作カットが混在する構成のため、新作カットにあえて汚し処理を加えて旧作カットに質感を近づけた「エイジング」という技術が用いられている。
  4. タイタニックのバンドマスターを務めていたウォレス・ハートリーの愛奏曲であった。別の曲だったという脱出者の証言もあるが、映画の影響もあって「Nearer My God To Thee」が最期の時に演奏していたという定説となっている。
  5. リメイク版の邦題は『34丁目の奇跡』。
  6. 久米田作品では『かってに改蔵第114話にて、邦題と原題の落差がネタにされている。
  7. 渋谷川を暗渠化した部分は、旧渋谷川遊歩道部分も含めて「キャット・ストリート」と呼ばれている。
  8. アニメのマスターテープとしては事実上の業界標準になっている。
  9. ちなみに、特許権は「許可」するものではなく「付与」するものである。
  10. いわゆる「ロト三部作」と呼ばれるファミリーコンピュータ版のI~III、スーパーファミコン版で発表された『I・II』と『III』の5本分のソフトをひとつのパッケージで発売した。
  11. ロート製薬が日本でのライセンス契約を取得した後、買収し親会社となっている。
  12. iPS細胞の研究において基幹となるクローン技術を開発したジョン・ガードン教授との共同受賞。