第101話『匿名リサーチ200X』

提供: 久米田康治ワールド Wikiサイト
2021年3月5日 (金) 09:35時点における川口ゲン (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「かってに改蔵各話リスト <!-- &tag(かってに改蔵,かってに改蔵各話,かってに改蔵第9巻,かってに改蔵新装版第5巻);<br /> --> <…」)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動

かってに改蔵各話リスト


第101話『匿名リサーチ200X』[編集]

1996年から日本テレビ系列で放映されているテレビ番組『特命リサーチ200X』より[1]

作品情報[編集]

2000年6月15日発売、週刊少年サンデー第28号に掲載。9巻11話。


P167[編集]

扉絵[編集]

港町のレストランで食事をしつつ手紙を書く名取羽美。

扉絵内の文(あおり文)[編集]

書いてみよう 自分宛の エアメール(はーと)[編集]

一部の地域でなんと地丹大ブレイク!![編集]

単行本のお知らせ

P168[編集]

欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]

郵便配達人はお怒りです。お怒りですのでベルは二度鳴らしません。なんたってお怒りですから。[編集]

ジェームズ・M・ケインの小説『郵便配達は二度ベルを鳴らす』より。3度映画化されており、後に『さよなら絶望先生134話『春の郵便配達は二度ベルを鳴らす』でもサブタイトルの元ネタに使われた。

4コマ目[編集]

P.N 来夢来人[編集]

元祖はチャールズ・チャップリン監督・主演の映画『ライムライト』より。
日本でも有名な作品であるため、ネーミングによく使われている点が郵便配達員を苛つかせた原因だったのかもしれない。

日本の芸能プロダクション「株式会社ライムライト」
甲斐バンドのアルバム「らいむらいと」1974年発表。
尾崎亜美の曲「来夢来人」1978年発表。
小柳ルミ子の曲「来夢来人」1980年発表。
日立製作所が1985年に発売したパソコン「来夢来人」
池田文春の漫画「BAR来夢来人」ビジネスジャンプ連載。
『バカドリル』シリーズなどで知られる漫画家の天久聖一が代表を務めるプロダクション「来夢来人」

P173[編集]

1コマ目[編集]

改蔵「ボクも京都にいるときは“しのぶ”と呼ばれたり、神戸じゃ“なぎさ”と呼ばれていた手前強くは言えないのです。」[編集]

小林旭の歌「昔の名前で出ています」より。

京都にいるときゃ 忍と呼ばれたの
神戸じゃ渚と 名乗ったの

ひらがなになっているのは、赤松健の漫画「ラブひな」の前原しのぶ、北崎拓の漫画「なぎさMe公認」の紺野なぎさが元ネタだろうか。

P173[編集]

1コマ目[編集]

勝改蔵「すてきな芸名多いですもんね!!」「ヨネスケとか!!」[編集]

落語家でタレントのヨネスケ。高座名は桂米助[2]

P175[編集]

2コマ目[編集]

勝改蔵「シャア・アズナブルってペンネームだって知ってました?」「本名はキャスバル・レム・ダイクンっていうんですよ。」「あとクワトロ・バジーナってのも」[編集]

機動戦士ガンダム』より。
サイド3独立を目指すジオン・ズム・ダイクンの実子であったが、父の急死後に主導権を握った対立勢力のザビ家から狙われる身となった。妹と共に地球に亡命していた頃は養育先の名跡を継ぎ、エドワウ・マスと名乗る。シャアの名は地球を出てジオン軍に入る時に名乗っている。
のちザビ家体制は崩壊したが、シャアの名も有名になりすぎたため『機動戦士Zガンダム』ではクワトロ・バジーナを名乗り、更に後の『逆襲のシャア』でシャア名義に戻すが、ついに終生キャスバルの名で公式に活動することは無かった。[3]

3コマ目[編集]

勝改蔵「ああ…魅惑のペンネームたちよ!!」[編集]

クリスチーヌ剛田[編集]

ドラえもん』のジャイアンこと剛田武の妹であるジャイ子のペンネーム。漫画家志望。
原作第1話でのび太の子孫のセワシからもジャイ子と呼ばれており、本名かと思いきや実はあだ名であったが、ついに本名は明らかにならなかった。これは具体的な名を出すことで読者の子供たちに悪い影響が及ばぬよう藤子先生が配慮したためである[4]

炎もゆる[編集]

島本和彦の「燃えよペン」~「吼えろペン」シリーズに登場する漫画家の炎尾燃。

フニャコフニャオ[編集]

『ドラえもん』に登場する漫画家。作者:藤子不二雄のもじり。
代表作は「ライオン仮面」

新鱈墓栄[編集]

新沢基栄の『ハイスクール!奇面組』に登場する漫画家。
「死んだら墓へ」の捩りで、字面は作者本人の捩り。

一夢庵ひょっとこ斎[編集]

隆慶一郎の小説「一夢庵風流記」を原作にした原哲夫の漫画『花の慶次・雲のかなたに』の主人公・前田慶次が、最終回で諸大名の使者に語った偽名。


ちなみに、前田慶次は本名(諱)だけで利益(とします)、利太(としたか)、利貞(としさだ)、利卓(としたか)、利大(としおき)などが伝わる。通名として「けいじ」「けいじろう」を名乗り、表記は慶次、慶次郎、慶二、慶二郎、啓次郎、啓二郎など非常に多い。浪人時代に、穀蔵院飄戸斎(こくぞういんひょっとさい)、龍砕軒不便斎(りゅうさいけんふべんさい)とも名乗っている。
フィクション作品でも、山田風太郎の時代小説「叛旗兵」では「前田ヒョット斎」、同氏の短編小説を原作にしたせがわまさきの漫画「山風短」の第一話「くノ一紅騎兵」では「前田穀蔵院咄然斎(こくぞういんとつねんさい)」と名乗っている。

P177[編集]

6コマ目[編集]

勝改蔵「和宏を和日郎と書くぐらいカッコイイ!!」[編集]

藤田和日郎先生の項目参照。

9コマ目[編集]

新聞記事「ミラクルU逮捕 フリーエネル* 予言実*」[編集]

フリーエネルギーは詐欺の絶えない永久機関のこと。ドクター中松エンジンなど。

P178[編集]

4コマ目[編集]

坪内 地丹⇒鉄道院顕法日剛機歯二百系大居士[編集]

第39話に出てきた地丹の戒名

P182[編集]

欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]

大丈夫(元)羽美ちゃん。別の意味でミラクルUってヒロインっぽいし…なんかアニメになりそうだし…[編集]


かゆいところ[編集]



コメント欄[編集]

掲示板もあります。 久米田康治ワールドWikiサイト掲示板
Wikiの内容に関するチョットした事は↓のコメントへどうぞ。

  1. comment

第101話『匿名リサーチ200X』~
  1. 雑誌掲載時には放映中であったが、『特命リサーチ200X』は2002年に終了(1996年10月27日~2002年1月27日)。その後続編の『特命リサーチ200X-II』(2002年2月3日~2004年3月7日)が放映された。
  2. 実は落語界では勝手に芸名を名乗るのはご法度で、かつて三遊亭楽太郎門下だった三遊亭楽大は高座名を使わずに伊集院光名義で芸能活動をしたことが原因で落語家を廃業している。ヨネスケの場合もいろいろあったらしい。
  3. 唯一例外として、『機動戦士Zガンダム』にてクワトロ・バジーナ大尉としてダカールで演説をした際に、自らが「キャスバル・レム・ダイクン」であり「シャア・アズナブル」であると明かしている。
  4. ちなみにフランス語版ではジャイアンを【Giant:巨人】と見立ててジャンとし、ジャイ子はGianetteと表記してジャネットという名前にしている。