第2話『失われた記憶!?』

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かってに改蔵各話リスト


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第2話『失われた記憶!?』[編集]

映画「レイダース 失われたアーク」(ハリソン・フォード主演 スティーブン・スティルバーグ監督)

作品情報[編集]

1998年5月6日発売、週刊少年サンデー23号に掲載。単行本1巻2話に収載。


P31[編集]

1コマ目[編集]

ナレーション[編集]

石ノ森章太郎原作の特撮ドラマ「仮面ライダー」のナレーション(声は中江真司氏)のパロディ

仮面ライダー・本郷猛は改造人間である。
彼を改造したショッカーは、世界制覇を企む悪の秘密結社である。
仮面ライダーは人間の自由のためにショッカーと戦うのだ!

欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]

自称改造人間の勝改蔵がのっけから大ピ~~ンチ!!(そんなわけないけど…)おいおい改蔵どうしたんだよ!?[編集]

P32[編集]

扉絵[編集]

仮面ライダーの変身ポーズのパロディ。

扉絵内の文[編集]

人類の敵よ、かかってきなさい!!(だからいないって…)[編集]

気合いのギャグで笑わせる! これが気合いの証だ!![編集]

第1回に続き、「久米田☆康治」表記。

P33[編集]

2コマ目[編集]

勝改蔵「たいへんだ おやっさん!」&Br;彩園すず「だれがおやっさんだ」[編集]

仮面ライダーに登場する立花藤兵衛のこと。
立花は改造人間になったライダー達(1号、2号、V3、ライダーマン、X、アマゾン、ストロンガー)の後見人であり、「おやっさん」と呼ばれ、親しまれている。

P34[編集]

1コマ目[編集]

勝改蔵「おそらく改造された時に、人間だったころの記憶を消されたんだ!」[編集]

擬音「ぴょん」[編集]

芸人コンビ「ゆーとぴあ」がコントの最後にやっていたポーズ

3コマ目[編集]

勝改蔵「それどころかグッチ裕三の本名とか、北崎拓の嫁の名前すら思い出せない。」[編集]

グッチ裕三

モト冬樹、ウガンダらとコミックバンド「ビジーフォー」を結成していたタレント。1996年からはNHK教育の『ハッチポッチステーション』に出演するなど活躍の場を広げている。本名は高田裕三である(『3×3EYES』『碧奇魂ブルーシ-ド』で知られる漫画家の高田裕三とは別人)。

北崎拓

行け!!南国アイスホッケー部』のころからネタにされていた漫画家の北崎拓のこと。 『かってに改蔵』掲載当時は『週刊少年サンデー』で陸上漫画『なぎさMe公認』を連載していた。

5コマ目[編集]

勝改蔵「人間だった頃の温かいおもひでを消されたんだ。」[編集]

ふるさとのおもひで
看板「スーパー古屋」
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家族のおもひで[編集]

はずかしひおもひで
ポスター「スターボー」
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自称宇宙人3人組の歌手グループ”宇宙三銃士スターボー”のこと。「ハートブレイク太陽族」でデビュー。

6コマ目[編集]

勝改蔵「おもひでポロポロ」[編集]

スタジオジブリ製作、高畑勲監督作品のアニメ映画「おもひでぽろぽろ」のこと。
キャッチコピー「私はワタシと旅に出る」で有名。ヒロインが山形に向かう電車の中で過去の自分を振り返るといった作品。

P35[編集]

コマ目[編集]

P36[編集]

6コマ目[編集]

勝改蔵「そうか、そーゆう事か…… オレは昔・・・」[編集]

P37[編集]

1コマ目[編集]

勝改蔵「裸の大将だったのか!!」[編集]

フジテレビ・関西テレビ系で放映されていたテレビドラマ「裸の大将」シリーズのこと。
実在の画家・山下清をモデルに、彼が旅先で出会う人々の揉め事を、絵を描いて解決するという人情系ドラマ。清はランニングシャツに半ズボン、リュックに傘、スケッチブックを抱えているという出で立ちで、おむすびが好物である。 主演は芦屋雁之助で彼の代表作となったが、芦屋の持病の悪化により第83話「清オーレ!最後の放浪」をもって終了した。

勝改蔵の全身絵[編集]

スケッチブック「DLOWING BOOK」[編集]

不明。Drawing Bookの間違いか?

P38[編集]

コマ目[編集]

P39[編集]

コマ目[編集]

P40[編集]

5コマ目[編集]

老人「展示して広く世間に見てもらおう」[編集]

坪内地丹が連れ去られる構図は「捕まった宇宙人」と呼ばれる写真のパロディ。
1950年、西ドイツのケルンの新聞に掲載された写真で、メキシコで捕獲された宇宙人はアメリカのライトパターソン空軍基地に移送されたと言われている。なお、宇宙人を捕まえたのはCIA・FBI・KGBと諸説あるが、KGBが出来たのは1954年なので時系列から考えるとFBIということになるのだろうか。

5コマ目[編集]

坪内地丹「はーん!!」[編集]

行け!!南国アイスホッケー部の主人公・蘭堂月斗の口癖であった。

P42[編集]

2・3コマ目[編集]

勝改蔵「そうかオレは昔……パンチョ伊東だったのか!」[編集]

プロ野球の解説者でパンチョ伊東こと伊東一雄のこと。
元プロ野球パリーグの広報部長で、プロ野球ドラフト会議の際に司会を務め、「第一回選択指名選手、読売○○、投手、18歳、○○学園」など独特の名調子で選手名を読み上げたりしていた。その後、プロ野球解説に転進。もともとアメリカ・メジャーリーグ事情ににとても詳しかったため、1995年に野茂英雄がメジャー挑戦以降、各方面で重宝された。
なお、カツラをつけていることは半ば公然の秘密であり、東のパンチョ伊東、西のキダ・タロー」といわれていた。久米田作品でも行け!!南国アイスホッケー部時代から頻出。

4・5コマ目[編集]

勝改蔵「神○川!」[編集]

料理人で料亭「神田川本店」店主の神田川俊郎のこと。
よみうりテレビ系ワイドショー番組「2時のワイドショー」に出演しており、「○○も、ちょっと工夫でこの美味さ。」のフレーズでおなじみ。当時は「料理の鉄人」の陳建一や道場六三郎のライバル料理人として出演していた。
こちらもカツラをつけていることでおなじみ?であり、久米田作品では頻出。

7・8コマ目[編集]

勝改蔵「村野武憲。」[編集]

俳優。
1988年から1990年まで、フジテレビ系で放送されているミニ料理紀行番組「食いしん坊万歳」の司会を務めていた。

9コマ目[編集]

勝改蔵「ちあきなおみ。」[編集]

歌手。
「喝采」が1972年に大ヒットし日本レコード大賞を受賞している。ものまね芸人・コロッケに頻繁にまねをされている。

10コマ目[編集]

勝改蔵「川島なおみ。」[編集]

タレント・女優。
青山学院大学在学中にデビューした元祖「女子大生ブーム」の火付け役。その後『お笑いマンガ道場』でプロ顔負けの漫画のうまさと、芸人顔負けのネタの巧みさを披露し、「だん吉・なお美のおまけコーナー」でも人気となった。1996年の『イグアナの娘』の出演、1997年『失楽園』で女優業もこなしている。
改蔵の格好は、ヘアヌード写真集『WOMAN』のポーズか?

11コマ目[編集]

勝改蔵「桑田?」[編集]

読売ジャイアンツの桑田真澄投手のこと。PL学園時代には清原和博とのKKコンビで甲子園を沸かせた。卒業後、1985年に読売ジャイアンツ(巨人軍)にドラフト1位指名で入団。
顔にホクロが多いことで有名。

P43[編集]

3コマ目[編集]

勝改蔵「だって凡ちゃんめがねじゃん。」
彩園すず「大木凡人?」
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大木凡人はタレント。
太気拳や琉球空手、グレイシー柔術を学んでおり、格闘技・古武道に対しての造詣が深い。なお眼鏡は伊達である。

4コマ目[編集]

はっぴ「街かどテレビ」[編集]

1982年から1991年までTBSテレビで放送されていた関東ローカルの歌番組「街かどテレビ11:00」のこと。
平日の午前11時に、関東地方のスーパーマーケットやショッピングセンターから生中継された視聴者参加型のカラオケ番組。司会を務めた大木凡人は、おかっぱ頭に太い黒ブチのメガネと親しみやすい温和なキャラクターから「凡ちゃん」の愛称で親しまれ、会場の名前をアドリブで織り込んだ主題歌「街かど音頭」も歌っていた。

P44[編集]

5コマ目[編集]

名取羽美「どーでもいいけど、何でそんなにいろいろロッカーから出てくんのよ!」[編集]

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藤田和日郎の漫画「うしおととら」に出てくる武器”獣の槍”。

消火器[編集]

曽田正人の漫画「め組の大吾」に出てくる消火器インパルス。

タヌキの置物[編集]

ドラえもん

P44[編集]

3コマ目[編集]

勝改蔵「怪盗だったのか!美術品専門の!」[編集]

週刊少年ジャンプにて80年代に連載されていた北条司の漫画「キャッツ・アイ」のこと。詳細は当該項目を参照。

4コマ目[編集]

[[名取羽美「三姉妹かーー!」<br /]]「ねーさんと妹がいないね。」
彩園すず「まん中のつもりなのね。」
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上記キャッツ・アイネタの続き。
父の製作した美術品のみ専門に盗む怪盗三姉妹の物語で、レオタードを着た長女・泪、次女・瞳、三女・愛の来生三姉妹が人気を博した。ヒロインは次女の瞳なので、改蔵はまん中の”瞳”のつもりらしい。

P45[編集]

5コマ目[編集]

勝改蔵「わはははは」[編集]

久米田先生の前回作「太陽の戦士ポカポカ」のパロディ。
ポカポカは夜な夜なときめき布を盗んでいた。

6コマ目[編集]

警備員「まてー!!」[編集]

怪盗マンガではハングライダーで逃げるというネタはおなじみ。
上記キャッツ・アイをはじめ、青山剛昌の漫画『まじっく快斗』においても怪盗キッドがよく利用している。最近では『名探偵コナン』でもお馴染み。

P46[編集]

2コマ目[編集]

勝改蔵北崎拓の嫁の名はクリスチーニャだ!」[編集]

不明。


このセリフの真偽について、掲載から13年後の2011年9月5日になって、北崎先生がTwitterにて

久米田君に作中で「きたざきの嫁はクリスチーニャ(だったかな?)」とか描かれて
何度「奥様は外国の方なんですか?」とマジ聞きされた事か!
おかげで結構な機会損失を被った気がするんだ!怒ってもいいよね(笑)

とコメントした(⇒★>http)。

欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]

失われた記憶は取り戻した。が、改蔵の過去の謎は残った。ま、どーでもいいことなんだけどね…。[編集]


コメント欄[編集]

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  • ストロンガーは放浪(下宿してない)、スカイ~ZXに小林昭二は未登場のため、削りました。 -- 名無し &new{2009-07-23 (木) 02:53:49};
  • アマゾンは日本語が不自由なんだが…って、そもそも「下宿」してないしな。「後見人」に変更してストロンガーを復帰。 -- 名無し &new{2009-07-23 (木) 13:13:41};
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