第200回

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第199回『終わりある道の標べに』 | 第201回『幻想と解禁』

第200回『南怪奇線』[編集]

2011年8月10日放送
タイトルはヘンリー・ミラーの自伝的小説『南回帰線』より。
ヘンリー・ミラーは処女作として自伝的小説『北回帰線』も発表している。
声の出演・前田くん久米田康治

番組紹介欄[編集]

皆さんさようなら。記念すべき放送200回を達成したのに番組打ち切りが決定してしまいましたね…まぁ、アニメ第四期の話もないのでこれもアニラジの宿命だと受け止めるのしかないのですかねぇ。ただ、パーソナリティはこれ以上絶望しなくて喜びそうですが(笑)

と言う事で、今回お送りする番組(コーナー)は「すいません、私のようなものが番組を持ってすいません!」「訴えるよ!」「藤吉ハルミの憂鬱」「第十回・絶望レジー賞・授賞式」の4番組です。

「すいません、私のようなものが番組を持ってすいません!」、まさかのお偉いさんによる会話がとんでもない内容で…最後の最後まですいません!
「訴えるよ!」、王様降臨した回につけられた○○が最後の最後で訴えられる!?
「藤吉ハルミの憂鬱」、絶望放送がきっかけで本当に幸せになったエピソードを紹介します。でも、夏の祭典でも会うことはもうないでしょうけど…
「第十回・絶望レジー賞・授賞式」、放送200回を記念して、番組に絶望的な貢献をしてくれた人に不名誉を送ります。でも、今回で本当に最後なんです…

収録風景写真[編集]

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OPドラマ[編集]

00:21 映画の『プリティ・ウーマン』[編集]

リチャード・ギアとジュリア・ロバーツのダブル主演による1990年公開のアメリカ映画。
テレビ朝日放送版では、麦人が登場人物の一人であるバーニー・トンプソン役を担当している。[1]

00:31 バーナード・ショウの戯曲『ピグマリオン』[編集]

『ピグマリオン』を原作とするのはミュージカルおよび映画の『マイ・フェア・レディ』。
『プリティ・ウーマン』は『マイ・フェア・レディ』をベースに現代風にアレンジしたものなので結末が違うのは当然とも言える。

00:58 1巻まで戻ると、カードバトル漫画がいじめっ子をゲームで倒すことになったり[編集]

高橋和希の漫画及びアニメ『遊☆戯☆王』のこと。
いじめられっ子が「闇のゲーム」でいじめっ子や悪い大人に仕返しをする、藤子不二雄Aの『ブラック商会変奇郎』に似た筋立ての連作短編だった。

01:02 単行本の掲載前まで戻るとツェペリさんに子供がいないことになったり[編集]

ジョジョの奇妙な冒険』第一部「ファントムブラッド」に登場するウィル・A・ツェペリのこと。
本誌掲載時には子供がいないことになっていたが、後の第二部でツェペリの子孫が出てくるために単行本掲載時に子供がいない記述はなかったことになっている。
この記述の修正に対して作者の荒木飛呂彦先生は「おとなはウソつきではないのです。まちがいをするだけなのです……」と謝罪のコメントを書いている。

01:08 とある漫画家がデビュー当時に戻ると下ネタすらやっていなかったり[編集]

久米田先生のデビュー作『行け!!南国アイスホッケー部』の最初期の作風は時折Hなネタのあるスポーツ漫画だった。
もしくは更にさかのぼり『地上げにスマッシュ』か?

01:12 あなた中の人も原点に戻るとトランポリン声優になる[編集]

第16回で新谷がトランポリンの話をして以降、度々ネタにされている。
詳細は第62回参照。

01:25 [27 最近のアニメは平仮名四文字ばかりで絶望した!に絶望した!
01]
01:32 何回やってもエアーマンが倒せないことに絶望した!
[編集]

第01回のOPドラマと「絶望した!○○に絶望した!」のネタ。
平仮名四文字のアニメに関しては、第168回の解説に詳しい。
あれから4年、今期(2011年7月期)にも『ゆるゆり』引用エラー: <ref> タグに対応する </ref> タグが不足していますと、ひらがな四文字の流れは続いている。
エアーマンの方は、ロックマンシリーズのプロデューサーの稲船敬二を言うこと成すこと全てを叩いたり、『ロックマンDASH3』の開発中止に対して「ざまあみろ」と言うも多いことから所詮は一過性のものかと思いきや、現在でも流行りもののアニメで細々とMADが作り続けられている模様>httpだが、それよりも盛んなのは『ロックマンX』シリーズの映像を使い櫻井孝宏麦人などの声優の音声を編集しもはや放送禁止用語そのものな際どい単語を連呼させている下ネタMADシリーズが物凄い頻度で新作が作られている(⇒★>http)。

OPトーク[編集]

02:51 僕とか佐藤さんは「怪奇」って聞くと『怪奇大作戦』しか思い浮かばないんでしょうけどもねー[編集]

第141回でも神谷が言及しているネタ。

『怪奇大作戦』は『ウルトラセブン』の後番組として、円谷プロダクションが1968年に製作した特撮テレビドラマ。
タイトルの「怪奇」は額面通りの心霊現象的なものを指すのではなく、社会に追い詰められ歪んだ人間の心の闇によって引き起こされる事象を意味し、このコンセプトに基づいて子供番組の枠をはるかに逸脱したドラマを続出させた。
コアな特撮愛好家のみならずTVドラマファンからの評価も高く[2]、現在でも根強い人気を誇っている。

05:57 ドリームキャスト[編集]

1998年にセガ・エンタープライゼス(現:セガ)が発売した家庭用ゲーム機。
宣伝戦略プロデューサーを務めた秋元康によって、セガの専務取締役(当時)だった湯川英一を出演させた大々的なプロモーションが行われたが、ゲーム機そのものではなく湯川氏に話題が集中するという本末転倒な事態を招いてしまう。
また、プレイステーションに遅れをとったとはいえ、日本では比較的善戦していた[3]前世代機のセガサターンとのソフトの互換性が無かったことも、サターンを支持していたユーザーからの反発を招く結果となった。

05:58 GD-ROM[編集]

ドリームキャストやその互換アーケード基板[4]などに採用されていた、セガとヤマハが共同開発した光ディスク形式。
CD-ROMの外周を専用の高密度フォーマットにすることで、640MBのCD-ROMより大容量の1GBを実現しており、名前のGD-ROMも1GBの容量に由来している。
内周のCD部分をCD-DAとして使用した“MIL-CD”という規格も存在した。[5]

今週の標語[編集]

07:17 リバウンド女王に私はなる!
07:26 湘北の10番
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SLAM DUNK』の桜木花道役を演じた草尾毅が、『笑っていいとも!』に出演[6]した際に言った台詞。

リバウンド王に俺はなる!

もちろんこの台詞は、共に『いいとも』に出演していた田中真弓が演じる『ONE PIECE』のモンキー・D・ルフィの台詞の捩りである。

海賊王に俺はなる!

バスケットボールのリバウンドと、ダイエットのリバウンドをかけている。
桜木は主将の赤木剛憲から「リバウンドを制する者は&ruby(ゲーム){試合};を制す」と言われたことから、陵南高校との練習試合では「リバウンド王」と自称していた。[7]
その後は、身体能力の高さを活かした劇中屈指のリバウンダーとしてインターハイで実力を表していった。

すいません、私のようなものが番組を持ってすいません![編集]

11:29 なんか洗濯バサミ付いてきました[編集]

こういう物らしい。(⇒★>http
神谷の指摘通り、女性には一種の「なりきりグッズ」として楽しめるのかも知れないが、男性購買層はコレをどうしろと…。

12:06 「ココリコ坂」なのか「コクリコ坂」なのか、なんか分かんなくなる時ある[編集]

お笑いコンビ「ココリコ」の知名度などもあり、公開後の現在でも混同されることが多い。
なお、ココリコ(Coq au Rico)もコクリコ(Coquelicot)もともにフランス語で、ココリコは鶏の鳴き声の擬音語(コクリコは下記の項目参照)。
ちなみにお笑いコンビのココリコは、大阪と神戸にある喫茶店「Coq au Rico」が由来。

12:16 コクリコってヒナゲシでしたっけ?[編集]

フランス語でヒナゲシの意味。
余談であるがフランスに関連したネタとして、フランス国旗の三色のうち赤の色はヒナゲシの赤で表現される。[8]

16:17 ジャスコ[編集]

2011年2月まで、大手流通のイオンが展開した総合スーパーマーケットの名称。
2011年3月より「サティ」「ポスフール」と統合し、「イオン」ブランドに統一された。[9]

ネットスラングではゲームソフトで再現性の低いBGMを指す意味として、当該店で流れていそうな原曲から掛け離れた貧相なアレンジの音楽に喩えて「ジャスコサウンド」と揶揄する場合もある。

18:04 小泉
18:10 感動した!
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2001年に貴乃花(現・貴乃花親方)が夏場所優勝を果たした際に、小泉純一郎首相(当時)が総理大臣杯を授与した際の発言。

痛みに耐えてよく頑張った!感動した!

なお、糸色望の決め台詞「絶望した!」はこれのパロディである(詳細は原作1話参照)。

18:18 今の政治を見てね、「、どうした!?」って言っちゃうよ[編集]

当の菅直人総理は、米国債の格下げによる世界金融危機に対応するG7会議への電話連絡すらなく、9月の日米首脳会談も拒否され、日に日に退陣論が叫ばれているが聞く耳を持たなかった。
しかし、菅首相は配信日の8月10日午前に、退陣の条件とされた3つの法案(第二次補正予算案はすでに可決)のうち、残る2つの特例公債法案と再生エネルギー特別措置法案の可決後に退陣を正式表明する意向を明言した。
上記2法案の今国会での成立の見通しが立ったため、この意向表明により8月内の退陣がほぼ確定することとなった(ただし菅首相は退陣時期については明言を避けている)。
なお、民主党の岡田克也幹事長には前日9日に意向を伝えていたと報道されている。

18:39 「すいません、こんなラジオですいません!」は今回で最終回です!すいません…[編集]

ミニ番組終了は13本目。

「こんなラジオですいません!」はいつものシメの台詞であって、ミニ番組のタイトルではありません。
きつちりしなさい!

訴えるよ![編集]

19:17 197回のサブタイトル「全裸のランチ」ですが、元ネタWikiにあったので「いい大人だし」と思いググってみたのですが、本当にAVが出てきました[編集]

20:39 警告っていうね、三角形のマークで…もう完全に「ヤバイ!」ってみたいなマークが付いてるもん[編集]

赤い三角形の中に「!」と「警告」のマークで注意を喚起している。

22:44 新谷「女子に追っかけられただかなんだかって話」
22:48 神谷「『オッパイ舐メタクナイデスカ?』って言う外国の女性の方に遭遇したのは大久保です」
[編集]

第155回の「絶望した!○○に絶望した!」で語られた神谷の体験談。

23:27 ロボコップ[編集]

1987年に公開されたSFアクション映画『ロボコップ』のこと。
殉職した警官の生体部分を活用して誕生したロボット警官[10]の活躍を描く。
日本の特撮作品『宇宙刑事ギャバン』などからインスパイアされているという逸話は有名。[11]
大ヒットを受けてシリーズは3作まで製作され、派生作品として2本のTVシリーズ[12]と2本のアニメーションシリーズも存在する。

なお、アニメ版[13]では堀内賢雄が主人公のロボコップ(アレックス・マーフィー)を担当している。

28:31 以上をもちまして、「訴えるよ!」は最終回となります[編集]

ミニ番組終了は14本目。

藤吉ハルミの憂鬱[編集]

36:25 以上をもちまして、「藤吉ハルミの憂鬱 」は最終回です。今年の夏は、東京ビッグサイトで会うこともないでしょう[編集]

ミニ番組終了は15本目。

第十回・絶望レジー賞・授賞式[編集]

38:45 以上をもちまして絶望レジー賞は終了となります[編集]

では、そろそろ今回の放送も『ぱにぽに』の連載もお終いです。[編集]

41:10 氷川先生、10年を超える『ぱにぽに』連載お疲れ様でした[編集]

連載は『月刊Gファンタジー』2011年10月号で終了予定。
ぱにぽに』最終17巻は2011年11月25日発売予定。
この初回限定特装版には主人公のレベッカ宮本(CV:斎藤千和)が歌う『ぱにぽにだっしゅ!』のオープニングテーマ3曲を収録した音楽CDが付属する。

お別れの一言[編集]

49:36 ぴろし17歳「うわぁ!え、えぇと、えぇと・・・あ!左手は!!もぎるだけ!!!」[編集]

SLAM DUNK』で湘北高校バスケ部主将の赤木剛憲が桜木花道に伝授した、ジャンプシュート成功の秘訣。

左手はそえるだけ…

原作漫画の最終戦である山王工業高校戦クライマックスで桜木は、この呟きと共に勝利を決定付けるシュートを放った。

49:48 赤坊主[編集]

海南大付属高校戦で、自身のパスミスによって敗北を喫したことを悔やんだ桜木は自責の念に駆られ、それまでのトレードマークであったリーゼントから坊主頭へと頭を丸めた。
以降、そのインパクトある姿から相手チームのみならず観客からも、桜木の代名詞として「赤坊主」が定着する。


第200回『南怪奇線』
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  1. Blu-ray/DVD/VHSで発売されたバージョンでは吉水慶が演じている。ちなみに吉水慶は海外ドラマ『新スタートレック』日本語版の初代ピカード艦長(主人公)役で、吉水慶が実家の寺の住職となるために引退後、ピカード艦長役を引き継いだのが麦人。
  2. カルト的人気を誇る個性派俳優の故・岸田森の代表作としても有名。
  3. 海外ではセガサターンは早期撤退を余儀なくされていた。
  4. NAOMI GD-ROM SYSTEM。初期のNAOMI基板はROM供給だった。NAOMI GD-ROM SYSTEMの供給開始から数年後は、メンテナンスの平易さや半導体の価格下落により再びROM供給がメインとなった。
  5. このMIL-CD規格を利用する形で、ドリームキャストは今でも「新作ソフト」が出るお化けハードとなっている。(参考⇒★>http
  6. 2008年4月8日放送の声優特集回。古谷徹、杉山佳寿子、古川登志夫、田中真弓、草尾毅、小清水亜美が出演。小清水に関連して「許さない」というキーワードで語られることが多い。なお、一部に誤解があるがこれは小清水に対する「いいとも」制作側の扱いに対してであり、小清水を「許さない」わけではない。
  7. ただしこの頃のテクニックは素人。
  8. 青はヤグルマギク、白はマーガレットが当てられる。
  9. それより先にイオンが出資していた「カルフール」がフランス本社との契約満了に伴って2010年3月に「イオン」ブランドに改称している。
  10. 媒体によっては「サイボーグ警官」と記すものもあるが、この表現も間違いではない。
  11. 後年、日本の特撮界も『機動刑事ジバン』(1989年・東映)、『特捜ロボ ジャンパーソン』(1993年・東映)など『ロボコップ』の影響下にある作品を制作している。
  12. 日本ではTVシリーズ第1作のパイロット版を別シリーズとしてカウントし計3本としている。
  13. 日本ではアニメシリーズ第1作の吹替版が販売されている。