第212話『努力×(勝利+友情)2』
第212話『努力×(勝利+友情)2』[編集]
1980-90年代を中心に『週刊少年ジャンプ』の作品方針として挙げられていた「努力・勝利・友情」のこと。
ゆでたまごの『キン肉マン』や高橋陽一の『キャプテン翼』、車田正美の『聖闘士星矢』など…
詳細は、週刊少年ジャンプの項目を参照。
作品情報[編集]
2002年 月 日発売、週刊少年サンデー第47号に掲載。
P5[編集]
扉絵[編集]
2002年アカデミー賞で4部門のオスカーに輝いた「ビューティフルマインド」の中で心を病んだ主人公が部屋中に数式を書いたメモ用紙で埋め尽くしたシーンから。
左下の本棚の本の背表紙「辞典 法学区」[編集]
メモ書き「GガンDムDVD まだ出ない?」[編集]
アニメ「機動武闘伝Gガンダム」のこと。
追記:2010年にようやく(?)DVD-BOXが発売されている。
メモ書き「A級ライセンスへの道 ビデオ」[編集]
テレビ番組「ぷっすま」の番組内企画において、草彅剛に自動車免許を取得させるものがあり、その続編的企画として「国内A級ライセンス取得への道〜オフロードレース参加の為に〜」というものがあった。
扉絵内の文(あおり文)[編集]
----忘れてませんか科学の心…[編集]
P6[編集]
欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]
改蔵の天才っぽい頭脳が、久々に展開!! みんなも頭、使ってる?[編集]
3コマ目[編集]
勝改蔵「片方の足が沈む前にもう片方の足を前に出せば、理論上、水の上を歩けるんです。」[編集]
板垣恵介の漫画『バキ』シリーズにおいて、烈先生がドイルを運んだ時に、このような台詞を言っている。
また、藤子不二雄の漫画『ドラえもん』「ハツメイカーで大発明」(コミックス30巻収録)で、野比のび太がこの理論で空を飛ぶ道具を作ったエピソードがあった。
4コマ目[編集]
箱「鉄騎」 [編集]
カプコンのゲーム「鉄騎」
P7[編集]
1-4コマ目[編集]
勝改蔵「半分食べて、さらにその半分食べて、さらにさらにその半分食べて…そうすると、理論上永久に食べられるはずなんです。」[編集]
「アキレスと亀」のパラドックス。
アキレスが亀のいた所についた瞬間、亀は常に少しだけ先にいるはず…という理論。
5コマ目[編集]
勝改蔵「理論上今年のジャイア●ツは、120勝してますよ。(ウエハラ25勝+クワタ18勝+クドウ18勝+タカハシ15勝+イリキ15勝+チョ10勝…)」[編集]
作品が掲載された2002年の読売ジャイアンツは、86勝52敗2分の成績で優勝している。
以下、個人成績:
~投手 | ~勝敗 | ~タイトル |
上原浩治 | 17勝5敗 | 最多勝 |
桑田真澄 | 12勝6敗 | 最優秀防御率 |
工藤公康 | 9勝8敗 | |
高橋尚成 | 10勝4敗 | |
入来祐作 | 5勝4敗 | |
趙成ミン | 2勝0敗 | 8年契約を1年残して、巨人を退団した |
6コマ目[編集]
勝改蔵「理論上一日4枚描けば、4日で原稿上がるはずなんです!」&Br;原稿「BE PROUD」[編集]
第201話の最後のページ。
P8[編集]
1コマ目[編集]
勝改蔵「理論上、一日わずかコーヒー一杯の値段で、車が買えるんです。保険に入れるんです。」[編集]
ガン保険のCMより。
月々、缶コーヒー一杯分(年齢によります)のお値段で、ガンによる無期限入院が補償されます。
5コマ目[編集]
新聞「負犬」[編集]
競馬新聞「勝馬」から
帽子「A」[編集]
右端の男の持つ紙「遺書」[編集]
P9[編集]
1コマ目[編集]
男「倍々でかけていけば、いつかは必ず勝つはずなんです!」[編集]
ギャンブルは統計上は胴元が必ず儲かる設定となっており、ここで挙げられている競馬の場合は還元率が0.75に設定されている。つまり100円を賭けると統計上は75円しか回収できないことになるので、よほど天文学的な確立で勝利し続けない限り、この夢理論はいずれ破綻する(つまり事実上不可能)。
元ネタは、さいふうめい原案・星野泰視作画「哲也―雀聖と呼ばれた男―」作品中で登場したゴールドマン兄弟の戦法。有り余る金をバックに、負けたらその倍賭け、という「一万回負けても、一万一回目に勝てばいい」という戦術で哲也に挑んだ。一度は勝利したゴールドマン兄弟であったが、哲也はポケットにあった百圓と命を賭けて再戦、小龍が屋敷に火を放ち、ゴールドマン兄弟が恐怖で逃げ出した後、和了り、敗れた。
2コマ目[編集]
看板「¥shop むじんぞう」[編集]
消費者金融の「¥ショップ武富士」より。
「むじんぞう」のロゴはアコムの「むじんくん」のもの。
ポスター「WANTED」[編集]
影になっている人物が、ラブ地蔵のシルエット。
キャッシングのやり過ぎで捕まった?
4コマ目[編集]
ポスター「東京女事務所」[編集]
テレビ東京系列で、2002年4月から9月まで毎週金曜26時25分に放映されていたスカウト型オーディションバラエティ番組。
後にNHKのアナウンサーとなった神田愛花、フジテレビのアナウンサーとなった斎藤舞子らが登場していたが、水着姿の審査となる前に脱落している。また、その後AV女優となった青木りんが、本名の奥山りん名義で出演していた。
雑誌「フロム∀」 [編集]
アルバイト情報誌「フロムA」のこと。アニメ「∀ガンダム」とAとをかけた駄洒落。
コントローラー[編集]
ゲーム機PC―FXのコントローラー
P10[編集]
4コマ目[編集]
看板「もくさん数学研究所」[編集]
「目算」夢理論
6コマ目[編集]
段ボール 皮算用[編集]
「獲らぬたぬきの皮算用」夢理論
P11[編集]
3コマ目 [#q90cdf2d][編集]
はかせ「少年まんが大ヒット理論だよ!!」
紙「ヒットするマンガ理論 2)メイド服 3)ネコミミ」[編集]
6コマ目 [#q90cdf2d][編集]
はかせ「つまりこーゆうことだよ。」 [編集]
数式「美少女^3 × 1/2(魔法 + 妹^2)- log(√2 小動物 + メガネっ娘)× Σ金髪^2 × メイド服(テレ東 - 2)/ 黒髪ロング^3 + 2√ドジ(1 / 関西弁 + 純朴 / ハート)- 3√(2つ結び + 制服)× イチゴ{1 /(√シスター + アイドル)+(√2 + √チアガール)/ √フリル(1 + エプロン / にょ^3)}+ 3√エッグポーズ / ネコミミ × n^3(もえ)^2 = 大ヒット」[編集]
- log
- 対数。なおここではlogの中に√をとっているが、√=0.5乗なので「1/2 × log」にすればもっと簡単に計算できる。
- Σ
- 数列の和。この数式では10歳以上全例の足し算を指定しているので、お婆さんも含まれることになる。
- n
- 慣用的に自然数 (natural number) をあらわす。
- メイド服
- 起源は19世紀末の英国。日本ではウェイトレスの制服にメイド服やそれに近いエプロンドレスなどを採用する飲食店も存在している(神戸屋レストランなど)が、その起源はかつて帝国海軍が士官クラブの女給にメイド服のエプロンドレスを採用していた例があるなど、戦前から存在していた嗜好のようだ。
「メイド萌え」の元祖はアダルトアニメ『くりいむレモン』シリーズの「黒猫館」(1984年)あたりからであろうか? ブレイクするきっかけはエルフのアダルトゲーム『河原崎家の一族』(1993年)あたり。
- ネコミミ
- 日本では古来より神楽や狂言において化け猫の小道具として猫耳をつけることがあったが、いわゆる「萌え」として使用された最初の例も、歌舞伎の『独道中五十三次』にて鶴屋南北が初演した際のもの(1827年)であり、意外と歴史が古い。文学作品では、宮沢賢治が発表した『水仙月の四日』(1924年)に登場する猫耳の雪婆んご。アニメ媒体では、ますむらひろしが賢治のイーハトーブの世界観に刺激され、『ヨネザアド物語』(1975年)や『アタゴオルシリーズ』(1976年)などで猫キャラによるパラレルワールドを展開し多くの支持を得ていた。また同時期に白泉社LaLaで連載された大島弓子のマンガ「綿の国星」(1978年〜1987年)でも擬人化された雌の子猫が登場していた。
- 魔法
- 横山光輝原作アニメ『魔法使いサリー』(1966年)や赤塚不二夫原作アニメ『ひみつのアッコちゃん』(1969年)でこのジャンルが確立された。
- 妹
- 2002年現在『シスタープリンセス』などが猛威を振るっている妹旋風。元をたどれば石ノ森章太郎氏が意識して始めたようだが、「萌え」のレベルに昇華させたのがあだち充の『みゆき』(1980年)であると考えられており、実は1980年代からある意外と古いジャンル。もっとも古来より血縁関係に厳格ではない日本では『古事記』や『日本書紀』の時代から支持されている分野でもある…。
- 小動物
- 小動物を擬人化する試みは洋の東西を問わず紀元前から存在しており、御伽噺や童話など中世に成立した物語にも普遍して存在している。
- メガネっ娘
- 鳥山明先生の漫画『Dr.スランプ』内では、主人公の則巻アラレに対して既に「メガネっ娘」という呼び名が使用されていることから、1980年代前後には既に呼称として成立していたようだ。
なおかってに改蔵第8巻の巻末の「めがねっ娘萌え萌え団」という企画では、1位は『サクラ大戦』の紅蘭だった。
- 金髪
- 少女マンガなどで帰国子女設定として登場していたことがあったが、やがて少年マンガや萌え系にも導入されたようだ。カルチャーギャップやあやしげな日本語などズレた行動が「萌えポイント」。
- テレ東
- 深夜アニメのさきがけテレビ東京のこと。
- 黒髪ロング
- 関西弁
- 近年ではゲーム『To Heart』の委員長が「関西弁+メガネ」。本作でも第85話でジュンがこの組み合わせを目指していた。
- 純朴
- 前の項の関西弁とあわせて、漫画『あずまんが大王』(あずまきよひこ)の大阪こと春日歩。
- イチゴ
- 『週刊少年ジャンプ』に掲載されている河下水希の漫画『いちご100%』の
- シスター
- ゲーム『サクラ大戦3』のエリカ? 少女漫画『怪盗セイント・テール』にも主人公を助けるシスターが出て来る。
- アイドル
- ゲーム『ホワイトアルバム』?
- チアガール
- 『シスタープリンセス』の歌穂。
- フリル
- エプロン
- にょ
- ブロッコリーの看板作品『デ・ジ・キャラット』主人公・デジコの語尾。デ・ジ・キャラットの外見は、黄緑色の髪にネコ耳、両耳の上に付けた大きい鈴及び首に着けた鈴、そしてメイド服の組み合わせといった愛らしい格好であった。
主役であるデ・ジ・キャラット役の声優は真田アサミ。
- エッグポーズ
- コギャル雑誌『egg』で表紙の女の子達が好んでやっていたポーズ。カメラ目線で片手をレンズに差し出すような感じ。
- ネコミミ
- 上述のネコミミ。ここではデジコのことだろうか?
7コマ目 [#q90cdf2d][編集]
はかせ「すでに理論を証明するべく蘭丸ねこ吉先生に、理論にのっとり執筆いただいているのじゃ。」[編集]
BL漫画家・乱魔猫吉のこと。別PNで男性向け美少女漫画を描いている。同人出身で『ファンロード』の古くからの愛読者であり、いまでもイラストを投稿している。
8コマ目[編集]
単行本「メイドの王子様」[編集]
『テニスの王子様』のパロディ。詳細は当該項目を参照。
単行本「名探偵コナ*」[編集]
青山剛昌原作の漫画『名探偵コナン』のこと。
表紙では坪内地丹が江戸川コナンになりすましている。
単行本「犬夜叉」[編集]
高橋留美子先生のマンガ『犬夜叉』のこと。
単行本「*日郎」[編集]
当マンガにて頻出の藤田和日郎先生のこと。
単行本「 充」[編集]
当マンガにて頻出のあだち充先生のこと。
P12[編集]
4コマ目 [#q90cdf2d][編集]
勝改蔵「ここだけの話少年サンデーは、理論上600万部超のはずなんです。」
犬夜叉(280万) + コナン(280万) + その他 = 600万部オーバー[編集]
2002年当時、週刊少年サンデーの実売部数は250万部位。ちなみに黄金期最後の1995年の『週刊少年ジャンプ』は653万部。
この式では『犬夜叉』と『コナン』両方を読んでいる重なりの部分が考慮されていない。
6コマ目 [#q90cdf2d][編集]
彩園すず「理論的にいえば、ユウカはイエ●ーキャブ所属じゃないと変じゃない。」[編集]
タレントの優香のこと。
イエローキャブは巨乳タレントを多く輩出しているプロダクション。野田社長自らがスカウト活動をすることでも有名。
7コマ目[編集]
彩園すず「でも、実際はホリプ●でしょ。」[編集]
日本の大手芸能事務所「ホリプロ」(⇒★>http)。
「ホリプロタレントスカウトキャラバン」を主催し女性アイドル発掘に努めるなどアイドル王国として有名。
P13[編集]
4コマ目[編集]
佐藤くん「その証拠に今のユウカは昔ほど、おっぱいに主張がないのです。水着にもならないし。」[編集]
現在の優香はバラエティ番組のコメンテーターや女優といった活動に方向転換したため、グラビアアイドル関係の仕事からは完全に身を引いている。
そのため、バストサイズがグラビアアイドル時代の頃と比べて減少してしまったといわれている。
5コマ目[編集]
小池栄子[編集]
イエローキャブ所属のタレント、女優。
P16[編集]
2コマ目 [#q90cdf2d][編集]
GO GROUP (GRAVITY ZERO)[編集]
ジーオーグループの大神会長
3コマ目 [#q90cdf2d][編集]
男「理論上一日たった5分で、このスーパーボディに!」[編集]
女性がプルプルさせているのはボディブレード?
4コマ目[編集]
「理論上いっぱいになれば、100万円たまるはずなんです。」[編集]
株式会社トイボックスの『10万円貯まるBANK』か?
5コマ目[編集]
男「理論上30年で高速道路はタダになるんです。」[編集]
30年前もそう言っていたが変わってない。償還理論のこと。
6コマ目[編集]
男「理論上、景気がよくなれば不良債権はなくなるんです。」[編集]
金融庁の金融分野緊急対応戦略プロジェクトチームのメンバーになった金融コンサルティング会社代表、木村剛氏?
7コマ目[編集]
男「理論上ウインド●ズに不具合は発生しないのです。」[編集]
マイクロソフトのビル・ゲイツ。ウィンドウズのこと。
9コマ目[編集]
勝改蔵「その他、過去にこんな夢理論が発表されているのです。」[編集]
理論上、ガンダムの性能が3倍に。[編集]
「機動戦士ガンダム」に登場するアムロの父、テム・レイが開発したテムレイエンジンの事。しかし実際は、テム・レイが酸素欠乏症の後遺症で頭がおかしくなっていたために発した妄言であり何の役にも立たないガラクタであった。
理論上、Jフォンの写メールを持っていると600万人が励ましてくれる。[編集]
J-PHONEのCMより。
理論上、一粒300メートル。[編集]
グリコのキャラメルのパッケージにあるコピー。「1粒で300m歩くエネルギーが得られる」という意味で知られているが、本来の意味は「1粒食べている間に300m歩けるくらい長持ちする」だったとか・・・
理論上、人間からアミノ酸をとったら水だけになる。[編集]
キリンビバレッジの「アミノサプリ」のCMのキャッチコピーから
人間の体を構成する60〜70%が水分で、タンパク質は体重の約20%。タンパク質は20種類ほどのアミノ酸の組み合わせで構成される
理論上、国民のベルトの穴が一つ分小さくなれば、食糧危機はなくなるのです。[編集]
食糧危機の話で引き合いに出される理論
理論上、ディフェンスラインは完璧なのです。(フラット3理論)[編集]
サッカー日本代表フィリップ・トルシエ前監督のフラット3理論。DF3人をフラットに並べてラインをコントロールし、相手のオフサイドを誘うシステム
理論上、世界中のエネルギー不足は解消するのです。(ドクターN松エンジン)[編集]
ドクター中松の理論。水からエネルギーを作り出すとか。現在は水素エンジンの開発も進んでいるようなので、あながち夢理論ではないかも?
愛だの恋だのは、脳が感じている電気信号にすぎないのです。(マトリックス理論)[編集]
映画『マトリックス』において、人類はエネルギー源として機械に捕らえられていて、機械が作り出した電気信号による夢を見せられていた。
窓が開けっぱなしなのは、サッシがすり減ってもったいないから。(のび太理論)[編集]
藤子・F・不二雄の『ドラえもん』の『出てくる出てくるお年玉』で、ドラえもんが「けちけち型お年玉袋」を出した。これは無駄を省くとその分のお金が出てくるので、野比のび太が窓や戸を開けっ放しにするなど、極端な節約生活を始めた。
理論上、ミッ●ーはひとりなのです。[編集]
ミッキーマウスのこと。ディズニーランドでは、同じキャラクターの着ぐるみが世界中で同時刻に一体しか登場しないよう調整されているらしい。
P18[編集]
1コマ目[編集]
女の子「生理的に嫌!!」[編集]
久米田康治先生の『育ってダーリン!!』より、新しい「うらら」?
P19[編集]
4コマ目[編集]
公園から見えるビル[編集]
東京都庁。
5コマ目[編集]
男「理論上この公園に住んでる我々は、かなり生活レベルが高いのです。」[編集]
ダンボール「ファンロー*」[編集]
アニメ雑誌「ファンロード」
表札「カネダ」[編集]
表札「シマ 」[編集]
P20[編集]
1コマ目[編集]
ダンボール「ジョイボール」[編集]
ファミコンの別売りコントローラー
欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]
理論上、宇宙人は存在してて、ムー大陸も実在してたって、何かの本で読みました。すごいぜ、理論!![編集]
かゆいところ[編集]
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久米田康治ワールドWikiサイト掲示板
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