第275話『小金の錬金術師』

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第275話『小金の錬金術師』[編集]

荒川弘先生の漫画「鋼の錬金術師」。2003~2004年にTVアニメ化され(全52話)、2005年に劇場版も作られた。
また2009~2010年に原作に基づいたリメイク版が放送され、2011年には劇場版が公開された。

作品情報[編集]

2004年 月 日発売、週刊少年サンデー第15号に掲載。

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扉絵[編集]

扉絵内の文(あおり文)[編集]

ホワイトデーだから↑ロゴもふんぱつ(はーと)[編集]

雑誌掲載時は改蔵のタイトルロゴが3つになっていた。3倍返しネタより。

(ハート)イチゲンサンダイカンゲイギャグ(ハート)[編集]

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欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]

きちゃったね、ホワイトデー…[編集]

P135[編集]

4コマ目[編集]

勝改蔵「等価交換てのは、こーゆうのを言うんですよ!!」[編集]

借金←――――――――――――→肝臓[#e62d6f93][編集]

久米田先生の元アシスタントの畑健二郎先生の漫画「ハヤテのごとく!」第1話では主人公の綾崎ハヤテが両親から借金を返すために臓器を売られそうになるというシーンがある。
ここでは、2004年10号において掲載された上記の作品のプロトタイプ版である「ハヤテの如く」で、話の冒頭において同様のシーンがあるので、このことを指すだろう。

兄の死←―――――――――→南ちゃん[編集]

あだち充先生の漫画及びアニメ『タッチ』のこと。
「兄の死」は間違いで正しくは「弟の死」。
「南ちゃん」はメイン・ヒロインの浅倉南のこと。

蜘蛛フェチ←―――→半バンパイア[編集]

児童小説「ダレン・シャン」の主人公ネタ。
蜘蛛好きの少年、ダレン・シャンは、バンパイアが飼っている珍しい蜘蛛を盗んだことがきっかけで、半バンパイアにされてしまう。

芥川賞←→アイコラ&ストーカー被害[編集]

2004年に19歳で芥川賞を『蹴りたい背中』で受賞した綿矢りさのこと。

2001年にわずか17歳で第38回文藝賞を『インストール』で受賞したことがきっかけでデビュー。
同作品で第15回三島由紀夫賞候補になり、この時審査員の福田和也や島田雅彦から高い評価を受けている。

しかし、女子高生作家(『インストール』受賞時)、女子大生作家(『蹴りたい背中』受賞時)として世間やマスコミが熱狂したことから、ストーカーやアイコラに悩まされることとなり、そのため一時期授賞式を除いては公の場に姿を現すことは無かった。

今は専業作家となったため、身辺も落ち着いており、インタビューなどにも応じている。

DoCoMoの成長←―――→NTTの衰退[編集]

自由←――――――――――→孤独[編集]

幾多の文学や哲学が述べる如く、自由と孤独は切り離せぬ要素である。
「孤独を愛さぬ者は、自由を愛さぬ者に他ならぬ。何故なら、孤独であるときのみ、人は自由なのだから」
(ショーペンハウエル『幸福について』より)

P140[編集]

5コマ目[編集]

勝改蔵「売ったり買ったり、売ったり買ったり」[編集]

編集部からもらったテレカを売る[#e62d6f93][編集]

化粧品のサンプルをいっぱい集めて1本分にして売る[編集]

有名人の結婚式の引き出物を売る[編集]

バイト先でもらったポップを売る[編集]

P143[編集]

1コマ目[編集]

勝改蔵「とにかくセコイものから本格的なモ悪行まで、公私入り乱れてダメ錬金術がはびこっているのです!!」[編集]

頼まれた買い物で、自分にヨドバシカメラのポイントをためる[#e62d6f93][編集]

パシリの基本的な錬金術。

1万円の商品券を9700円で買い、50円のケシゴムを買ってお釣りをもらう[編集]

普通、おつりの出る商品券は、金券屋等では99%ぐらいの売値であるため、10000円なら9900円程度であろう。

会社の出張でマイルをためる[編集]

飛行機のマイレージのことで、貯まるとある程度の距離が一回ただで乗れたりする。

集積所からアルミ缶だけを抜き取る[編集]

アルミ缶は、業者にもよるが、200個ぐらいを一つにまとめて回収を頼まなくてはならず、その上高くても一つ1円ぐらいにしかならず、ホームレスですらあまりやらない錬金術である。そのため、ごみ集積所からアルミ缶だけを抜いている人もいるらしいが、あまり賢い錬金術ではない。

中●区の自転車撤去(保管料5000円)[編集]

サマワでの土地使用料[編集]

D●CoMoの迷惑メール アイドルフ●ンド[#e50dec28][編集]

どこかは不明だが、とある携帯電話メーカーのメールアドレスは、専用のハッキングソフト一本でサーバから抜き放題(当時)であり、スパムメール送り放題であった。で、その携帯電話メーカーは、スパムメールの通信料をユーザーから貰って超あくどく稼いでいた。具体的な例としては、スパムメールを受け取っていただけで月1200円の通信料を請求された人も。

駐車違反取締りの民間委託 宗教法人化[編集]

何でもかんでも商標登録して使用権をせしめる[編集]

ゲーム会社で有名なコナミの事。デジタルビッグコミックスピリッツ、デジタルコロコロコミック、デジタルガンガン、デジタルヤングサンデー、デジタルマーガレット、デジタルジャンプ、デジタルヤングジャンプ など、出版界に火炎瓶を投げ込むかのような商標登録を申請していた。この事を週刊アスキーで取り上げたところ、ファミ通に一部のコナミソフト以外の記事の提供をコナミ側が一時的に拒否していたのは有名。
ほかにも、プロ野球選手の肖像権を本人の知らない所で取得し、自社の野球ゲームが不利にならないよう他社の作品の発売を妨害したりしていた。その為、旧スクウェアの『劇空間プロ野球』の発売が大幅に延期されたことも有名。
こんなことを繰り返しているうちに、ついには2003年に独占禁止法違反の勧告を受けてしまった。

P145[編集]

2コマ目[編集]

漫画家「ここに用意した素材は、どれも本当に面白いヒット作。」
天国の扉 カ ビ 剣心 五 第二百十三幕 80%ォ!! 白書[#acd8a133]
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天国の扉 カ ビ
アニメ『COWBOY BEBOP 天国の扉』のDVDジャケット
剣心 五 第二百十三幕
和月伸宏先生の漫画『るろうに剣心』第二百十三幕『交換条件』の扉絵
80%ォ!! 白書
冨樫義博先生の漫画『幽☆遊☆白書』の、遊助と戸愚呂が対峙する場面

7コマ目[編集]

漫画家「しかもこれはもうどこかで連載している作品じゃないか。」
前田くん「…ですね 売れてるみたいですし。」
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週刊少年ジャンプ』に連載していた、矢吹健太朗の漫画『BLACK CAT』。上記の3作品を中心に様々な漫画・アニメ・映画に似た登場人物や技・場面が多く、やや腐女子向けな内容なこともあり連載中ネット上で盗作疑惑が持たれ盛大に叩かれていたのだが、いざその連載終了後に『To LOVEる』を連載して、男性向けの過激な性描写が出れば掌を返して「矢吹神!」と大絶賛するのだから全く現金なものである。(今度は逆に腐女子に叩かれるようになったのは言うまでもない…)

8コマ目[編集]

漫画家「なぜだ?いろいろ錬成してもすでにあるものになってしまう…」
前田くん「もちろん答えは言えません!!」
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ハリーポッター+あずまんが+各種ギャルゲー=[#e62d6f93][編集]

赤松健先生の漫画及びアニメ『魔法先生ネギま!』のこと。

ONE PIECE+スノーマン+とんがりコーン=[編集]

週刊少年マガジン』で連載していた、真島ヒロの漫画『RAVE』のこと。


リング+呪怨+ほの暗い水の底から=[編集]

『着信アリ』

ドラえもん+悪魔くん+豪邸=[編集]

『まじかる☆タルるートくん』

ナディア+トリトン+アメリカ=[編集]

『アトランティス』

西遊記+イケメン+イケメン=[編集]

『最遊記』

P146[編集]

1コマ目[編集]

坪内地丹「殺人事件発生‼︎」[編集]

名探偵コナン

2~3コマ目[編集]

「あータイムスリップー‼︎」[編集]

犬夜叉

P147[編集]

1~3コマ目[編集]

[[彩園すず「でも錬金術にとっての最大のタブーは、生命の創造。いわゆるホムンクルス(人造人間)。古くはゲーテの書『ファウスト』の中で錬金術師が錬成したという…」<br /]]「馬ふんと、少年誌では言えない素材で、生命を作り出したっていうアレですか?」[編集]

生命の創造

今話のサブタイの元ネタでもある荒川弘の漫画「鋼の錬金術師」では人体錬成が禁忌とされている。
アニメ第一期では、オリジナル設定として人体錬成に失敗してできたモノに紅い石(賢者の石の未完成品)を与えることで人間の形を成したものがホムンクルスとされる。


実際には錬金術の禁忌というより、キリスト教からみた禁忌(創造主への冒涜)という概念が強い。

ゲーテの書『ファウスト』

ゲーテが錬金術師ゲオルク・ファウストの伝説をモデルにして書き上げた大作。
第2部第2幕にて、ファウストの弟子ワーグナーによりホムンクルスが生み出された。

馬ふんと、少年誌では言えない素材

錬金術師パラケルススによるホムンクルス精製法。
フラスコに人間の精液と馬糞とハーブを入れて40日間発酵させ、その後毎日人間の血液を与え、馬の胎内の温度で40週間温め続けるとホムンクルスが完成するというもの。


ちなみに『うしおととら』第二十八章其ノ拾壱(単行本17巻収録)では「精液と馬の内臓」となっている。

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コマ目[編集]

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P148[編集]

9コマ目[編集]

年金術師(無想年金)[編集]

和月伸宏先生が『週刊少年ジャンプ』に連載していた『武装錬金』のもじり。

ちなみに今話のテーマに関係する逸話として、『武装錬金』の中で賢者の石の名を出したところ、「他の錬金術をモチーフにしている漫画(時期からしておそらく『鋼の錬金術師』)のパクリだ」と一部読者から指摘されたと言う。その読者は賢者の石を「荒川弘先生が独自に考えた概念だ」と勘違いしていたらしい。

欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]

地丹に、欲しがっていた弟(?)が誕生!? ママと社長さんの子じゃないだけにマシ? …なワケないか。[編集]


かゆいところ[編集]


コメント欄[編集]

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  • 錬成って難しいですね。私もポケモンとトランスフォーマーでやってみたのですが、これも既にあるものになってしまいます…… -- &new{2010-12-11 (土) 23:42:26};
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