第97話『なんてステキにジャパネスク君!』
第97話『なんてステキにジャパネスク君!』[編集]
元ネタは氷室冴子の小説『なんて素敵にジャパネスク』。
平安時代の宮廷貴族社会を舞台にした少女小説シリーズで、漫画化やテレビドラマ化され、さらにはNHK-FMでラジオドラマ化された。
作品情報[編集]
2000年5月4日発売、週刊少年サンデー第22,23号に掲載。9巻7話
P101[編集]
扉絵[編集]
デッキブラシを持ち、銭湯を掃除している羽美。
背景の絵は葛飾北斎の浮世絵「冨嶽三十六景・神奈川沖浪裏」。海外でも有名な浮世絵の代表的作品。
扉絵内の文(あおり文)[編集]
ねえみんな、一緒にお風呂に入ろうよ …ねえってば!![編集]
黄金週間必須アイテム![編集]
単行本のお知らせ
P102[編集]
欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]
さすが改蔵 モモの上がったいいフォームです!![編集]
1コマ目[編集]
箱「OYANA」[編集]
2コマ目[編集]
メール画面[編集]
ブロッコリーおよびゲーマーズのCMキャラ『デ・ジ・キャラット』のメールソフト「でじこのこべや」のこと。
P103[編集]
3コマ目[編集]
全身タイツの人物 グランブルー[編集]
フランス・イタリア共同制作の映画『グランブルー』より。1992年公開。
作中には日の丸つきのウエットスーツを着た「ありえない」日本人ダイバーチームが登場(しかもストーリーにはほぼ不要な存在)。
監督・脚本を務めたリュック・ベッソンはこの他の作品でも妙な誇張のついた日本人をギャグキャラ的に登場させているが、ただの勘違いなのか、実は日本嫌いなのは定かではない。
P104[編集]
4コマ目[編集]
ガンダリウム合金[編集]
『機動戦士ガンダム』シリーズ(宇宙世紀物)に登場した架空の素材。ファーストガンダムでは「ルナ・チタニウム合金」と呼ばれていた物が、後代に「ガンダリウム合金」と呼ばれるようになったという設定。[1]
月面重力下で製造[2]されたチタン合金で、MSの装甲材としては理想的を強度を持つ。TV版初期でガンダムがザクのマシンガンに撃たれてもほとんどダメージを受けず、シャアたちジオン軍パイロットを驚愕させた背景はこれにあった。
P106[編集]
1コマ目[編集]
勝改蔵「毎朝アメリカンコーヒーをすすり!!」[編集]
浅煎りの豆を多めの湯で淹れたコーヒー。コーヒーを湯で薄めたものではない。苦味少なめ酸味強めのあっさりした味で、量多めに飲むのが特徴。
日本独自の呼称であり、アメリカでは「ウィークコーヒー」(薄いコーヒー)と呼ばれる物が近い。由来は複数の説があり、アメリカ発祥なのかは定かでない。なお、現代アメリカでは濃いめのコーヒーが好まれる。
似たような物として、「アメリカーノ」(エスプレッソに湯を注いで薄くしたもの)がある。
勝改蔵「アメリカンドッグをくらい!!」[編集]
串に刺したソーセージ(主に)に小麦粉で作った衣をつけて揚げた食べ物。
アメリカ合衆国が発祥であるが、アメリカではトウモロコシの粉を原料としたコーンブレッド生地が使われるため、日本以外のほとんどの国々では「コーンドッグ」(Corn dog)と呼ばれている。
勝改蔵「アメリカンクラッカーで遊び!!」[編集]
ひももしくは鎖の先端に樹脂製のボールがついた玩具。
アメリカから輸入の際に仕入会社が「アメリカで人気」と売り込んだことからこの名が広まった。アメリカでは「Kerbangers」などの名がついている。
4コマ目[編集]
スティーブ「そして毎日“思いきりアメリカン”を聞くのだよ。」
名取羽美「ええー杏里の曲じゃん」[編集]
指摘通り杏里が1982年に発表した日本のポップスである。歌詞でもそのまま題名が歌われる。作詞は当時バックバンドを務めていた音楽家の小林武史による。花王のCMで使用され、当時人気となった。
とはいえ、歌詞で歌われるのはアメリカ人ではなく、アメリカに旅立った元恋人である。
5コマ目[編集]
改蔵:「あげくの果てにアカデミー賞はアメリカンビューティーだそうな。」[編集]
1999年のアメリカ映画『アメリカン・ビューティー』
主演はケヴィン・スペイシー
第72回アカデミー賞では8部門の候補となり、作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞、撮影賞の5部門で受賞した。他にもゴールデングローブ賞作品賞(ドラマ部門)、監督賞、脚本賞、英国アカデミー賞 作品賞、主演男優賞、主演女優賞、撮影賞、トロント国際映画祭観客賞など受賞多数。
6コマ目[編集]
改蔵:「日本でもビューティフルライフというドラマが一部マニアの間で人気だそうです。」[編集]
『Beautiful Life ~ふたりでいた日々~』2000年1月-3月放送。
主演は木村拓哉と常盤貴子。
平均視聴率32.3%、最高視聴率41.3%を記録。
P107[編集]
8コマ目[編集]
改蔵:「いくらアメリカ国だからといって、そんなものをレンジに入れるなんて!!」[編集]
猫をレンジで乾かそうとして死んだのでメーカーを訴えた、という都市伝説。
P109[編集]
1~3コマ目[編集]
スティーブ「そうだ オムライスが食べたい」
勝改蔵「ま…まぁあれは日本の洋食というわけわかのわからん日本食ではあるけど。」[編集]
欧風文化を大いに取り入れた明治時代に日本で考案された料理。ちなみにハヤシライス、スパゲッティナポリタンも同類。
名前もフランス語のオムレツ【omelette = 薄く仕上げた玉子焼き】と英語の【rice = 米】を合わせたもの。
P110[編集]
8コマ目[編集]
改蔵:「しょう油じゃ文字を書くことができないじゃないか!!せっかくのオムに!!」[編集]
第92話『そろそろ禁句』でも改蔵はオムライスに名前を書かないと落ち着かないと発言している。
「三日天下」は明智光秀のこと。
P111[編集]
3コマ目[編集]
背景に描かれているのは機動戦士ガンダムとASIMO?
6コマ目[編集]
勝改蔵「あ…あいつのせいか!! 26万の!!」[編集]
ソニーから発売されたペットロボットのAIBO。
1999年に発売された当時は定価25万円にもかかわらず、日本向け3000台の受注がすぐに埋まる盛況ぶりだった。
作中の画はメーカーに配慮したのか、実物よりアレンジされている。頭部のデザインは『機動警察パトレイバー』に登場した98式AVイングラムに似せている。
P112[編集]
1コマ目[編集]
(前ページ7コマ目より続き)
作家の畑正憲が運営するムツゴロウ王国から。
無類の動物好きだからこそなせる濃密なスキンシップが見所である。
P113[編集]
4コマ目[編集]
「空手でUFOを呼んだり!!」[編集]
「縁起をかついで靴下を右からはいたりするのですな!!」[編集]
5コマ目[編集]
スティーブ「おじぎは!? おじぎはしないのですか?焼けた鉄板の上で!!」[編集]
漫画「カイジ」の焼き土下座
P114[編集]
コマ目[編集]
P115[編集]
12コマ目[編集]
「タタミは?食用のタタミはないのですか!?」[編集]
加藤清正が改築した熊本城の畳は里芋の茎でできており、非常時の食料として備えた。また、土壁に干瓢を塗り込めている。
い草は薬草としても利用されており、食物繊維が豊富なことから食用としても注目が集まっている。
P116[編集]
コマ目[編集]
欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]
そうです。期待に応えるのは大変なんです。だからガンバレ清原!!ちなみに”改蔵”は終わりません。[編集]
かゆいところ[編集]
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