美味しんぼ

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美味しんぼ[編集]

原作・雁屋哲、作画・花咲アキラによる漫画。『ビッグコミックスピリッツ』にて、1983年より連載中。

作品概要[編集]

東西新聞文化部社員、山岡士郎と栗田ゆう子を主人公に、食をテーマとして毎回様々なストーリーが展開される。本作品は人気を博し、のちにアニメ、ゲーム、テレビドラマ、映画化など様々なメディア展開もなされた。

グルメ漫画および日本のグルメブームの中心となったと一般に言われており、題材となる食べ物の種類も、和・洋・中をはじめとして、アジア、精進料理に庶民の食べ物までと幅広い。
日本のグルメ漫画を代表する作品ではあるが、軽薄なグルメブームについては一線を画し、コメ、鯨、食品添加物など食文化に関するもの、食と関係ない様々なテーマについても問題を提起する回もしばしば存在するため、「原作者の雁屋が漫画を使って、自身の主義思想の押し付けをしていて辟易する」と批判する読者も多い。
特に、福島第一原発事故後の福島を描いた「福島の真実編」は、「福島はもう人が住めない土地だから、一刻も早く福島から逃げなくてはならない」などと、最初から結論ありきの展開となってしまったため、多くの読者から批判されただけに留まらず、福島県知事側や国会議員などが「福島の真実編」の内容に異議を唱えるという異例の事態となってしまった。

連載は取材のため長期休載することがあり、2000年頃からは、一年のうち半分近く休むことも多い。単行本はビッグコミックスより刊行され、単行本の売上は2003年に累計1億冊を突破した。文庫版、愛蔵版、テーマ毎に再編集した総集編も刊行されている。

『ビッグコミックスピリッツ』2008年5月26日号にて、作者や関係者の話し合いにより連載開始から25年間続いた山岡・海原親子の確執を和解させ、物語を一区切りさせた。
同時に長期休載状態になっていたが、2009年3月9日号にて連載を再開した。

2014年に掲載された上述の「福島の真実編」の後、連載を休載。以後、一度も掲載されていない。


あらすじ[編集]

東西新聞文化部の記者である山岡士郎と栗田ゆう子は、同社創立100周年記念事業として「究極のメニュー」作りに取り組むことになった。
しかし、ライバル紙の帝都新聞が美食倶楽部を主宰する海原雄山の監修により「至高のメニュー」という企画を立ち上げると、「究極」対「至高」の料理対決が幾度も繰り返される。
それもそのはず、山岡は海原雄山の息子であるが、母親の死をめぐる親子間の確執から絶縁していたのである・・・。

アニメ版[編集]

1988年10月17日から1992年3月17日まで日本テレビで放映された。また、2時間スペシャルも放映された。
放送時間は番組開始から1年間は毎週月曜日19時30分~20時00分の放送だったが、裏番組の『わいわいスポーツ塾』の牙城を崩せず、1989年10月から放送時間を毎週火曜日19時30分~20時00分に移動した。
製作はシンエイ動画。全136話。

スタッフ[編集]

メインキャスト[編集]

~キャラクター ~キャスト
CENTER:山岡士郎 CENTER:井上和彦
CENTER:山岡(栗田)ゆう子 CENTER:荘真由美
CENTER:海原雄山 CENTER:大塚周夫
CENTER:栗田伸一 CENTER:池田勝
CENTER:栗田文枝 CENTER:佐久間なつみ
CENTER:栗田たま代 CENTER:堀絢子
CENTER:栗田誠 CENTER:堀秀行
CENTER:海原雄山の妻 CENTER:坪井章子


久米田康治との関連[編集]

さよなら絶望先生 作品内にて[編集]

かってに改蔵 作品内にて[編集]

作中にて度々、本作をネタにしている。

せっかち伯爵と時間どろぼう作品内にて[編集]