週刊少年サンデー

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週刊少年サンデー(しゅうかんしょうねんさんでー)[編集]

1959年創刊の小学館のマンガ雑誌。サンデー公式サイト「webサンデー」(⇒★>http

2010年四月期の発行部数は約67万部となっており(⇒★>http)、週刊少年漫画誌の中では長期低落傾向となっている。2010年末の発行部数は前年比9万部減の約62万部。

概要[編集]

作風[編集]

作品としてはストーリー系、ラブコメ系、ギャグ系が多い。他誌とは違い人気が低迷している作品であってもすぐに打ち切りとなることは少なく、ある程度の区切りが付くまで作品が掲載される傾向が強い。
これについて藤子不二雄Aはサンデー創刊当時の頃を回想したインタビューで「講談社の編集者は叩き上げのプロフェッショナルで漫画家に厳しく、あれこれ注文をつけるタイプ。いっぽう小学館はそれまで専門の漫画編集者がおらず、学年誌や教育の編集部から集めてきた漫画素人の編集者だったため、わりに好きなように描かせてくれた。」とコメントしている[1]
さらにベテラン作家による連載が多く過去に同誌への連載経験を持つ漫画家をヒットの如何を問わずに採用する場合が多いように見受けられる。この点に関しては長期連載が多くなることによるマンネリ化、連載作家陣の年齢層の上昇、新人のデビューから初連載までの期間が長いなどの批判がなされることがある。これらの特徴は、『週刊少年ジャンプ』の、新人発掘重視・アンケート至上主義とは対照的である。
ちなみに久米田康治の弟子であった畑健二郎の『ハヤテのごとく!』の連載誌でもある。
2008年12月24日、ホントに「いったんたたんで続きはWebで!」と一部の連載作品をWeb媒体にした。

巻末には漫画家質問コーナーがあり、読者からの質問に漫画家が答えるスタイルを取っている。

久米田康治との関連[編集]

久米田康治との関係[編集]

久米田先生は、1991年に『行け!!南国アイスホッケー部』を連載開始して以降14年間、週刊少年サンデー専属作家の扱いで連載をしていた。2004年に『かってに改蔵』の連載を終えた後は、週刊少年サンデーとの関わりはなくなったらしく、webサンデーの久米田先生のページも抹消された。
その後、久米田先生が『さよなら絶望先生』連載にあたりマガジンに移籍したこともあって、小学館とは決別したのではないかと憶測されていた。


その後も、2008年に週刊少年サンデー専属漫画家であった雷句誠が「小学館原稿紛失訴訟」を起こしたことをめぐって、久米田先生に確執に関する取材申し込みが相次いだため、黒歴史を蒸し返されるかたちとなった。また、面識がない少女漫画家新條まゆに突然この問題に話題を任せられるまゆたんキラーパス事件も発生している。


このように久米田先生週刊少年サンデーとの確執が噂されていたが、2010年になると久米田先生の漫画家生活20周年ということもあり、2010年4月16日より新装版『かってに改蔵』が発売されている。それに呼応してWebサンデーのサンデーまんが家BACK STAGEに久米田先生ページ>httpが復活するなど、関係も変化しているようだ。


2011年1月14日にはスターチャイルドのWebsiteにて『かってに改蔵』のアニメ化が発表された。OVA全3巻の予定。

2011年4月27日発売の22・23合併号にてさよなら絶望先生の特別読み切りが掲載された。久米田先生の漫画がサンデーに掲載されるのは『改蔵』連載終了以来で実に7年ぶりとなる。


2013年7月31日発売の35号に読切 『東風(不)見聞録』掲載。

  1. 「本の窓」1999年6月号より。