171話『強引の窓』

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171話『強引の窓』(ごういんのまど)[編集]

タイトルは石川啄木の小説『病院の窓』、あるいは南部修太郎の同名小説より。

作品情報[編集]

2009年2月25日発売、週刊少年マガジン13号に掲載。

欄外[編集]

生徒を連れて、天体観測です‥‥[編集]

P6(単行本追加ページ)[編集]

扉絵[編集]

中央に糸色望。その頭上ではブラックホールらしき現象が発生し、芋を始めさまざまな物体が吸い上げられようとしている。
吸い上げられそうになっている物体の中に、棒犬皇帝ペンギン安倍晋三氏、コウノトリと赤ちゃん。
脇に居るのは丸内翔子。ブラックホールの引力によって左下がめくれて、前ページの登場人物紹介の内容が見えている。

P8[編集]

7コマ目[編集]

スタイルのいいブス[編集]

首から下だけに吸い寄せられてしまいます…。

P9[編集]

4コマ目[編集]

廃墟マニア[編集]

懐古趣味なのだろうか、廃墟に郷愁を感じそこを探訪する廃墟マニアなる趣味を持つものが増殖しているという。『廃墟の歩き方』なる書籍も刊行されている(参考⇒★>http

5コマ目[編集]

瓶「TATSUMI」「GIANT KILLIN BEER」[編集]

キリンビールと、サッカー漫画『GIANT KILLING(ジャイアントキリング)』(原作:綱本将也、作画:ツジトモ)をかけたもの。
TATSUMIは主人公・達海猛(たつみ たけし)のこと。
河童のイラストはチームマスコットのパッカくん。

P10[編集]

2コマ目[編集]

糸色望「故障ばかりする イタリア車とか!」[編集]

フェラーリ、ランボルギーニ、マセラティ、アルファロメオ、ランチア、フィアットなどのブランドで知られるイタリア車は、昔から自動車愛好家の間では根強い人気がある。現在ではランボルギーニはドイツのフォルクスワーゲン傘下で、それ以外のメーカーはイタリア最大手で総合的工業メーカーでもあるフィアット社の系列下にあるため、クオリティ的にもそれなりに均整は得られており、イタリア車もやたらめったら故障するわけではない。


しかし、イタリアでは自動車に限らず工業製品の精度に関しては多少のばらつきはあって当然という文化背景があり、故障したら修理すればいいというおおらかな考えを持っている。結果としてイタリアには自動車修理工場がたくさんあり、日常的に自動車のメンテナンスをしている。
したがって、機械は基本的に精度良くできていてメンテナンスフリーは当然で故障しては困るもの、と思っている日本人がイタリア車を所有すると、ヒドい目に遭うのかもしれない。調子が悪くなったら放っておかずに、すぐにメンテナンスをすることがイタリア車と長く付き合うコツといえよう。


イラストに登場しているのは、アルファロメオ・アルファ155。世界的には販売が振るわなかったが、日本ではスポーティな個性派として受け入れられ、販売は良好であった。
ナンバープレートが「あ155」になっている。

3コマ目[編集]

糸色望「ダメだと分かっているのについ借りてしまう いわゆるアレな映画とか!」[編集]

あまりにも出来が悪すぎるがゆえに批判が宣伝に転じ、ネタ的側面を帯びてしまう映画のこと。
例として、2004年に公開された『DEVILMAN』が挙げられる。


この作品は、先にアニメによる作画を行い、それに従いCGに動きをつけたり、CGカットの中に一瞬だけ手書きの絵が挿入されたりと「アニメと実写の融合」という斬新な表現を試みた作品なのであるが「演技経験の無い主演のタレントの棒読みな演技」「原作のあらすじを短い上映時間に詰め込んだ結果、原作で整合性の取れた部分が意味不明となっている」「場面展開が全くもって支離滅裂」「小林幸子やボブ・サップといった有名人の意味の無いカメオ出演」など、ツッコミどころや批判点が多すぎたため、各新聞や映画サイトが酷評し、挙句の果てには2004年の文春きいちご賞の第一位に選ばれてしまった。
結局、制作費10億に対し興行収入はそれを下回る5億となり失敗に終わるも、その出来の悪さがネットなどで話題となり、翌年の4月に発売されたDVDは初回限定版が売り切れるなど好調な成績を上げ、見事に焼け太るという結果を残した。


なお、この映画は公開後にキャストやその関係者がスキャンダルやトラブルに見舞われたり、映画を手掛けた監督の那須博之氏が映画公開から半年経った後にガンで亡くなったりなど、不幸な出来事が相次いで起こったため、「映画の出来が悪かったから、制作スタッフやキャストに天罰が下ったのではないか?」「制作の前にお祓いをしなかったから、デーモン族の呪いをうけたのでは?」とひそかに囁かれ、一部からは「呪われた映画」といわれている。

パッケージ「P原人」[編集]

1997年に公開された日本映画「北京原人 Who are you?」のこと。大規模予算と著名スタッフ、俳優を揃えながらも、整合性のない構成等が要因となり惨憺たる興行成績を残したが、あまりに突飛な内容が一部でカルト作品的な注目も受けてもいる。

4コマ目[編集]

糸色望「臭いの分かっているのに ついつい嗅いでしまう籠手(こて)のニオイとか!」[編集]

剣道の防具は汗臭いものです。
この場合は臭いか否かより、どのくらい臭いのかをつい知りたくなってしまうダメ好奇心といったところでしょう。

5コマ目[編集]

張紙「そして」「翌日」[編集]

額縁「****59」[編集]

P11[編集]

1コマ目[編集]

地図に登場する名称は、『ドラえもん』をはじめ、藤子・F・不二雄先生の作品にゆかりのものとなっている。

地図「G家」[編集]

ドラえもん』の登場人物「剛田 武(ごうだたけし、イニシャルがG)」(ジャイアン)の家。
原作では雑貨屋(名称不明)、アニメ版では「剛田雑貨店」となっている。

地図「空地」[編集]

ドラえもん』でおなじみの空き地。
土管が放置された建築資材置き場らしく、のび太たちの遊び場になっている。 もちろん持ち主もいる。

地図「神成家」[編集]

上記空き地の隣の家に住む神成さんの家。よくジャイアンたちに窓ガラスや盆栽鉢を割られるかわいそうな存在。 しかしその度ガラスが直っているので、結構裕福なのかもしれない。 なお、『オバケのQ太郎』シリーズでは、アメリカオバケ・ドロンパの居候先になっている。

地図「犬」[編集]

主人公・野比のび太は動物好きなのだが、なぜか野良犬に噛み付かれることがよくあり、その野良犬を怖がっている。また、オバQの主人公であるQ太郎も犬が苦手。

地図「H家」[編集]

ドラえもん』の登場人物「骨川 スネ夫(ほねかわすねお、イニシャルがH)」の家。
てんとう虫コミックス15巻によると、住所は「東京都練馬区月見台すすきヶ原3-10-5」。
父親は会社社長であるらしく、邸宅と形容できるほど裕福。

地図「隠木家」[編集]

こちらは同じく藤子作品である『エスパー魔美』で主人公である佐倉魔美の隣に住む陰木さんの家か? 
原作登場当初は、魔美の家に何かと食って掛かる厭味な隣人だったが、家庭のトラブルが魔美の超能力によって解決してからは、好意的に接するようになった。

地図「N家」[編集]

ドラえもん』の主人公「野比 のび太(のびのびた、イニシャルがN)」の家。
P11の3コマ目では、絶望先生ご一行様は野比家の前を通過、イロイロ削られたナニか(・3・)も登場している。

地図「M家」[編集]

ドラえもん』の登場人物「源 静香(みなもと しずか、イニシャルがM)」の家。

地図「多奈川」[編集]

大長編ドラえもん『ドラえもん のび太と竜の騎士』に登場した川。
のび太たちが多奈川で巨大な恐竜を目撃したことから、地底の恐竜王国の冒険へと物語は展開していく。

5コマ目[編集]

コンビニ「LOTIOM」
張紙「化粧水!!」
[編集]

日本の大手コンビニエンスストア「LAWSON(ローソン)」と、化粧用乳液のローションをかけたもの。

看板「ホットステン 所」[編集]

ローソンのキャッチコピー『マチのほっとステーション』より。

張紙「ッピー稼動中」[編集]

ローソンに設置されているマルチメディアキオスク端末『Loppi(ロッピー)』のこと。

6コマ目[編集]

ネームプレート「秋月律子」[編集]

ナムコ(現バンダイナムコゲームス)製作のシミュレーションゲーム『THE IDOLM@STER』の同名の登場人物から。
その服装デザインから一部のファンからは「ローソン」と呼ばれている。
このコマでも、よく見るとローソンの制服ではなくゲーム内の私服を着ている。
担当声優の若林直美は、実際にローソンでバイトしていた経歴がある。

ホットケース「揚げたてからあげキュン 普通 チーズ」[編集]

ローソンが店内で販売するファストフードの主力商品として展開しているオリジナルメニュー「からあげクン」のこと。
鶏の胸肉を使った唐揚げで、味付けはレギュラー・チーズ・レッドの3種類に加え、季節限定の味付けが販売されることもある。 「レギュラー」と書かずに「普通」と書いているのは、恐らく日塔奈美が買おうとしていたからだろうか。

7コマ目[編集]

張紙「高嶋」[編集]

俳優の高嶋政伸。90年代にローソンのイメージキャラクターを務めた。

P12[編集]

1コマ目[編集]

トンネルと木津千里の足下の石「湯」[編集]

吸い込もうとするトンネルと、その前の石は、宮崎駿監督の映画「千と千尋の神隠し」の冒頭からか。主人公:荻野千尋と両親が、新居に向かう途中、道を間違い、湯婆婆の支配する異世界とつながっているトンネルの前に出る。その時に、トンネルの前には、ここで描かれているものより二回りほど大きな、人を型どった石像があった。

5コマ目[編集]

雑誌「ムウー」[編集]

学習研究社が発行するオカルト系月刊誌『ムー』

記事「投稿心霊スポット 骨母トンネル」[編集]

心霊スポットとして有名な神奈川県の小坪隧道、通称『小坪トンネル』のこと。
そういえば久米田先生のご実家の近くですね。

6コマ目[編集]

看板「小向薬局」張紙「閉店」[編集]

元グラビアアイドルでタレントの小向美奈子のこと。
2009年1月22日に覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕されたことから。

看板「-832」[編集]

ゲーム雑誌「ファミ通」の語呂合わせ。

7コマ目[編集]

看板「ゲームショップ帝国 -832」[編集]

ゲーム雑誌「ファミ通(旧誌名ファミコン通信)」で掲載されていた読者投稿ページ『ゲーム帝国』より。

ポスター「サンマガ」[編集]

「サンデー×マガジン50周年記念企画」で多数の家庭用ゲームが発売予定であることから。

張紙「店長 水野」[編集]

ファミ通の名物編集者、水野店長。
クロスレビューなどを担当。

P13[編集]

1コマ目[編集]

某誌の評価がオール4点のゲーム[編集]

ゲーム雑誌「ファミ通」のゲーム採点欄「クロスレビュー」における評価のこと。

ゲームソフト「VVii 燃えるメジャーリーグ 完全暗黒物質編」[編集]

満田拓也作の野球漫画『MAJOR』を題材に、2008年にタカラトミーが発売したWii専用ゲーム『メジャーWii パーフェクトクローザー』のこと。
ゲーム雑誌「ファミ通」のゲームを採点する企画「クロスレビュー」において、40点満点中の15点と珍しく低評価を受けた。
ゲームの内容についてはこちら>http
そのあまりにもアレな内容ゆえに、2ちゃんねるのその年最も酷いゲームを決定する「クソゲー・オブ・ザ・イヤー>httpスレ」にて2008年度クソゲー・オブ・ザ・イヤーを見事(?)受賞した。


ちなみに余談ではあるが、『MAJOR』は2008年には他にも2本のゲームを発売しているが、こちらも負けず劣らずな内容であり、前述のスレでは「先発・中継ぎ・抑えの1人トリプルヘッダーをこなした」と言われるなど、ゲーム化は散々な結果に終わっている。


なお、パッケージに書かれているのは『MAJOR』の主人公「茂野吾郎」。

パッケージ「428 よつや」[編集]

ゲームソフト『428 ~封鎖された渋谷で』。上述のクロスレビューにおいて、40点満点を記録している。

2コマ目[編集]

パッケージ「VVii」[編集]

当作品頻出のネタ、任天堂の家庭用ゲーム機器『Wii

ゲームソフト「Foot」[編集]

任天堂のゲームソフト『Wii Fit(ウィーフィット)』

ゲームソフト「零の」[編集]

任天堂とテクモのゲームソフト『零 ~月蝕の仮面~』。

ゲームソフト「ピ 区民」[編集]

任天堂のゲームソフト『ピクミン』。

ゲームソフト「どうぶつの街」[編集]

任天堂のゲームソフト『どうぶつの森』。

4コマ目[編集]

看板「ナショ電器 744-76」[編集]

パナソニック株式会社(旧・松下電器産業株式会社)の旧製品ブランド『ナショナル』より。

値札「32600」[編集]

当作品頻出のネタ、イラストレーターの326より。

5コマ目[編集]

テレビ「中継 突飛岬」[編集]

台風による突風と青森県の竜飛岬を合わせたネタ。

テレビ「アナログ」[編集]

当作品頻出のネタ、アナログ放送終了のお知らせ。

マイク「テレビ帝京7」[編集]

日本のテレビ局「テレビ東京」のパロディ。そのデジタルチャンネルは7。

7コマ目[編集]

看板「薬草の店 はっぴぃえんど」[編集]

ロックバンド「はっぴいえんど」(すでに解散)の元メンバーでギタリスト鈴木茂のこと。
2009年2月17日に、大麻取締法違反容疑で現行犯逮捕された。

9コマ目[編集]

幟「紅イモ」[編集]

サツマイモの一種で、皮は白っぽいか赤紫色で、中が紫紅色の品種の名称。沖縄県特産です。

P14(単行本追加ページ)[編集]

1コマ目[編集]

臼井影郎「ロバートベニイモ」[編集]

紅イモと俳優のロバート・デニーロを掛けたレベルの低い駄洒落。

P15(単行本追加ページ)[編集]

1コマ目[編集]

臼井影郎「20センチ少年」[編集]

浦沢直樹の漫画作品及び映画『20世紀少年』の下ネタ的駄洒落。

4コマ目[編集]

臼井影郎「マンバ甲子園」[編集]

まんが甲子園のことか?

5コマ目[編集]

臼井影郎「涼宮ハルヒの腰痛・・・・」[編集]

涼宮ハルヒの憂鬱のこと。当該項目参照。

P16[編集]

1コマ目[編集]

久米田先生「チンコい*り*ー*」&Br;木津千里「シモネタはやめろっ」[編集]

なんだかうれしそうな久米田先生
「林檎もぎれビーム」からのダジャレだと思われる。
木津千里のセリフの句読点が抜けています。きっちりしなさい!

3コマ目[編集]

木津千里「また10年失いたいか」[編集]

久米田先生はデビュー作『行け!!南国アイスホッケー部』で下ネタを用いていたせいで、当時の読者や編集部から不評を言われていた。この下ネタは『かってに改蔵』の中期頃からなくなっている。
下ネタを用いていなければ、当時の読者の見解も変わっていたかもしれない。

ちなみに、また木津千里のセリフの句読点が抜けています。きっちりしなさい!

10コマ目[編集]

常月まとい「とにかく まだまだ各所にこんなにダークマターが!」[編集]

狭くて曲がりくねった高速道路[編集]

日本の高速道路は山がちな国土とスピードを出させたくない思惑とが絡み合い、諸外国と比較してやたらとクネクネ曲がりくねっている。
首都高速道路にいたっては、総合的な都市開発よりも渋滞解消を第一目的とし、1964年の東京オリンピックに間に合わせるように突貫工事で作成したこと、また既存の市街地に配慮して運河跡を再利用したり、大通りや埋め立てできなかった河川の上にも高架を築いたりしたため、時速50キロで通過するのも困難な急カーブがあったりなど、もはや高速道路とは呼べないような構造となっている部分が多数存在している。
外国人視点でも特異に見えるらしく、ソ連制作のSF映画『惑星ソラリス』(1972年)では未来都市の光景として首都高がそのまま撮影されていたり、フランスでは首都高の視察でパリ市内のハイウェイ建設が断念されたりしている。

場末のスナック[編集]

場末とは、繁華街の中心部から離れた場所のこと。賑わっている場所よりも、静かな場所で飲みたいという人もいることから。

増水の時の中州[編集]

年に1~2度、取り残される事件が起きます。

老朽化遊園地[編集]

全国にも色々あるが、特に有名なのは浅草にある遊園地「浅草花やしき」。
ここのジェットコースターは、1953年設置と55年近く経った現在もなお現役で、このことから違う意味でのスリルが味わえる。

無人駅[編集]

山の中にある事が多く、中には絶景ポイントとして有名な場所もある。
なぜか惹きつけられる人が多く、特に人が住んでいない場所にある駅は秘境駅と呼ばれ、そこを巡るのを趣味にしている人がいるほどである。

押し入れ[編集]

29話でも、糸色望は押し入れは冬眠に最適な場所と絶賛している。

体育倉庫[編集]

窓がないことが多いため暗く、独特の匂いがこもっているにもかかわらず、ここに入ると落ち着くと言う人がなぜか多い。
そして、青春もののアニメや漫画では、仲むつまじい男女が体育倉庫に入り体育用具を探していると、ドアに鍵かけられ閉じ込められてしてしまうという描写が非常に多い。
久米田先生お気に入りの「CLANNAD」第17話でも、体育倉庫で主人公・岡崎朋也とサブヒロイン・藤林杏が微妙な雰囲気になるちょっとエッチなシーンがあった。
その他にも、学校を舞台とした成人向けの作品で性行為に至る場所として使われがちな為、かってに改蔵第23話でも、校内で最も妄想濃度の高い保健室以上の妄想スポットとしてネタにされていた。

電車の連結器の上[編集]

車両と車両の間にある場所は、主に子供が引き寄せられるダークマター。

墓地なのにデートコース[編集]

横浜外国人墓地(通称・外人墓地)のこと。
外人墓地は、横浜・元町にほど近い山手の丘の上にあり、明治以降の黎明期に工業分野から文化面にわたって活躍した40を越える国の4000を越える外国人が眠りつづけている。さまざまな宗教のさまざまな形の墓標がたちならぶ光景は横浜という街の形成に関与した多様な文化を端的に描いているともいえる。
いまは観光地として人気のスポットであり、山下公園側から谷戸坂を登り港の見える丘公園に出て海と反対側歩くコース、見尻坂や貝殻坂から登るコース、元町公園の中から登るコース、代官坂から登って山手本通りを少しだけ海側に歩くコースなどが知られており、外人墓地周辺の山手地域はいまでも明治時代の面影を残す洋館が多数残されレストランやカフェなどに利用されていることあって、週末を中心に多数のカップルが訪れるデートコースとなっている。
一方で、墓標が荒れたままや傾いたままになっているものも多くあり、祖国から遠いこの国にはもう彼らの縁者はいないのかもしれない…。


ほかにも、函館・神戸・長崎などにも外人墓地が存在するが、いずれも観光スポット化している。しかし、青山墓地などは桜の時期を除き人が訪れることは少ない…と、思いきや夜中に墓地にカップルが出没することがある。どうやら暗くてひと気のないところが大好きなようです…なにをしているのやら。

油性ペンの匂い[編集]

油性ペンには酩酊作用のある有機溶剤が使われている。
他にもガソリンやゴムの匂いなど、化学工業製品の特異な匂いに惹かれる人は少なくありません。が、嗅ぎすぎると気持ち悪くなったり健康に悪影響が出る場合もありますので、程々に。

昔の阪神[編集]

阪神タイガースは、1985年に日本一になった後2003年にリーグ優勝するまで、ほぼ万年Bクラス(この間Aクラス入りしたのは僅かに2回、最下位は10回)の弱小球団だった。にもかかわらず、人気の面では他の球団を常に上回っており、連日甲子園球場には多くの観客が詰め掛けていた。
大阪の阪神ファンにとって阪神タイガースはもはや生活の一部といっても過言ではない。
現在はその暗黒時代を乗り切り、Aクラスの常連となっているが、日本人の判官贔屓的な性格や新庄剛志・亀山努らを筆頭とする個性的な選手が多くいたなどの理由から、かつての「打てない・守れない・走れない」の3拍子揃ったダメ虎軍団の方が好きだったという声もしばしばある。
ほか、西武ライオンズも森祇晶監督の頃にはリーグ優勝8回、日本一6回を飾る黄金時代だったにもかかわらず観客動員数が落ちたため、森監督が堤義明オーナーから冷遇された逸話も有名。

中古のジーンズにン十万[編集]

ジーンズはなぜか古いものほど珍重される。破れたり穴が開いていたりしても、評価が落ちない。
その為、新品でも最初から色落ちさせたり、シワをつけたりして販売している。
新品は生地が硬くて着にくいとかもあるのかも知れないが、他の衣料品では考えられないことである。

放送禁止歌[編集]

つボイノリオの『金太の大冒険』等、妙な知名度がある。
ただし、「放送禁止歌(曲)」という名称は法制度の下に実在するものではなく、かつて民放業界にあった「要注意歌謡曲指定制度」という放送の自主規制ガイドラインが都市伝説化したものである。
ゆえに実際に法で禁じられているわけではなく、放送コードに抵触しない範囲ならば放送すること自体は可能なので、ラジオ番組ではDJの趣味でかかることがしばしばある。
ちなみにつボイノリオの放送禁止曲は「金太の大冒険」の他にも「極付けお万の方」「怪傑黒頭巾」「吉田松陰物語」と発売から数週間で放送禁止扱いになった名曲が数たくさんあるが、今はCDアルバムで発売され、「極付けお万の方」と「怪傑黒頭巾」、そして「金太の大冒険」はカラオケでも歌うことが出来る。
また、一旧役の杉田智和はラジオ内でこの類の歌をたびたび熱唱している。

珍コーラ[編集]

ペプシが毎年期間限定で販売しているコーラのこと。
キュウリ味の「アイスキューカンバー」を代表に、「ブルー」「ゴールド」「レッド」「ブルーハワイ」等が出ている。
166話でもネタになっている。

電気ブラン[編集]

明治時代に誕生した、ブランデーベースのカクテル「電気ブラン」のこと。
アルコール度数が高く、飲み過ぎれば悪酔いするカクテルであるが、現代でも販売されるほど根強い人気を誇ることから。
東京・浅草にある神谷バーの「電気ブラン」が著名。

海の家の焼きそば[編集]

大して美味くはないのに、なぜか食べたくなります。ラーメンも。


「海に行くのは夏場で、汗を大量にかくので身体が塩分を求めるから」と理屈を付けることも出来るが、それはおそらく関係ない。要はその場の雰囲気です。

スキー場のカレー[編集]

海の家のやきそばと同じく、なぜか食べたくなる。


こちらも「寒さで冷えた身体を守るため、血行促進・保温効果のある香辛料を含むものを身体が求める」と言う理屈が付けられるだろうが、やはりこれもその場の雰囲気。

つぶれ顔犬[編集]

パグ、ブルドッグが代表的です。

連戦連敗の競走馬[編集]

ハルウララのこと。

狙ってないゆるキャラ[編集]

みうらじゅんが著書などで紹介して注目されて以降、テレビ東京の『TVチャンピオン』でも選手権が開かれるほどになりました。

ダメンズ[編集]

起源は倉田真由美のエッセイ漫画「だめんず・うぉ~か~」から。

熟女セーラー服[編集]

さよなら絶望放送第75回第76回にセーラー服でゲスト出演した、コスプレ大好きな永遠の17歳の声優さんのことでしょうか?

カレセン[編集]

カレセンとは、「枯れたおじさま専門」のことで、40~50歳以上の男性を好むこと。
2008年の流行語大賞にもノミネートされた新語。
当作品絡みでは、本作で音無芽留役の斎藤千和がこれを自称しており、自身のラジオでは若いイケメンキャラの話には全く興味を示さず、渋いオジサマキャラになった瞬間に物凄い食い付きを見せている。

すごく画面がピカピカするアニメ[編集]

いわゆるポケモンショックのこと。

P17[編集]

2コマ目[編集]

電柱広告「SZBH 本日更新」[編集]

SZBH(さよなら絶望放送)は、週刊少年マガジンの発売日と同じ水曜日更新である。
久米田先生、ありがとうございます。

看板「居酒屋 すきですG8」[編集]

居酒屋のチェーン店「つぼ八」のCMフレーズ、「すきですつぼ八」とG8をかけた?
単行本では同じく居酒屋のチェーン店「笑笑」のパロディ「居酒屋罠罠」と変更されている。

6コマ目[編集]

張紙「ふしあわせ な けつまつ」[編集]

P13の7コマ目に関連。
はっぴいえんど→happy end→幸せな結末。
なぜ不幸せなのかは言わずもがな、元メンバーが逮捕されたから。
ちなみに、同じくはっぴいえんどの元メンバー大瀧詠一が1997年に発表した曲も「幸せな結末」。

幟「復刻」[編集]

P18[編集]

3コマ目[編集]

心の不安定な歌手[編集]

歌手のCoccoのこと。

いっちゃってるマンガ家[編集]

『だー』という擬音と絵から察するに、おそらく藤田和日郎先生がモデルだと思われる。

あぶない刑事[編集]

1986年~1987年、1988年~1989年に放送された刑事ドラマ『あぶない刑事』シリーズ。
他の刑事ドラマにも多かれ少なかれ共通する傾向として、実際の警察内規に基づいたリアルな捜査活動からかけ離れている方が、ドラマ的には視聴者の眼を惹きつけやすいです。

P19[編集]

2コマ目[編集]

看板「文化庁[編集]

当作品頻出のネタ、アニメ「さよなら絶望先生」が「文化庁メディア芸術祭審査員推薦作品」に選ばれたことから。

P20[編集]

欄外[編集]

ネガティブな主人公、時事ネタいじり‥‥ダメ引力に引かれる作品ってありますよね‥‥?[編集]

P21(単行本追加ページ)[編集]

宇宙船引きこもり、もとい宇宙の旅の途中で或る星に漂着した小森霧の冒険。

1コマ目[編集]

宇宙船「ションデ5号」[編集]

船名は座敷童関連の郷土玩具「しょんでこ」より。詳細は該当項目参照。
宇宙船のデザインは、ドラえもんのひみつ道具「宇宙救命ボート」。

パソコン[編集]

当作品頻出のネタ、アップル社のロゴ(リンゴ)を桃に変えたもの。

4コマ目[編集]

タイトル「普通の惑星 終」[編集]

ピエール・ブールの小説及び、それを原作とする映画「猿の惑星」より。

廃墟[編集]

小森霧が引き篭もっていた校舎のほか、自由の女神像、東京・浅草にあるアサヒスーパードライホール(隅田川を挟んだ対岸にあり、建物に乗った「炎のオブジェ」の斬新なデザインで注目を集めた)の姿がある。
足下には日塔奈美の大好物であるラーメンのどんぶりが大量に。

義務[編集]

今話の常月まとい[編集]

今回も案内役です。

P11の1コマ目、全身絵[編集]

P12の2、3コマ目[編集]

P13の3コマ目[編集]

P14の10コマ目[編集]

P18の5、7コマ目[編集]

P19の1、2コマ目[編集]

今話のパンチラ[編集]

P19の2コマ目[編集]

今話の皇帝ペンギン[編集]

P11の3コマ目[編集]

P19の1コマ目[編集]

顔の違う物がいますw。

今話のさのすけ[編集]

P12の6、7コマ目[編集]

今話の櫻井よしこ女史[編集]

P13の4コマ目[編集]

今話の天下り様[編集]

今話のコウノトリと赤ちゃん[編集]

P19の4コマ目[編集]

今話の棒犬[編集]

P17の2コマ目[編集]

今話の黒い涙[編集]

P12の5コマ目[編集]

今話の麻生太郎氏[編集]

P19の2コマ目[編集]

今話の安倍晋三氏[編集]

今話の石破茂氏[編集]

P17の4コマ目[編集]

今話のAAA[編集]

今話のきよ彦[編集]

P19の2コマ目[編集]

今話の神シール[編集]

P17の4コマ目[編集]

今話の闇の目[編集]

P12の5コマ目[編集]

今話の娘々[編集]

P12の1コマ目[編集]

今話の面白シール[編集]

P18の全身絵横[編集]

今話の漫画界が平和でありますように[編集]

P19の2コマ目[編集]

今話のせんとくん[編集]

今話のイロイロ削られたナニか(・3・)[編集]

P11の3コマ目[編集]

今話の文化庁[編集]

P19の2コマ目[編集]

今話の草彅剛[編集]

かゆいところ[編集]

P12の6コマ目[編集]

139話以来、久しぶりにカエルの看板が登場。

P16の1~3コマ目[編集]

木津千里のセリフの句読点が抜けています。きっちりしなさい!

削除項目[編集]

  • 連載時P8の3コマ目にあった、看板「酒 中川」ネタ( 2009年2月、中川昭一財務・金融担当相が、先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議後にもうろうとした状態で記者会見に臨んだ責任を取り、辞任を表明した件)が削除されている。
  • 連載時P8の3コマ目にあった、張紙「汚股」が削除されている。


コメント欄[編集]

掲示板もあります。 絶望先生掲示板
Wikiの内容に関するチョットした事は↓のコメントへどうぞ。

  • 「黒い引力を抜け出して普通になれました」「普通って言うなー!!」 -- 丸薬 &new{2009-02-25 (水) 17:49:36};
  • 酒中川って相変わらずの締め切りぎりぎりのネタを。

後、MAJORのゲームをネタにしたのは笑った。 -- &new{2009-02-25 (水) 21:37:33};

  • 久しぶりに三珠ちゃんのぶち抜き登場! ヤッター! -- こうや豆腐 &new{2009-02-25 (水) 23:09:04};
  • クソゲーオブザイヤーきた。 -- &new{2009-02-25 (水) 23:18:39};
  • 久しぶりにオチで笑った。 -- &new{2009-02-25 (水) 23:42:51};
  • クソゲーオブザイヤー笑ったw 三珠さんキター! 中州?中洲?? -- &new{2009-02-25 (水) 23:46:58};
  • 墓地なのにデートコース、外人墓地のことだと思ってました。 -- &new{2009-02-26 (木) 11:47:09};
  • メタモルフォーゼって、プリキュアで変身するときの掛け声みたいのじゃなかったっけ? -- 里っこ &new{2009-02-26 (木) 16:56:49};
  • モトネタ認定の半分は誤爆ですね。「メタモルフォーゼ」は単に変身・変態と言う意味。 -- &new{2009-02-26 (木) 18:07:02};
  • 先生の「ダークマターでやんの!」には不覚にも噴いてしまったww子供かよwww -- &new{2009-02-26 (木) 20:39:22};
  • 珍コーラって、不可抗力ですよね? -- &new{2009-02-26 (木) 21:26:01};
  • 突飛岬は竜飛岬の様な気がするが、自信がない。 -- &new{2009-02-26 (木) 21:30:28};
  • ↑×2 言わなきゃ誰もわからなかったのに‥‥ -- &new{2009-02-26 (木) 22:59:33};
  • メタモルフォーゼって神谷いじりじゃ -- &new{2009-02-27 (金) 02:44:57};
  • フグやオチは誰かさんを意識しているのでしょうか‥‥ -- &new{2009-02-27 (金) 05:26:02};
  • 今回のラストは、鈴木光司の最新作であるエッジを髣髴とさせるような終わり方でしたね。 -- &new{2009-02-27 (金) 08:58:39};
  • 塾女‥‥塾の女教師ですかね。セーラー服はちょっと無理かな。 -- &new{2009-02-27 (金) 19:19:10};
  • P9の6コマ目「ふしあわせ な けつまつ」は、やっぱりはっぴいえんどの鈴木茂? -- &new{2009-02-28 (土) 00:09:55};
  • 昔テレビ東京で放送していた『キャプテン翼』のOPもけっこう画面点滅が激しかったです。

その上あの主題歌‥‥ポケモン以上の引力でしたよ。 -- &new{2009-02-28 (土) 14:36:16};

  • 三珠が廃墟マニアなのは、不審火が原因で廃墟になってしまう建物があるからでしょうか? -- のの &new{2009-02-28 (土) 19:21:16};
  • 20センチ少年って下ネタだったの? -- &new{2009-02-28 (土) 22:28:49};
  • アメリカ映画で『40歳の童貞男』のパロディ作『40cmの童貞男』というのがありました。

特大サイズの避妊具を間違って買ってしまったことから誤解され‥‥という話です。 -- &new{2009-02-28 (土) 23:37:28};

  • もし糸色望が唯一引力を持たない日塔奈美と付き合えば、全てが丸く収まる‥‥かなぁ? -- &new{2009-03-01 (日) 21:42:04};
  • 2週遅れですみません。心の不安定な歌手がもうひとり。華○朋美。念のため一部伏字で(汗 -- 糸色対 &new{2009-03-10 (火) 22:29:12};
  • 廃墟マニアの設定見事に生かされてませんね・・・・。 -- &new{2009-07-05 (日) 11:05:36};
  • 「骨母トンネル」 って、『千と千尋の神隠し』の、入り口のトンネルのデザインに似ている -- &new{2009-08-17 (月) 15:21:51};
  • 普通の惑星の主食はラーメンなんですね -- &new{2009-08-20 (木) 14:42:38};
  • それであの体型を保てるってすごいな。 -- &new{2009-08-20 (木) 18:01:30};
  • 奈美の惑星にしたほうが響きが良かったと思う。 -- &new{2009-08-21 (金) 19:16:36};
  • 単行本16ページで久米田先生が言おうとしたのは、アニメ3期の主題歌「リンゴもぎれビーム」のダジャレだったのかなぁ -- &new{2009-08-22 (土) 14:27:57};
  • たぶんそうです -- &new{2009-08-22 (土) 14:55:17};
  • ヘイ!9ページで先生に吸い込まれてるやつの中にイメチェンカフカがいるぜ!! -- &new{2009-08-22 (土) 14:59:54};
  • 可符香が先生にくっつくときはイメチェンか変装してるよね。 -- &new{2009-08-24 (月) 12:14:40};
  • ラストの神々しさは・・・・・くっ、やられた! -- &new{2009-09-16 (水) 20:06:38};
  • 最近アニメは奈美を優遇してるからこの話OAD化するかもしれませんね -- &new{2009-10-26 (月) 00:48:11};
  • p9の三珠真夜は、火つながりでガソリンスタンドの廃墟。廃屋(ハイオク)とかけてますね。 -- &new{2009-11-25 (水) 19:56:00};
  • ↑廃墟マニアは、パイロマニア(放火癖)とかかっているのかも。 -- &new{2009-11-29 (日) 01:08:44};
  • P12ムウーの記事の「私を屍が越えていく!」はPSゲーム「俺の屍を越えてゆけ 」が元ネタ? -- &new{2010-07-09 (金) 15:27:27};
  • 久々のF田K日郎先生いじり(?)、笑いました。思ったんですけど今禁止されてる作家いじりは名前出さなかったらアリなの? -- &new{2010-09-17 (金) 10:03:40};
  • 智恵先生と良いよしこ先生と良い熟女のセーラー服好きね久米田 -- &new{2012-07-04 (水) 11:28:48};
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