200話『長い長いさっしん』

提供: 久米田康治ワールド Wikiサイト
ナビゲーションに移動 検索に移動
199話『0・001秒の天国と地獄』201話『スキマの手毬唄』

200話『長い長いさっしん』(ながいながいさっしん)[編集]

タイトルは宮部みゆきの小説『長い長い殺人』より。

作品情報[編集]

2009年10月28日発売、週刊少年マガジン48号に掲載。

巻頭カラーページ(単行本第二一集に収録)[編集]

粛!連載200回記念。
巻頭総天然色カラーは、見開き2ページ。

画中の建物や風物[編集]

明治時代の銀座煉瓦街、大正時代に起きた関東大震災(1923年)以後の建物、昭和の戦後(1945年以後)の看板など、銀座の時代の流れを感じさせるものとなっている。
また、表記は太平洋戦争前(1940年代)まで一般的だった右横書きである。

看板「四丁目交差点」[編集]

関東大震災で壊滅する前の銀座煉瓦街の風景で、銀座4丁目交差点付近を描いている。
左角より「服部時計店」(⇒★>http)、「木村屋」、「山野楽器店」。

看板「服部時計店」[編集]

「服部時計店」は1881年(明治14年)創業。現在の「セイコーホールディングス」。
当初は輸入時計や宝飾品の販売を行っていたが、1892年より自社工場「精工舎」で製造した腕時計(初の国産腕時計)の販売を行うようになった。

現在の銀座の象徴と言うと「銀座和光」だが、これは服部時計店が震災後に再建した「服部時計店ビル」のことである。それを、服部時計店が小売事業を分割し「和光」を設立した際に、和光が建物を引き継いだので現在は銀座和光と呼ばれている。
ちなみに、セイコーの登記上の本店所在地は現在も銀座和光である。

看板「樹村屋」[編集]

「木村屋」は1869年(明治2年)に前進となる「文英堂」が日陰町(現在の新橋)で創業。現在の「木村屋總本店」。
1874年(明治7年)に現在の所在地である銀座四丁目に移転した。

幟「あんぱん始めました」[編集]

あんぱんは、木村屋が1874年(明治7年)に発売した「酒種あんぱん」が最初とされる。
(木村屋總本店 あんぱん誕生ものがたり→★>http

看板「*野楽器店」[編集]

「山野楽器店」は1892年(明治25年)創業。現在の「山野楽器」。
当初は楽器(ピアノ等の鍵盤楽器)の製造と販売を行っていた。

窓にいる男性は平井堅と思われる。

看板「日劇」[編集]

「日本劇場」。(⇒★>http
渡辺仁が設計し、1933年(昭和8年)に竣工し同年末に開館した。
渡辺仁は、上述の現在の銀座のランドマークである銀座和光も設計している。

その後、日本劇場は1981年(昭和56年)に解体され、跡地には「有楽町センタービル(通称:有楽町マリオン)」が建っている。

看板「三ッ越」[編集]

「銀座三越」。1930年(昭和5年)にオープンした。
なお、現在の姿は1968年(昭和43年)に新築されたもの。

幟「今日はイトシア明日は三ツ越」[編集]

1913年の帝国劇場のパンフレットの広告「今日は帝劇、明日は三越」から。
日本の生活様式が消費型へと変わったことを象徴する言葉として、当時の流行語となった。
この広告の「三越」は、三越日本橋本店を指している(当時は銀座店はまだ建てられていない)。

イトシアは有楽町マリオン(旧・日本劇場)に隣接する区画にある、有楽町マルイをコアテナントとした複合商業施設「有楽町イトシア」のこと。

地球儀ネオン「*永ミルクキャラメル」[編集]

1953年に、銀座のビル屋上に設置された森永ミルクキャラメル(森永製菓)の地球儀型ネオンサイン。
1983年に老朽化のため撤去された。
(森永製菓のブログ→★>http

馬車鉄道「一等」[編集]

1882年(明治15年)開業の東京馬車鉄道で、英国・オールドバリー製の一等車。
新橋→日本橋→上野→浅草→日本橋を回る環状線で、銀座を通っていた。

その後、東京馬車鉄道は1903年(明治36年)に東京電車鉄道と名を改め、馬車から路面電車に動力を変更し、都電のおこりとなった。
ちなみに、都電銀座線(本通線の新橋~通三丁目区間)は銀座四丁目に停留所があったが、銀座線は第一次都電撤去計画により1967年に廃止されている。

人力車「秋葉大助商店」[編集]

秋葉大助は明治~大正期の実業家。
人力車製造業「秋葉商店」は当時の人力車のトップメーカーであった。しかし1923年の関東大震災で壊滅的被害を受け廃業した。
なお、秋葉大助は世襲名であり、初代である父の名「秋葉大助」を二代目である養子が襲名した。

看板「晴海通り」[編集]

晴海通りは、銀座四丁目交差点で銀座通り(中央通り)と交差する道路のこと。大正時代より埋め立てが始まった東京湾4号埋立地は1929年に埋め立てが完了、1937年に地元住民などの公募により晴海町と命名された。

ここへ向かう通りが東京都条例で「晴海通り」と正式に名づけられたのは1984年のこと。

色ハ匂ヘド 散リヌルヲ 我ガ世誰ゾ 常ナラム 有為ノ音羽デ 二百回越エテ 浅キ夢見ジ 酔ヒモセズ[編集]

いろは歌の捩り。捩った部分は「有為の奥山 今日越えて」。
講談社の所在地が東京都文京区音羽であり、光文社、キングレコード等の系列企業を含めて「音羽グループ」と呼ばれる。

P134(単行本追加ページ)[編集]

扉絵[編集]

クモの巣に絡まっている木津千里
背景にはこれまでの扉絵が詰まったものになっている。

右上から1話以降順番に並べられ、十九集では入れ替わっていた186話189話の位置が順番通りになっている。

P135[編集]

欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]

おめでたいムードに水を差す『絶望』ならではの200話をお楽しみください‥‥![編集]

1コマ目[編集]

タグ「常月」[編集]

常月まといのこと。糸が糸色望の左手小指にしっかりと結び付けられているが、これは運命の糸が繋がっている相手は自分であるという意思表示と思われる。

P136[編集]

糸色望の全身絵[編集]

糸色望「レガシーコストです!」[編集]

このあと語られる通り、過去のしがらみによって生ずる負担、負の遺産のこと。
アスベスト問題、公害賠償問題、企業年金問題などが、著名な例としてあげられる。

なお、「レガシー」という言葉は単に「遺産」という意味で用いられるが、「レガシーコスト」という言葉になると「負の遺産」という否定的な意味となる。

また、コンピュータ用語では現状のスタンダードに合わないような過去の規格やアーキテクチャを指して、時代遅れの負の遺産という意味で「レガシー」が用いられる。
例としてRS-232C、SCSI、セントロニクス仕様パラレルポートなどの外部デバイスインターフェイスや、フロッピーディスクデバイスが「レガシーインターフェース(レガシーデバイス)」と呼ばれる。さらに、Windowsに残されたMS-DOSコマンドライン、Mac OSのClassic環境などのソフトウェア実行環境などが「レガシードライバー」(一般に工業用語は、語尾の「ー」を表記しないため「レガシドライバ」と表記される)と呼ばれている。
企業などの大口顧客が過去に導入したソフト・ハードを使い続ける必要があることから残されているものだが、作る側のパソコンメーカーや、新たにパソコンを買う顧客にとっては余計なコストの原因となったり、ひいてはバグの原因となっている。

3コマ目[編集]

糸色望「物事 何でも長くやっていると 負の要素も大きくなるのです」[編集]

4コマ目[編集]

糸色望「会社も勤続年数の長い社員が多くなると 給料の上昇 企業年金やらで会社の負担が大きくなり 経営を圧迫したり」[編集]

2009年に、巨額の赤字計上により経営不振が表面化した日本航空のこと。
不振の原因は、多数の不採算路線問題のほか、極めて多額の退職者年金問題が挙げられている。このため経営再建問題では、日本政府による公的資金注入などの公的支援を行うかどうかが注目されている。一方で注入される公的資金の大半が日航の企業年金の積み立て不足解消に使われることへの批判が根強い。

2009年10月29日に政府は「企業再生支援機構」を活用し公的支援を行う方針を固めたが、政府保証の融資のためには企業年金を圧縮することが条件とされており、8千億円超(平成21年3月期)といわれる日航の企業年金債務を強制的に減額させる特別立法が行われる見通しとなっている。

同様の事例としては、ゼネラルモーターズ(GM)が世界同時不況により経営破綻に陥った例が挙げられる。この経営破綻の一因も、労働組合が主張する巨額の企業年金・医療保険の負担が経営を圧迫し債務超過を出している。

5コマ目[編集]

糸色望「長いこと同じ政権だと 関係各所や業者のしがらみやらで 身動きがとれなくなったり」[編集]

中央の人物は小泉純一郎元首相か。取り囲む顔はいわゆる「小泉改革」において抵抗勢力とされた面々のことであろうか?

顔「道」[編集]

道路族・建設族のことか。
小泉改革において、道路公団の民営化における抵抗勢力とみなされた。

顔「医」[編集]

日本医師会のことか。
小泉改革において、医療保険制度改革における抵抗勢力とみなされた。

最近では、2009年の政権交代を受けて自民党から民主党に献金先を変えたことがニュースとなっている。

顔「九」[編集]

顔「天」[編集]

天下り官僚のことか。

顔「年金」[編集]

年金問題の責任者である社会保険庁長官と思われる。

また、小泉政権下ということであれば、政治家の年金未納問題も関わってくるかもしれない。
小泉内閣の閣僚にも未納者が続出し当時の福田康夫官房長官が辞任するなど、関係各所の対応に追われた。

顔「郵」[編集]

郵政民営化に反対した、郵政族のことか。
小泉改革においては、郵政民営化は「改革の本丸」と位置づけられていたため、最大の抵抗勢力として徹底的な攻撃が行われた。

P137[編集]

2、3コマ目[編集]

[[糸色望「あくまでも一般論ですけど 5年もやれば中学生だった読者は成人します」<br /]]「成人になった読者に合わせないといけなくなると 今の中学生の読者には入りづらくなってしまったり!」[編集]

4、5コマ目[編集]

[[糸色望「編集者とのしがらみも強くなり 思い切ったこと描けなくなったり! 他の作家さんと面識も出来れば悪口も描きづらくなります!」<br /]]「まぁ編集からすると ベテラン作家を切りにくくなったりね」[編集]

6、7コマ目[編集]

[[木野国也「ファッションブランドとかもそうですね」<br /]]「長く愛用してくれているお客さんに合わせていくと ブランドそのものが年配者向けになってしまいますしね」[編集]

7コマ目[編集]

張紙「装飾男子」[編集]

流行語「草食男子」に木野国也の特性である過剰装飾を掛けたもの。

P138[編集]

1コマ目[編集]

看板「ブティック サンチャフェ」[編集]

メンズブランド「サンタフェ」より。大人の男性をターゲットとし、贅沢な日常生活を提案している。

P139[編集]

小節あびるの全身絵[編集]

足元に100円玉が2枚ある。これも200話記念を指していると思われる。

4コマ目[編集]

黒電話「200番」[編集]

200話記念です。

5コマ目[編集]

糸色交「そろそろプッシュ回線にしませんか?って 業者の人が来て言ってたぞ」[編集]

電話機の回線には、ダイヤル式電話機で使用されるダイヤル回線(パルス回線)と、押しボタン式電話機、いわゆるプッシュホンで使用されるプッシュ回線(トーン回線)がある。 ダイヤル回線はパルス信号の回数で、プッシュ回線は音のトーンで電話番号を交換機に伝える。プッシュホンが普及する前に電話工事された古い住宅はほとんどダイヤル回線なので、交換機にしても電話機メーカーにしても両方に対応しなければならない。


回線の切り替えには工事が必要なのだが、どちらの回線でも電話やインターネットをする上では何の問題もないので、わざわざ変更しようとする利用者は少なく、そもそも自宅がどちらの回線なのか、さらにそれ以前に回線に違いがあることすら知らない人も多い。

しかしよく考えたら、糸色望が住んでいるのは学校の宿直室だから、電話は学校の設備なのでは……?あるいは独自に1回線を引いたのであろうか?

また、電話回線の更新としてはすでにモジュラージャック式への切り替えがほとんど完了している。かつて電電公社が加入者に貸し出していた黒電話はモジュラージャックに対応していないため、この切り替え工事で姿を消した。

背表紙「タウ」[編集]

業種別電話帳「タウンページ」。

7コマ目[編集]

テレビ「アナログ」
張紙「2011.7まで」
[編集]

当作品頻出、アナログ放送終了のお知らせ。

説明書「書院」[編集]

シャープが販売していたワープロ専用機の名称が「書院」。1981年に一号機が発売、2003年9月に生産が中止されている。

パソコン[編集]

1998年にアップルから発売されたCRT一体型のパソコン「iMac G3」。
ポップな色づかいや内部構造が透けて見える半透明なデザインで人気モデルとなった。
なお、2009年8月に発売されたMac OS Xの最新版「Snow Leopard」(Ver.10.6)はPower PCを搭載したMacでは動作しない。
もっともPower PC G3搭載の初代iMacは「Leopard」(Ver.10.5)の時点で全機種動作対象外になっている。
のiMacは画面を見る限りMac OS 8.1〜9.2のようだ。

P140[編集]

1コマ目[編集]

?「売り上げがほとんどデジカメになっても メーカーはフィルムを作り続けなければならなかったり」[編集]

デジカメの品質向上とともにプロ用機材の分野にも普及が進み、その影響で光学機器メーカー大手のニコンさえも全面的にデジカメ部門へ生産主軸を移している。このため、フィルムメーカーは需要が見込めずに生産ラインを縮小したり事業から撤退するなどの傾向が世界的に強くなっている。
現在フィルムの生産は、コダックと富士フイルムの二社の寡占状態となっている。
(なお、1970~80年代にデジタルカメラの開発を率先していたのが、コダックと富士フイルムであることは、ある意味皮肉かもしれない。)

しかし、デジカメ写真は記録媒体のデータ破損により失われる可能性があるのに対し、銀塩フィルムはネガと写真をきちんと保管しておけば保存性が良好なことから、学術的な記録写真には不可欠なものとなっている。また、デジカメ写真では加工が容易にされてしまうという面から、警察の鑑識などでは現在でもフィルム写真を用いている。さらに、遺跡の壁画の撮影保存などでは、それに必要な大判の銀塩フィルムが生産中止となってしまったことから苦境に陥っている(一枚で壁画全体を細部まで保存する手段が他に無いため)。

このように、一部からは必要とされるフィルムではあるが、デジカメの普及により今後の需要の増加は見込まれないため、日本でも2007年にコニカミノルタがフィルム生産から撤退している。銀塩フィルムの生産は一度撤退すると再設備には莫大な費用が必要であり、再生産はほとんど見込めないため、業界や愛好家にとっては芳しくない状況が続くことが予測されている。

フィルム「24 PUJI」「Puji FILM」[編集]

富士フイルムの24枚撮りフィルム。
PUJIのロゴマークは2006年の新CI導入前のロゴマークがモデル。
「24」の文字はドラマ「24 -TWENTY FOUR-」風か。

2コマ目[編集]

?「旧式のタイプライターの インクリボンを作り続けたり」[編集]

一例としては、かつてワープロのRupoシリーズを販売していた東芝が挙げられる。

3コマ目[編集]

?「生産中止したストーブでも 替え芯は作り続けないといけなかったり」[編集]

ストーブの生産中止から数年~十年程度はメーカーが替え芯を生産している。
生産終了後でもさらに数年はメーカー側で在庫を保管しているため、在庫の続く限りは入手可能。また、替え芯メーカーが純正品と同一規格の替え芯(汎用品)を生産しているので、替え芯の入手は比較的容易といえる。
ただし、古い型のストーブの替え芯の場合では、汎用品では代用できないことが多いので注意が必要である。

4コマ目[編集]

?「ソニーは未だに ベータのテープ作ってたり」[編集]

ベータ(β)を含め、ソニーは過去に開発・発売した規格である8/Hi8、DV、microMVなどの生テープを今でも生産している。


ちなみに、2009年10月にソニー歴史資料館に所蔵される家庭用ベータ方式VTR1号機が、保護されるべき文化財として国立科学博物館の定める「重要科学技術史資料」(未来技術遺産)に登録されている。

ラベル「プロジェクトA」[編集]

ジャッキー・チェンが主演・監督・脚本を務めた映画「プロジェクトA」。

5コマ目[編集]

[[小節あびる「ケータイが普及して使用者が激減でも 公衆電話維持しなきゃいけなかったりとか」<br /]]「そんなの企業の都合じゃないですか!」[編集]

NTTに代表される電気通信事業者は、電気通信事業法などにより基礎的電気通信役務を課されており、赤字であってもある程度の台数を維持しなければならないことから。

6コマ目[編集]

常月まとい「まあ そうなんですけど それによるコスト負担で 新興国に対し国際競争力を失っているという一面もあるんです」[編集]

P141[編集]

小森霧の全身絵[編集]

本「民 去」[編集]

「民法」と読めることから、小森霧が事実婚について調べるために利用していた法律集と思われる。

事実婚および内縁については法律で明確に定義されているわけではないが、判例により内縁法理として法律婚と同様に認められる権利があるとみなされている。
民法での「同居・協力・扶助の義務」、「夫婦間での財産の帰属」、「離婚による財産分与」(事実婚の場合は関係を解消したとき)などの権利が、事実婚の相手にも認められている。また、民法上には明記されていないが、「同居・協力・扶助の義務」により「貞操の義務」が発生することになる。
なお、事実婚では相手が同一戸籍にないため相続権を得ることはできない。事実婚の相手に遺産を残したい場合は、遺言状で相続させる相手を指定する必要がある。ただし、事実婚の相手と養子縁組を行い同一戸籍とすることで法定相続の権利を得る方法もある。

また事実婚の相手には、年金・健康保険・労災・遺族年金などの受給権も認められている。
この場合は、事実婚の関係であることを証明するために、住民票の続柄を「夫(未届)」「妻(未届)」とする必要が生じる場合もある。ただし、住民票の続柄の表記は役所側の裁量に任される部分も多く、さらに双方が独身の場合に認められるために前夫もしくは前妻と離婚が成立してないければいけない。

5コマ目[編集]

常月まとい「このひきこもりがここに居ついてどれくらい経ちます?」
糸色望「さ・・さあ」
[編集]

小森霧が学校にひきこもり始めたのは3話からで約四年半、後述の宿直室で望達と同棲し始めたのは71話からで約三年である。

6コマ目(P141)、1コマ目(P142)[編集]

[[常月まとい「いいですか先生 同棲して3年も経つと」<br /]]「事実婚扱いされて 世間に夫婦とみなされかねないのです!」[編集]

事実婚は基本的に双方に「夫婦」という同意や認識があれば年数は関係ない。
本人達が同棲相手と思っているか、夫婦関係と思っているかの違いになる。
もっとも世間様の目からみれば、同棲期間が長いほど事実婚もしくは内縁関係と見られる場合があることも確かである。

「3年」という期間が必要なのは、事実婚の相手を生命保険の受取人に指定する際である。生保会社の条件として「同居から○年以上」という文言が含まれており、「3年以上」となっている条件が多い。(なお、生保によっては事実婚の相手を受取人に指定できない場合もある。)

P142[編集]

2コマ目[編集]

ダンボール箱「 刊 先」[編集]

158話において小森霧が買い集めた「週刊絶望先生」。まだ大事に保存してあるのだろうか?

6コマ目[編集]

張り紙「200 宿直室」[編集]

200話記念。

7コマ目[編集]

大草麻菜実「無心に来る元カレとか なまじっか 昔付き合いがあったばっかりに レガシーコストです」[編集]

P143[編集]

3コマ目[編集]

電柱広告「電信柱エレミの恋」[編集]

2009年10月31日から全国公開される映画「電信柱エレミの恋」より。

3、8コマ目[編集]

電柱広告「仁 -HITOSHI」[編集]

草野仁のこと。
作品開始当初の4話では常月まといと交際していたたかしが、草野仁マニアでマッチョ願望があるという設定であった。

また、村上もとかの漫画「JIN-仁-」とかけている可能性も高い。2009年10月~12月にTBS系列の日曜劇場にて、大沢たかお主演でテレビドラマが放映されていた。

6コマ目[編集]

ポスター左下「愛のおじぎびと」[編集]

「おじぎびと」は工事現場のお辞儀をする絵に対して漫画家のとり・みきが名づけた造語。
キャラクターはとり・みき作品に頻繁に登場する書店店員の田北鑑生氏。

8コマ目[編集]

張紙「死角」[編集]

「角」の字の真ん中の縦棒が突き抜けている。

P144[編集]

2コマ目[編集]

看板「帝京電力」[編集]

首都圏を事業地域とする電力会社「東京電力」がモデル。電線類地中化計画を推進している。

3コマ目[編集]

トラック「有線」[編集]

日本の通信メディア企業「USEN」。
USENに代表される有線ラジオ放送は、電力会社に電柱使用料を払って放送用ケーブルを敷設している。なお電線類地中化になった場合、有線ラジオ放送のケーブルは地中の電線共同溝に敷設することが可能である。
ただし、USENは電柱使用料の負担低減のため商業地域以外では通信衛星を介した放送に切り替えている。そのため今後、商業地域での電線類地中化に伴って共同溝を使用するかは不明。

7コマ目[編集]

糸色望「世のレガシーコストに絶望した!」[編集]

Macから代えられないフォトショのアップグレード[編集]

アドビシステムズのアップグレード版の提供は、同一プラットフォームの旧バージョン製品に限定されるためMac→WindowsだけでなくWindows→Macのアップグレードもできない。

解約出来なかった契約のiPhone[編集]

iPhoneに限ったことではないが、ソフトバンクモバイルの月月割は携帯電話代金を12/24回に分割して支払うことが前提となっている。
そのため、途中解約した場合でも、残債を支払う必要がある(一括でなくても可)。
また、現在展開している「iPhone for Everybodyキャンペーン」を利用することでパケット使い放題の最大使用時の定額料が安くなるが、2年縛りとなっており、途中解約・iPhone以外の携帯電話への機種変更時は9975円の解除料が必要となる。

リゾートマンションの管理費[編集]

158話でも登場したネタ。
管理費が高額なことで場合によってはローンで払うよりも高くなってしまう。

マイミク登録[編集]

mixiでは、人数が増えると交流に割く時間が増え、付き合いそのものが大きな負担となってしまう。

夜店で買ったひよこ[編集]

可愛いからと買っても、成長すれば当然ニワトリになる。
メスならばまだ卵を産むかも知れないが、オスだったら絞めて食肉にするくらいしかなく、飼い続けても鳴き声がうるさいのでペットには適さない。

1か月前に見ぬ振りした冷蔵庫の牛乳[編集]

賞味期限が切れていれば、当然中身は悲惨な状態になっている。
切れていなければ、まだ飲める牛乳と悲惨な状態の牛乳という二つの世界が並行して存在することになる。

お客様と共に老朽化する元カリスマ美容室[編集]

20年前よくわからず署名してしまい いまだに届くデモ参加のお知らせ[編集]

違法行為を黙認してしまったが為にイロイロ[編集]

核の密約・省庁の資金不正流用・政治家の政治資金管理といった政治的な問題から、いじめ・セクハラ・未成年の喫煙飲酒といった道義的な問題まで、黙認していたことが発覚すると責任を負うことになってしまう。

謝らなくていいことまで謝ってしまったがためのイロイロ[編集]

加賀愛のことだろうか?
もしくは、お隣の国に対する日本の対応だろうか?

一度払ってしまったがために払い続けなければならないイロイロ[編集]

該当する事例は多々あるが、身近な例としてはNHKの受信料が挙げられる。

名門野球部OBに回ってくる寄付[編集]

高校野球であれば、甲子園出場ともなれば選手の滞在費、応援団の交通費などかなりの経費がかかるためOB等に寄付を求めることが多い。

いじめた本人忘れていても年々増大するいじめられっ子の恨み[編集]

いじめられっ子にしてみれば、いじめられた恨みは忘れられないものです。 72話でも恨みポータビリティ制度として取り上げられている。

おばあちゃんから受け継いだぬかみそ 毎日かき混ぜないといけないんです[編集]

糠床は、毎日かき混ぜて新鮮な空気を奥まで送り、腐らせないようにする必要がある。

ひいひい爺ちゃんが七代祟られた[編集]

猫を殺してしまったのだろうか。
「猫を殺せば七代祟る」という、猫の怨霊の執念深さにまつわる俗説がある。
曽祖父の父(玄祖父)の代から7代というと、自分の孫の代までということになる。

年功序列の漫画家の原稿料[編集]

原稿料の基準は出版社によるが、当然人気作家、ベテラン作家は高くなる。
(中には手塚治虫先生のように「大御所扱いで敬遠されたくない」理由で原稿料を値上げしなかった例もある。)

年功序列として有名な例としては週刊少年サンデーがあり、最古参であり人気作家でもある高橋留美子先生が原稿料の基準とされており、それ以上の原稿料を貰えないと言われている。

P145[編集]

2コマ目[編集]

久藤准の本「真夜中は別の顔 上 チドニィ・ツエルダン作」[編集]

シドニィ・シェルダンの小説「真夜中は別の顔」の上巻がモデル。

5コマ目[編集]

糸色倫「お兄様が幼少のころ調子にのって配りまくった 自分券!」[編集]

過去にも「かってに改蔵第99話にて「自分券」をテーマにした話がある。

7コマ目[編集]

電柱広告「ニャッコ」[編集]

絶望放送第95回「普通っていうなあ!」における神谷浩史の噛んだ発言より。

P146[編集]

1コマ目[編集]

糸色望の表情[編集]

ゲーム「ラブプラス」のキスシーンが元ネタと思われる。

券「いとしきのぞむ キッス券 無きげん 一人一回かぎり ※声優さんには使えません。」[編集]

「声優さん」はおそらく糸色望役の声優、神谷浩史のこと。
トップクラスの人気声優なので、わざわざ注釈を付けた物と思われる。

もしくは、神谷が余りにも多くの女性声優に対して好きと公言していることから、女性声優に対しては使えないという意味かもしれない。
絶望声優では根谷美智子堀江由衣谷井あすか、それ以外にも浅野真澄、田村ゆかりに対して当てはまる。

2コマ目(雑誌掲載時のみ)[編集]

単行本では次ページに移動している。

マ太郎「本によってキス顔のキャラが変わるよ」(雑誌掲載時のみ) [#ja5707ea][編集]

マ太郎の持ってる本では臼井影郎のキス顔になっている。若干藤子不二雄風?のイラスト。

欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]

200回分の感謝を先生が贈ります[編集]

P147(単行本追加ページ)[編集]

マガジン掲載時のP12の2コマ目がこちらに移動している。

2コマ目[編集]

マ太郎「本によってキス顔のキャラが変わるよ」[編集]

単行本では、マ太郎持っている本がマガジン本誌から単行本に変更され、また該当コマの絵が木村カエレのキス顔に変更になっている。

義務[編集]

今話の常月まとい[編集]

巻頭カラーページの右ページ[編集]

P140の6,7,9コマ目、糸色望の全身絵横[編集]

P141の4,5,6コマ目[編集]

P142の1,2,4,8コマ目[編集]

P143の3,4,5,7,8コマ目と全身絵[編集]

P144の1,3,5コマ目[編集]

今話のパンチラ[編集]

今話の皇帝ペンギン[編集]

巻頭カラーページの左右ページ[編集]

街灯の装飾や、鉄道馬車などの模様になっている。

今話のさのすけさのすこ[編集]

巻頭カラーページの右ページ[編集]

今話の櫻井よしこ女史[編集]

巻頭カラーページの左ページ[編集]

今話の天下り様[編集]

今話のコウノトリと赤ちゃん[編集]

巻頭カラーページの左ページ[編集]

P143の1コマ目[編集]

今話の棒犬[編集]

巻頭カラーページの右ページ[編集]

P138の日塔奈美の全身絵横[編集]

棒に「二〇〇」と書かれている。

今話の黒い涙[編集]

巻頭カラーページの右ページ[編集]

P145の2コマ目[編集]

今話の麻生太郎氏[編集]

今話の安倍晋三氏[編集]

巻頭カラーページの左ページ[編集]

今話の石破茂氏[編集]

巻頭カラーページの左ページ[編集]

今話のAAA[編集]

巻頭カラーページの右ページ[編集]

今話のきよ彦[編集]

巻頭カラーページの右ページ[編集]

P144の3,4コマ目[編集]

今話の神シール[編集]

P141の1コマ目[編集]

今話の闇の目   [編集]

今話の娘々[編集]

巻頭カラーページの右ページ[編集]

今話の面白シール[編集]

巻頭カラーページの右ページ[編集]

P138の日塔奈美の全身絵横[編集]

今話の漫画界が平和でありますように[編集]

巻頭カラーページの右ページ[編集]

今話のせんとくん[編集]

今話のイロイロ削られたナニか(・3・)[編集]

巻頭カラーページの左ページ[編集]

P143の4コマ目[編集]

今話の文化庁[編集]

巻頭カラーページの右ページ[編集]

今話の草彅剛[編集]

今話の酒井法子[編集]

巻頭カラーページの右ページ[編集]

今話の友愛[編集]

かゆいところ[編集]


200話『長い長いさっしん』~
199話『0・001秒の天国と地獄』201話『スキマの手毬唄』

コメント欄[編集]

こちらへどうぞ。
http://kumetan.net/test/read.cgi/wikibbs/1256742257/