215話『身代わりひな人形のラブソング』

提供: 久米田康治ワールド Wikiサイト
ナビゲーションに移動 検索に移動

215話『身代わりひな人形のラブソング』(みがわりひなにんぎょうのらぶそんぐ)[編集]

タイトルは名木田恵子の小説シリーズ「バレリーナ事件簿」の第4作『身代わり人形のラブソング』より。

作品情報[編集]

2010年3月3日発売、週刊少年マガジン14号に掲載。

欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]

3/3は女の子の日![編集]

P62(単行本追加ページ)[編集]

扉絵[編集]

お内裏様の糸色望の周囲に、曼荼羅風にお雛様姿の2のへ組女子を配置。
右上から時計回りに小節あびる木津千里木村カエレ音無芽留加賀愛藤吉晴美小森霧日塔奈美
加賀愛の横の小さい雛の模様がうろペン

藤吉晴美が読む本「狗咎」[編集]

BLゲーム「咎狗の血」。


P63[編集]

P64[編集]

4コマ目[編集]

加賀愛「元々ひな祭りは女の子に降りかかるべき災厄を 代わりにひな人形に引き受けてもらうための儀式」[編集]

現在の雛祭りの起源は、加賀愛の指摘する「流し雛」や、平安時代の宮中で行われた「せいなあそび」が融合したものといわれる。

流し雛は、日本古来からある草や藁などで作った人型で体を撫でることでその人の穢れを人型の「形代(かたしろ)」に写し取って川に流すという習慣に由来する。なおこうした習慣は、古代中国の上巳(3月上旬、後に3月3日)に身体を洗って清めた儀式と合わさり、穢れを払う儀式として3月3日に行われるようになった。
せいなあそびは、平安時代の宮中で貴族たちの間で流行した遊びで、紙人形「せいな(雛)」の着せ替えを楽しむものだったが、これが武家社会に浸透し紙人形から豪華な布製の人形へと変わっていくと、日本古来のからある「天児(あまがつ)」「這子(ほうこ)」といった災厄除けの人形を枕元に置いた習慣から、雛人形を屋敷内に飾る習慣へと変化したといわれる。
こうした様々な習慣が、江戸時代に五節句のひとつ「上巳の節句(桃の節句)」として制定されることで一つに纏められ「雛祭り」となった。

P65[編集]

5コマ目[編集]

糸色望「政治家が責任を秘書に転嫁したり!」[編集]

背景に描かれて居るのは鳩山由紀夫首相と小沢一郎民主党幹事長。


鳩山首相は自身の故人献金疑惑について、自身は知らなかったとした上で、個人献金があまりに少ないので経理担当者が独断で行ったと主張、また小沢一郎幹事長も自らの政治資金団体陸山会に関わる疑惑について東京地検特捜部による聴取を受けた際には、逮捕された元秘書が勝手にやったことという内容で供述調書にサインし、不起訴となるなど、両者とも自身の疑惑を秘書に転嫁している。なお鳩山首相は野党時代に、自民党議員に資金疑惑があった際に「鳩山由紀夫の秘書が同じこと(犯罪)をしたら国会議員のバッジをはずす」と豪語していたのだが…。
奇しくも本作がマガジン本誌に掲載された2010年3月3日に、鳩山内閣の3閣僚[1]が参院予算委員会に遅刻するという前代未聞の失態を犯したした問題に関しても、「事務方のミス。(時刻が)大臣まで伝わっておらず、役人の中に緊張感の足りないのがいる。大変けしからんことが起きた」と強調し、あくまでも大臣のせいではなく官僚のせいであると主張するなど(⇒★>http)、ここでもタイムリーな話題となった。

糸色望「学校でガラスを割って友達のせいにするのと同じ!!」[編集]

ドラえもんなど藤子漫画にはけっこうある展開。大抵はのび太のせいにされてしまう。

P66[編集]

P67[編集]

2コマ目[編集]

常月まとい「だから本来一人一飾りなんですよ ひな人形は代々受け継いだりおさがりはダメなんです」[編集]

ただし、姉妹の場合は複数用意するのも大変なので、代わりに市松人形を飾る場合が多い。

P68[編集]

1コマ目[編集]

糸色望「『家族サービスしない』と奥さんに怒られた編集者は 漫画家の原稿が遅いせいにしたり!」[編集]

久米田先生現担当の三浦敏宏氏のエピソードだろうか。

2コマ目[編集]

糸色望漫画家は遅いのを アシスタントのせいにして!」[編集]

久米田先生の自虐ネタ。

3コマ目[編集]

糸色望アシスタントはパソコンのせいにして!パソコンは予期せぬ理由のせいにして!(つづく)」[編集]

クメプロでは全ての漫画製作工程においてパソコン(Mac)を使用している。
Macは、「*****は、予期しない理由で終了しました。」とエラーメッセージが出ることがある。

4コマ目[編集]

糸色望「続く責任転嫁の責任転嫁!」[編集]

ゲームが売れない→マジコンユーザー→売っている店→法律の不備→[編集]

ゲーム販売不振のこと。
マジコンとは、『マジックコンピューター』と言う商品名が元で、平たく言うとゲーム機のカートリッヂの代わりをする機器の総称である。動かしたいゲームのデータを移して使う。カートリッヂのコピーがされてしまうため、その分売り上げが減るとして、マジコンユーザーが増えるにつれてゲームが売れなくなっていくという。
マジコンユーザーは『普通に店で売っているんだからいけないとか言われる筋合いは無い』として売っている店が悪いと言い、売っている店は『法律で売っちゃいけないってなっているのか?判例あるだけだろ。文句あるなら警察に行くか、裁判所に持ち込んだら?』と、法律の不備が悪いと言うという流れ。

漫画が売れない→新古書店→環境問題→資本主義→[編集]

出版不況のこと。
小林よしのりをはじめ、漫画業界から強い古本廃絶及び権利主張の動きが出版側、漫画家から古本屋に出ており、「新品の本をキレイなまま読み終えて売りに行く人がいる」的な意味で、「新古書店」と言う蔑称で呼び始めるなどした。
しかし新古書店としては古道具商法で合法的に認められている上、最高裁判例でも合法が確定している上、読み終えた本をリサイクルして環境に貢献されているので文句を言われる筋合いは無いと突っぱねる。そして環境問題が発生している原因に、資本主義社会の発展があるという理屈が出てくるという流れ。

リーマンショック→アメリカ政府→日本企業→日本人の預金から→[編集]

アメリカ投資法人リーマンブラザーズの破綻に端を発した世界同時不況「リーマンショック」のこと。
リーマンショックへの対応のため、アメリカ政府をはじめとして世界各地で、かなり大胆な財政出動が行われており、普段からアメリカ国債を大量購入させられて?いる日本政府の財政も大変苦しいことに。で、日本政府は国債購入費用として郵便貯金などをアテにしているという流れ。

交通事故→運転者が悪い→車が悪い→タイヤが悪い→道が悪い→[編集]

交通事故の言い訳。
運転手は「ブレーキが効かない」と言い、自動車メーカーは「タイヤがきちんと制動しない」と言い、タイヤメーカーは「路面のμ(摩擦係数)が低すぎる」と言う図式。
ただし米国では、最近ではトヨタのリコール問題、過去にもファイアストンの自主回収問題があり、車やタイヤに対する責任追及も多い。

メダルが取れない→選手の努力不足→育成環境→不況による企業撤退→[編集]

オリンピックなどでメダルを獲得するということは、その競技で世界のトップクラスの実力であるということである。選手の努力不足というよりは、その選手がそもそも世界トップクラスの実力ではないのにもかかわらず、前評判で過剰に「メダル確実!」などと喧伝されてしまう側面もある。とはいえ、競技を行うこと自体が個人の趣味の延長に近く、選手への資金提供は実業団など企業の宣伝活動の一環として細々と行われてている場合がほとんどである日本の選手育成環境と比べれば、国外のトップクラス選手の育成環境は格段に優れている場合が多いのも事実である。
さらに最近では、2009年11月に行われた事業仕分けにより文部科学省の要求したスポーツ予算(JOCの選手強化費も含まれる)が削減対象となっており、新たな責任転嫁先として民主党の名前も上がっている。

自分がブサイク→両親→親の親→親の親の親→[編集]

これは「遺伝」以外の何物でもない。

遅刻→電車の遅れ→人身事故→柵がないのが悪い→[編集]

遅刻したときの言い訳。
電車の遅れは鉄道の利用者人口が多い大都市圏で顕著で、JR東日本の首都圏(東京近郊)エリアでは複雑な乗り入れ体系を取っているため、乗り入れが多い埼京線などでは列車のちょっとしたトラブルが広範囲に渡る大きな遅れなどにつながりやすい。私鉄においても東急田園都市線など混雑のため恒常的に電車の遅れを生じている路線がある。またJR中央線では人身事故が非常に多くそれを原因とした遅延も発生している。
こういった事故による遅延回避および転落事故防止のため、JR東日本は2010年から山手線各駅にホームドアを設置することを決定している。

こどもの学力低下→ゆとり教育日教組[編集]

昨今の子供の学力低下の責任追求の流れ。
ゆとり教育日教組については、該当項目を参照のこと。

不況→民主が悪い→自民が悪い→有権者が悪い→マスコミが悪い→[編集]

不況対策のこと。
現在進行形で悪化する不況について、国民は有効な経済政策を実施できていない現政権与党である民主党にその批判の矛先を向ける。これは政権与党として当然のことではあるが、しかし民主党はもともとの基盤を作ってきた自民党が悪いと主張、そしてそれは自民党を支持してきた有権者が悪いという流れになる。一方で一部有権者からは、民主党の政権担当能力を検証しないままいたずらに政権交代を煽ったマスコミの情報操作のせいだと言われてしまう…。
さらに言えば、民主党への批判がされる時点で一足飛びに、マスコミが政権批判を報道するからだという民主党幹部による責任転嫁まで起きています…。

デブなのは→ファストフード→料理作らない親→食育→[編集]

食事の不摂生は肥満の原因に挙げられることが多く、とりわけファストフードはなにかと非難の対象となる。これはファストフードが基本的にハイカロリーであること(たとえば マクドナルドのセットメニュー(ハンバーガー+ポテト+ドリンクのセット)は1日分の脂肪をこれ一食だけで摂れると言われているほど)、また人間の舌は基本的に糖分・脂肪分を「おいしい」と感じてしまうことから過剰摂取になっても飽きずに食べてすぎてしまうことなどが原因と考えられる。結果としてファストフードを多く取る食事体系ではほとんどの場合にまるまる太ってしまうことになる。また、子供がファストフードを多く取る食事体系となる家庭では、料理をせず外食に依存する傾向があるとされている。
そのため料理しない親に責任があると思えば、「食育」は子供に食生活を健全にするための教育ゆえに複雑化し、面倒くさがっている親がそちらに責任転嫁する者もいる。

結婚できない→女が悪い→男が悪い→現実より可愛い嫁が悪い→[編集]

「現実より可愛い嫁」とは、ネットスラングでいう「俺の嫁」か。

少子化→一人あたりの収入減→託児所不足→保育士不足→モンスターペアレンツ→[編集]

 バブル経済の時代ですら出生率が下がり続けていたこと、高度経済成長時代やそれ以前の可処分所得の少なかった時代のほうが出生率が高かったなど、少子化の原因を経済状態のみに求めるのは無理がある。

下ネタがウケない→草食系男子→オトメン→『メス化する自然』→環境汚染→[編集]

久米田先生の自虐ネタ。
つまりシモネタが受けないのは昨今の男子に元気がないから、という主張のようです。
だが久米田先生かってに改蔵 公式ファンブック かってに研究しやがれBOOKのインタビューで「下ネタも嫌いなんです。本当ですよ。」と答えてはいるようですが…。


・草食系男子
恋愛などに積極ではない若年男性を形容する新語で、2008年頃から使われている。女性に対して高圧的な態度を取らないという肯定的な意味あいと、男らしくないダメ男という否定的な意味あいとが混在しているようだ。
・オトメン
菅野文の漫画作品「オトメン(乙男)」のこと。主人公・正宗飛鳥は、剣道で全国制覇を成し遂げている力強く逞しい男子生徒ではあるが、一方で実は少女漫画や可愛らしい小物、甘いお菓子などを好み、料理や裁縫・掃除も完璧にこなすという乙女のような一面があるという設定。2009年8月から12月までフジテレビ系列でテレビドラマ化もされた。主演は岡田将生(おかだ まさき)と夏帆。
・『メス化する自然』
1998年にジャーナリストであるD・キャドバリーが環境ホルモン汚染の恐怖を指摘した著作。世界各地で見られる野生生物のメス化現象に注目し、ほんの微量で体内の複雑な生命活動を撹乱する可能性がある化学物質汚染の実態を警告した。

5コマ目[編集]

常月まとい「風が吹けば 桶屋が責任をとる」[編集]

ことわざ「風が吹けば桶屋が儲かる」のパロディ。

P69[編集]

糸色倫の全身絵[編集]

前田くんのフィギュア[編集]

フィギュア職人「張り子とロケット屋」(⇒★>http)製作の「前田くんフィギュア」(⇒★>http

1コマ目[編集]

箱「モクメイト」[編集]

既出のネタ「木目糸」。

3コマ目[編集]

箱「スマイルカンパニー」[編集]

フィギュアメーカー「グッドスマイルカンパニー」。
「ねんどろいど 糸色望」が発売されている。

箱「ベアドッ* 下旬」[編集]

フィギュアメーカー「ぺあどっと(Pair Dot)」。
風浦可符香木津千里」のフィギュアが3月下旬発売予定。

6コマ目[編集]

[[糸色倫「色が全て変わったらお取り替えの目安」<br /]]「トイレの芳香剤か!」[編集]

9コマ目[編集]

パソコンのマーク[編集]

既出のネタであるアップルコンピューター社の「マッキントッシュ」。

P70[編集]

1コマ目[編集]

一円玉[編集]

小さい物体の比較対象のものさしとして、コインが使用されるケースが多い。
このひな人形は一円玉(直径2cm)より小さいサイズであることが伺える。
なお、製造年の「昭和八十五年」は本作品の世界観によるもの。

P71[編集]

P72[編集]

P73[編集]

1コマ目[編集]

糸色望「門限が8時で チャゲアスのコンサート行けないの」[編集]

1980年代~90年代を中心に活躍した歌手CHAGE and ASKA[2]のこと。
1990年代前半の全盛期には「SAY YES」「YAH YAH YAH」など大ヒットを連発、社会現象を巻き起こすほどの驚異的な売上を記録した。また、「チャゲアスはライブ」と評されるほどライブが濃厚なことで知られ、ステージは3時間超という長尺となることもしばしば。

風浦可符香の全身絵[編集]

風浦可符香「次は足立区のPNじかたびさんからのお悩み」[編集]

5コマ目[編集]

パソコンが親と共用[編集]

個人情報やデータのみならず、ウィルス感染した際にはウィルスまでもが共用されてしまうので、パソコンを共用する際には不幸な目にあわないように存分な対策が必要である。場合によっては、親が仕事用に使っているパソコンを子供が無断使用してファイル交換ソフトを使用、結果としてウィルス感染により企業情報が流出してしまうなどの大事が過去には発生してしている。パソコンは個人ごとに所有して、ログインにパスワード管理ぐらいしておくのが望ましい。

制服がダサい[編集]

学生運動が盛んであった1960-70年代には自由な校風を推奨する高校を中心に、制服を廃止し私服を容認する運動があったため長らく私服化の傾向が見られていたが、私服はコスト負担が大きく、最近の高校生たちは制服を着るのを楽しんでいるようで、私服通学を廃止して制服採用へと方針を転換する高校も出てきている。
こういった制服回帰の動きの背景には、少子化に伴う学校同士の競争激化により、私立高校などを中心に経営戦略のひとつとして制服のデザインを見直す動きが高まっていることがあり、他校との差別化を図る経営戦略として有名デザイナーによる制服を取り入れる学校もある。その結果、かつての制服のネガティブなイメージは払拭され、女子生徒の間で「制服人気」により志願校を選ぶケースも増加している。
最近では制服不採用の学校の生徒が、「なんちゃって制服」と呼ばれる制服風にデザインされた私服を休日に着ているケースもあるとのこと。


絶望先生の舞台になっている高校も第百十九話でそういう運動があったが、結局面倒くさいと言う理由から制服回帰(ただし私服も可)していたことが話題になっている。

なお、こうした傾向から制服選びの観点から編集された受験ガイド「女子高制服図鑑」や「高校制服ガイド」などの書籍も刊行されているほか、全国制服図鑑(⇒★>http)などのwebsiteも存在する。これらはあくまで女子生徒の制服選びのためのものであって、181話のような「さあ 回春しあそばせ」のためのものではありません、念のため。

くせっ毛で朝、髪型がキマらない[編集]

千里ちゃんの悩みごとでしょうか?

お正月3キロ太った[編集]

お正月は体重を気にせずに食べて体重が増えてしまうのが典型。

ダイヤルQ2で8万の請求来た[編集]

NTTの電話による情報サービス「ダイヤルQ2」のこと。
情報提供者に代わって、NTTが電話料金とともに情報料金を徴収する仕組み。過去にはこれを利用したアダルトコンテンツもあったが、携帯電話の普及によりほぼ消滅している。

この内容だと乙女というより悶々とした日々を送る青少年の悩みのような気がしますが。

鍋を軍需徴収されました[編集]

戦時中は資源輸入がままならなかったために、兵器や武器の製造用として鉄や銅などの金属製品が徴収された。

結婚前ニ接吻シテシマヒ・・・・[編集]

現在ではほぼ考えられなくなってきたが、婚前交渉、特に女性が新婚初夜まで生娘(いわゆる処女)でないことは不貞、恥であるとされていた。

父ニ妾ガイルコトガ[編集]

現代日本の一夫一婦制からは想像できないが、戦前の戸籍制度は家長(戸主)を中心とする戸籍となっていたため、妾の存在自体は決して不道徳なものではなく、妻もその存在を把握しており、きっちりと戸籍にも記載され、法的な立場が保障されるている存在であった[3]
ただし、一般的には妾の産んだ子(非嫡出子)は妻の産んだ子(嫡出子)より低く見られ、 民法においても相続分に差が生じるなどの不利益が存在した。

あいすくりんトイフモノヲ食シテミタヒノデス[編集]

明治初頭にアイスクリームの製法が伝えられると、横浜や神戸などの港町を中心に「あいすくりん」の名称で販売され、異国情緒を味わえるお菓子として大流行、やがて日本中に広がっていった。
なお、味のほうは現在のアイスクリームとは異なり、生乳・砂糖のほか卵黄を使用したもので、カスタードクリームのような味わいであったという。

清少納言こそ、したり顔にいみじう侍りける人[編集]

源氏物語の作者として有名な紫式部の記した『紫式部日記』の一節。
紫式部は、清少納言とはライバル関係にあったとされているが、清少納言の人物評を以下のように記している。

清少納言こそ、したり顔にいみじうはべりける人。
さばかりさかしだち、真名書き散らしてはべるほども、よく見れば、まだいと足らぬこと多かり。
かく、人に異ならむと思ひ好める人は、かならず見劣りし、行末うたてのみはべれば、
艶になりぬる人は、いとすごうすずろなる折も、もののあはれにすすみ、
をかしきことも見過ぐさぬほどに、おのづからさるまじくあだなるさまにもなるにはべるべし。
そのあだになりぬる人の果て、いかでかはよくはべらむ。

現代語訳

清少納言は、得意顔でひどく嫌な鼻持ちならない人でした。
あれほど利口ぶって漢字を書き散らしていますがその知識の程はよくよく見ると酷く、
十分ではないことが多く目に付きます。
このように他の人とは格別に優れていようと好んで思う人は、必ず見劣りし将来悪くなるばかりですし、
風流気取りが身に染み付いてしまった人は、本当にもの寂しくてつまらないときにも、
しんみり感動しているように振る舞い、興あることは見過ごしにしないでいるうちに、
自然に、そうあってはならない誠実でない態度になってしまうに違いない。
その不誠実になってしまった人の最後はどうしてよいことになるでしょうか、いやよくないでしょう。

ほぼ人格を全否定するような内容[4]である。
なお、実際には清少納言と紫式部の宮仕えの時期が重ならないため、両名に面識はなかったというのが通説。

P74[編集]

1コマ目[編集]

看板「等学校 公立」[編集]

210話の豆知識において、公務員という設定でありながら、糸色望が私立高校勤務と表記された[5]ことから。

欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]

先生の中身が乙女でも、普段の言動とまったく違和感がありませんでした‥‥。[編集]

P75(単行本追加ページ)[編集]

義務[編集]

今話の常月まとい[編集]

P67の2,3コマ目と全身絵[編集]

P68の5コマ目[編集]

今話のパンチラ[編集]

P71の1コマ目[編集]

今話の皇帝ペンギン[編集]

P64の4コマ目[編集]

今話のさのすけさのすこ[編集]

P73の8コマ目[編集]

今話の櫻井よしこ女史[編集]

P68の7コマ目[編集]

三人官女の一人に。

今話の天下り様[編集]

今話のコウノトリと赤ちゃん[編集]

P73の6コマ目(赤ちゃんのみ)[編集]

今話の棒犬[編集]

P69の1コマ目[編集]

今話の黒い涙[編集]

P69の6コマ目[編集]

P73の3コマ目[編集]

今話の麻生太郎氏[編集]

今話の安倍晋三氏[編集]

P69の1コマ目[編集]

今話の石破茂氏[編集]

P73の3コマ目[編集]

今話のAAA[編集]

今話のきよ彦[編集]

P69の1コマ目[編集]

今話の神シール[編集]

今話の闇の目   [編集]

今話の娘々[編集]

P73の3コマ目[編集]

今話の面白シール[編集]

P71の7コマ目[編集]

今話の漫画界が平和でありますように[編集]

P69の3コマ目[編集]

今話のせんとくん[編集]

今話のイロイロ削られたナニか(・3・)[編集]

P69の1コマ目[編集]

今話の文化庁[編集]

P74の7コマ目[編集]

今話の草彅剛[編集]

今話の酒井法子[編集]

P69の1コマ目[編集]

今話の友愛[編集]

今回は鳩山首相本人の似顔絵が登場。

今話のスキ魔[編集]

今話のハト[編集]

P71の1コマ目[編集]

P72の3コマ目[編集]

かゆいところ[編集]

P74の7コマめ[編集]

橋の上にいる人物は誰だろうか?



コメント欄[編集]

こちらへどうぞ。
http://kumetan.net/test/read.cgi/wikibbs/1267620789/

  1. 前原誠司国土交通相、仙谷由人国家戦略相、原口一博総務相の3人。
  2. 現在の公式表記。デビューからは「チャゲ&飛鳥」、1989年は「CHAGE&ASUKA」、1990年代は「CHAGE&ASKA」、2000年代は「CHAGE and ASKA」となっている。
  3. 明治初期に制定された「新律綱領」では、妻と妾は同等の二親等とすると定められていた。
  4. 紫式部は和泉式部についても恋愛遍歴等の素行について苦言を述べている。ただし、清少納言評とは違って文人・歌人としての才能は評価はしている。
  5. 単行本収載時には修正されている。