226話『花ムコ村と貴族たち』

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225話『清兵衛が瓢箪で瓢箪が清兵衛』227話『別れろ切れろはしっぽの人にいう言葉』

226話『花ムコ村と貴族たち』(はなむこむらときぞくたち)[編集]

タイトルは新美南吉の童話『花のき村と盗人たち』より。

作品情報[編集]

2010年6月9日発売、週刊少年マガジン28号に掲載。

欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]

結婚式の主役は花嫁 では花ムコは‥‥!?[編集]

P76(単行本追加ページ)[編集]

扉絵[編集]

ボロボロの花嫁衣裳に身を包む大草麻菜実

P77[編集]

2コマ目[編集]

タワー[編集]

東京都墨田区に建設中の電波塔「東京スカイツリー」。
工事は2008年7月14日に着工されており、本誌掲載時の2010年6月9日には塔体高さは398メートルに達していて、第一展望台の建設が行われている。塔体は2011年春には高さ634mに達する予定で、2011年12月から2012年早春の間に竣工予定。

P78[編集]

3コマ目[編集]

糸色望「花嫁の幸福ってこんなんじゃないですか」[編集]

マイホーム[編集]

漫画及びアニメ「ドラえもん」より、メインキャラクターの骨川スネ夫の自宅家屋。

ママ友とごうかなランチ[編集]

ドラえもん」の登場人物。
右からスネ夫のママ、のび太のママ、ジャイアンのかあちゃん。

高価な服[編集]

モデルはスネ夫のママ。

P79[編集]

1コマ目[編集]

糸色望「その幸福を実現するために 六月の花ムコはこれほどの不幸を背負う事になります」[編集]

35年ローン[編集]

マイホーム購入の場合に多いです。

200円の社食[編集]

シ○ムラの服(「ラ」の字は○の中にラ)[編集]

安価な普段着などを販売する衣料品店舗「ファッションセンターしまむら」のこと(公式Website⇒★>http)。
かつては埼玉県の地場チェーンであったが、その安さを売りとして全国展開するなど不況下でも業務拡大している。

6コマ目[編集]

風浦可符香「ああ また大草さん持ち前の母性が暴走した!!」[編集]

「また」とあるのは、181話においても大草さんが暴走したことから。

P80[編集]

風浦可符香の全身絵[編集]

看板「壱経新聞[編集]

当作品頻出の新聞『壱経新聞』。当該項目を参照。

新聞記事「聞く耳を持って」「ルーピース ~卒業~」[編集]

映画『ROOKIES -卒業-』と鳩山由紀夫前首相の蔑称「ルーピー」とを掛けたネタ。
鳩山前首相は2010年6月8日をもって総理大臣を退任[1]したが、6月2日に辞意を表明した際のコメントは「国民のみなさんが徐々に徐々に聞く耳を持たなくなってきてしまった。」であった。

1コマ目[編集]

新聞記事「英太さん」[編集]

俳優の瑛太のこと。
2010年6月1日、公式サイトにおいて歌手の木村カエラと結婚予定であることを報告している。

新聞記事「純一」[編集]

当作品頻出の俳優、タレントの石田純一のこと。
2009年12月12日にプロゴルファーの東尾理子と入籍、本誌連載日の2010年6月9日(日本時間)にハワイで挙式した。

2コマ目[編集]

看板「KINTRY」[編集]

当作品頻出のネタ、サントリーキリンを合わせた架空のビールメーカー。

菓子「ハッピーター 400% 250% 300%」[編集]

224話に登場した、亀田製菓が製造販売する米菓「ハッピーターン」。
2009年5月には粉末を2倍増量した「パウダー200%ハッピーターン」を発売、2010年春からはさらに増量した「パウダー250%ハッピーターン」が発売され反響を呼んでいる(参考⇒★>http)。

新聞記事「天空の花 も‥」[編集]

ドラゴンクエストIX 星空の守り人」にて、「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」の主人公の装備をさせるともらえる称号「天空の花むこ」のこと。

新聞「夕刊クラブ」[編集]

新聞の夕刊と、一条ゆかりの漫画作品「有閑倶楽部」を掛けたネタ。
もしくは「夕刊」がカタカナの「タモリ」にも見えることから、タモリが司会を務めるテレビ朝日系列の番組「タモリ倶楽部」にも掛けているのかもしれない。

新聞「帝スポ」[編集]

当作品頻出のパロディ新聞である「帝京スポーツ」。

新聞記事「エビゾは大丈夫」[編集]

当作品頻出の歌舞伎役者・市川海老蔵のこと。

雑誌「ゼクシイ」[編集]

当作品頻出の結婚情報誌「ゼクシィ」。

P81[編集]

P82[編集]

6コマ目[編集]

風浦可符香「世間より与えられしサーの称号を 思う存分発揮できるというものですね」[編集]

「Sir(サー)」は、イギリスにおけるナイトに叙任された男性に対する敬称(女性の場合は「Dame(デイム)」)。
ナイトは、イギリスの数あるオーダー(勲章)のうちナイトの名称が含まれるものを指す。また、准男爵の敬称も「Sir」である。


ただし、今話に登場した伯爵に対しては「Sir」の称号は用いられない。男爵以上の貴族に対する敬称の「Lord(ロード)」か、伯爵位を表す英語の「Earl(アール)」、仏語の「Comte(コンテ)」、独語の「Graf(グラーフ)」などの称号が用いられる。

P83[編集]

2コマ目[編集]

CD「A Ka Bane 84 投票券 OKUSA」[編集]

AKB48の16枚目のシングル「ポニーテールとシュシュ」から。
通常版2種類の特典として、ファンによる人気投票企画「AKB48総選挙」の投票用シリアルナンバーが同梱されている。
なお、当話連載号発売日の6月9日に総選挙の開票イベントが行われた。

8コマ目[編集]

看板「アニメイツ 小石川」[編集]

アニメグッズ販売店「アニメイト」のこと。

9コマ目[編集]

DVD「破」[編集]

2009年公開の映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」のこと(⇒★>http)。
描かれているキャラは真希波・マリ・イラストリアス。
2010年5月26日にBD&DVDが発売され、BDはマイケル・ジャクソンの「THIS IS IT」の累計記録を発売初週で塗り替える売り上げ記録となった。

DVD「ハルヒのTHEMOVIE」(「の」の字は●に白抜き)[編集]

2010年公開の映画「劇場版・涼宮ハルヒの消失」のこと(⇒★>http)。
描かれているキャラクターはサブ・ヒロイン(劇中ではメイン・ヒロイン)の長門有希。
雑誌掲載時はDVD化(BD化)のアナウンスはされていなかったが、2010年12月18日発売決定が8月下旬に公表された。

張り紙「Q 地下にどうぞ」[編集]

ヱヴァ破の続編となる「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q Quickening」(公開日未定)のことか。

P84[編集]

1コマ目[編集]

独身貴族B「ハルヒが買えないなら けいおんを買えばいいじゃない」[編集]

マリー・アントワネットが、貧困と食料難に陥った民衆を見た際に発言したと伝えられる言葉

S'ils n'ont pas de pain, qu'ils mangent de la brioche.
(訳:パンがなければお菓子を食べればいいじゃない)

のもじり。この発言が契機となってフランス革命が起きたとされている。
主にマリー・アントワネットの発言として伝えられているが、ヴィクトワール・ド・フランス[2]の発言とも、他の貴族のご婦人の発言ともいわれている。
このような主旨の内容が実際にあったことは様々な文献に見られるが、実際に誰が言ったのかは確実にはわかっていない。なお、現在の研究ではマリー・アントワネットの発言ではないとされている。

ちなみに史実の発言としては、中国の晋(西晋)の皇帝・恵帝[3]が、民衆が穀物が無く飢え苦しんでいることを聞いて

何不食肉糜
(訳:肉の粥を食べればいいじゃない)

と発言している。

なお、DVDの価格はハルヒけいおん!を比較するとハルヒの方が安い。

~ ~涼宮ハルヒの憂鬱 ~けいおん!
初回限定版 4600円~6930円 7600円~8000円
通常版 3600円~5880円 5200円~6000円

4コマ目[編集]

男「録画してるわ」[編集]

けいおん!」はTVアニメのため録画できる。
しかし「涼宮ハルヒの消失」などの劇場用作品は、劇場公開後はTV放送されない限りBDやDVD等を購入するかレンタルして視聴しなければならないため、1コマ目の独身貴族の発言に反感を抱いたものと思われる。

5コマ目[編集]

独身貴族A「それでなくても最近 魔法使いに対して魔女狩りが行われようとしているというのに」[編集]

児童ポルノ法改正案や都青少年育成条例のこと。

P85[編集]

1コマ目[編集]

看板「祝 婚式会」「大結婚」[編集]

世界基督教統一神霊協会(通称:統一教会)の合同結婚式。

小節あびるの全身絵[編集]

新聞「毎朝売新聞」[編集]

当作品頻出の架空の新聞。毎日・朝日・読売の大手の名前を組み合わせたもの。

新聞記事「ケムコモ」[編集]

新聞広告「ハルヒ● THE MOVIE 失踪」[編集]

P7の9コマ目参照。

P86[編集]

藤吉晴美の全身絵[編集]

藤吉晴美「白いタイツをはかないと」[編集]

かってに改蔵第45話でも、貴族の一番大切なものとして白いタイツが挙がっている。
実際に、中世欧州では「hose(ホーズ)」という脚にぴったりした男性用衣服があり、当時は伸縮性のある生地が無く、穿く者の体格や脚の形に合わせてオーダーメイドするため、貴族などの上流階級が好んで穿いていた。ちなみに、当時の上流階級の男性は靴もかかとが高いものを履いていた。
なお、先生は「脚が生々しくなる」との理由で拒否しているが、当時の貴族たちがホーズを穿いた理由は身分を示すのみならず脚を美しく見せるためでもあった。さらに当時の貴族ファッションでは軽快な服装が流行したため、丈も膝辺りの短いものが好まれたという。逆にぴったりとしておらず丈も長く、現代の基準では普通とされるズボンや低い靴は庶民の服装とされ、近世の市民革命の時代を経て上流階級も脚を見せる服装を控えるようになった。
ちなみに、西洋の服飾史において女性が脚を見せるようになったのは20世紀に入ってからのことである。

P87[編集]

9コマ目[編集]

?「大勢の花嫁と花ムコ・・・・ 脱走した背信者に違いない」[編集]

P88[編集]

4コマ目[編集]

小石川ドーム[編集]

モデルは東京ドーム。

5コマ目[編集]

木村カエレ「今回のタイミングこそ &ruby(ナカ){本編};で出すべきだろ 出すべきだろ」[編集]

2010年6月1日に歌手の木村カエラが公式サイトで結婚予定を発表したことから。
セリフの解釈については下記かゆいところを参照。

欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]

自ら貴族を止めようとしている婚活中の皆さん。考え直すなら今のうちですよ。何故なら‥‥。
さよなら絶望先生121集、「じょしらく1巻、「かってに改蔵」新装版13巻が絶賛発売中ですから。
[編集]

P89(単行本追加ページ)[編集]

結婚を避ける糸色望の弁明。
ちなみに葬儀後の四十九日法要では、年明け後に持ち越すと翌々年の年賀にも差し障るのではないかと心配する向きもありますが、喪中は翌年のみで大丈夫です。

義務[編集]

今話の常月まとい[編集]

P81の3~5コマ目と全身絵[編集]

P82の2,4コマ目[編集]

P83の7コマ目[編集]

P87の1~5,8~10コマ目と全身絵[編集]

今話のパンチラ[編集]

今話の皇帝ペンギン[編集]

P84の8コマ目[編集]

今話のさのすけさのすこ[編集]

P86の4コマ目[編集]

今話の櫻井よしこ女史[編集]

P80の風浦可符香の全身絵横[編集]

P88の1コマ目[編集]

ドームの看板に使用。

今話の天下り様[編集]

今話のコウノトリと赤ちゃん[編集]

P81の5コマ目[編集]

今話の棒犬[編集]

P81の常月まといの全身絵横[編集]

今話の黒い涙[編集]

P82の1コマ目[編集]

P88の1コマ目[編集]

これもドームの看板に使用。

今話の麻生太郎氏[編集]

今話の安倍晋三氏[編集]

今話の石破茂氏[編集]

P88の1コマ目[編集]

こちらもドームの看板に使用。

今話のAAA[編集]

今話のきよ彦[編集]

P80の1コマ目[編集]

今話の神シール[編集]

今話の闇の目   [編集]

今話の娘々[編集]

P88の1コマ目[編集]

今話の面白シール[編集]

P85の小節あびるの全身絵横[編集]

P88の1コマ目[編集]

今話の漫画界が平和でありますように[編集]

P80の2コマ目[編集]

今話のせんとくん[編集]

今話のイロイロ削られたナニか(・3・)[編集]

P82の4コマ目[編集]

今話の文化庁[編集]

P87の5コマ目[編集]

今話の草彅剛[編集]

今話の酒井法子[編集]

P80の2コマ目[編集]

今話の友愛[編集]

今話のスキ魔[編集]

今話のハト[編集]

P77の1コマ目[編集]

P78の糸色望の全身絵横[編集]

P79の大草麻菜実の全身絵横[編集]

P80の風浦可符香の全身絵横[編集]

かゆいところ[編集]

P885コマ目[編集]

木村カエレ「今回のタイミングこそ &ruby(ナカ){本編};で出すべきだろ 出すべきだろ」[編集]

2010年6月1日、歌手の木村カエラが俳優の瑛太と結婚予定であることを公式サイトで発表したことから。
この際、木村カエラが妊娠5ヶ月であることも発表されている。
このことを勘案すると、当該のセリフはできちゃった結婚に絡めた、当作品には珍しい下ネタ発言的な要素をほのめかしたものとなっている。


226話『花ムコ村と貴族たち』~
225話『清兵衛が瓢箪で瓢箪が清兵衛』227話『別れろ切れろはしっぽの人にいう言葉』

コメント欄[編集]

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  1. 6月2日に辞意表明、6月4日に辞任、その後6月8日まで職務執行内閣として職務を務めた。
  2. マリー・アントワネットの夫・ルイ16世の叔母。
  3. 三国志の時代を終わらせた晋の初代皇帝・武帝(司馬炎)の息子の司馬衷。暗愚として知られ、皇族や側近達が繰り広げた権力闘争「八王の乱」は西晋を滅亡へと追い込んだ。