288話『横倒れつちまった悲しみに』

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288話『横倒れつちまった悲しみに』(よこだおれつちまったかなしみに)[編集]

タイトルは中原中也の詩『汚れつちまった悲しみに……』より。
詩集『山羊の歌』に収録されている。青空文庫はこちら。(山羊の歌⇒★>http 見出しリンクの詩『みちこ』の次)
ちなみに、かってに改蔵第259話の冒頭にも登場し、さよなら絶望放送第195回の絶望放送文学集でもネタにされている。

作品情報[編集]

2012年2月1日発売、週刊少年マガジン9号に掲載。

欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]

予知夢より当たるおまじないですよ。[編集]

時期的に、2ちゃんねる等のインターネット上で2012年1月25日に東海大地震が起きるという予知夢が話題となったことからか。

P90(単行本追加ページ)[編集]

互いにそっぽを向きながら節分の豆を食べる常月まとい小森霧
背景はハートとその中の「豆」の字が枡で象られている。
霧の持つ豆が皇帝ペンギン

P91[編集]

2,3コマ目[編集]

日塔奈美「豆という文字を横に倒すと‥KOI(恋)になるの」[編集]

元ネタは、週刊少年サンデーのウェブサイト『Webサンデー』内のまんが家Backstage・久米田先生のページに2010年4月14日に投稿されたネタ(⇒★>http)である。その後、単行本第二一集紙ブログにおいても言及されていた。久米田先生お気に入りのネタであるらしく、セルフパロディにあたる…というよりネタの使いまわしである。
なお、久米田先生のページは、マガジン移籍後の2005年6月に久米田先生による投稿が行われたため、まるごと削除されていた。しかし、『かってに改蔵新装版の発売を記念して、過去の投稿も合わせて復活している。

P92[編集]

4コマ目[編集]

木津千里「世界最大の豆、もだま。」[編集]

次ページの解説の補足。
マメ目マメ科ネムノキ亜科オジギソウ連モダマ属の植物。学名はEntada。
アジア、オセアニア、アフリカの熱帯・亜熱帯に分布する。日本では南西諸島に生育しており、北限は屋久島となる。
和名「藻玉(モダマ)」の由来は、大きな種子が海流に乗って本州の太平洋沿岸に漂着し、海藻に混ざって発見されるため。

P93[編集]

P94[編集]

P95[編集]

三珠真夜の全身絵[編集]

電柱広告「ホームランバー」[編集]

協同乳業がメイトーブランドで販売しているアイスクリームバーの商品名「ホームランバー」のこと。(公式サイト⇒★>http 音量注意)
1955年に日本初の棒アイスとして発売された。

2コマ目[編集]

[編集]

テレビ大阪制作、テレビ東京系列で放送のクイズバラエティ番組『和風総本家』のマスコット犬・豆助。
唐草模様の風呂敷包みを背負った姿が特徴。
出演している犬は、豆柴の0歳犬を定期的に代替りさせている。連載時点では8代目となっている。

P96[編集]

P97[編集]

4コマ目[編集]

小森霧「左を下にして横になると楽になるよ」[編集]

胃の位置・形状から、左側臥位は逆流を防ぐのに良いとされる。
反対に、消化を促進させて胃もたれを防ぐ場合は右側臥位が良いとされるため、自身の体質によって使い分けたほうが良い。

6コマ目[編集]

湯呑「絆」[編集]

2011年の今年の漢字。解説は285話参照。

P98[編集]

7コマ目[編集]

ケース「MASTER BEAN」[編集]

ローワン・アトキンソン主演のコメディ番組・映画『Mr. Bean(ミスター・ビーン)』シリーズの捩り。

P99[編集]

4コマ目[編集]

再生機[編集]

ソニー・コンピュータエンターテインメント(SCE)から発売されているゲーム機のプレイステーション3(PS3)。

5コマ目[編集]

熊のぬいぐるみ[編集]

ミスター・ビーンの一番の親友であるテディ。

P100[編集]

P101[編集]

2コマ目[編集]

風浦可符香「絶対に横にならない縦 世界に数えるほどしか存在しないという」[編集]

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日本の縦割り行政[編集]

行政組織において、組織機能を管轄で分けることで専門性を追求し過ぎたために発生する機能不全を縦割り行政という。官僚機構が強力で相互に不干渉な場合に、各部署が保持する権限や利害に固執するために縄張り意識や派閥が誕生してしまい、本来優先すべき業務の効率が低下してしまう。なお、縦割り行政は日本に限ったことではなく、官僚機構が強い英国などでも観察され、セクショナリズム(sectionalism)と呼ばれている。


一般市民が縦割り行政を強く意識するのは、市役所などにおいて「たらい回し」にあった場合であろう。
縦割り行政の弊害であるたらい回しは、162話167話185話198話と公務員仕事の典型として頻出ネタとなっている。


日米関係[編集]

現在の日米関係は、1960年に締結された日米安全保障条約(新安保)[1]と在日米軍についての日米地位協定[2]に基づいている。
協定は在日米軍に治外法権と同等の地位を与えることを定めたものだが、在日米軍による凶悪犯罪が起きても日本で充分な裁判を行うことが出来ない等、日本にとって不平等感の強いものとなっている。こうした米兵の犯罪問題は米軍基地が集中している沖縄県の強い不満に直結しており、米軍基地の反対運動や県外移設や国外移設問題にも関係している。

歴史的に見れば江戸末期の開国以後、1858年に締結された日米修好通商条約による不平等条約の関係にあった。
不平等が完全に解消されたのは、関税自主権を完全に取り戻した1911年の日米通商航海条約(新)[3]の締結となる。しかし、第二次世界大戦以前に日米が協力関係にあった期間は短く、1930年代に満州事変で列強諸国との対立を深め、軍縮を破棄して日中戦争・太平洋戦争へと突入したことで敵対国の関係となった。

起き上がりこぼし[編集]

福島県会津地方に古くから伝わる縁起物並びに郷土玩具の一つ。別名・&RUBY(おきひめ){起姫};。
この人形は本体中心下部におもりを入れることで何度倒しても起き上がるギミックがあり、七転八起の精神を含んだ縁起物とされている。
なお、「こぼし」は漢字では「小法師」と表記される。

この仕組みの玩具は赤ちゃん用の知育玩具としても用いられており、倒すと音が出る仕組みのものやキャラクターものの玩具も販売されている。

縦読み[編集]

縦読み文のこと。
一見、横読みで書かれている数行の文章であるが、行の最初の文字を繋ぎ合せると縦に読める文章になっているという仕組みの文であり、2ちゃんねるなどでは横読み文を建前上の文章にして、縦読み文を本音の文章にするという高度なテクニックを使う者がいる。最初の文字以外に縦読みを仕込んだり、斜めにつながっているナナメ読みなどもある。


その起源は古く、平安時代の和歌においても、句頭に別の意味の言葉を埋め込む「折句」と呼ばれる技法が流行していた。同様の技法は洋の東西を問わずみられ、西洋ではアクロスティック(acrostic)、中国では蔵頭詩(頭の文字を繋げて意味を持たせたもの)や嵌字詩(斜めなどに嵌め込んだ文字を繋げて意味を持たせたもの)と呼ばれている。また中国では他にも、漢字の一部分を足し引きさせたり尻取のように繋げたりすることで別の意味を持たせる離合詩と呼ばれる技法もある。
中国や北朝鮮では、蔵頭詩や嵌字詩などで政治体制等を批判する意味合いを持たせた詩が投稿されることがあり、新聞の検閲や投稿の削除などが行われることがある。2010年には、縦読みにすると金正日と金正恩への批判が浮かび上がる詩が投稿され話題となった。

絶望先生[編集]

5コマ目[編集]

[[糸色倫「PS3も横置きにする非情な女」<br /]]「むしろそれが普通かと」[編集]

2009年9月以降に発売された改良型(型番がCHCEシリーズのもの)は本体がスリム化されたため横置きが基本配置となっており、縦置きには別売りの縦置きスタンドが必須となる。
なお、PS3は排熱を考慮した場合には縦置きの方にメリットがあるとされている。

なお、現行の据え置きゲーム機であるWii、Xbox360も縦置きが可能である。

9コマ目[編集]

小森霧「ホコタテみたいだ」
テレビ画面「対決SHOW よこ×たて 横 縦」
[編集]

フジテレビ系列のバラエティ番組『プライド懸けた真剣対決SHOW ほこ×たて』のこと。
テレビ画面も番組ロゴを捩っている。

P102[編集]

3コマ目[編集]

背景(単行本版)[編集]

連載時は東京スカイツリーがコマの中央に描かれているが、単行本では1コマ目でのバス停と電信柱とスカイツリーの位置関係に合わせて背景のアングルが変更されている。

4,5コマ目[編集]

マ太郎「タスケテ オチルヨ! 崖コントできるヨ」[編集]

フジテレビ系列で放送されていた往年のバラエティ番組『ドリフ大爆笑』などで見られた演出手法。セットを横倒しにして断崖絶壁にいるように見立てる「崖コント」のほか、無重力空間の演出手法としてセットの天地を逆にした「宇宙船コント」などが用いられたこともある。

欄外(雑誌掲載時のみ)[編集]

皆さんも好きな人を豆で倒しまくりましょう![編集]

P103(単行本追加ページ)[編集]

1,2コマ目[編集]

ゲーム機
[[小節あびる「そーいえばプレステ立てて置いてる人って見た事ない」<br /]]「せっかく、マーク回転するのにね。」
[編集]

こちらはPS3の中期モデル[4]。このモデルまではディスクスロットの上についているPSファミリーロゴが回転するギミックが搭載されていた。
なお、このギミックはPS2の初期型モデルから搭載されている。

義務キャラクター[編集]

今話の常月まとい[編集]

P95の5~7コマ目[編集]

P96の2,3コマ目と全身絵[編集]

P97の5,6コマ目[編集]

P98の2,4,5コマ目[編集]

P99の6コマ目[編集]

P100の1コマ目[編集]

P102の1コマ目[編集]

今話のパンチラ[編集]

P99の木村カエレの全身絵[編集]

今話の皇帝ペンギン[編集]

P97の1,6コマ目[編集]

P98の1コマ目[編集]

今話のさのすけさのすこ[編集]

今話の櫻井よしこ女史[編集]

P100の4コマ目[編集]

今話の天下り様[編集]

今話のコウノトリと赤ちゃん[編集]

P96の5コマ目[編集]

通常と異なり、逆向きで描かれている。

今話の棒犬[編集]

P95の三珠真夜の全身絵横[編集]

今話の黒い涙[編集]

P93の5コマ目[編集]

今話の麻生太郎氏[編集]

今話の安倍晋三氏[編集]

今話の石破茂氏[編集]

P102の1コマ目[編集]

今話のAAA[編集]

今話のきよ彦[編集]

今話の神シール[編集]

今話の闇の目   [編集]

今話の娘々[編集]

P102の1コマ目[編集]

今話の面白シール[編集]

P95の三珠真夜の全身絵横[編集]

今話の漫画界が平和でありますように[編集]

P102の1コマ目[編集]

今話のせんとくん[編集]

今話のイロイロ削られたナニか(・3・)[編集]

P98の1コマ目[編集]

今話の文化庁[編集]

P102の1コマ目[編集]

今話の草彅剛[編集]

今話の酒井法子[編集]

P100の2コマ目[編集]

今話の友愛[編集]

今話のスキ魔[編集]

今話のハト[編集]

P98の1コマ目[編集]

かゆいところ[編集]

巻末コメント[編集]

キャラクターに対してチョコ貰うことが無いのに少年誌の漫画家として限界を感じます。[編集]

バレンタインデーに対してのコメント。
今話が掲載された翌週のマガジン10号は休載。
連載再開予定の11号発売時点(2月15日)でバレンタインデーの翌日になるため、早めにコメントしたと想定される。


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コメント欄[編集]

こちらへどうぞ。 http://kumetan.net/test/read.cgi/wikibbs/1328022399/l50

  1. 1952年から1960年までの日米安全保障条約(旧安保)の実質的な改正。新・旧合わせてまとめて「日米安全保障条約」と呼ばれる。
  2. 1952年から1960年までの日米行政協定の改正。
  3. これ以前に1984年に不平等内容を一部是正した日米通商航海条約(旧)が締結されている。
  4. USB端子が2つしかない40GB/80GBモデル。最初期モデルはUSB端子が4つ付いており、PS2ソフトを動かすことができた。