44話『注文は聞かない料理店』

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43話『雪よ さらば』45話『身のたけくらべ』

44話 『注文は聞かない料理店』(ちゅうもんはきかないりょうりてん)[編集]

タイトルは宮沢賢治の小説『注文の多い料理店』より。
青空文庫 『注文の多い料理店』(⇒
「注文の多い料理店」が元ネタに使われるのは、10話に続き2度目。

作品情報[編集]

2006年3月29日発売、週刊少年マガジン17号に掲載。


P46(単行本時追加ページ)[編集]

扉絵[編集]

切り絵は自分の詩集を売る常月まとい。ちなみに、50銭は今のお金で0.5円くらい。
似た構図の扉絵が『かってに改蔵』第1巻第4話にある。こちらは名取羽美が首から看板をぶら下げて詩集を売るというもの。

皇帝ペンギン[編集]

上の桜の花の中心。

四隅[編集]

桜の花と中央に「結」の文字。


P47[編集]

1コマ目[編集]

桜の木に張り紙「売約済 直太郎」[編集]

森山直太朗の大ヒット曲『さくら(独唱)』(2003年)のこと。
元々は、アルバムに収録されていた『さくら』(Orignal Version)を独唱にしたものであったが、シングルカットされ大ヒットした。
歌いやすいメロディーであることから全国の小中学校で採用され、よく歌われている。発売から3年が経つが、いまやさくらの時期にはかかせない曲の一曲としてすっかり定着したようだ。

可符香の左肩後ろの建築物[編集]

建設途中の東京タワー。昭和33年の東京を描いた映画『ALWAYS 三丁目の夕日』で時代背景の象徴として登場する。
ちなみに主演は吉岡秀隆

3コマ目[編集]

絶望先生の頭上にロープらしきもの[編集]

第1話冒頭でも、先生が桜並木の下で首吊りをしていました。 これは第1話P13で吊るしたまま一年経ったロープかも。

P48[編集]

1コマ目[編集]

糸色望「東京は もう 卒業です。」[編集]

フジテレビのドラマ『北の国から』で、黒板純(演:吉岡秀隆)が言ったセリフ「もう東京は卒業したんだ」から。
卒業と言うと聞こえはいいが、東京で辛い事があり、田舎に逃げ帰ったときに言ったセリフ。
ドラマのヒットと相成り「逃げ出す事=卒業」という風潮ができる。
よく「○○を卒業する」と言う人がいるが、本来の出典から言えば「俺は逃げだすが、逃げたと言わないで、お願い。」との意になるが、最近では悪い意味はなく、普通に使われている事が多い

P49[編集]

3コマ目[編集]

万世橋くんのTシャツの柄[編集]

4コマ目[編集]

木津千里「あなた、女と付き合った事すらないでしょう。」[編集]

女性に関する災難は、交際して遭うことだけではないと言いたい所ですが何ですか、5コマ目で主張している内容は…いくら秋葉原オタクでもこんなこと言い…ませんよね?

7コマ目[編集]

桜の木に張り紙「出前致し升 ヘブン? 担 イガ」[編集]

佐々木倫子の漫画『Heaven?』のことだろうか?
主人公・「伊賀」の働いているフレンチレストラン「ロワン ディシー」では、花見客に対する出前のサービスを行っていた。

藤吉さんの友達の持っている本。[編集]

裏のロゴが明らかにジャンプコミックスのものです。

P50[編集]

1コマ目[編集]

藤吉晴美「私の中では もう終わってるから」[編集]

P51[編集]

6コマ目[編集]

新井智恵「自己完結型パーソナリティーの人間が増えてます」[編集]

精神病の『自己愛性パーソナリティ障害』『自己愛性人格障害』の事。
今話の裏のテーマかと思われる。

  1. 自己の重要性に関する誇大な感覚(例:業績や才能を誇張する、十分な業績がないにもかかわらず優れていると認められることを期待する)
  2. 限りない成功・権力・才気・美しさ、あるいは理想的な愛の空想にとらわれている
  3. 「自分が“特別”であり、独特であり、他の特別なまたは地位の高い人たちに(または施設で)しか理解されない、または関係があるべきだ」と信じている
  4. 過剰な賞賛を求める
  5. 特権意識、つまり特別有利な取り計らいまたは自分の期待に自動的に従うことを理由なく期待する
  6. 対人関係で相手を不当に利用する、つまり自分自身の目的を達成するために他人を利用する
  7. 共感の欠如:他人の気持ちおよび欲求を認識しようとしない、またはそれに気づこうとしない
  8. しばしば他人に嫉妬する、または他人が自分に嫉妬していると思い込む
  9. 尊大で傲慢な行動、または態度

の各症状によって示される。 P535コマ目のストリートミュージシャンが、ライブドア前社長の堀江貴文氏に似ているのは必然的に描かれたものであると思われる。 この辺が久米田ワールドの真骨頂と言える。

P52[編集]

3コマ目[編集]

座敷の上に「みつ朗」と「いいんだもの」の立て看板[編集]

相田みつをの詩集『人間だもの
人間なんだから、落ち込んだり、失敗したり、ダメなときがあってもいいじゃない。 と人間の弱い部分も受け入れる内容の詩集。

真ん中の女性?のマフラー[編集]

中尾彬特有の「中尾巻き」です。

左から3番目の人のポーズ[編集]

デューク更家のウォーキングのポーズ。

木の陰[編集]

羽美ちゃんでしょうか?

4コマ目[編集]

女性の服に付いている人形[編集]

(判明している限りで)
右上:CMキャラクター『たらこキューピー』
右端下:『キン肉マン』に登場した超人・ペンタゴンと、その隣に櫻井よしこ女史
右下:アイフルのチワワもしくはねこぢるの猫?
中央下の左:ファービー人形
左下:股を裂かれた人形。『かってに改蔵』の名取羽美には人形の股を裂く癖があった。

P53[編集]

3コマ目[編集]

木板に張り紙「報告 大好きで 大好きで」[編集]

小泉チルドレンの一人杉村太蔵衆議院議員(当時)が、小泉首相に結婚することを報告したときの言葉「大好きで、大好きで、一生お守りしたい女性ができた」より。
この報告のために、出席していた厚生労働委員会を一時抜け出したことから、各所から批判の声が上がった。

5コマ目[編集]

ライブドア前社長の堀江貴文氏にそっくりなストリートミュージシャン[編集]

P516コマ目を参照のこと。

P54[編集]

1コマ目[編集]

植木に「いのち」と「春一番」の張り紙。[編集]

お笑いタレントの春一番 プロレスラーのアントニオ猪木の物真似を得意とする。

カップめん「名店の味 一平堂」[編集]

明星から発売されている カップラーメンの『一平ちゃん』と、おいしいと評判のラーメンチェーン店『一刻堂』or『一風堂』を掛け合わせたパロディ。

なお、「かってに改蔵」においても26巻6話第284話『日向小次郎気取りかよ。』にて「一平堂 虎馬店」というラーメン屋が登場していた。

缶ジュースの缶「H-C」[編集]

日本コカ・コーラからかつて発売されていた果汁飲料ブランド「HI-C(ハイシー)」のこと。
現在では終売になっているが、「HI-C」の後継飲料として「Qoo」が販売されている。

缶ジュースの缶「ECTAR」[編集]

不二家から発売されている「ネクターピーチ」のこと。
通称「NECTAR」、「桃ネクター」など。

缶ジュースの缶「スカール ラクト」[編集]

ヤクルトから発売されていた乳性炭酸飲料「スカールラクト」だろうか。

右側に『生命のいぶき』の垂れ紙[編集]

詳細不明
このコマの人によるパフォーマンス(?)の題名で意味はない(この人にしかわからない…)のかも。 きっとこれはこういうものなんですよ。

3コマ目[編集]

おでこの張り紙に「春うらら」[編集]

日本の競走馬「ハルウララ
100戦以上のレースに出場したが、1回も勝てないと言う事で話題になり、競馬の枠を超えて大変な人気を誇った。

先生過去作品のヒロイン名が...

6コマ目[編集]

立てかけてある看板に「ピアニカ 力」[編集]

ピアニカは鍵盤ハーモニカの事。ヤマハの登録商標である。
口から空気を送り鍵盤を叩く事で演奏を行う。

7コマ目[編集]

垂れ紙に「ギャグ100連発」[編集]

お笑いタレントの猫ひろしの持ちネタ「ギャグ100連発
一発ギャグをアップテンポで100連続行うというもの。

臼井君のシャツに「AGA」の柄[編集]

男性型脱毛症。略して「AGA(Androgenetic Alopecia)」
名前からもわかるとおり、通称「禿(ハゲ)」の事。

P55[編集]

3コマ目[編集]

可符香「ああ 時を経て理解された天才たちの産物よ!」[編集]

ガリレオ=ガリレイの地動説[編集]

イタリアの物理学者、天文学者、哲学者であったガリレオ・ガリレイ (1564~1642)が唱えた地動説のこと。
天動説全盛の世において、独自の天文学の測量により地動説を確信、著書「天文対話」にてこれを唱えるも、当時の「地球こそが中心である」という宗教的世界観の下では、地球が中心にならない考えは到底受け入れられるものではなかった。結局ガリレオの主張は宗教裁判を経て否定され、処罰(トスカナ大公国ローマ大使館での終身軟禁)されてしまった。この処罰については、現在では「対立宗派との争いのさなかで、カトリック内の引き締めの為見せしめにされた。」見解が有力である[1]
裁判の直後にガリレオは「それでも地球は回っている」と呟いたと言われているが、ガリレオに同情した人たちによって作られた創作であると今日では見做されている。


なお、ガリレオを否定したローマ・カトリック教会による「謝罪表明」は1992年のことであった。
とはいえ実際には最も遅く見積もっても19世紀前期には名誉を回復していた[2]


ちなみに、同時期に地動説を研究していた天文学者のヨハネス・ケプラー(1571~1630)はドイツ人であったため、全く宗教的干渉を受けることなく惑星公転における「ケプラーの法則」を発表していた[3]

ゴッホ[編集]

オランダ出身で、フランスで活動した画家ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(1853~1890)のこと。
現在でこそ不世出の天才画家として極めて高い評価を得ているが、存命中は売れない画家として不遇の生涯を送っており、生前に売れた絵はたった1枚『赤い葡萄畑』だけであった。

テルミン[編集]

電子楽器テルミンの生みの親、レフ・セルゲイヴィッチ・テルミン(1896~1993)のこと。
良くも悪くも、演奏する人が持っているもの(心)を正直に音に変換してしまうのがテルミンの特徴である。テルミンの生きた時代は穏やかな時代ではなく、その能力を買われ政府機関に監禁され、無線交信のスパイ業務に強制労働させられることになる。東西冷戦とあいまり、テルミンは近年まで存在を忘れられていた。ポピュラー・ミュージックにおける「テルミン」の使用例として有名な曲は レッド・ツェッペリン”胸いっぱいの愛を”、ビーチ・ボーイズ”グッド・バイブレーション” が挙げられる。

シューベルト[編集]

オーストリアの作曲家、フランツ・ゼラーフ・ペーター・シューベルト(1797~1828)のこと。
ウィーン近郊生まれ。教員資格を取得し、助教員を務めるかたわら作曲を行なっていた。音楽が認められ、音楽家としての道を歩み始めた直後、31歳の若さで腸チフスに罹りこの世を去ってしまう。

アンディーカウフマン[編集]

アメリカのコメディアン、アンディー・カウフマン(1949~1984)のこと。
35才でガンにより他界している。アンディが求めていたのは、観客の型にはまった笑いではなく、本気で笑ったり、本気で怒ったり、というリアルな感情だった。一体どこまでがジョークで、どこまでが本気なのかが見ている人にはわかり難く、結果として多くの人に誤解を受けることになった。
後に彼の生涯はジム・キャリー主演の映画『マン・オン・ザ・ムーン』で注目された。

マーラー[編集]

オーストリア帝国・ボヘミヤ出身(当時=現在のチェコ)の作曲家、指揮者グスタフ・マーラー(1860~1911)のこと。
生前は指揮者としての知名度の方が高く、ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団、並びにウイーン宮廷(現・国立)歌劇場の指揮者も務めていた。非常に個性の強い指揮法・演奏解釈でも知られ新聞風刺画の題材としてしばしば使われていた。「私はどこに行っても歓迎されない。オーストリアでのボヘミヤ人、ドイツでのオーストリア人、そして世界でのユダヤ人故に。」と述べたと伝えられる。
1972年のザルツブルグ音楽祭で交響曲の全曲演奏会が行われたことにより再評価され、オーケストラの主要なレパートリーとなり現在に至る。

宮沢賢治[編集]

日本の詩人・童話作家・農業指導家・作詞家、宮沢賢治 (1896~1933)のこと。詳細は当該項目を参照。


生前に雑誌や新聞に投稿・寄稿した作品も少ないながら存在するものの、その生活は困窮を極めたとされ、生前に刊行された唯一の詩集『春と修羅』と童話集『注文の多い料理店』も、その内実は自費出版であった。
遺稿として発見された完成度の高い作品が、死後多数発表されており、著名な『雨ニモマケズ』も手帳に書き記されたものであった。

森田童子[編集]

東京都出身のシンガーソングライター、森田童子(1952年~)のこと。
大学や高校での学園闘争が吹き荒れる中、二十歳の頃から音楽活動を開始。1975年にアルバム『グッドバイ』、シングル『さよならぼくのともだち』でデビュー。1983年までにアルバム7枚、シングル4枚をリリースしたが、同年に突如活動を休止。
その後、1993年にTBS系で放映されたドラマ『高校教師』にて、『ぼくたちの失敗』が番組主題歌に起用され大ヒットした。これに伴い改めてベスト盤CD、さらにほぼ同時にオリジナルアルバムがCDで再発売され、新たに多くのファンを獲得した。
こういった再評価の一方で、現在では主婦となっている森田童子はテレビ出演など公の場に出ることを一切拒否しているため、事実上の引退状態にある。

メンデルの法則(遺伝)[編集]

オーストリア帝国(現・チェコ共和国)の生物学者、グレゴール・ヨハン・メンデル(1822~1884)が提唱した「メンデルの法則」のこと。
修道院で司祭を務める傍ら植物研究をしていたメンデルによって1865年に報告された遺伝に関する法則で、「優性の法則」「独立の法則」「分離の法則」の3つからなる。
まだ遺伝子の正体が判明していない時点で、メンデルはこの法則を通じて一つの親の性質(形質)を決めているのは何らかの「単位化された粒子状の物質」[4]であることを予言した。


なお、この研究はメンデルの存命中はあまり注目されず、再評価されたのは1900年に偶然に発見[5]されてからであった。メンデルの研究成果とその偉業は死後になってようやく承認される形となった。

自転車を作った江戸時代の日本人[編集]

彦根藩士の平石久平次時光(1696~1771)が記した『新製陸舟奔車之記』に記された乗り物がペダル状及びハンドル状の機構を有して人力で走る三輪車であり、享保17年(1732年)に実際に作成されて走行に成功している。
この技術は、当時の一般的な路面状態の悪さなどにより、平石個人のものに留まったと考えられている。

象さんのポット[編集]

漫才師「象さんのポット」のこと。
アマチュア挑戦で、お笑いスター誕生で7週勝ち抜き、銀賞獲得。現在でもネット上で活動中の模様。(日本電脳穿隊サイト(旧名:象さんのポット電脳様式)⇒

佐野元春のコンプリケーション・シェイクダウン (今 思えば日本初のラップ)[編集]

佐野元春のアルバム『ヴィジターズ』(1984年)に収録されていた曲「コンプリケーション・シェイクダウン」のこと。
佐野はこの前年よりニューヨークへ音楽修行に出かけており、帰国後、発表されたのがこの曲であった。折りしもこの時期にニューヨークの音楽シーンではラップ・ミュージックやヒップホップのブームが起きており、この隆盛を体験することになった佐野は自身の楽曲にラップを取り入れた。これはそれまで佐野の音楽が売りにしてきた「都市に暮らす少年少女の喜怒哀楽を描くポップ&ロック」とはまったく異なるものであったことから、当時はファンの間でも賛否両論が巻き起こった。

4コマ目[編集]

可符香「今はまだ理解されないけど 将来きっと彼らも認められるはず!」
可符香「3万年後くらいに」
[編集]

たま出版[編集]

テレビ朝日の番組『ビートたけしのTVタックル』でお馴染みのキワモノ出版社『たま出版』のこと。
同番組には社長の韮沢氏も直々に出演し、「UFO(宇宙人)は地球に来ている」などの持論を展開し、懐疑派の大槻教授らと熱いバトルを繰り広げている。

Dr.中松エンジン[編集]

かのドクター中松氏が開発されたとされる超高機能エンジンの事。
水からエネルギーを取り出すエンジンと、宇宙からエネルギーを獲て非接触型のモーターを永久的に回転させるタイプの2種類が有るが、いずれもエンジンの構造は明らかにされておらず謎である。力学的には両方とも不可能とされているもの、いわゆる例の「永久機関」である。

きりや監督作品[編集]

紀里谷和明監督作品である映画『CASSHERN』(2004年)のこと。
紀里谷監督はむしろ歌手の宇多田ヒカルの夫(当時)[6]といったほうが通りがいい。なお、紀里谷氏の監督した映画は各方面から酷評を受けた。

ツル太郎画伯[編集]

タレント、片岡鶴太郎のこと。多彩な才能を持ち、コメディアンから俳優に転身した傍らでプロボクサーのライセンスを持っていたり、芸術活動も行ったりしている。
群馬県・草津に片岡鶴太郎美術館を開館し、多くの作品を公開しているが、久米田先生的には伝統的かつ常識的な表現の枠を出ない範囲で「お上手」と評せる程度(『改蔵』でいうならば秀才塾レベル)ということでしょう。
同じ芸能人出身では岡本太郎に見出されて芸能界から引退し、画家になったジミー大西の方が純然たる美術的評価を得ています。

和泉流狂言[編集]

狂言の流儀の一和泉流二十世宗家の和泉元彌がなにかと、世間を騒がせるトラブルを引きおこし、その母親も何かとトラブルを引き起こす事から何かと問題を抱えている。
なお、宗家問題については、裁判で係争中。

光合堀菌[編集]

次世紀ファーム研究所が販売していた健康食品『真光元』に含まれているとされている「光合堀菌」。体内を浄化し病を治すと主張しているが、その効能は大変疑わしい。

三●道三セカンドシングル[編集]

歌手・三木道三のセカンドシングル「COM INA DIS」のこと。

具体的な話は不明。 セカンドシングルが認められない、というより、ファーストシングルが認められすぎてしまった、というネタ。

押尾の音楽[編集]

押尾学を中心としてロック音楽活動を行うプロジェクト「LIV」のことか?
音楽活動のソレより、そのパフォーマンスのほうが定評がある。

ジーコの戦術[編集]

サッカー日本代表・ジーコ監督の戦術のこと。
代表監督就任当初は、前任者のトルシエ前監督時代から大きくスタイルを変えたこともあってなかなか良い成績を上げられず、更に欧州組を優先する起用法などが理解されないこととあいまって、マスコミやサポーターからもその采配には批判の声が上がっていた。
その後は2006年ワールドカップ・アジア予選で予選突破一番乗りを果たすなどの結果を残したことから、それなりの評価を得て批判はいまのところ収束した形になている。なお、サッカー通の間ではジーコ采配では、2006年ワールドカップドイツ大会本大会における決勝出場は絶望視されている(2006年3月当時)。

アメリカ審判のジャッジ[編集]

2006年に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にて相次いで発生した誤審騒動のこと。
「日本vsアメリカ戦」にて一度なされた判定がアメリカ側の抗議によって覆される[7]など誤審疑惑が大きく報じられ、やや盛り上がりに欠けていたWBCにとっては結果として大きな話題提供となった。続く「アメリカvsメキシコ戦」では、明らかにポールに当たって跳ね返ったボールを二塁打と判定[8]した。しかし、このあからさまなひいき判定で闘志に火がついたメキシコにより、アメリカは敗れ去ったと言われている。


なお、これら試合で審判を務めたボブ・デービットソンの判定はかねてより方々で物議を醸していて、元々メジャーリーグの審判であったがマイナーリーグへと降格されていた。ところが皮肉にも今回のWBCの審判が評価され(?!)再びメジャーリーグへと戻る事が内定している。どういう評価なのかが大変気になる所である。

キャッ●ウーマン[編集]

映画「キャットウーマン」。2004年のゴールデン・ラズベリー賞受賞作。
ゴールデン・ラズベリー賞(ラジー賞)とは毎年アカデミー賞の行方で盛り上がっている前夜、ハリウッドのルーズヴェルト・ホテルで開催される、その年最低の映画を決めるという冗談半分に設定された映画賞。
「バットマン」のサブキャラだったキャットウーマンを主人公にした映画。
ストーリーはallcinema ONLINEを参照。

6コマ目[編集]

背景の絵画[編集]

左の絵
かってに改蔵第196話『亀甲縛りで上等!!』(第18巻114ページ)でアシスタントに好きなように描かせた背景。 「アシフリー」と題が付けられている。

P56[編集]

糸色景の全身絵[編集]

手にもっているスケッチブック「冩生帳」[編集]

「冩」=「写」の旧字体「寫」の異字体。

4コマ目[編集]

糸色望の後ろの絵[編集]

石原慎太郎と思われる。

P57[編集]

2コマ目[編集]

[[糸色景「そうですかぁ 気に入ってもらえてうれしいよ!」<br /]]「人の話、聞けよ!」[編集]

これまでに登場した絶景先生ほか多くの自己完結表現を通して、そのまま「現実や常識からの遊離」に立脚した現代美術へのさりげない総括及び皮肉にもとれる。
正確な描写よりも作者の主観表現を重んじた「印象派」に代表される近代美術がさらに特化した形で、20世紀前半に起きたフォーヴィスムやキュビスム、シュールレアリスムに代表される抽象的表現が「既存秩序の否定」「精神世界の解放」を標榜し、より非伝統的かつ無意識的な表現を追及した流れが現代にも続いている。
その結果として、現代美術は非常に難解なものとなり、「上手・下手」という価値観はもはや存在せず、端から常識的な理解を求めていないと括っても過言ではない。P55の絶景先生の絵などは実在しても不思議ではない。
ゆえに、このコマに到るまでのやり取りはむしろ現代美術においてはギャグではなく正当であり、絶景先生も話を聞いていないというよりは本当に褒め言葉と受け止めたともいえる(鑑賞者が千里と奈美である点も重要)。


ただし、今話では幾分皮肉めいた視点に立脚しているのは久米田先生が漫画家であることと、先生が『改蔵』などで引用した20世紀前半ごろの抽象的作品は「既存秩序」という対立軸と、その比較的な視点も内包していた特徴があり、現代の美術はそうした視点からも遊離していることへの違和感が込められているのかも知れません。
(先生の芸術観は『改蔵』最終巻でも端的に示されているのでご参照ください)

背景の絵画[編集]

第30話に登場した写真集「北欧の美少女たち」の表紙。北欧くんの愛読書。

6コマ目[編集]

背景の絵画[編集]

かってに改蔵』25巻折り返しより。
イタリア出身でシュールレアリスムの画家ジョルジュ・デ・キリコの代表作『通りの神秘と憂鬱』に似ているが、これは「かってに改蔵」の25巻のキャラ紹介(?)で 「通りの神秘と憂鬱」との題名で紹介されている。

P58[編集]

6コマ目[編集]

電柱「Vタチバナ」[編集]

ハヤテのごとく!』に登場する「ビデオレンタルタチバナ」より。

P59(単行本追加ページ)[編集]

「糸色景」紹介[編集]

糸色家之家系図

糸色家 糸色大之第二子
糸色景 自己完結芸術家
2006・03・29
日付は週刊少年マガジンに掲載された号の発売日

義務[編集]

今話の常月まとい[編集]

P50の4コマ目[編集]

P51の3コマ目[編集]

今話のパンチラ[編集]

P57 9コマ目[編集]

背景の絵画

今話の皇帝ペンギン[編集]

P52 6コマ目[編集]

ただしコレは偽者か?!!

P55 2コマ目[編集]

今話の櫻井よしこ女史[編集]

P52 4コマ目[編集]

服の装飾品の中

今話の天下り様[編集]

不明[編集]

今話のコウノトリと赤ちゃん[編集]

P52 6コマ目[編集]

赤ちゃんのみ。

P57 10コマ目[編集]

ここでは、きちんと赤ちゃんがいる。

かゆいところ[編集]

P586コマ目[編集]

糸色望の足元[編集]

のMYワールドに相当引いたらしく、絶望先生は草履を片方しかはいてません。


44話『注文は聞かない料理店』~

43話『雪よ さらば』45話『身のたけくらべ』


コメント欄[編集]

掲示板もあります。 帰ってきた絶望先生掲示板

Wikiの内容に関するチョットした事は↓のコメントへどうぞ。

  • 最新話の「マーラー」はオーストラリアでなくてオーストリアの人なので、訂正させていただきました。 -- へろりん &new{2006-03-30 17:14:27};
  •  立ち読みしてきたのですが、抜けているネタをいくつか発見。コミックス発売まで待つしかない…… -- 長島 &new{2006-03-30 18:30:04};
  • P1の3コマ目、絶望先生の頭の上にロープがありますが、自殺でもしようとしていたんでしょうか。 あと、P6の4コマ目の人形の元ネタは項目設けないんですか?ファービー、改蔵に出てきた人形、うみちゃんが可愛がっていた犬なといますが。- oz (2006年09月17日 17時08分42秒)
  • P52の4コマ目の人形に、キューピーのたらこらしき物があります。 -- ころすけ &new{2006-10-02 15:39:26};
  • 52Pの6コマ目のブリーフを履いた皇帝ペンギンの少し左下の方にコウノトリに運ばれている赤ん坊の人形があります。 -- 名無しさん &new{2007-07-07 12:34:47};
  • ↑↑上上 ってもしかして「アゲアゲ」? -- えびとろあなご蒸し &new{2007-08-29 00:12:20};
  • 詩集を売っている今回の扉絵、改蔵でも似たようなものがあったような… -- 偏差値32 &new{2007-11-09 21:43:37};
  • ストリートミュージシャンが堀江って・・・自己完結してんじゃねえよ -- &new{2008-02-02 (土) 05:36:37};
  • 扉絵みたいに「私の志集買って下さい」(←詩ではなく志だったような・・・うろおぼえ)と札を下げた女性が新宿西口小田急ショーウインドウ前の柱で時々詩集を売っています。 -- 名無しさん &new{2008-05-04 (日) 03:14:26};


  1. 当時の教皇・ウルバヌス8世は就任以前からガリレオと浅からぬ親交関係にあったこと、裁判以前は地動説に関して寛容な見解を見せており、「天文対話」の刊行にもウルバヌス8世の助力が少なからず介在したことが解っている。なお、「地動説排斥運動」の徹底化は裁判以降のことである。
  2. 「天文対話」が1822年に禁書目録から外され、処罰の根拠が消滅した。1687年にニュートンの著書「プリンキピア」にて「万有引力の法則」を提唱し地動説の正当性を科学的に立証したこと、更に教皇の世俗的権威自体が30年戦争(1618~48)を機に大きく衰退し始め、ナポレオンによるイタリア遠征(1796年)により一時教皇領が消滅し決定的に失われた為。没後は葬儀を禁じられたが、1737年3月にフィレンツェにて教会の許可の下行われた。
  3. 「ケプラーの法則」を運動方程式と組み合わせ応用し導き出されたのが「万有引力の法則」であり、地動説の正当性を証明する決定的要因となった。
  4. この粒子はのちに発見された遺伝子そのものである。
  5. 3人の学者が遺伝の法則を論文発表したが、彼らの発見した法則と同一の内容がすでに「遺伝の法則」としてメンデルの手により半世紀前に研究発表されていたことが判明したため。
  6. 掲載から約1年後、2007年3月に離婚。
  7. 日本側の三塁から本塁へのタッチアップが捕球より早かったのではないかというアメリカ側から抗議があったため、実際にプレイを見ていた二塁塁審のセーフ判定を主審がアウト判定に覆した。テレビ中継を担当したESPNの番組内でもアナウンサーや解説者が球審の判断に疑問を呈した。
  8. ポールに当たった場合には通常ならばホームランと判定される。