53話『あれ、不可よ。原作があるじゃないかね』

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52話『あにいもうと、という前提で。』54話『百万回言われた猫』

53話 『あれ、不可よ。原作があるじゃないかね』
(あれ、いけないよ。げんさくがあるじゃないかね)
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タイトルは泉鏡花の『高野聖』の中の一節「あれ、いけないよ、お客様があるじゃないかね」より。
本文はこちら→高野聖(青空文庫)

作品情報[編集]

2006年6月14日発売、週刊少年マガジン28号に掲載。


P34(単行本時追加ページ)[編集]

扉絵[編集]

切り絵は本を読みながら歩く久藤准と皇帝ペンギンらしき影。
背景には異常に細かい迷路。
迷路の答えですが、最短距離で行くなら、入り口すぐの分岐を下に進み、「通り」と出てくる道に行けばいいです。また入り口すぐの分岐を左へ進むと、「原作」、(皇帝ペンギンの絵)、「通り」の文字が出てきます(結局合流します)。

皇帝ペンギン[編集]

  • 久藤君の隣で本を読んでいます。読んでいる本の題名も『皇帝ペンギン』
  • 久藤君の腰辺りの右側に、迷路で顔が書かれています。

四隅[編集]

枠の右上隅が迷路の入り口。左下隅が出口。
右下隅には作中に登場した原作本『絶望の器』。

P35[編集]

1コマ目[編集]

映画祭 小石川[編集]

小石川 = 小石川区 絶望先生の舞台になっていると思われる地区。 その小石川で映画祭が行われている。 おそらくは校外学習で映画を観に来たと思われる。

看板に「CINEMA SCOPE ヲデオン座」
建物の横に「ホールオデオン」
たて看板に「ヲデオン座」
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オデヲン(=古代ギリシア・ローマ時代の音楽堂)」の名を冠した劇場が各地に実在する。 このコマでは建物の配置から東京都新宿区歌舞伎町の新宿オデヲン座を下敷きにしている可能性がある。
オデヲン座の元祖は1911年に横浜の長者町に開設。主に貿易商社が輸入した外国映画が上映されたという。新作を初上映する意味の「封切り」はこのオデヲン座が始めて使ったそうで、届いたフィルムを開封することからこの名が付いたといわれている。

上映中の映画「ワダ・ピンチコード」[編集]

ダ・ヴィンチ・コードのパロディ。 2006年5月20日より、全世界同時上映されている。
ワダがピンチなのは、盗作疑惑で注目を集めている洋画家、和田義彦氏を指すものと思われる。 ちなみにこのコートを脱ぐ女性とそれを受け取る男性像は、盗作疑惑の作品の1つである「宴の後」(アルベルト・スギ氏によるオリジナルは「妻と夫」)。

上映中の映画「千代田沈没」[編集]

小松左京原作で再映画化される『日本沈没』、及び原作のパロディーで今回併映のため?映画化される、筒井康隆の『日本以外全部沈没』かと思われるも、詳細不明
看板に描かれている人物が、メイド服の女性とアキバ系の青年であることから、「千代田」とは、秋葉原のある東京都千代田区を指していると思われる。

垂れ幕に「大怪獣バラン」(マガジン掲載時)[編集]

1958年公開の東宝が制作した怪獣映画『大怪獣バラン』のこと。
アメリカからの注文で東宝が作成した作品であるが、日本でも公開されている。

垂れ幕に「女真珠王の復讐」(マガジン掲載時)[編集]

新東宝の映画『女眞珠王の復讐』(1956年 日本)

看板「殺人筆記 前・後」(単行本収録時)[編集]

DEATH NOTE』の中国語読み。週刊少年ジャンプで連載されていた同作の映画化作品かと思われる。
原作と映画とではやや設定が異なる点あり。
原作の第一部を元に前後二部作として作られており、ラストが原作とやや異なる。 監督:金子修介 脚本:大石哲也
出演:藤原竜也、松山ケンイチ 戸田恵梨香 他

垂れ幕「名画座 山田丸」(単行本収録時)[編集]

「山田丸」は『かってに改蔵』に出てきた、巨匠アキラ監督の作品(単行本第3巻参照)。
その後も続編が『かってに改蔵』内の背景に良く登場していた。

左側の劇場「ニュートリノ」[編集]

第43話に「トリノ座」がある。
「ニュートリノ」は素粒子のひとつで、透過性が高いことで知られる。スーパーカミオカンデにおける小柴昌俊氏(ノーベル物理学賞)らの研究が有名。

2コマ目[編集]

ポップコーン 正1正2[編集]

双子の漫才コンビポップコーン。メンバーはポップコーン正一とポップコーン正二。
現在弟の正二は芸能界を引退、兄の正一はピン芸人として活動を続けている。

P36[編集]

3コマ目[編集]

日塔奈美が手にしているパンフレットに「国物語」[編集]

英国の作家クライブ・S・ルイスのファンタジー小説を映画化した『ナルニア国物語』のことか?

4コマ目[編集]

監督の帽子に「感動ガ盗マレテイル」[編集]

黒い涙の項目参照。
わざわざ映画館に来ている人に見せるCMにしてはかなり暗い描写である為、映画を見る前にテンションが非常に下がってしまう。

5コマ目[編集]

家の横に「菌鳥」[編集]

菌鳥 = 金鳥
会社名は全然知られていないが、蚊取り線香で有名な大日本除虫菊株式会社
ちなみに「金鳥」はマスコットとも言える鳥の名前で商標登録されている。 なぜが、一般家庭にも看板がよく取り付けられていた。

P37[編集]

2コマ目[編集]

看板に「スナック マンマ」「東」[編集]

合わせてタレントのそのまんま東+森永の乳幼児向けお菓子「マンマ」。

4コマ目[編集]

提灯「ホッピー」[編集]

ホッピー
ノンアルコールビールの一種、および焼酎をホッピーで割った飲み物の呼び名である。 ビールの代用品として「焼酎割飲料」として爆発的に売れた。
現在でも東京(特に京成沿線を中心とした下町)およびその近辺の大衆居酒屋では定番の飲み物である。
ビールに含まれるプリン体が無いことから、健康志向のアルコールとして近年人気が再燃している。

P38[編集]

3コマ目[編集]

「パーティーの バランス 悪くない?」
「でも 原作通り だから」
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英国の作家ジョン・R・R・トールキンの小説『指輪物語』 およびその映画『ロード・オブ・ザ・リング

時代的にも女が戦うのはありえないからかと思いますが、男ばかりのパーティで、今見るとバランスが悪いようにも見えます。(それを逆手に取ったネタもあり)
が、実際は男エルフが出るシーンでエルフの王女アルウェンが登場することでバランスが調整されております。

「明るい所で 戦いすぎ じゃない?」
「でも 原作通り だから」
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P363コマ目の「ナルニア国物語」のことかと思われるも、詳細不明
ただ、久米田先生の巻末コメント(43話)を見る限りではその可能性は高い[1]

5コマ目[編集]

ポスター「母をたす 三千」[編集]

母をたずねて三千里 フジテレビ系の世界名作劇場枠で放送されたテレビアニメ。放映期間は1976年1月4日から同年12月26日までで全52話。
原作は、イタリア王国のエドモンド・デ・アミーチスによって1886年に書かれた愛国小説『クレーオ』の中の作品の一つの『Dagli Appennini alle Ande(アペニン山脈からアンデス山脈まで)』。
元々は数ページ程度の短編小説であり、テレビ化にあたり、話を大幅に膨らませている。

ポスター「マディンソ郡の橋」 「火の用心」のお札[編集]

ロバート・ジェームズ・ウォラーの小説を原作とした映画『マディソン郡の橋』。
たった4日間の恋に永遠を見いだした中年の男女の愛を描いた大人のラヴストーリー。
「火の用心」はモデルとなった実在の橋が2002年9月火災にあったことを指している。 或いは「火・炎」が恋愛の譬喩によく使われることにもかけてあるかも知れない。

ポスター「テニ ミュー」[編集]

テニスの王子様 ミュージカル

ポスター「**ウェスト ーパーク」
「WGP」
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石田衣良の小説のシリーズ『池袋ウェストゲートパーク(IWGP)』である。
宮藤官九郎の脚本により2000年4月-6月にTBSテレビでテレビドラマ化された。
また、週刊少年マガジンでもIWGPを原作とした8週間の短期連載があった。

ポスター「下妻(?)」[編集]

深田恭子、土屋アンナ出演の映画『下妻物語』(2004年・中島哲也監督)
嶽本野ばらの小説を映画化。ゴスロリ少女とヤンキー少女の破天荒な青春と友情を描く。
実はかなり原作通りの内容。

ポスター「スウィート ホーム GAME」[編集]

1989年に日本で公開されたホラー映画『スウィートホーム』(黒沢清監督、伊丹十三指揮)を元にカプコンが作成したロールプレイングゲーム。
ホラーゲーム史上屈指の名作と言われる[2]。RPGとしては難易度はかなり高めである。なにしろ、一度死亡したキャラクターは、その後本当に操作できなくなるのである。

カントク「原作者より面白かったら原作者に失礼だろが!」[編集]

同コマの作品はみな原作と同等もしくはそれ以上に、あるいは原作より先に評価を受けた作品。
実際にはカントクのような口上は近年のメディアミックス隆盛の制作理念とは異なるものであり、一方の原作者側もそうした事情を割り切って捉えている場合が多い。

6コマ目[編集]

看板に「ドリームキャッチ」[編集]

2003年に公開された映画『ドリームキャッチャー』。スティーブン・キングの小説が原作。

最初は同じキング作品の『スタンド・バイ・ミー』を思わせる“幼馴染たちの友情物語”から入るが、
途中から急にSFやサスペンスが入り混じり、ラストまで観るといたたまれない気持ちになる。
B級映画が好きな人にお勧め。

看板に「理由」[編集]

宮部みゆき原作のミステリー映画『理由』。2004年に大林宣彦監督が映画化した。

看板に「BAR ホワイト アウト」[編集]

真保裕一原作、若松節朗監督の映画『ホワイトアウト』か。撮影は過酷を極めたらしい。
ただ、詳細不明

看板に「ホーラーEXP」[編集]

クリス・ヴァン・オールズバーグの絵本『急行北極号』を原作とした映画『ポーラーエクスプレス』と思われる。
正月映画として期待されたが、集客が悪く、急遽チャウ・シンチー監督の『カンフーハッスル』に上映が差し替えられた。

このコマは「原作は面白いけれど、映画はいまいちだった作品」を列挙しているのでは?

P39[編集]

2コマ目[編集]

手に持っているもの「タウンペイジ」[編集]

タウンページ
街の情報誌。大変分厚い本でコレで殴られると大変痛い。 角の部分で殴ると、マジで殺人兵器になりうる。

3コマ目[編集]

藤吉晴美「原作と ぜんぜん 違うじゃないか!!」[編集]

前話との繋がりで、実写版『テニスの王子様』と思われる。
キャラの役割が違ったり、登場しないキャラがいたり、イメージと違ったりで、様々な感想が入り乱れている。

テニスの王子様
週刊少年ジャンプで連載。
美形の男子が多数登場する為、女子に大変な人気がある。
アニメ版が映画化された後、実写版の映画が2006年5月13日より公開されている。

4コマ目[編集]

カントク「原作通りから 大きく はずれると 大批判を浴びる 事が多いのです!」[編集]

八神母の見た目が若くないうえに魔女・・・・業界の事情?[編集]

楠桂の漫画作品『八神くんの家庭の事情』を原作としたアニメと原案としたテレビドラマ(1994年・朝日放送)。
主人公の八神裕司を国分太一、母の八神野美を夏木マリが演じた。
原作ストーリーでは、主人公の母親が非常に若く見える事から派生するドタバタギャグであったが、ドラマ化にあたり、母親の見た目も「おばちゃん化」てしまい、性格も大幅に変更され、「実は魔女」という設定も加えられてしまった。
その為、原作ファンからの批判が相次ぎ、作者である楠桂が「自分はドラマ版のストーリーには何ら関知していない」との声明を出す異常事態になってしまった。

クールで意地悪な天才がただのムッツリスケベに[編集]

ドラマ(堂本剛版)『金田一少年の事件簿』の明智警視?
『悲報島伝説殺人事件』のクリス?

いいひとがニヤニヤするだけの気持ち悪い人に[編集]

高橋しんの漫画『いいひと。』をテレビドラマ化した際、主人公を演じたSMAPの草なぎ剛の演技が、原作者や原作のファンのみならず、一般の視聴者からも総スカンをくらったこと、また原作におけるテーマ「いいひとであることの葛藤」等が切り捨てられた内容になってしまったことと思われる。

漂流教室がなぜかインターナショナルスクール[編集]

楳図かずおのSF漫画作品『漂流教室』より。週刊少年サンデー1972年23号~1974年27号まで連載。
主人公の通う小学校が、校舎ごと荒廃した未来世界に送られてしまい、その世界での生存競争を描いた作品。
1987年に公開された作品では、設定が「小学校」から「インターナショナルスクール」に変更になっているほか、殺し合いへとエスカレートする原作の凄惨さはかなり抑えられている。
2002年には『ロングラブレター~漂流教室~』というタイトルでフジテレビ系列でドラマ化され、舞台は高校になっている。常盤貴子・窪塚洋介などが出演。

中間管理職の課長役なのにビックな男が演じる[編集]

島耕作シリーズ』および田原俊彦の項目を参照。

殺し合いゲームから逃れた主人公が続編でテロリスト化[編集]

高見広春による小説『バトル・ロワイアル』。2000年に映画化され大ヒットとなった。 中学生が最後の1人になるまで殺し合うと言った内容の為、社会問題にもなった。
原作者の高見は続編を執筆していないが、東映は完全オリジナルストーリーの続編『バトル・ロワイアルII 鎮魂歌』を製作。Iの主人公がテロリストになり、国家と対決する設定となっている。

上●樹理が●●化!──夏、公開。[編集]

2006年7月公開予定の映画『笑う大天使(ミカエル)』(川原泉原作・小田一生監督)で女優の上野樹里が主役を務めることからと思われる。
原作では主役(3人の女子高生)が怪力を持つ超人に変身する。

9コマ目[編集]

絶望先生「大変な事に‥‥」[編集]

広末が小学生のうえ秘密であんなことを。[編集]

東野圭吾の小説『秘密』より。
妻と娘が事故にあってしまい、妻は死んでしまい娘は生き残るが娘の体の中には妻の意識が乗り移っていた。というストーリー。
原作では、娘は11歳の小学5年生で、妻の意識と小学生5年生の娘の体で、夫婦の夜の営みをやってしまう。
映画版では父親を小林薫、母親を岸本加代子、娘を広末亮子が演じた。

心配性のお父さんが国分太一くんを血まみれに。[編集]

著:岡田あーみんの漫画『お父さんは心配症』より。
お父さんが娘かわいさのあまりボーイフレンドやその他エキセントリックな登場人物と大立ち回りを演じるギャグ作品。出血描写が大変多い。
漫画を原作に1994年に朝日放送でドラマ化され、父親役を大地康雄、娘役を持田真樹、ボーイフレンド役を国分太一が演じた。
原作の売りであった過激さをテレビで再現できるはずもなく、中途半端なストーリー展開が続きわずか5週で打ち切りとなった。

洋菓子店の話なのに藤木直人が阿部寛を襲っちゃう。[編集]

よしながふみによる漫画作品『西洋骨董洋菓子店』より。
本作品を原作にTVドラマ「アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~」が作られた。
藤木直人の役が、ドラマ版だとノーマルの男性だが、原作では「ゲイ」だった。

瀬戸朝香が東京大学で大変なことに。[編集]

江川達也の漫画作品『東京大学物語』より。1992年から2001年にかけて、ビッグコミックスピリッツに連載された。
主人公が妄想でエッチしまくるという作品。 1994年にテレビドラマ化されヒロインを瀬戸朝香が演じたが、エッチシーンはかなり削られている。

今話の少し前にあたる2006年2月にはAVメーカーのソフト・オン・デマンドが制作母体となり、原作者の江川自ら監督を務めた実写版が公開されたが、こちらはグラビアアイドルの三津谷葉子が主演し、エッチシーンも盛り込んだR-15指定になっている。
ちなみに、結末も原作の構造を汲んだ脱力多重構造の展開となっている。

封神演義で肉を・・・。[編集]

藤崎竜による少年漫画『封神演義』の事。週刊少年ジャンプに1996年28号から2000年47号まで連載され、後にアニメ化された。
世間一般的に有名な「封神演義」とは大幅に内容が変更されているので、別の作品であると言える。
藤崎の漫画版では、ずばりストレートに、人間がひき肉にされ、ハンバーグにされ、その父親に食わせるという描写がある。
アニメ化にあたり、この辺の描写は非常に抑えられた物になっている。

P40[編集]

2コマ目[編集]

「絶望の器 原 田衣良」[編集]

絶望の器
松本清張の小説及びそのTV・映画作品『砂の器』からだろうか?

原 田衣良 ≒ 石田衣良
日本の作家。代表作にP385コマ目でも触れられている『池袋ウエストゲートパーク(IWGP)』などがある。 なお、「石田衣良」は『石田衣良 = いしだいら = 石平 = (本名)、石平庄一(いしだいらしょういち)』となっている。
この法則で言うと、『原 田衣良 = はら たいら = はらたいら』のパロディでもある。

はらたいら
漫画家(本名:原 平)。クイズダービーの解答者として有名。
三択問題以外は抜群の正解率を誇り「はらたいらさんに全部[3]」と言う流行語を残す。
代表作品は「モンローちゃん」。2006年死去。

本に「リーポッタ のプリンセス」[編集]

イギリスの児童文学作家J・K・ローリングが2005年に発表したファンタジー小説の第6巻『ハリー・ポッターと謎のプリンス』より。
日本語版は2006年5月17日に発売された。

P41[編集]

6コマ目[編集]

り 全くその通り つんく[編集]

モーニング娘。の曲、『逃した魚は大きいぞ!』(つんく♂プロデュース)から。
歌詞に『そうだ そうだ そうだ 全く その通り』という一節が有る。


その コダマ清[編集]

俳優・タレントの児玉清
長年クイズ番組『パネルクイズアタック25』(朝日放送)の司会を務め、 解答者が正答した時の「その通りっ」をはじめとした決まり文句で知られる。

『パネルクイズアタック25』は1975年4月の放送開始から1986年3月まで「東リ(東洋リノリウム)」1社提供で放映されていた[4]

思(い)[編集]

ただ「思い通り」のもじりな気がする。

マニュアル通り[編集]

特にゲームのマニュアルなどは開発途中から描かれるものが多いため、いざ出来上がってみるとプレイ中には役に立たなかったり説明不足だったりする事もある。
そのため添付マニュアルだけでプレイするととんでもない事態に陥る場合もあるのでチュートリアル画面を活用する必要があります(こちらの方が開発の終わり頃に作られるので添付マニュアルに書いてない事が載っているケースが多いです)。

7コマ目[編集]

背番号5の人物[編集]

2006年W杯日本代表チームのキャプテンを務める宮本恒靖選手と思われる。

P42[編集]

3コマ目[編集]

ジーコの指示通り[編集]

ジーコの項目参照。
選手時代は超一流選手であり、「サッカーの神様」の異名を持つ。
監督としての采配スタイルは、個々の選手の個性を重視するというものであり、 試合中に指示を出すという事はあまり無い。

三珠真夜が手にしてるプレートに「ツネ様専用」[編集]

ツネ様 = 宮本恒靖

4コマ目[編集]

トルシエの戦術通り[編集]

フィリップ・トルシエ
1998-2002年のサッカー日本代表の監督。 試合中にも大きな声で、選手に指示を出しまくっていた。

張り紙に「通訳します 090-XXX」[編集]

上記のトルシエ氏に絶えず通訳のフローラン・ダバディ氏がついていた事に対するパロディ。

前園さんの言う通り[編集]

前園真聖
1996年のアトランタオリンピックで日本がブラジルに勝利した「マイアミの奇跡」のときのサッカー日本代表キャプテン。マンダムのCMでこのセリフが使われていた。

6コマ目[編集]

日塔奈美「ヨシズミが逃げてるこの通りは」[編集]

石原良純の項目参照。
当たらない天気予報として有名。キャラの個性で人気を集めている。
1993年に気象業務法が改正される以前は気象庁所管の公益法人「日本気象協会」がほぼ独占的に気象予報を各方面に提供していた。 改正以降は気象予報士の資格を取得した者に一般向け予報業務が許可され、個別に独自の判断で予報業務を行えるようになっている。

7コマ目[編集]

気象庁の予報通り[編集]

「当たらない!」と言われる気象庁の予報であるが、 当たる確率は約80%であり、ダントツの命中率を残している。

P43[編集]

1コマ目[編集]

女王様の命令通り[編集]

大人のお遊び「SMプレイ」にて、 女王の命令は絶対である。

5コマ目[編集]

当初の計画通り[編集]

役人は一度決めた計画を見直すという事が基本的にできない。
役所において見直すと言う行為は、(計画を否定するのではなく)それを決定した上司や先輩職員を否定するという意味に解釈されるため、間違ってても「間違っている」と言えない。言ったら身の破滅である。
このため、何十年も経ち、当初の計画の主旨が無駄になっていても、無駄な工事を行う事がある。
というのが、ニュースや情報バラエティで植え付けられているイメージである。
実際には5~10ヵ年での事業進捗報告や成果報告により、場合によっては原形を留めないほどに修正されているのが実情である。
失敗例としても政府が現場の反対を押し切って導入したゆとり教育が見直されているケースがある。

張り紙に「矢島工務店」[編集]

フジテレビで放映されていた『とんねるずのみなさんのおかげです』の1コーナー「ロックンロール最高物語」。この話の中でヤンキー4人組が結成したバンド名が「矢島工務店」だった。
他の例ではマンガ『サラリーマン金太郎』の主人公は矢島金太郎
彼が勤務するヤマト建設は社長に建設官僚を迎え、公共事業を多数受注していた。

6コマ目[編集]

貼り紙「とんねる工事」[編集]

同ページの5コマ目を参照。

7コマ目[編集]

「編集の言う通り」
漫画家の逃げ道
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漫画家にとって編集の存在は大きいものであるが、
作品に深く関わる編集もいれば、あまり関わらない編集もいる。

「総理のおっしゃる通り」
太蔵の逃げ道
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太蔵 = 杉村太蔵 ノリだけで国会議員になっちゃった人。 通称「小泉チルドレン」の1人で、小泉首相のイエスマンの1人。

「事務所の言う通り」
藤●直人の逃げ道(ギャルサー)
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2006年4月15日から日本テレビ系列で放映中のテレビドラマ『ギャルサー』。
「ギャルサー」は「ギャルサークル」の略称。
俳優の藤木直人が主演している。 どーみてもキャラに合っていない。

P46[編集]

5コマ目[編集]

可符香「通り魔にご用心!!」[編集]

マニフェスト通り 永田議員[編集]

  • マニフェスト

元は宣言・声明書のこと。現在では、政党が出す政権公約の意味で使うことが多い。

  • 永田議員 = 永田寿康元衆議院議員。

突飛ともいえる扇動的発言から度々懲罰動議の対象となり、「平成の爆弾男」の異名を持つようになる。ライブドア送金指示メール騒動の責任を取り、2006年4月に議員辞職。

早稲田通り K大生[編集]

  • 早稲田通り

早稲田大学の近くも通っており、早稲田学生のメイン道路的な存在。

  • K大生 = 慶応大生

早稲田と慶応は、なにかとライバル関係で比較される事が多い。手の交差したペンは慶応の校章。

遺言通り とおいしんせき[編集]

莫大な遺産を残して死ぬと、その人の「とおいしんせき」が続々と現れる場合がある。
配分をめぐって、様々な争いが巻き起こる事が多い。弁護士も、相続事件を扱う事を嫌がる場合がほとんどである。
(公文書としての遺言証書がある場合、その内容が絶対的に優先されるため、後の争いを避けるためには生前にしっかり用意しておくことが重要)
ちなみに、日本の法律においては相続人は「配偶者、子、直系尊属、兄弟姉妹」であり、「遠い親戚」が相続する立場になった場合は「遺贈」という制度が適用される。

6コマ目[編集]

サ○エさん通り 「オレを出せ」
マ太郎「アノ通りに出る通り魔はアノアタリカ」
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サ○エさん = サザエさん 「サザエさん通り」は作者の長谷川町子が住んでいた街であり、『サザエさん』の舞台でもある世田谷区桜新町の駅前に実在する。

影のシルエットから「浜さん」
一時期、サザエさん一家のお隣りさんだった(アニメ版にのみ登場)。
画家であり、ベレー帽をかぶりパイプをくわえていた。
『サザエさん』のキャラクター模写が著作権法違反とされた判例があるため、シルエットとして描かれている。

また、今話のテーマと浜さんの存在から考察すると、現在の隣人である伊佐坂一家と浜さん一家の入れ替わりについての指摘と考えられる。
本来は同作者の別作品『似たもの一家』のキャラである伊佐坂一家は、『サザエさん』漫画版でもゲスト登場し、アニメ版でも浜さん一家以前の隣人として登場していたが、1970年代後半に特に説明なく浜さん一家と入れ替わり、その後1985年を境に浜さん一家が引越しして復活する。
経緯については不明だが、両作品の著作権問題が原因であるとする説が有力。

P47(単行本時追加ページ)[編集]

通り魔が刺したと思われていた2本の包丁のうち、2本目(お尻に刺さっている方)は三珠真夜が刺したことが明らかに。



義務[編集]

今話の常月まとい[編集]

P40 8コマ目[編集]

今話のパンチラ[編集]

P40 4コマ目[編集]

真ん中の家の中

今話の皇帝ペンギン[編集]

P36 1コマ目[編集]

右側の座席の上

P38 5コマ目[編集]

「母をたす 三千」のポスター内、男の子(マルコ)の肩の上。 実際の作品ではマルコと共に旅をする猿のアメデオだが、白と黒が反転している。

今話の櫻井よしこ女史[編集]

P40 2コマ目[編集]

右上の本

今話の天下り様[編集]

不明

今話のコウノトリと赤ちゃん[編集]

P41 6コマ目[編集]

今話の棒犬[編集]

P46 3コマ目[編集]

今話の黒い涙[編集]

今話が初登場。カントクの帽子の中

P36 4,5コマ目[編集]

P37 4,5コマ目[編集]

P38 2,5コマ目[編集]

P39 2,4コマ目[編集]

かゆいところ[編集]

P35・2コマ目[編集]

映画鑑賞中のマ太郎の姿勢がさりげなく『DEATH NOTE』のLの座り方と同じ。42話『シミと毒出し』でもLの座り方をしている。


53話『あれ、不可よ。原作があるじゃないかね』~

52話『あにいもうと、という前提で。』54話『百万回言われた猫』


コメント欄[編集]

掲示板もあります。 絶望先生掲示板

Wikiの内容に関するチョットした事は↓のコメントへどうぞ。

  • 絶望の器の元は高橋和巳の「悲の器」かも? -- しっぽ好き &new{2007-08-17 11:48:10};
  • 東野圭吾氏の小説「秘密」の記述について。

手元の本(文庫本 第29刷)では、夫婦で夜の営みを試みるのは妻(体は娘)が高校生の時点。しかも夫が心理的な抵抗から行為を続けられなくなったため、未遂に終わっています。単行本初版から改稿がされているのかも知れません。 -- 当時の広末には重かった &new{2007-10-21 15:09:40};

  • P39の3コマ目の右の窓の目は、常月まとい? -- エイ &new{2008-02-16 (土) 13:24:08};
  • 下妻物語、ゴスロリではなく、ロリータ。 -- ai &new{2008-02-29 (金) 12:43:00};
  • P47、逆さにしてみると真夜の返り血が皇帝ペンギンに。こじつけ罪だったらすみません。 -- ちゃありい &new{2008-07-04 (金) 01:08:17};
  • P47、三珠真夜が刺したことが明らかに→なってない。現場に血のついた服を着た目付きの悪い人間がいたからといって(ry -- &new{2013-07-15 (月) 21:21:46};
  • 扉絵、准の頭の左上部分の迷路が「糸」の字に見える。「絶望」が隠れてるのかとも思ったが他の字はないもよう。 -- &new{2013-11-07 (木) 11:20:16};
  1. comment
  1. 2006年16号巻末コメントより。
  2. 開発スタッフには後のホラーゲームの名作『バイオハザード』の開発に参加した者もおり、系譜上の原型作ともいえる。
  3. クイズダービーのシステムとして、クイズの解答者の中から正解者を予想して、自分の持ち点を賭けていき、持ち点が10万点を超えると優勝である。はらたいら氏の正解率は高かった為、一発逆転を期待して高額の持ち点を賭ける人が多数居た。
  4. 以降東リはスポンサーの参入と降板を繰り返しているがセットには同社製品が使われている。