65話『半分捕物帳』

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65話 『半分捕物帳』(はんぶんとりものちょう)[編集]

岡本綺堂(1872~1939)の時代小説『半七捕物帳』より。
半七は主人公の岡引の名前。
本文はこちら→作品リスト(青空文庫)

作品情報[編集]

2006年9月20日発売、週刊少年マガジン42号に掲載。


P64(単行本時追加ページ)[編集]

扉絵[編集]

切り絵は世界を半々に分ける中間に立つ木津千里
背景は小人の千里たちが動かす回転盤の中世風世界。
「昼」の側でラッパを吹く千里は『天空の城ラピュタ』のパロディ。
「夜」の側で箒に乗って空を飛ぶ千里は『魔女の宅急便』のパロディ。

皇帝ペンギン[編集]

中央の木津千里の左足足袋の小指辺りの模様。

棒犬[編集]

魔女の千里と一緒に箒に乗ってる。

外枠[編集]

上端に天秤と「半半」の表示。下端に世界を動かす動力軸?

P65[編集]

2~3コマ目[編集]

可符香「秋分の日ですね」
糸色望「今日は昼と夜の長さがまったく一緒なんですよ」
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秋分の日は、祖先や亡くなった人を偲ぶ彼岸の趣旨の他にも、地球が秋分点を通過する日と定められている(この為、閏年前後など年により秋分の日が変わることがある)。
太陽が秋分点(または春分点)に位置する日には、太陽は真東から上って真西に沈む。
赤道上の観測者から見ると、太陽は正午に天頂を通過する。北極点または南極点の観測者から見ると、秋分の太陽はちょうど地平線と重なるようにして動き、上ることも沈むこともない。
秋分の日は、国立天文台の算出する天文学的秋分日を元にして閣議決定され、前年2月に官報で告示される。天文学に基づいて年ごとに決定される国家の祝日は世界的にみても珍しい。
なお、本当は秋分の日は(春分の日も)昼の方が14分ほど長い。大気による屈折のためと、「昼」が「太陽が地平線上に表れた瞬間から地平線下に消えた瞬間まで」と定義されているためである。

wikipedia「二十四節気」

3コマ目[編集]

絶望先生の着物の柄[編集]

『眠狂四郎』(著:柴田錬三郎)と同じ重ね十字紋。
主人公の狂四郎は、転び伴天連(棄教した聖職者)のオランダ人と幕閣の娘の間に生まれたハーフです。

P67[編集]

2コマ目[編集]

糸色望「半信半疑な訳がない!」[編集]

妻の女友達との旅行[編集]

不倫の疑惑

参考書買うから金くれ[編集]

明確な使途を言えない場合の催促方法。受験生、浪人生が使用可能。

東スポの見出し[編集]

東スポ=有名なスポーツ新聞のひとつ東京スポーツ。 編集部と読者の漫才とでも言うべきか、はたまた「新聞紙のかたちをしたギャグ」とでも言うのか、もはや“芸”の領域に達するデタラメな記事ばかりが載っているスポーツ新聞である。

日付以外全部誤報(by浅草キッド)」という偉業を成し遂げつつある一方で、ごくごく稀に真実本当のスクープをカッ飛ばすこと有り。
何故あんな悪フザケを続けられるかというと、フーゾク広告が収益の柱なので、一般紙にとっては生命線ともいえる普通の広告を出すスポンサー企業からの広告収入はもちろん、ジャニーズ、バーニング等のタレント業界大手から広告引き上げをチラつかされても遠慮なく記事が書けるから、というのがその理由。

まぁ、最近では大手の新聞社でもデタラメな記事を掲載して指摘されても知らんぷり、なんて事件が珍しくも無くなってきましたが。
朝日新聞のデタラメ記事など⇒  毎日新聞のデタラメ記事など⇒

キャバ嬢の「カレシいないよ」[編集]

まぁ、「いる」と言うわけにはいきませんから‥‥。

川渕キャプテンの「あ、言っちゃった」[編集]

2006年W杯終了後、日本サッカー協会の川渕三郎会長が、ジーコ氏に代わる次期日本代表監督としてオシム氏と交渉中の旨を正式発表前に発言。
本人は「うっかり口が滑った」と釈明したが、W杯敗北の責任回避を意図した打算的失言とも推測されており、8月には川渕会長解任を求めるデモ行進も起きた。

安倍晋三の「再チャレンジできる社会の実現」[編集]

自民党総裁選に出馬した安倍晋三官房長官(当時)は先の小泉内閣時に顕著化したとされる格差社会改善を目指した政策のひとつに「再チャレンジできる社会づくり」をあげているが、現実的にどのような具体策が出るか]は今後に待たれるところ。

ベネチアでのスタンディングオベーション[編集]

宮崎吾朗監督作『ゲド戦記』が第63回ヴェネチア国際映画祭特別招待作品に選出され、上映終了後、満場の観客から5分間のスタンディングオベーションを受けた(受賞は逃す)。
吾朗監督も「今後も映画作りを続けたい」とコメントしている。
ただし、海外での評価も含め、一般的な大勢は批判的でもある。

7コマ目[編集]

Great stffu, you helped me out so much!

P73[編集]

4コマ目[編集]

木津千里「あとで、もう一度、見回りに来るから、きちんと練習しておけ。」[編集]

スタンリー・キューブリック監督がベトナム戦争を描いた映画『フルメタル・ジャケット』でハートマン軍曹が「殺すときの顔」ができなかった新兵・ジョーカーに言った言葉に似ている。

6コマ目[編集]

誌面「これは便利 Hanbunko刀」[編集]

藤子・F・不二雄『ドラえもん』のひみつ道具、半分こ刀から。
この刀で切った物は2つになるが、元の大きさの半分になる。
絵のモデルはのび太。

10~12コマ目[編集]

男子生徒「一歩と‥‥あひると‥‥もうしまと‥‥」
木津千里「3本しか読んでないじゃないか!」
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本作と同じく週刊少年マガジンの連載漫画『はじめの一歩』(森川ジョージ)、『あひるの空』(日向武史)、『もう、しませんから。』(西本英雄)の3本。
あえて自作品は入れないんですね‥‥久米田先生‥。
非マニア系読者が読みそうなラインナップです。
ちなみに上記3本は逆に「読みとばされる連載」の代名詞とも言われています。普通に読まれる作品なら『涼風』『School Rumble』『ダイヤのA』あたりらしいです…

P74[編集]

2コマ目[編集]

木津千里「半分なんてホントウソばかり!」[編集]

お笑いコンビのギャラ[編集]

だいたいの場合、次第にピンでの知名度や売れる度合いで差がついてくるのがつらいところ。

富士山の五合目[編集]

五合目までは車で行けますが、体力的な負担で解釈すると半々とは言い難いです。
同じマガジン連載漫画では、西本英雄の『もう、しませんから』単行本第4巻で富士登山の大変さが描かれています。

ほとんど官だが「半官半民」の企業[編集]

一般的に日本では、国または地方の行政機関(第一セクター)と民間企業(第二セクター)が共同で出資して設立し、その経営も共同で行う企業のことを半官半民企業(第三セクター)という。
政策的には1980年代後半以降、「民間活力の活用」というスローガンのもと、地域振興や廃止された国鉄・JR線の継承などを目的とした第三セクター会社が各地方都市に設立されたが、その経営幹部には天下り職員が大半を占め、また事業活動も公共事業的で採算性に乏しいものが多かったことから、膨大な債務を抱えて経営破たんに至る会社が続出した。

死の間際だが「半生」を振り返る老人[編集]

柱しか残ってないのに「半焼」という保険屋[編集]

一般的な半焼の定義は「主要構造物(軸組み、基礎、屋根、外壁)の火災で受けた損害が、建物の価値の20%以上となったとき、あるいは、消失した部分の床面積が20%以上となったとき。」(ただし約款や条例によって異なるので注意)
また全焼の定義が70%以上なので半焼の区分はその中間となる。
近年、三井住友海上火災保険が約4万6000件の保険金不払いが発覚して業務停止になったり、あいおい損保で6万件前後の不払いが見つかったことが判明するなど、損保各社の保険金不払いが問題となっている。

同棲より激しい「半同棲」カップル[編集]

いつも一緒にいない分……ですかねぇ?

竜王の「世界の半分をやろう」発言[編集]

初代『ドラゴンクエスト』で、ラスボスの竜王が、聞いてきます。
一巡目でこの台詞に乗る人は少ないと思いますが、もし「はい」と答えた場合には世界の半分、闇の部分を頂いてのエンディングへと…
今号の話のとおり、春秋分なら不本意でも嘘ではありません。

バファリンの半分は優しさでできている[編集]

副作用を起こす人が割と多いです…。
「優しさ」とは、胃を荒らす副作用を軽減する成分が入っているということらしい。

せいぜい3ページぐらいしかできてないけど「半分ぐらいできてます」という漫画家[編集]

さよなら絶望先生でいうと、3ページは1/4の量。
冨樫義博のみならず、世に遅筆の作家は数多くいる。中でも特に大御所作家で有名だったのが赤塚不二夫
「今日書く」と言いつつ一日中飲んで遊び歩き、締め切りギリギリまでペンを取ろうとしない編集者泣かせのスタイルであったという(ただし描きはじめると完成は早く、赤塚は「面白いことを描くのだから、自分が面白い場所に行く必要がある」との信条だったそうである)。
他にも手塚治虫、梶原一騎もこの手のエピソードには事欠かないが、仕事の絶対量が圧倒的だったので遅筆とは言えないかもしれない。
(むしろ手塚・赤塚・梶原らについて言うなら「怠筆」と言うべきかもしれない)

3コマ目[編集]

テレビの上の置物[編集]

第13話に出てきた「知らザル」の置物

テレビ「ワイドスクラン 」[編集]

テレビ朝日系の昼のワイドショー『ワイドスクランブル

7コマ目[編集]

バケツに「セメント 麻生」[編集]

麻生太郎の曽祖父麻生太吉が興した麻生セメント
麻生太郎自身も衆院選当選まで社長職に就いていた(現在は実弟の泰氏が務めている)。

 詳しくは麻生グループのHP参照

P75[編集]

2コマ目[編集]

薬ビン「10Q」[編集]

美肌に効果があるといわれているコエンザイムQ10。

4コマ目[編集]

木津千里「私の半の基準はこの通り正確無比!」[編集]

半不倫 → 2人きりでルノアールで談笑[編集]

喫茶店チェーンの「喫茶室ルノアール」から。他の喫茶チェーン店に比べ、やや高年齢層向けな雰囲気の店構え。
また、秋葉原のルノアールは便所の個室の扉が何故かすりガラスで出来ており、向こうが薄く透けて見えることで有名。

半キャバクラ→メイド喫茶で一緒にゲーム
半フーゾク→メイド喫茶でコミュニケーションサービス
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メイド喫茶などのようなコスプレ系飲食店では、そのビジュアル的特性を活用して「メイドと主人」などの仮想設定をした上での店員とのコミュニケーションをサービスにしたお店が多い。
ただし、こうした接客が場合と程度によってはキャバクラや性風俗寄りな解釈を受けることもあり、純然たる飲食店としての接客基準を問う議論が起こることも間々ある。
こうした流れで2005年10月に福岡県警が店員と客とのコミュニケーション行為などが「接待」に当たるとし、風適法で規定されている「客の接待をして客に遊興または飲食をさせる営業(クラブ・スナックなどと同種の業態)」にあてはまると判断、福岡市内のメイド喫茶2店舗に対して同業種の届け出を行なうよう指導、指導を受けた同2店が風俗営業の許可申請を行った。

これに追随するかのように、愛媛県や大阪府でも警察が「店員とゲームをすることが接待にあたる」等の判断で同様の指導を行っており、指導を受けた店舗は指摘されたサービスを取り止めている。
2006年9月現在、警視庁ではまだこうした指導は行っていないとしているが、店舗がもっとも多い東京における今後の判断は大きく注目されるところである。

半AV → 下北GLORY DAYS[編集]

ヤングサンデーで連載されている大谷じろうの漫画。
高校時代の彼女を追って上京した予備校生の大野優太が家賃1万円で転がりこんだ下北沢のシェアハウス(複数の人が共同生活して家賃を負担する賃貸家宅)「ぬーとぴあ」で、女の子の同居人たちに振り回されるお色気コメディー。
テレビ東京で2006年4月に実写ドラマ化されたが、AV女優が多数、準主役級の役でレギュラー出演しているためか漫画以上にお色気が濃いとの評判だった。

半埼玉 → 北区[編集]

やはり、京浜東北線の沿線だからでしょうか(それをいったら葛飾区や江戸川区の立場は‥‥)。

半セレブ → 二子新地[編集]

駅でいうなら二子新地駅(神奈川県川崎市高津区二子)から多摩川を挟んだ対岸の隣駅が二子玉川駅(東京都世田谷区玉川と瀬田)であり、その周辺は高級住宅地でもある。

半六本木ヒルズ → 中野ブロードウェイ[編集]

東京都中野で1966年に開業。商業施設と家宅の複合ビルという点では六本木と同じ。開業当時には、いまの六本木ヒルズと同じようなハイブラウな施設であった。青島幸男前都知事が住んでいたことでも有名。
10階建てのうち地下1階から4階までは商業施設、5階以上は家宅施設になっている。

半打ち切り → 掲載位置が最後[編集]

漫画誌では人気作を巻頭にし、掲載位置が後に行けば行くほど人気が無いという場合が多い。特に『週刊少年ジャンプ』において顕著に見られる現象である。
しかしながら、原稿が上がった順に掲載される漫画誌も存在するので一概には言い切れない。

P76[編集]

3コマ目[編集]

私服姿の藤吉晴美[編集]

8月12日(第60話)から、この日にタイムスリップしたらしい。
今話でようやく合流のブリッジギャグ。 コミケ帰りだからか、制服を着ていない。

4コマ目[編集]

半オチ[編集]

横山秀夫の小説『半落ち』。ならびにそれを原作とした映画のタイトル。
2002年の「このミステリーがすごい」第1位。

P77(単行本時追加ページ)[編集]

2コマ目[編集]

建物[編集]

破壊される建物が学校から国会議事堂になっている。もう完全にテロです。


義務[#z4caf802][編集]

今話の常月まとい[編集]

P70の6コマ目[編集]

今話のパンチラ[編集]

P73の3コマ目[編集]

今話の皇帝ペンギン[編集]

P67の9コマ目[編集]

今話の櫻井よしこ女史[編集]

P73の6コマ目、11コマ目[編集]

少年マガジンの表紙。「美しくあれ」

今話の天下り様[編集]

不明

今話のコウノトリと赤ちゃん[編集]

P70の5コマ目[編集]

おくるみに「祝」の文字。 おそらくは悠仁親王誕生を祝してと思われる。

今話の棒犬[編集]

P69の8コマ目[編集]

今話の黒い涙[編集]

P69の8コマ目[編集]

黒い涙の絵のみ

P74の8コマ目[編集]

「感動が盗まれている」の文字のみ

今話の麻生太郎氏[編集]

P69の3コマ目[編集]

塀のポスター。総裁選安倍晋三の勝利で「俺も再チャレンジ」

かゆいところ[編集]

P75の2コマ目[編集]

小節あびるの半裸姿をのぞいている臼井君


64話『ツルムの小心』66話『二束三文オペラ』


コメント欄[編集]

掲示板もあります。 絶望先生掲示板

Wikiの内容に関するチョットした事は↓のコメントへどうぞ。

  • マガジンで話数が「64話」になっていた。ただの誤植だろうけど。 -- 名無しさん &new{2006-09-21 22:27:50};
  • バファリンの副作用というのは、普通のかぜ薬で起こる範囲の症状でしょうか。たとえば胃が痛くなるとか。医薬品の記述はシャレにならないことがあるので、ちょっと気になりました。 -- 岩田餅 &new{2007-02-19 11:29:37};
  • 小学校のころの千里はくせっ毛では? -- 名無しさん &new{2007-03-02 21:32:00};
  • p73/11コマ目の千里の袖に半袖補修の跡がない -- TT &new{2007-07-28 15:02:51};
  • 私はこの話を見て千里が嫌いになりました。つか、きっちりというより、もはやただのき○がい -- 霧大好き &new{2010-10-16 (土) 17:23:33};
  • 千里はコントロールフリーク、独裁者気質、周りが自分の思い通りにならないと気がすまないタイプだから -- &new{2011-07-26 (火) 21:24:05};
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