70話『原型の盾』
70話 『原型の盾』(げんけいのたて)[編集]
タイトルは夏目漱石の短編小説『幻影の盾』より。
本文はこちら→幻影の盾(青空文庫)
作品情報[編集]
2006年10月25日発売、週刊少年マガジン47号に掲載。
P134(単行本時追加ページ)[編集]
扉絵[編集]
切り絵はコスプレした藤吉晴美(作中と同じ衣装)。
背景は紙吹雪舞うとしまえんにコスプレイヤー達。
後ろは右からラム(うる星やつら)、ルパン(ルパン三世)、波平(サザエさん)、天馬星座、キン肉マン、矢吹丈?、アムロ、大空翼、Q太郎、セーラームーン、鬼太郎と目玉の親父、オスカル。
箒で空飛ぶ魔女はキキ(に扮した木津千里)とお供の猫のジジ(に扮した棒犬)。
皇帝ペンギン[編集]
左端中央の風船の中。
外枠[編集]
ネオンランプ。
余談[編集]
実際のとしまえんに観覧車はありません。
P135[編集]
1コマ目[編集]
看板「*AHO堂」「ないしょアリ升」[編集]
「MAHO堂」はアニメ『おジャ魔女どれみ』シリーズに登場する店の名前。および、同作品シリーズの主題歌や挿入歌を歌った、出演声優たちによるユニットの名前。 また最終シリーズのタイトルが『おジャ魔女どれみナ・イ・ショ』
看板「(株)モンスターズ」[編集]
アニメ映画『モンスターズ・インク』。
看板「BAR バケバケ」[編集]
90年代前半に放送されていたNHKの10分アニメ『おばけのホーリー』に出てくるおばけが人間を脅かす際に使った決めゼリフ“バケバケバー”。
コマ中央のプラカード(上)[編集]
アメコミ『バットマン』のマークになっている。
コマ中央のプラカード(下)[編集]
赤塚不二夫『天才バカボン』のレレレのおじさん風のジャック・オー・ランタン。
“LE”がしっかり三つ強調されている。
幟[編集]
『オバケのQ太郎』のドロンパ。アメリカからやって来たオバケという設定。
看板「ゾンビ屋(濁点が隠れている)」[編集]
三家本礼の漫画『ゾンビ屋れい子』。
看板「スーパー ピーコクン(半濁点が隠れている)」[編集]
オバケのQ太郎に登場するQ太郎の妹P子と、スーパーマーケット大丸ピーコックをかけている。
看板「甘味処 かいぶつ王子」[編集]
藤子不二雄Aの漫画『怪物くん』の主人公「怪物太郎」は、怪物ランドの王子。
2コマ目[編集]
藤吉さんの後ろにある風船[編集]
東ハトの激辛スナック「暴君ハバネロ」と思われる。
藤吉さんの持っているチラシ[編集]
ジャック・オー・ランタンの顔がバカボンのパパに似せてある。
看板「メグ」[編集]
『魔女っ子メグちゃん』だろうか。
4コマ目[編集]
看板「酒 魔の*」[編集]
藤子不二雄A『笑ゥせぇるすまん』に出て来るバー「魔の巣」
いたず 代行 モグ[編集]
『笑ウせぇるすまん』の主人公喪黒福三
ドラゴンクエストシリーズに出てくる
いたずらもぐらのパロにも見えるのだが・・・。
「本日ヨリ 魔王始めま*」[編集]
- アニメ『今日からマ王!』から。
- また、淺沼広太のライトノベル『魔王、始めました』説もあり。
- 幻の焼酎と言われる「魔王」(白玉醸造)もかけてあるとも考えられる。
P136[編集]
2コマ目[編集]
看板「としまえん」[編集]
東京都練馬区にある遊園地「豊島園」のこと。
戦国時代にこの地を支配していた豊島氏の拠点のひとつ練馬城の跡地に建てられた遊園地である。
数々の大胆かつ印象的な広告は有名。
近年では作中通り、コスプレイベントも度々開催されている。
表示「大江戸線 Sugoi Machine」[編集]
都営地下鉄大江戸線の駅に「豊島園」がある。その名の通り、としまえんの最寄り駅の一つ。
1997年の新聞広告で「としまえんにすごいマシーンがやってきた」というコピーが載り、そのマシーンが開通直後の大江戸線(当時は都営12号線)だった。
3コマ目[編集]
のぼり「祝 景気回復」[編集]
としまえんの1993年新聞広告「祈 景気回復」より。
2006年10月現在、財務省の経済統計では景気は回復傾向との公式見解が示されている。
貼り紙「プール冷えてます Coool Mizu」[編集]
としまえんの広告コピー「プール冷えてます」とクール・ビズとの洒落
ハイドロポリス[編集]
としまえんのチューブ状のウォータスライダー
サッチー[編集]
としまえんのCMに水着で登場した野村沙知代。見た者に深いトラウマを残した。
ヨーザクラ[編集]
としまえんは桜のシーズンには16時以降の入場料が無料になる。
5コマ目[編集]
来場者のコスプレ[編集]
(誌面前列左から)
- NHK教育の番組『おーい!はに丸』(1983~1988)のはに丸
- 『くじびきアンバランス』の律子・キューベル・ケッテンクラート
- 『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎と目玉おやじ
- 『うる星やつら』のラムちゃん
- 『聖闘士星矢』の星矢
- 『ストリートファイター』シリーズの春麗とリュウ
- 『デ・ジ・キャラット』のでじこ
- 『ドラゴンボール』のべジータ
(後列左から)
- 『キャッツ・アイ』の泪、瞳、愛
- 『犬夜叉』の犬夜叉(どちらかというと『幽遊白書』の妖狐蔵馬に近いかも)
- 『ど根性ガエル』のゴリライモ
- 『ONE PIECE』のルフィ
- 『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイ
- 『セーラームーン』シリーズのセーラームーン、セーラーちびムーン、セーラーちびちび
P137[編集]
全身絵の藤吉さん[編集]
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のザフト軍制服。ディティールから推察するとルナマリア・ホークですね。
藤吉さんの立ち姿は、『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザインで有名な安彦良和氏特有のポージング(俗に“安彦立ち”ともいわれる)。
3コマ目[編集]
コマ中央のコスプレ[編集]
(左から)
4コマ目[編集]
誌面右のジャック・オー・ランタン[編集]
アンパンマン風。 顔にかじられた痕が。
6コマ目[編集]
貼り紙「最低」[編集]
としまえんの広告コピーのひとつ『史上最低の遊園地』から。
7コマ目[編集]
藤吉さん「ディア×イザ オア アス×イザ?」[編集]
ハロウィンで用いるセリフ「Trick or Treat? (=お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ)」とのシャレ。
なお「ディア×イザ」は「ディアッカ攻、イザーク受」、「アス×イザ」は「アスラン攻、イザーク受」の略。
いずれもガンダムSEEDの登場人物。どうやら藤吉さんはイザーク受が好みらしい。
P138[編集]
全身絵の木津千里[編集]
スタジオジブリのアニメ映画『魔女の宅急便』のキキのコスプレ。
1コマ目[編集]
コスプレイヤー「両方イタズラじゃん」[編集]
腐女子にはわかるであろうニュアンス。
立て札「サンタフェの扉」[編集]
1992年、としまえんは宮沢りえ写真集『サンタフェの扉』のレプリカを作製し園内に展示した。
立て札「サッチー」[編集]
1998年にサッチーこと野村沙知代が水着姿でメリーゴーランドに乗るとしまえんのCMが放送された。
立て札「すごいマシン」[編集]
P136の2コマ目を参照。
貼り紙「お知ら 山崎はいい人だ」[編集]
としまえんの広告コピーのひとつ『山崎はいい人だ』から。
渋く硬派な顔立ちで知られる俳優の山崎努が当時のCMに出演していた。
コスプレイヤーの服「パンダコリヤ」 樹に貼ったポスター「クマに注意」[編集]
同ページ4コマ目参照。 ヒゲ面で手にカメラを持っているのは田代まさしのイメージだろうか。
3コマ目[編集]
木津千里「最近遊園地などで催されるハロウィンパーティーが~」[編集]
今回のネタの大元となっている遊園地でのコスプレイベントは、後楽園ゆうえんち(現東京ドームシティアトラクションズ)でのハロウィンイベントがおこりとされている。
元々はハロウィンにちなんだ仮装での来場が多かったが、回を追うごとにアニメやゲームなどのコスプレ来場者が増加、来場者数も増えていったため、コスプレイベントとして定期的に開催するようになり、後楽園での看板イベントの一つとなった。
看板「*ミウリらんど」[編集]
東京都稲城市と神奈川県川崎市の境界にある遊園地「よみうりランド」から。
こちらも実際にコスプレイベントを開催している(他にも都内では花やしき、ナンジャタウンなどでも開催されている)。
コスプレ[編集]
左から
- 『BLEACH』黒崎一護、日番谷冬獅郎
- 『NARUTO』うずまきナルト
- 『テニスの王子様』越前リョーマ
- 『D.Gray-man』リナリー・リー、アレン・ウォーカー
いずれも『週刊少年ジャンプ』掲載で腐女子に人気の作品。
4コマ目[編集]
貼り紙「クマったクマに」[編集]
2006年夏のとしまえん広告「パンダこりゃ。」に小さく「クマったなぁ」とあった。 http://blogs.yahoo.co.jp/relax_live/41652007.html
5コマ目[編集]
コスプレ[編集]
(左から)
P139[編集]
2コマ目[編集]
「族議員や官僚の抵抗にあって 骨抜きになり原型を留めてない改革法案とか!」[編集]
小泉内閣が2006年3月に閣議決定した行政改革推進法案は「行政の経費を抑制して国民負担の上昇を抑える」を基本理念に
- 2010年度末までに国家公務員を5%以上純減。地方公務員も4.6%以上純減。
- 公務員の労働基本権などについて検討。能力・実績主義の人事制度導入や天下りの見直し。
- 3.政府系金融機関の統廃合、民営化。
- 31の特別会計を1/2から1/3に減らし、2007年度に「整理合理化法案」を国会に提出。
- 閣僚は所管の独立行政法人の組織、業務を点検。
- 10年間で国有資産のGDP比半減を目安に公務員宿舎など政府資産を売却。
を主軸にしているが、縦割りの官僚組織では伝統的に「予算・人員などの既得権益を守る事が優秀」という評価があるため各省庁とも反対が根強く、閣議決定以前の草案と比べて文言には微妙な表現が増えたという指摘も少なくない。
3コマ目[編集]
「メンバーのほとんどが入れ替わっているのに 同じ名前で続けているバンドとか!」[編集]
WANDS、ディープ・パープルなどは、結成してから最終的にメンバー全員が入れ替わってしまった。
4コマ目[編集]
「元はHP制作会社だったのにM&Aをくり返し もはや本業が何だったか分からなくなっているIT企業とか!」[編集]
ライブドアのこと(元はHP制作会社のオン・ザ・エッヂ)。
P140[編集]
4コマ目[編集]
編集長「新連載のあの野球漫画のリバイバルの件なんだが」[編集]
「巨人の星」のリバイバル版『新約「巨人の星」花形』のこと
6コマ目[編集]
編集部員「あの球団最近人気ないですよ」[編集]
読売巨人軍は近年人気低迷気味で、観客動員数・視聴率ともに下降している。
2006年からは系列の日本テレビも試合中継の延長をしない方針になった。
元祖『巨人の星』が人気だった当時とは隔世の感である。
P141[編集]
- 1コマ目
- 編集部員「じゃあ関西のあの球団に入団させる? でもライバルのチームだよなぁ」
- 編集部員「じゃあ関西のあの球団に入団させる? でもライバルのチームだよなぁ」
阪神タイガース。元祖の花形が入団した。巨人との長年のライバル関係は有名。
- 2コマ目
- 編集部員「いいんじゃないスか ライバルが主役で」
- 編集部員「いいんじゃないスか ライバルが主役で」
花形満。元祖『巨人の星』シリーズでは星飛雄馬のライバルの役回りでしたが、実は飛雄馬との対決では花形の方が多く勝っています。
- 5コマ目
- 編集部員「でもタイトルが‥‥」
編集部員「タイトルもライバルの名前にして元のタイトル小さくすれば」
- 編集部員「でもタイトルが‥‥」
『新約 巨人の星 花形』。
- 8コマ目
- 編集部員「でも高校生が車通学はまずいよなぁ」
編集部員「別に電車通学でいいじゃないですか」
- 編集部員「でも高校生が車通学はまずいよなぁ」
第1話は、花形が電車に乗って学校に向かう描写がある。自動車会社の御曹司である設定は元祖と同じだが、元祖では中学時代からオープンカーを自分で運転していた。どう考えても中学生じゃ無免許運転だの、全員少年とはいえ運転する自分に加えてチームメイト8人全員を乗せられる車はデカ過ぎだののツッコミは古典の域。
9コマ目[編集]
糸色望「‥‥それってもはや 原型留めてませんよね」[編集]
そんな原形を留めていないリバイバル作品「花形」は、現在週刊少年マガジンにて好評連載中です(宣伝/2006年11月現在)。
10~11コマ目[編集]
ゾンビ達[編集]
マイケル・ジャクソンの大ヒット曲『スリラー』、そのプロモーションビデオから。
それまでのPVの概念を覆す約14分の大作で、特殊効果を多用したその映画的な構成が話題となった。
マイケルが狼男に変身したり(2分14秒~)、ゾンビたちとダンスを踊りまくるシーン(8分28秒~)はとても有名。
動画→★
現在はノーメイクでゾンビのような姿になってしまった
P142[編集]
1コマ目[編集]
糸色望「‥‥それって 原型留めてませんよね」[編集]
歌手のマイケル・ジャクソン。
インタビューでは「整形は2回だけ」「子供の頃、父に顔のことでよくけなされた」と語っていた。
昔の彼と比べると、顔が原型を留めていないのは言うまでもない。
3コマ目[編集]
看板「ホワイトカレー入荷」[編集]
北海道のホテルのシェフが考案したかつてない白色のカレー。
「北海道ホワイトカレー」がハウス食品から発売されている。
同じ週刊少年マガジン連載の『格闘料理人ムサシ』にもホワイトカレーが。
8コマ目[編集]
糸色望「いろいろ原型とどめてないのです!」[編集]
東京デジタルホン[編集]
この10年の間にJ-phone→vodafone→SoftBankと変遷して、他の会社と比べると原型を留めていない方。それによってユーザーはメールアドレスを変更せざるをえなくなる。 SoftBankの機種にしてもメールアドレスはvodafoneのままで大丈夫。変更も可。
スカイ*イン[編集]
日産の乗用車「スカイライン」
2001年から販売された11代目(V35型)は、もともと別モデルとして開発されていた経緯もあり(先代のR34型の売れ行きが不振を極めていたために販売を僅か3年で打ち切り、別車種としてデビューさせる予定だったモデルを新スカイラインとしてスライド登板させたため)、それまでのスカイラインのイメージとは大きくかけはなれた姿になった。
実際、スタイリングや乗り心地に大きく違和感があるという評価が多く(別モデルだったのだから当然なのだが)、旧来のファンや若者からは総合的に不評だった。代名詞とも言える4WDの最高級グレード「GT-R」が無くなった事も多くの走り屋を失望させた。
特に歴代スカイラインのアイデンティティであった丸型四灯テールランプの廃止は、不評だったせいか、マイナーチェンジ後に復活している。
尚「GT-R」は現在、スカイラインの名を冠さない独立した車種「日産GT-R」として販売されている。
ハウ●ドドッグ[編集]
ロックバンドハウンド・ドッグ。
メンバーチェンジ、解散騒動、解雇、訴訟などあり現在は大友康平1人の状態。
秋葉原[編集]
昔は電気屋さんだけの街でした。
もはや今となっては電気は関係ないくらいです…
「僕の、世界の中心は、君だ」[編集]
『世界の中心で、愛をさけぶ』の韓国リメイク版タイトル。
情緒的な純愛色の強い日本版よりコメディっぽい作風。
そもそも俳優の年にも無理が…
映画ストリ●トファイター[編集]
対戦型格闘ゲーム『ストリートファイターII』のハリウッド映画。 つっこみ所が多く、原作との相違点は
- 主役キャラであるリュウとケンが脇役に
- アメリカ人のガイルが主人公に
- キャラクター数名の名前を入れ替える(ベガ→バイソン、バイソン→バルログ、バルログ→ベガ)
- 格闘シーンもあるが、重火器を使ってのドンパチも多い
- ザンギエフがバイソン将軍(ベガ)の部下
と、こんな作品に仕上がっており原形をとどめていない。
ちなみにベガの名前がバイソンになったのは、海外版発売時に女性的なイメージがあるベガと言う名前は悪のボスとしてふさわしくないという判断ゆえ。
またバイソンと言う名前は本来別のキャラクターのものだが、その容貌があまりにもマイク・タイソンに酷似していたので、海外版発売時に名前をバルログに差し替えた。
バルログというキャラも別にいたが、中性的なキャラなのでベガに差し替えられている。
なお、この映画版が後に逆にゲーム化されたが、ファンの間で「バカゲー」「黒歴史」と言われ続けている。
ソニーイズム[編集]
創業当時は高い創造性と技術力で他のメーカーより先を行く製品を出していたのに、最近はCDでウィルス騒動を起こしたりPCのバッテリーが火を噴いたりして大変なことに。
テレビゲームでも不振が続き、「ただしソースはソニー」などというネット用語も誕生してしまうありさま。
ビーチボーイズのメンバー[編集]
アメリカのバンド「ザ・ビーチ・ボーイズ」のこと。
1960年代に絶大な人気を博したものの、メンバーの離脱・死別により、最終的に結成時のメンバーは5人中2人まで減ってしまった。その残された2人も「ビーチボーイズ」の名を争って対立。訴訟の果てに事実上の分裂状態に陥った(現在は和解)。
レッチリの音楽性[編集]
アメリカのロックバンド「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ (Red Hot Chili Peppers)」
初期の音楽性はロックにファンクやヒップホップなどの要素を混ぜたアグレッシブでアングラなものであったが、1990年代の終わり頃からはより大衆的でメロディアスな音楽性へと大胆に舵を切り、世界的ロックバンドとしての地位を獲得した。
戸田奈●子の翻訳[編集]
映画字幕翻訳家の戸田奈津子(吹き替え作品の翻訳は全く手がけていない)。
字数などの制約も多いとは言え、その翻訳スタイルには批判も少なくない。
Wikipedia詳細
GT選手権の車[編集]
自動車レースの全日本GT選手権(JGTC)のことを指す(現在は『SUPER GT』という名称に変更されている)。
出場する車は、一応日産フェアレディZやホンダNSXなどの市販車なのだが、あくまでもそれらはベースであり、軽量化のためボディのほとんどをカーボン製の特注仕様にしていたり、エンジンも市販車に設定されていない形式のものが搭載されているなど、改造されまくりで市販車とはまったく別物のレーシングカーばかりと言っても良い。
諫早湾[編集]
国による干拓事業でその姿は一変した。
バーミヤン石仏[編集]
2001年にイスラム原理主義組織タリバンにより、バーミヤンの石仏2体が破壊された。
偶像崇拝を禁じるイスラム教ではかなり昔から仏教への攻撃が行われた歴史があり、中央アジア方面の寺院では多くの仏像や仏画が破壊されてきた。
ミロのヴィーナス[編集]
発見時から両腕が破損していたため、オリジナルのポーズは不明。
林檎を持っている、盾に自分の姿を映している、隣に戦神マルスがいるなど諸説ある。
中国共産主義[編集]
改革開放路線以降は、ヘタな資本主義国より資本主義的になっている。
しかし共産党の名前と毛沢東思想の傾倒、一党独裁や粛清に代表される共産主義的なおっかない党運営は変わらず。
社民党(旧社会党)[編集]
1994年の自民党・新党さきがけとの連立政権で党首の村山富市は総理就任を境に、従来の党方針であった日米安保や憲法と自衛隊の問題などを独断で一気に転換。以降は党内の志向に温度差が出始め、一部議員が民主党へ流出。
連立政権解消後は民主党との政策的差別化で遅れをとり、2001年参院選以降は選挙敗北と党員離脱を止められず、さらに議席数を減らす(2005年夏の衆院選の時点では7議席)。
2006年2月の幹事会で、村山首相時代の方針が公式に修正された点では原型に戻ったともいえる。
田中派[編集]
田中角栄が率いたかつての自民党の最大派閥。経世会へと受け継がれ長年最有力派閥として影響力を行使してきたが、森派の躍進により今や見る影もない。
現在は津島派と呼ばれ、会長の津島雄二は太宰治の娘婿。
二子山部屋[編集]
大相撲の二子山部屋(現:貴乃花部屋)の事。
一時は幕内力士10人が在籍していたり2横綱1大関を抱えていた時期もあったが、貴乃花親方が継いでからは兄や親戚との諍いによる世間的評価の失墜、タニマチとの関係悪化による支援の減少が響いて入門者数が激減。
現在では関取どころか関取経験者さえ一人もいなくなってしまった。2007年1月時点で所属力士は僅か7名。2006年以降新たな入門者は無く、数年後には部屋自体の消滅すら危惧されている。
山本軍団[編集]
極楽とんぼの元メンバー、山本圭一をトップとしたお笑い芸人の集団。
正確には『軍団山本』。
構成人員は100人近くという芸能界最大派閥。
石原軍団を参考に構成されており、中心は
- 社長:山本圭一
- 副社長:遠藤章造(ココリコ)
- 専務:田村淳(ロンドンブーツ1号2号)
である。
山本は2006年7月に少女への強姦容疑で書類送検され、吉本興業を解雇される。
社長を失った山本軍団は、副社長の遠藤派と専務の田村派の2派閥に分裂しかかっていると言われている。
中村うさぎ[編集]
自ら事前公表して整形や豊胸手術を行い、術前・術後の写真を週刊誌グラビアで公開したエッセイ作家。
かつては「ゴクドーくん漫遊記」シリーズでライトノベル作家としても有名だった。
三浦じゅんとかグラビアのない宝島[編集]
宝島社(以前は晶文社から刊行)の雑誌『宝島』。
1973年に創刊した当初は音楽雑誌、後にサブカル方面に転向し、80年代はロックを中心とした音楽&サブカルに転向(この頃みうらじゅんがライターとしてよく寄稿していた)、90年代からは一気にグラビア満載のアダルト雑誌に転向し、2000年代からはビジネス方面に様変わり。異例なほど異方向な舵切りを繰り返しながら生き延び続けている。
唯一、英語誌名の「Wonderland」だけは創刊時から原型を保っている。
アイドルファンが大半のバレーボール会場[編集]
最近のバレーボール会場はジャニーズのアイドルがゲストで来ることが多く、ジャニーズのファンが大半になってしまうことがほとんどである。
実効支配される日本の固有領土[編集]
竹島だとか、北方四島(ホントは千島列島、もっというと+南樺太)だとか。尖閣諸島もか。
あいつの絵柄、オレの絵柄[編集]
長期連載を持つ作家には、第1話と最終話で絵柄がまったく異なっていることはよくある。
久米田康治先生も『行け!!南国アイスホッケー部』や『かってに改蔵』の絵柄は初期と末期で大きく異なっている。連載途中で6年もの間を開けた『育ってダーリン!!』などではそれがとくに顕著である。
『かってに改蔵』から久米田門下に入った畑健二郎も、当時から見ればかなり変わったのでしょう。
多くの人の将来の夢[編集]
まあ将来の夢なんて大概原型留めていないです。
P143[編集]
6コマ目[編集]
チョコレートのパッケージ[編集]
明治製菓の「チョコレート効果 CACAO99%」
大量のカカオを使用しているため非常に苦く、単体ではとてもではないが食べられない。
表紙には「なるべく少しづつお召し上がりください。」の但し書きまで。
P144[編集]
1コマ目[編集]
「ダムの渇水時に現れる元役場!」[編集]
高知県の早明浦ダムの底には、ダム建設時に水没した旧大川村役場の建物があり、渇水時にはその姿が見られる(最近では2005年夏に出た)。
この建物はダム建設に反対する大川村が抗議意思の強さを示すものとして、ダム建設計画後にあえて想定水没地に建てたものであったという。
「ポンペイの火山噴火で そのまんまの形で固まった人!」[編集]
古代ローマ帝国の都市ポンペイは紀元79年8月24日のヴェスヴィオ火山噴火で火山礫と火山灰の下に埋もれ壊滅。住人約2000人が犠牲になった。
以後18世紀半ばから発掘が始まるまでのおよそ1700年の間、火山灰に埋もれたままの当時の市街はかなり原型に近い状態であった。
その中でも逃げ遅れた人々の遺体は火山灰の中で肉体が朽ちて空洞となって残り、研究者たちが、その空洞に石膏を流して復元すると様々な死の瞬間の姿が克明に残されていた。
1997年に世界遺産に認定。
7コマ目[編集]
小節あびる「生きる化石 シーラカンスです」[編集]
およそ4億1600万年前~3億6700万年前ごろの古生代デボン紀から生息し続ける魚。
ただし古生物学的には「生きた化石」は太古からの生息歴だけではなく、以下の基準を満たさなければならない。
- 太古の化石種と比較してその現生生物種の形態があまり変化していない。
- かつて繁栄したが現生種は細々と生き残っている。
- 現生種が再発見される前に化石の方が先に発見され研究されている。
かつては西表山猫も外見的特徴から古代種の生き残りと云われてきたが、ミトコンドリアDNAの分析などから離島に適応して小型化したベンガルヤマネコの亜種である可能性が高く、「生きた化石」説はほぼ否定されている。
8コマ目[編集]
小節あびる「きっとまだ世界にはいるはずです!」[編集]
マンモス
約400万年前~1万年前ごろに生息していたとされるゾウ科哺乳類(絶滅時期は諸説ある)。
Wikipedia詳細
ドードー鳥
マダガスカル沖、モーリシャス島に生息していた鳥類。スケッチ以外はごくわずかな断片的標本しか残されていない。
DNA解析の結果、近年ハトの仲間であることが判明した。
Wikipedia詳細
始祖鳥
約1億5千万年前ごろに生息していたとされる最古の、そして最も原始的な鳥類。
Wikipedia詳細
P145[編集]
5コマ目[編集]
新聞「毎朝売新聞 10月25日」[編集]
毎日+朝日+読売。 10月25日は今話掲載のマガジン発売日。日付はこの話がマガジンに掲載された日と同じ。
とし博開催[編集]
としまえんは東京都が中止を決定した世界都市博覧会(通称:都市博)が本来行われるはずだった1996年の夏に「とし博開催決定!」と広告を掲載し話題を取った。
6コマ目[編集]
旧日本兵「恥ずかしながら 帰ってまいりました!」[編集]
1972年にグアム島から帰国した元日本兵、横井庄一の言葉。この年の流行語となった。
P146[編集]
看板「飛鳥」「ジェロニモ」[編集]
「飛鳥」は若手女優の渋谷飛鳥(上戸彩と同じ事務所)。
「ジェロニモ」は渋谷を舞台にした日本テレビのドラマ『ギャルサー』のキャラ(演:古田新太)。
看板「10Q」 アドバルーン「コエンザイム祭」[編集]
渋谷の商業施設「109」とコエンザイムQ10の語呂合わせ。
看板「サチ子」(単行本収録時の加筆)[編集]
ドラマ『ギャルサー』の主人公の北島進之助の母の名が渋谷サチ子。
看板「ランク」「王国」[編集]
TBSの深夜番組『ランク王国』。よく渋谷方面で街頭取材を行っている。
看板「NHK 日本ひきこ*」[編集]
漫画化・アニメ化された滝本竜彦の小説『NHKにようこそ!』においては「日本ひきこもり協会」の略。放送局の方も渋谷にある。
単行本では白黒反転しています。
看板「10Q HAND*」[編集]
ホームセンター「東急ハンズ」。渋谷にも店舗があります。
「10Q」については上記参照のこと。
「プリクラ メッカ」[編集]
実際に渋谷にあるゲームセンター『プリクラのメッカ』より。
看板「三千里薬局」[編集]
渋谷にあるドラッグストア。
渋谷以外にも店舗があるようですが、ハチ公前の交差点に店があるので有名。
単行本ではネオン風に加筆されています。
看板「HM*」[編集]
レコード販売店のHMV。
渋谷店は6フロアあって結構大きい。
単行本ではネオン風に加筆されています。
看板「エンジェルゲート」「エンゼルハート」[編集]
ミュージカル『エンジェルゲート』とドラマ『ギャルサー』に登場するサークル「エンゼルハート」。両方とも渋谷が舞台。
街頭スクリーン「渋谷男 モテる呪文 お送りします」[編集]
「モテる呪文(催眠術)」を使って多数の女性を脅迫、同居させていた渋谷博仁容疑者のこと。
看板「街の街」[編集]
チュンソフトのゲーム『街』の舞台は渋谷。
看板「街*」[編集]
週刊少年マガジンで連載中の漫画『街刃』(2006年11月現在)。
今話掲載当時の敵役は「渋谷の隠忍」神笛音(ミフネ)の一族。
単行本では白黒反転しています。
4コマ目[編集]
街頭スクリーン「駅構内でハンマーふりまわす」[編集]
『かってに改蔵』[ blue; background: ;" >P114より、駅のホームで鉄球を振り回す名取羽美 第273話『ある意味、貝になりたい。』<span style="color]と、やられてる坪内地丹、逃げる勝改蔵の図。
P147(単行本時追加ページ)[編集]
1コマ目[編集]
藤吉晴美が読んでいる漫画[編集]
久米田先生のデビュー作『行け!!南国アイスホッケー部』1話『蘭堂月斗がやってきた!の巻』。
2コマ目[編集]
糸色望「原型留めてると こーなるからです!」[編集]
今でもこういうタッチで書けるんですね、先生・・・
変幻自在な久米田先生の自虐‥‥もとい画力に乾杯です。
義務[#d85277fc][編集]
今話の常月まとい[編集]
P139の7、8コマ目[編集]
P140の全身絵[編集]
そのままで既にコスプレ。
今話のパンチラ[編集]
P140の1コマ目[編集]
全く違ってる木村カエレのハロウィンはどこの国のだったのでしょうか。
今話の皇帝ペンギン[編集]
P144の7コマ目[編集]
水槽の中で泳いでます。
今話の櫻井よしこ女史[編集]
P145の5コマ目[編集]
今話の天下り様[編集]
今話のコウノトリと赤ちゃん[編集]
P138の4コマ目[編集]
今話の棒犬[編集]
P138の木津千里の全身絵の右下[編集]
黒猫のジジのコスプレ?をして、真っ黒になっています。
今話の黒い涙[編集]
P146の1コマ目[編集]
今話の麻生太郎氏[編集]
P136の5コマ目[編集]
手にしている本のタイトルが「うつ苦しい」(→美しい国へ)。
今話の安倍晋三氏[編集]
P136の5コマ目[編集]
今話の闇の目[編集]
かゆいところ[編集]
P144の9コマ目[編集]
羽田から国際便に乗ってますね。(by パリッ娘)
P146の3コマ目[編集]
単行本収録時には援助交際の二人に「こそこそ」と擬音が加筆されている。
← 69話『バラバラの名前』 | 71話『義務と兵隊』 →
コメント欄[編集]
掲示板もあります。
絶望先生掲示板
Wikiの内容に関するチョットした事は↓のコメントへどうぞ。
- 今話はいつになく踏み込んだ他作品いじり。
確か禁じられていた筈ですが、今回踏み切ったのは編集部内の意見にも心当たりがあるからでしょうか。それとも野球漫画では『ダ○ヤのA』の方が人気だからでしょうか‥‥ -- 漂雲 &new{2006-10-25 13:52:41};
- 渋谷の街の右端の看板に「街刃」が。作家いじり解禁? -- もにか &new{2006-10-25 19:34:38};
- P12の6コマ目のサングラスの男性は、ひょっとしてWinnyで流通している自主制作?映像の、「ジャッカル」の主人公ではないでしょうか。雑誌の紹介記事で見たのですが、そっくりです。 --[へろりん &new{2006-10-29 01:27:59};
- 大川村の役場、大体毎年出てきたような記憶があるのですが‥‥? -- &new{2006-10-29 03:10:27};
- 「BAR バケバケ」はパチスロでのBAR絵柄揃いを「バケ」と言う事も。 -- &new{2007-01-13 21:57:07};
- やはり、作品いじりまでで、作家そのもののいじりはないんですね。本編では。 -- m &new{2007-03-01 11:08:58};
- 8月公開の実写映画版「トランスフォーマー」も原型留めてませんですぅ(涙)。
変形はモーフィング頼りで無茶苦茶だし、ベース車両はダサいアメ車ばかり。オリジナルはポルシェやランボルギーニが変形してたのに‥‥。 -- ゲキオポッサム &new{2007-06-03 00:04:59};
- 花形の会議に一旧さんがいる? -- &new{2008-05-27 (火) 23:25:53};
- メンバーのほとんどが入れ替わっているのに、同じ名前で続けているバンドは時期的にマイラバだと思う。 -- &new{2008-10-16 (木) 22:05:53};
- 最近ではアメリカでもハロウィーン=コスプレパーティ化してるからねえ -- &new{2008-11-05 (水) 16:05:13};
- 花形の会議に一旧さんいますね。「そうだ、そうだ」って言ってます。 -- せん &new{2010-10-21 (木) 17:52:47};
- comment