86話『眼鏡子の家』

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86話 『眼鏡子の家』(めがねっこのいえ)[編集]

タイトルは三島由紀夫の小説『&ruby(きょうこ){鏡子};の家』から。

作品情報[編集]

2007年3月7日発売、週刊少年マガジン14号に掲載。


P78(単行本時追加ページ)[編集]

扉絵[編集]

切り絵は眼鏡を試着する藤吉晴美。切り絵に映る背景自体も鏡に映されたものになっている。

外枠[編集]

スタンドミラーのフレーム。

皇帝ペンギン[編集]

左上にある2つの螺旋の下側。スタンドミラーの稼動部根元の右側。

P82[編集]

2コマ目[編集]

時間割[編集]

縦読みで「単行本第8集ハ四月十七日火発売予定デスカッテネ」とある。

額縁「鬱くしい国」[編集]

美しい国へ』の項目参照

貼り紙「水曜マガジン」[編集]

今週号から、北海道・九州でのマガジンの発売日が、他地域と同じ水曜になった(これまでは木曜)。
そのお知らせの全面広告が、先週号のさよなら絶望先生の直前に掲載されていた。

7コマ目[編集]

ラーフル[編集]

該当項目を参照。

P83[編集]

5コマ目[編集]

藤吉晴美「眼鏡の男子が色目を使うことだと思ってしまっていた」[編集]

イメージしている人物は『テニスの王子様』に登場する忍足侑士。実は伊達眼鏡。

8コマ目[編集]

額「*部完」[編集]

打ち切り時の常套句「第一部完」。
今話掲載の『週刊少年マガジン』で『魔法先生ネギま!』の一学期編が終了したことから。 もっとも、「すぐ夏休み編が始まる」(赤松健の巻末コメントより)ため、打ち切りではない。 『週刊少年ジャンプ』連載の『こちら葛飾区亀有公園前派出所』においても「エンディングが見つからない時に何とか終わらせるための常套手段」と両津勘吉が言っていた。

P84[編集]

6コマ目[編集]

木村カエレ「日本人はみんなウサギ小屋に~」[編集]

1979年、EC(当時)が作成した日本に関する報告書に「日本人はウサギ小屋のような住居に住んでいる」との記述があると指摘され、日本の住環境に対する否定的な見解として報じられた。現在の日本では「日本人の住む家は狭い」と言うような意味で使われる。
しかし一説によると、報告書に使用されたフランス語の "Cage à lapins" は都心に多い集合住宅を示す俗称であり、侮蔑的な意味あいは全く無い。にもかかわらず日本の通信社によって "rabbit hutches" と直訳的な英訳をされてしまったため、侮辱の意を持つ言葉に転じてしまったという(多賀敏行著『エコノミック・アニマルは褒め言葉だった』(新潮新書)より)。

9コマ目[編集]

看板「メガネ道楽」[編集]

メガネドラッグかに道楽のもじり。

看板「森 おふくろの味」[編集]

森進一が『おふくろさん』の歌詞をめぐって作詞の川内康範ともめている騒動から。

店の前に立っている人形[編集]

ケンタッキーの創設者カーネル・サンダース。 眼鏡には実際に度が入っている。

貼紙「マクロ*」[編集]

アニメ『超時空要塞マクロス』の登場キャラマクシミリアン・ジーナス(通称マックス)。 眼鏡キャラです。

貼紙「NBTモデル」[編集]

のび太モデルの略。

貼紙「メガネポスト設置」[編集]

熊本市の慈恵病院が創設した子育ての不可能な親が赤ちゃんを預けるためのポスト、赤ちゃんポストのこと。 メガネポストはメガネを捨てるためのポストということだろうか。

貼紙「目標パリ店」[編集]

メガネの三城(関東ではパリミキ)のことか? 実際にはパリに現地法人を設立して出店済み。

「ラドクリフくん御用達」[編集]

俳優のダニエル・ラドクリフ。 彼が演じるハリー・ポッターが眼鏡をかけていることからか。

店頭販売しているメガネ「勉三」[編集]

『キテレツ大百科』の登場キャラ苅野勉三(通称 勉三さん)。

貼紙「大日本メガネ党」[編集]

おぎやはぎの2人が党首と幹事長を務める日本メガネ党のこと 日本メガネ党の政見放送や党員募集要項、党大会のもようはこちらを見てください。
日本メガネ党公式ホームページ

メンメンメガネ ヨイメガネ[編集]

メガネドラッグCMソング歌詞。

P85[編集]

1コマ目[編集]

眼鏡店店主「店長の鯖江です」[編集]

福井県鯖江市は、国内一の眼鏡フレームの産地として有名。

貼紙「紅い眼鏡」[編集]

押井守監督の映画『紅い眼鏡』(1987年)より。
押井監督の実写での処女作。 声優の千葉繁が主演を務めている。

棚「メロン村田様」[編集]

アイドルグループ「メロン記念日」の村田めぐみ。 眼鏡キャラとして活動している。

3コマ目[編集]

展示してある眼鏡[編集]

手前から

6コマ目[編集]

箱「*烈斎」[編集]

『キテレツ大百科』の奇天烈斎。 彼は自らの発明を「奇天烈大百科」として記したが、それは神通鏡という眼鏡をかけないと読めないようになっている。

貼紙「ウルトラ愛」[編集]

円谷プロ制作の特撮ドラマ「ウルトラセブン」のウルトラアイ
主人公モロボシ・ダンがウルトラセブンに変身するための道具である赤いゴーグルのこと。
下に描かれている絵は「愛・地球博」のモリゾー
モロボシ・ダン役であった俳優の森次晃嗣(本名:森次浩三=こうぞう)とかけている?

視力検査の紙[編集]

今週の黒い涙の下の文字、「カンドウガ」黒い涙項参照。

P86[編集]

1コマ目[編集]

日塔奈美「3高以外男じゃないしぃ」
木津千里「バブルの頃の色眼鏡か!(まゆ毛太っ)」
鯖江「あの当時はたくさんの色眼鏡がありました」
[編集]

3高とは、バブル期に女性から見た結婚相手の条件として掲げられた男性像で、「高学歴・高収入・高身長」の3条件を満たす男性を指す。「学識」、「志」、「プライド」とかではないのがポイント。 当時の女性の価値観と、相手に対する理想の高さを象徴する言葉で、流行語にもなった。
1980年代(バブル期)の日本では太い眉が流行していた(例;石原真理子)。逆に1990年代中頃から極端な細眉が流行した。2000年代に入ってからは眉の太さは多様化している。
このセリフを日塔さんが言っていることもポイントです。

2コマ目[編集]

店主「戦時中の色眼鏡は特に危険なので~」[編集]

「神国日本」「鬼畜米英」「非国民」「八紘一宇」など、いろいろありましたから。
もっとも、戦時中に情報統制や敵国への印象操作が行われたのは、日本に限らんです。

5コマ目[編集]

色メガネ男子「総力特集 ちょい悪オヤジ 色メガネ」[編集]

表紙の男性は、姉歯秀次ムスカ…って、どっちも「ちょい悪」どころじゃありませんよ!
近年mixiなどで会員数6000人を超える『メガネ男子愛好会』などの大型コミュニティも発足しており、そうしたネット方面の協力で2005年9月に写真集『メガネ男子』が出版されたこともあった。

7コマ目[編集]

ロイド[編集]

映画黎明期の喜劇役者ハロルド・ロイド(1893~1971)。 彼のトレードマークであった縁のある丸メガネは今日でも「ロイド眼鏡」と呼ばれている。

斑目[編集]

げんしけん』の斑目晴信のこと。

田代ま*[編集]

田代まさしを参照。

大竹まこと[編集]

タレントの大竹まこと

かもんたつお[編集]

シンガーソングライターの嘉門達夫
「替え唄メドレー」シリーズや「鼻から牛乳」「小市民」などのコミックソングで有名。
実際に色眼鏡(サングラス)をかけて唄っている。ギターとサングラスは彼のトレードマークでもある。

ただしトークやライブでのMCの際はサングラスを取って話をすることが多い。

「業界の色メガネ」…秋元康[編集]

放送作家・作詞家・作家の秋元康のこと。ご本人もメガネを着用。
1980年代から多くのバラエティー番組に携わり、おニャン子クラブやAKB48などのプロデューサーとしても知られるが、奇をてらいつつも保険的要素を強く同居させた手法や、投げっぱなしで出たとこ勝負な方向性などにはワンパターン、凡作主義との評価も出ている。
今話のテーマの観点から解釈すると、常に次代を創造し煽動する仕掛人としての性分ゆえに、推し進めるべき事象への過剰な肯定とその他前代の事象に対する過剰な否定が「色眼鏡」であるものと推察される。
また、主に恋愛に関する著述やコメントではオタク系に対しての手厳しい意見が目立ち、この論調に関しては独り善がりとの指摘も少なくない。

「子供にさえ色メガネ」…碇ゲ*[編集]

アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の碇ゲンドウと思われる。 主人公で息子のシンジにコンプレックスを抱いて恐れ、それゆえに冷淡に接していた。
もちろんサングラスもかけてました。

新連載!「キバヤシさんの色メガネ」[編集]

樹林伸の項目参照。
『MMR マガジンミステリー調査班』や『金田一少年の事件簿』で登場した際にはメガネキャラでした。
今話が掲載された2007年3月現在、マガジンの樹林原作では『エリアの騎士』(伊賀大晃名義)、そして最近『金田一少年の事件簿』(天樹征丸名義)と『シバトラ』(安童夕馬名義)が新たに連載開始されてますが、はたしてどの作品の事か‥‥?

P87[編集]

2コマ目[編集]

一番右のマネキン[編集]

タモリの髪形のかつらをつけている。

鏡「寄贈 カフカ」[編集]

風浦可符香のことと思われる。
来客者全員に自ら貶める発言をさせようと贈ったものと思われる。

P88[編集]

1コマ目[編集]

臼井影郎「ハゲって性欲強いんでしょう」[編集]

一般に、男性ホルモンの一種であるテストステロンに性欲が強まる効果があるといわれる。 しかし頭髪脱毛の原因のひとつとなるのは、テストステロンが特定の酵素によって変化したジヒドロテストステロン(DHT)であり、両者は必ずしも明確な関連があるわけではない。
そのため性欲と頭髪の反比例も確実なものではない。

7コマ目[編集]

音無芽留「ロックは不良のきく音楽だ」[編集]

今時、こんなこと言う人はいないでしょうが、かつてはよく言われた言葉です。 もっとも、聞いている側も「ロックは反体制の音楽だ。カッコイイ」とか言って悦に入っていたわけですから、似たり寄ったりです。
ようは、肯定側も否定側も「単なる音楽ジャンル」に色眼鏡をつけて見ていたわけです。 「不良」の代表ミック・ジャガーは今ではイギリスでナイトの称号を授与されており、「サー・ミック・ジャガー」だったりします。

8コマ目[編集]

演歌はちょっと・・・・・[編集]

主に洋楽に慣れ親しんだ者が言う事が多い。逆に「日本人なら演歌だ」と言う意見もあったりしますが。

アニソンはランキングに入れてやんない[編集]

歌番組では、アニメソングや声優の曲などアニメファンが聞くような楽曲は、オリコンのランキングに入っていても、それを黙殺し、なかったことにしてしまう傾向がある。

元来アニメソングは今みたいに「有名歌手がOP・EDを歌う」場合を除けば、「名探偵コナン」などの有名アニメや、林原めぐみなどの有名声優のアルバムなどがランクインしたときくらいにしか注目されない。
オリコンは2000年代からアニメ専門店の売り上げを採用するようになったためにアニメソングが高い順位に入りやすくなったが、採用していない「プラネット」や「JAPAN COUNTDOWN」やCD売り上げ以外の要素(有線・リクエスト)で順位付けているランキングでは極端に順位が低くなっているかランキングに登場しない場合がある。ミュージックステーションなども独自の集計方式と称し以前まではアニメソングをランキングから完全除外していた。

Jラップ(笑)[編集]

洋楽ファンの中には和製ラップを蔑視する向きもあるが、TVアニメで早い時期に採り入れられていた事も考慮すれば意外と比較的受け入れられやすい土壌は備わっているようである。(ちなみに国内で初めてラップを主題歌に使ったのは「戦え! 超ロボット生命体トランスフォーマー2010」EDである。)

P89[編集]

2コマ目[編集]

色紙「米田治[編集]

当該項目を参照。
ラーメン屋にサイン色紙が飾ってあるのは良くあること。

4コマ目[編集]

可符香「人間 情報や知識が増えれば増えるほど色が濃くなるの」[編集]

他人の無知を指摘することは簡単であるが、指摘する側の知識も完全ではない。 知識や情報は必ずしも現実と一致するとは限らないが、往々にして知識は現実以上に独走しがちになる事への戒め。
言い換えれば無知である事(知の限界)を知っている点において、識者と自認する者より優れている。また知らない事を知っていると考えるよりも、知らない事は知らないと考える方が優れている、とする思想。
古くはソクラテスの「無知の知」、最近では養老孟司の著書『バカの壁』で述べられています。

7コマ目[編集]

一旧さんの色メガネ[編集]

ドラゴンボール』のスカウターになっている。第57話を参照。

なお作品中では、スカウターが算出した戦闘力を鵜呑みにして判断を誤る場面が何度もあり、これも一種の色眼鏡と言えなくもない。

P90[編集]

4コマ目[編集]

看板「KE*」[編集]

平井堅の項目を参照のこと。

看板「BaLa」[編集]

白泉社刊行の少女漫画誌「LaLa」に、日本初の男性同性愛者向け雑誌『薔薇族』(現在廃刊)と、ボーイズラブ (BL) を合わせたもの。

看板「多発 服のおきびき」[編集]

ハッテン場では服(と所持品)を置き引きされることが多いそうな。
ハッテン場の意味に関してはWikipedia詳細にて。

四谷区2丁目[編集]

四谷区は東京の旧行政区画。現在の新宿区の一部である。 1947年に四谷区、牛込区などと合併して新宿区が発足。
現在の新宿2丁目界隈は、ゲイ関係のお店が集中する区域として有名。

5コマ目[編集]

枕「*ES」[編集]

テレビ番組「新婚さんいらっしゃい」のゲーム賞品として有名なYES/NO枕。 使い方などはWikipedia詳細


義務[#oabff2bb][編集]

今話の常月まとい[編集]

P82の7コマ目、P83の1、3、6コマ目[編集]

今話は台詞つき。

今話のパンチラ[編集]

P85の1コマ目、2コマ目、P87の2コマ目、6コマ目、P88の2コマ目、P89の3コマ目[編集]

いずれも鏡に映っている。

今話の皇帝ペンギン[編集]

P90の5コマ目[編集]

今話の櫻井よしこ女史[編集]

P80の6コマ目[編集]

今話の天下り様[編集]

P80の3コマ目[編集]

P83の6コマ目[編集]

教室の掲示板に「早退 天下*」の貼り紙。


「公務員はみんな働かない」に掛けてるか?

今話のコウノトリと赤ちゃん[編集]

P81の7コマ目[編集]

今話の棒犬[編集]

P85の1コマ目[編集]

今話の黒い涙[編集]

P85の6コマ目[編集]

今話の麻生太郎氏[編集]

P82の2コマ目[編集]

今話の安倍晋三氏[編集]

P82の2コマ目、6コマ目[編集]

今話の闇の目[編集]

P87の8コマ目[編集]

かゆいところ[編集]

P80の6コマ目[編集]

右側、一番奥の机に掛かっているカバンだけ色と形が違う。 一体誰の?

P81の7コマ目 時計が10時を指している[編集]

2話を見る限り、ホームルームは8時半からのようです。 メガネ買うのに1時間半も掛かってないか?

86話『眼鏡子の家』~

85話『ティファニーで装飾を』87話『愛と全勝のファシズム』


コメント欄[編集]

掲示板もあります。 絶望先生掲示板
Wikiの内容に関するチョットした事は↓のコメントへどうぞ。

  • 11P2コマめのラーメン屋、ハエトリ紙が下がってるのは衛生的にいかがなものかと。 -- ロケット大名 &new{2007-03-08 17:48:58};
  • 7P3コマめの巧は「ハチミツとクローバー」の真山巧かも。 -- &new{2007-03-09 17:25:55};
  • スマイルは松本大洋「ピンポン」ですね -- ま &new{2007-03-09 17:31:01};
  • スマイルの手前のメガネはテニヌの乾じゃないかなぁ -- &new{2007-07-19 17:45:44};
  • ↑の「ロイド」の項でTOSの主人公のロイドを挙げてらっしゃる方がいますが、彼はメガネをかけてはいなかった様に思います…。

あとついでに、「アニソンは~」の項目、いらないこと書きすぎでは?関係ないネタは控えましょうよ…。延々語りたいのは分かりますけど。- やり (2007年07月22日 02時31分36秒)

  • 1ページ3コマ目、黒板に「当番 三珠 天下り」の文字。次の黒板はなぜか「三珠 木津」になっていますが。 -- NSS &new{2007-07-27 19:20:30};
  • 扉絵ペンギンは鏡の右のネジにも。 -- ななのん &new{2007-08-13 21:59:52};
  • 鏡に映ってるパンチラ、P7の2コマ目とP9の6コマ目もそうなら全部で6つですね。 -- HZ &new{2007-09-03 17:56:17};
  • p90の4コマ目「HOTEL雄男(おすお?)」は他の回に何度か出てる「HOTEL OCO」の姉妹店か? -- 八兵衛 &new{2007-10-28 12:23:54};
  • TOSのロイドについて<藤島氏の初期稿では眼鏡キャラでした。 -- &new{2008-03-21 (金) 12:26:17};
  • 天下り様は80ページ3コマ目、千里の後ろにいらっしゃいます。カフカが色眼鏡を買ってくるまでには帰っていますが…。日直は千里の立候補でしょうか? -- &new{2008-11-04 (火) 20:07:51};
  • 「違くない?」って・・・千里ちゃん、言葉の使い方をきっちりしましょうよ・・・。 -- &new{2009-03-02 (月) 15:29:52};
  • ウルトラ愛のモリゾーはモロボシ・ダン役の人の本名 森次 浩三(もりつぐ こうぞう)から? -- &new{2009-09-04 (金) 23:45:14};
  • 国内で初めてラップを主題歌に→「マシンロボ ぶっちぎりバトルハッカーズ」の方がぜんぜん早いのでは。 -- 糸色叫 &new{2010-06-15 (火) 19:16:15};
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