El Shaddai

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El Shaddai(エルシャダイ)[編集]

プレイステーション3/Xbox 360でイグニッション エンターテインメントから2011年4月28日に発売された3Dアクションゲーム。
正式名称は『El Shaddai ASCENSION OF THE METATRON(エルシャダイ アセンション オブ ザ メタトロン)』。

概要[編集]

主人公であるイーノックを操り、大天使のルシフェルを始めとする守護天使の力を借りながら、 堕天したグリゴリの天使達を捕縛・浄化し地上界を救う3Dアクションゲーム。
世界観・設定は旧約聖書偽典エノク書がモチーフになっている。

ゲーム画面には体力ゲージなどの表示が一切なく、幻想的なゲーム世界を隅まで眺められる。代わりのダメージ表現として、攻撃を受けるとイーノックや敵の纏う鎧が破壊され剥がれていくというリアリティのある描写が特徴の1つ。
戦闘やアクションは、初心者でも簡単に操作でき、上級者は必殺技やコンボを駆使して楽しめる作り。 ポーズやセーブはルシフェルが行っているという設定になっている。現在公開されているトレーラーでは、不十分な装備で戦闘に挑んだイーノックが敗北しかけるが、(おそらくは大天使ルシフェルの力で)時間が巻き戻され、的確な装備で挑み直している。

ストーリー[編集]

『遥か昔、天使は人間を羨んだ。』

ヒトの言葉や思想が分かれるよりも遥か昔。
神はグリゴリの天使たちに地上界の監視を命じた。

彼らは長いあいだ、地上界を観察し続けるうちにヒトへの憧れを抱き、堕天という禁忌を犯してしまう。

天界は激怒し、地上界を一掃する洪水を計画するが、
ヒトでありながら天界の書記官を任されるイーノックの嘆願により、
堕天使たちの捕縛を条件に計画の執行を待つことを約束した。

いま、地上界の命運を賭けたイーノックの長い旅が幕を開ける。

それは、語り継がれることを許されなかった、遥か古の物語……。

ネット内で大流行に[編集]

E3にて公開された公式トレーラーの内の一本が実にシュールな内容になっており、イーノックの微妙なイケメン顔、ルシフェルの渋い声による謎めいた語り、独創性溢れるグラフィック、一見しただけでは理解し難い世界観や設定、プリレンダムービーとリアルタイムでのゲーム画面のギャップ等、シリアスな笑いを誘う要素が多数盛り込まれていた。
このシュールさが受け、トレーラーが公開された6月頃から、それに関連した大手ブログやニュース速報板等における一部の層の間で、話題を呼んでいた。

また英語字幕が付いており英語の勉強になるという事もあってかニコニコ動画などにおいても、夏のうちからエルシャダイの潜在的な面白さに目を付けた職人達がそのトレーラーを素材としたMAD動画を投稿し始める。
そして、9月中旬に行われたTGSでの体験会を期にそれらが一斉に注目を浴び始め、エルシャダイ関連の動画やMAD動画が爆発的に増加、という状況にまでなった。

そしてトレーラー中の台詞「そんな装備で大丈夫か?」は、未来検索ブラジル開催の「ネット流行語大賞2010」において栄えある金賞を受賞した。

だがこれだけ騒いでおきながら、いざソフトが発売されてみればPS3版とXBOX360版合わせてたったの約7万本しか売れなかったことからニコニコ動画の住人は無料で見られる動画で騒ぐだけでソフトを買わないくせに自分達が宣伝してやってると大きな顔をするという批判の材料として用いられることになった。

メインキャスト[編集]

久米田康治との関連[編集]

じょしらく 作品内にて[編集]

十六日目にてトレーラー内の台詞「大丈夫だ、問題ない」がネタにされている。

さよなら絶望先生 作品内にて[編集]

244話にてインターネット上で人気を博した各台詞がネタにされた。
251話でも背景ネタに登場。
284話では、藤吉晴美が「天×地」のBLカップリングとしてイーノックとルシフェルを想像している。

さよなら絶望放送 放送内にて[編集]

第171回のOPドラマにて神谷浩史上田燿司がトレーラー内の台詞「そんな装備で大丈夫か?」と「大丈夫だ、問題ない」を言っている。