Yoshi

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Yoshi(よし)[編集]

日本の作家。
いわゆる『ケータイ小説』の開拓者として知られる。代表作は『Deep Love』シリーズ、『恋バナ』、『翼の折れた天使たち』シリーズなど。

概要[編集]

略歴[編集]

本名をはじめ個人に関する情報が非公開であり、その半生は不明な点が多い。
報道などに拠れば、かつては予備校の専任教員をしていたが、35歳で脱サラしたとされている。その後NTTドコモのiモード対応の携帯電話を入手し、携帯電話向け情報サイトの事業構想を企画したという。


2000年1月1日に有限会社ザブンを設立、5月には自身の携帯サイト「ザブン」[1](⇒★>http)を開設し、ここに処女作『Deep Love アユの物語』を発表。以降、続編『Deep Love』シリーズで若者に絶大な人気を得た。
また、この大ヒットの余勢を駆って、自身の作品の映画化プロデューサーのほか、作詞、ラジオパーソナリティ、コラム執筆など、幅広い活躍をしていた。このため、ケータイ小説の生みの親と呼ばれることもある。

後述のように多くの評論家達に大批判を受けながらも、2000年代前半は我が道を突き進んでメディア活動をしていたが、2007年以降、『化物語』や『涼宮ハルヒの憂鬱』をはじめとしたライトノベル作品の大ヒットの影響でケータイ小説ブームが衰退していくと、突然メディアから姿を消してしまい消息不明となっていた。その後2012年12月25日に、自身のオフィシャルブログで約5年ぶりに活動を再開すると明かし、手始めにケータイ小説ならぬ「ブログ小説」を展開していくことを報告した。

作風と酷評[編集]

いわゆる『ケータイ小説』の開拓者と言える存在
彼の作品の特徴である、

  • ほとんど会話シーンで話が進み、空白が多いためすぐ読み終わる
  • 『・・・』を多用した文章表現
  • 主人公の一人称視点で進行してゆく
  • 恋愛+失恋+セックス+レイプ+妊娠+DV+自殺未遂+不治の病+犬猫その他とにかく死ぬ(以上これらの出来事が1年ほどの短期間で一気に起こる)

をケータイ小説の多くが模倣しているためである。

若者から支持は得ているが、表現力の乏しさ・物語の幼稚さ・文章の稚拙さ・不必要な性的描写の多さ・愛情描写の貧困さを指摘されることが多く、殆ど全ての評論家には酷評され、「近年の日本文学の衰退を絵に描いたような人物」「本を読まない人たちのベストセラー作家」として文学ファンからはかなり忌み嫌われている。

それに対し、Yoshi自身は「自らの物語は文学ではなく、命の大切さ・人を愛する意味といったメッセージを伝える道具に過ぎないので、メッセージが伝わればそれでよい」と反論している。
しかし、前述の通り文章力や表現力が乏しいため、それすら伝えきれるような読者は限られてしまう。いくら崇高なメッセージがあると言ってもそれが伝わってないとなると彼の主張も意味を成さない。


久米田康治との関連[編集]

久米田先生は彼の作品を好評価しておらず、『さよなら絶望先生』作中では何度かネタ(毒入り)にされている。

  1. 自ら波を起こしていくの意味。