らき☆すた
らき☆すた(Lucky☆Star)[編集]
『コンプティーク』『コンプエース』などで連載されている、美水かがみの4コマ漫画。
概要[編集]
女子高生たちのゆったりと、ゆる〜い生活を描いた4コマ漫画。萌え4コマで、メインキャラに同世代の男子が1人も居ないという徹底ぶりが特徴。百合を妄想させる組み合わせが多いのも人気の一因。
主人公高1の冬から物語が始まり、2008年8月号にて高校卒業。ほんのりまったりはんなりなネタがほとんどだが、たまに思い出したようにド直球で警察やマスコミに喧嘩を売ることがある。[1]と思えば、コンプティーク連載でありながら萌え作品にツッコミや難癖をつけることも。[2]
美水かがみ自身によるスピンオフ作品として『あきらの王国』[3]、『宮河家の空腹』がある。
また、作画・えれっとの『ぶーぶーかがぶー』[4]、作画・あかりりゅりゅ羽の『らき☆すた ぽけっとトラベラ~ズ』、作画・どつによる『あきらvsちひろ』など数々のスピンオフ作品もある。
テレビアニメ版[編集]
2005年にドラマCD化され、2007年よりアニメ化を果たす。更に2008年にOVA化(通称「オリジナルなビジュアルとアニメーション」)。
制作は京都アニメーション。監督は山本寛(4話まで)、武本康弘。
また、スピンオフ作品『宮河家の空腹』がWebアニメ化され、2013年4月より配信開始。
制作はOrdat/エンカレッジフィルムズ。監督は山本寛。音楽は前山田健一が担当。
メインキャスト[編集]
~キャラクター | ~ドラマCD | ~テレビアニメ |
CENTER:泉こなた | CENTER:広橋涼 | CENTER:平野綾 |
CENTER:柊かがみ | CENTER:小清水亜美 | CENTER:加藤英美里 |
CENTER:柊つかさ | CENTER:中原麻衣 | CENTER:福原香織 |
CENTER:高良みゆき | CENTER:中山恵里奈 | CENTER:遠藤綾 |
CENTER:小早川ゆたか | CENTER:清水愛 | CENTER:長谷川静香 |
CENTER:岩崎みなみ | CENTER:松来未祐 | CENTER:茅原実里 |
CENTER:田村ひより | CENTER:新谷良子 | CENTER:清水香里 |
CENTER:パトリシア・マーティン | CENTER:雪野五月 | CENTER:ささきのぞみ |
CENTER:日下部みさお | CENTER:高橋美佳子 | CENTER:水原薫 |
CENTER:峰岸あやの | CENTER:後藤邑子 | CENTER:相沢舞 |
CENTER:黒井ななこ | CENTER:浅野真澄 | CENTER:前田このみ |
CENTER:成実ゆい | CENTER:斎藤千和 | CENTER:西原さおり |
CENTER:小神あきら | CENTER:野中藍 | CENTER:今野宏美 |
CENTER:白石みのる | CENTER:- | CENTER:白石稔 |
各メディアにおいての絶望声優からの出演は以下の通り。
- 風浦可符香役の野中藍が小神あきら役
- 藤吉晴美役の松来未祐が岩崎みなみ役
- 日塔奈美役の新谷良子が田村ひより役
- 音無芽留役、第三期「前回のあらすじ」朗読の斎藤千和が成実ゆい役(上記4名はドラマCD・DS版に出演)
- 小節あびる役の後藤邑子が峰岸あやの役(ドラマCD・DS版)とゴットゥーザ様役(テレビアニメ版・唯一両方のメディアに出演)
- 大草麻菜実役の井上喜久子が柊みき役
- 一旧役の杉田智和が杉田店員役
- 冬将軍役の立木文彦が男性モブキャラ役ほか(上記3名はテレビアニメ版に出演)
アニメ版の評価[編集]
原作ファンからは賛否両論である。
キャラクターや背景技術が素晴らしい事については両者良しとしているが、小ネタやパロディの多用については「効果的に盛り込まれているので原作未読者でも楽しめる内容になっている」(賛成側)「元ネタを知らなければ楽しめない」「『涼宮ハルヒ』ネタを多用しているあたりハルヒの噛ませ犬として使われている」(反対側)など意見が分かれている。
さらに、小神あきら役の今野宏美とアニメオリジナルキャラの白石みのる役の白石稔が2クールのEDで実写で担当するようになってからは「アニメの世界観を破壊するようなED構成はやめてもらいたい」「EDを白石と今野の二人をいじり倒すネタにするのは、悪ふざけにもほどがある」との意見が肯定派と否定派の両派から出たが[5]、この実写EDが今野と白石の知名度が上がるきっかけとなった。
また、OP主題歌である「もってけ!セーラーふく」がネット上で大ヒット。その中毒性のある歌詞と曲から非常に高い人気を博し、数多くのOP派生MADや踊ってみた動画がニコニコ動画で投稿された。 さらにこの主題歌をオリコン1位にする運動が発生し、瞬く間にネット掲示板やmixiなどに波及していった。結果は惜しくもV6に敗れてウィークリー2位であったが(年間では40位)、アニソンとしては2007年のシングル売り上げではトップとなった。
久米田康治との関連[編集]
さよなら絶望先生 作品内にて[編集]
本作がアニメ化されてから、アニメでも原作でもよくネタにされている。これは、本作品のアニメがチバテレビとテレ玉では『さよなら絶望先生』の直後に放映されていた関係、UHF局つながりからだと思われる。
特に原作では、ニートや引きこもりに「らきすたおもしれぇ」と言わせることが多い。
余談だが、この「らきすたおもしれぇ」に対して、月刊コンプエース2008年3月号の柱コメントで「らき☆すたおもしれえ!はい、おもしろいです!!では、ばいに〜♪」と返されている。
らきすた作品内におけるさよなら絶望先生[編集]
また、PS2ソフト「らき☆すた 陵桜学園桜藤祭」では、「人として軸がぶれている」の一節が使われ「絶望したっ!」と絶望先生のパロディを登場させている。さらにOVA(オリジナルでビジュアルなアニメーション)でも同様のパロディを行なっている。