オリンピック

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オリンピック(Olympic)[編集]

夏と冬、それぞれ4年に一度開かれる世界一のスポーツの祭典。
五大陸を表すシンボルマークから、日本では「五輪[1]とも通称される。
夏季大会は西暦が4の倍数の年に、冬季大会は1994年以降その中間の年(サッカーワールドカップと同じ年)にそれぞれ開催される。

夢と現実[編集]

日本では「参加することに意義がある[2]」と言いながらも、優勝できず金メダルを取れないと叩かれる、もっとも代表的な「言っていることとやっていることが違う」もの。
オリンピックのモットーとしてオリンピック憲章に明記されている標語は、「より速く、より高く、より強く(Citius, Altius, Fortius)」である。

久米田康治との関連[編集]

オリンピックは世界的に注目をあつめるスポーツイベントであるうえ、ほとんどのスポーツにおいて目指すべき頂点と位置づけられていることから、さまざまなスポーツ選手の発言・言動が注目されることになる。
このため、選手の発言・言動や、時にユニークなキャラクターなどがマスコミおよび一般市民の注目を集めるのみならず、久米田先生にとっても格好のネタ供給源となっている。

アニメ「じょしらく」にて[編集]

放送期間がロンドンオリンピックと重なったことにより、制作局で最速放送だったはずのMBSでの放送が、8/2、8/9の2週連続オリンピック中継の放送休止の影響により、アニメ第五席~第七席が、本来一日遅れの予定だったTBSに抜かれることに。さらに、第五席においては全国で視聴可能なBS-TBSにすら抜かれることに。

久米田作品におけるオリンピック登場履歴[編集]

2004年「アテネオリンピック」(夏季)[編集]

2004年にギリシャ・アテネで行われた夏季オリンピック。
陸上の男子ハンマー投げで、1位だったアヌシュがドーピング違反でメダル剥奪。2位の室伏広治が繰り上げ1位となった。
男子マラソンで、ブラジルのバンデルレイ・デ・リマが先頭だった35km地点過ぎで男が抱きつきコース外へ押し出され大きくリズムを崩す。しかし3位でゴールし、国際オリンピック委員会は、スポーツマンシップを讃えるとして、ピエール・ド・クーベルタンの名前を冠した特別メダルを授与した。


5話『ヒジニモ負ケズ ヒザニモ負ケズ』では、アテネオリンピックで注目を集めたアニマル浜口と浜口京子親子が、また121話『渡しの個人主義』では、野球日本代表の中畑監督代行ネタが、それぞれ取り上げられている。
2009年の番外編『楽天大賞』では、2004年の「流行語大将」として、水泳選手の北島康介選手が登場。金メダルを取った時の言葉「超きもちいい」が取り上げられた。

2006年「トリノオリンピック」(冬季)[編集]

2006年にイタリア・トリノで行われた冬季オリンピック。
マスコミの過剰な取材・報道で、メダル獲得者が続出かのように言われていたが、終わってみると女子フィギュアスケートの荒川静香選手の金メダル1個に終わった。


荒川静香選手のイナバウアー41話『白い虚構』49話『暗夜号路』で、また獲得メダル一個ネタが66話『二束三文オペラ』で、それぞれ取り上げられた。

2008年「北京オリンピック」(夏季)[編集]

2008年に中国・北京で行われた夏季オリンピック。
開催前から、中国が抱える対チベット人権問題になど対する世界各国の抗議行動のため、各国の聖火リレーでトラブルが相次ぐなど、開幕前から大騒ぎになった。
大会前の混乱に比べると、本大会はつつがなく開催された。男子100m決勝ではジャマイカのウサイン・ボルト選手が9秒69の世界記録をマークして圧勝した。


ある意味本大会より盛り上がった「火消しリレー」が135話『チャパーエフと消去』136話『デモの意図』149話『暗中問答』で取り上げられたほか、チベット問題に絡むボイコットネタ133話『対象街の殺人』も登場した。
126話『あまい姫』は一話まるまるが北京オリンピックネタとして描かれており、パンフレットに描かれた「偽涼宮ハルヒ」もネタとして取り上げられた。
大会の内容に関しては、185話『ネジまき鳥クロニクル』では、ボルトの9秒69が取り上げられた。187話『誤字院原の敵討』では、野球日本代表のアウトカウント間違いがネタにされているほか、星野仙一監督の惨敗っぷりが152話『黙人の行方は、誰も知らない』162話『大逸走』にて揶揄された 。

2010年「バンクーバーオリンピック」(冬季)[編集]

2010年にカナダ・バンクーバーで行われた冬季オリンピック。
スノーボード・ハーフパイプ日本代表、國母和宏選手の服装問題が話題となり、日本選手団公式スーツを腰パン、ネクタイ緩めなど服装着用規定に抵触している様子が放送され、視聴者などから全日本スキー連盟に抗議が殺到した。この問題は216話『ルールとミミ』でネタにされている。

2012年「ロンドンオリンピック」(夏季)[編集]

2012年にイギリス・ロンドンで行われた夏季オリンピック。
韓国男子サッカー代表選手の政治的メッセージ掲揚問題が三十八日目でネタにされた。

2014年「ソチオリンピック」(冬季)[編集]

2014年にロシア・ソチで行われた冬季オリンピック。

2016年「リオデジャネイロオリンピック」(夏季)[編集]

2016年のオリンピック誘致活動に東京が立候補していたことから、作品中にも何度か取り上げられていた。

2020年「東京オリンピック」(夏季)[編集]

266話の欄外ネタで東京の立候補がネタにされた。

  1. 読売新聞の記者が宮本武蔵の『五輪書』から考案し、新聞の文字数短縮のため普及した。
  2. 1904年のロンドンオリンピックで激しい国家間対立を起こした英国と米国について当時のIOC会長のクーベルタンがとりあげた「勝つことではなく、参加することに意義があるとは、至言である。人生において重要なことは、成功することではなく、努力することである。根本的なことは、征服したかどうかにあるのではなく、よく戦ったかどうかにある。」と述べたことより。日本では「弱くてもいい」「負けてもいい」といういいわけになりがち。