機動戦士ガンダムAGE

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機動戦士ガンダムAGE(きどうせんしガンダムエイジ)[編集]

原作:矢立肇・富野由悠季、ストーリー・シリーズ構成:日野晃博、監督:山口晋、制作:サンライズによるロボットアニメ。
2011年10月から2012年9月までMBS・TBS系列にて放送。全49話。
2012年1月から12月までBS11でも放送された。

概要[編集]

100年に渡るストーリーを、3人の主人公と4機のガンダムによる世代交代を主軸に据えて描いた4部構成の作品。
レベルファイブの日野晃博代表が企画を主導するゲーム化前提のメディアミックス作品であり、アーケードゲーム『ゲイジングバトルベース』の稼働、アーケードゲーム『ガンダムトライエイジ』との連動キャンペーンも行われ、PSP用RPG『機動戦士ガンダムAGE ユニバースアクセル/コズミックドライブ』が発売されている。
視聴対象は「幅広い年齢層」に設定しており、レベルファイブのメディアミックス作品『ダンボール戦機』のファン層を意識して子供向けにしつつ、近年のガンダムシリーズから離れている大人層も取り込もうとしている。
また、レベルファイブとの関わりから旧来のガンダムシリーズと異なり小学館の「コロコロコミック」とのタイアップも行われており、「少年サンデーS 増刊号」では外伝作品『機動戦士ガンダムAGE 追憶のシド』が連載された。
2013年にはアセム編以降のストーリーを再構成した総集編OVA『機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN』が発売された。

反響と批難の声と悲惨な結果[編集]

賛否両論に晒されることがガンダムシリーズの常であるが、当作もその例に洩れない結果となっている。

放送前には「子供向け」という目標設定に対して賛否が巻き起こり、上記の通りゲーム制作会社レベルファイブが関与していることや、キャラクター原案が「イナズマイレブンシリーズ」のキャラクターデザインを担当している長野拓造氏であることから「ダンボールガンダム」「イナイレガンダム」と揶揄されたりもした。[1]


ストーリーについても時系列的な矛盾や御都合主義的展開が多く[2]、批判の対象となっている。また、主人公の一人であるフリット・アスノの行動が親や想い人を失った怨恨を原動力とした敵の徹底的な殲滅を目的としているため、視聴者の共感を得にくいという指摘もされている。
ただしこのようなダークヒーロー設定だけならばガンダムシリーズ以外にも昔から数多く存在しており、またスタッフからも「間違った正義」としてあえて描写している旨が発言されている。


今作で問題視されるのはそれに加えて「主人公を無条件に賞賛するキャラクターが大量に存在する一方、主人公を諭し、時には叱り、諌めるような人物は極端に少ない」という点が大きいとされている。
視聴者が違和感を持つ行動を事ある毎にとる一方、それについて彼が叱られたり非難されるような場面は非常に少なく、特にストーリー序盤では皆無と言って良い。[3]
それでいて序盤では「さすがフリットだ」、中盤で連邦軍の総司令官に就任して以降は「さすが総司令だ」と賞賛される場面は繰り返されるため、いわゆる「主人公補正」を含めても到底感情移入出来ないものになってしまっており、最終話においては戦争を終結へ導いた英雄としてフリットを称える銅像が記念館に建てられたりと[4]、物語自体がフリット一世代の英雄譚となってしまったため、「世代交代のストーリーという名目は嘘だったのか」という視聴者からの大批判を浴びた。


さらに、シリーズ構成を担当している日野晃博氏が自身のTwitterで旧来からのガンダムファンを挑発するような発言をしたことで多くの視聴者の逆鱗に触れてしまい、結果として日野氏のTwitterが炎上するという騒動も発生し、放送終了後は彼のシナリオライターとしての引き出しが少なすぎる点がネット上で批判された。[5]

こうした状況や放送時間帯が日曜の午後5時だったということもあって、視聴率も肝心のC層[6]で度々測定不能となるなど低迷し、一部のガンダムファンからは「アニメ本編よりも制作サイドの周辺の状況の方が面白い」と皮肉られ、ネット上では[[製作側はこのような噂に対して、「打ち切りの噂はデマである」と否定しており、4クール(全49話)の話が無事放送された</ref>また、打ち切りの噂が度々浮上した。<ref]]では他の掲載作品と比べて非常に扱いが悪く、連載されていたスピンオフ作品の漫画「トレジャースター」も、2012年6月号(5月15日発売)で打ち切られてしまい[7]、アニメの放送終了後、AGE関連の情報ページが無くなったことから、コロコロコミックからは実質上、完全に切り捨てられてしまった。[8]
そして、公式サイトで配信されていたWEBラジオ『ガンダム&ruby(エイジ アゲアゲ){AGE×3};ラジオ』も、『AGE』放送中にも関わらず全28回という中途半端な放送回数で終了している。[9]なお、ラジオ第27回にゼハート・ガレット役の神谷浩史がゲスト出演した際に、役者として脚本やストーリー展開への対応が「難しい」という旨を語ったところ、リスナーに日野氏への遠回しの批判と解釈されネット上で話題となる一幕もあった。

さらにBD/DVDやガンプラなど、関連商品の売上も不振に喘ぎ、2012年8月30日に発売されたPSP用RPG『機動戦士ガンダムAGE ユニバースアクセル/コズミックドライブ』も「システムエンジンのほとんどが『ダンボール戦機シリーズ』の使い回しだ」とネット上で酷評され、初週売り上げも3.5万本[10]と、当初の売り上げ推定予測であった100万本を大きく下回ることとなり、「ゲーム畑出身の人間をアニメのシリーズ構成に置いたのがそもそもの間違いだったのではないか」「もう二度と日野とレベルファイブをガンダムシリーズのアニメ制作に関わらせるな」と、日野氏とレベルファイブに責任を問う声も多く挙げられ、[11]このような視聴者からの意見を受けたためか、総集編OVA『機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN』の制作においてストーリー構成は日野氏から本編のサブ脚本及び『機動戦士ガンダム00』の小説版を執筆した木村暢氏に取って代わられてしまった。[12]その結果、Amazonレビューを初め視聴者から納得のいく改良として好評を得ているのは皮肉としか言い様がない。

こうした批判の中、第6話に登場したイワーク・ブライアのコロニーでの生活について吐き出した台詞「強いられているんだ![13]が、視聴者の置かれた状況と重なって大きな共感を産み、各所でネタにされる事態も発生した。[14]

なお、物語面では散々な評価を得てしまった本作ではあるがメカデザインは高く評価されており、戦闘シーンもアセム編を皮切りにスーパーロボット作品のような派手なアクションが多く占めるようになっていった他、劇伴BGMの評価も高いためか「AGEのモビルスーツはかなり好き」という視聴者もいる。

また小説版は例に漏れず、著者の小太刀右京氏によるストーリーの大きなアレンジが評価されており、アニメよりも小説を好む視聴者は多い。一方でアニメではほぼ全くと言っていいほど見られなかった残酷な表現が多々見られる他、キャラクターの性格や内面といった心情描写の改変が激しく[15]、こちらに関しては評価が割れる傾向にある。

あらすじ[編集]

第1部 フリット編(第1話~第15話)

人類がスペースコロニーに移住するようになって数百年が経過した時代。
地球圏の動乱が終わり人類に平和が訪れたかに見えていたが、突如として謎の敵「UE」が地球圏を襲来した。
A.G.108年、7歳の少年フリット・アスノはUEの襲撃により母を失う。
母から「AGEデバイス」を託されたフリットは、その中に残されたデータからアスノ家に伝わる「ガンダム」の開発を決意する。
A.G.115年、14歳になったフリットは連邦軍の庇護のもと、コロニー「ノーラ」の軍基地で「ガンダムAGE-1」と「AGEシステム」を完成させた。
時を同じくしてノーラをUEが襲い、フリットは自ら開発したガンダムAGE-1に乗り込みUEに立ち向かう…。

第2部 アセム編(第16話~第28話、『MEMORY OF EDEN』前編パート)

A.G.140年、かつてUEと呼ばれた火星圏国家「ヴェイガン」との戦争は未だ続いていた。
フリットは連邦軍の司令官となり、17歳となった息子のアセム・アスノにAGEデバイスを託す。
アセムはコロニー「トルディア」を襲撃したヴェイガンをガンダムAGE-1に乗り込んで退け、同時期に学園に転入してきたゼハート・ガレットと出会い学園生活を謳歌する。
A.G.141年、学園の卒業式でゼハートがヴェイガンのスパイであったことが暴かれた。
アセムは連邦軍へ入隊して「ガンダムAGE-2」を受領し、ヴェイガンとの戦いに身を投じた…。

第3部 キオ編(第29話~第39話、『MEMORY OF EDEN』後編パート)

A.G.151年、アセムの息子キオ・アスノが誕生する。
キオの誕生を見届けたアセムは最後の任務に赴くが、戦闘中行方不明となってしまう。
A.G.164年、13歳になったキオは地球の町「オリバーノーツ」で平和に暮らしていた。
しかしその平和な時間は、ヴェイガンの突然の攻撃とフェザール・イゼルカントの地球全面侵攻宣言により破られる。
キオは祖父のフリットに導かれて「ガンダムAGE-3」を起動し、オリバーノーツを襲ったゼハートに挑む…。

第4部 三世代編(第40話~第49話、『MEMORY OF EDEN』後編パート)

ヴェイガンの本拠地セカンドムーンよりキオが生還して1ヶ月が過ぎた。
火星圏での出会いを経て戦争に対する考えを模索したキオは、ヴェイガンの徹底的な殲滅を望む祖父フリット、連邦とヴェイガンの勢力バランスを維持しようとする父アセムと相容れないものになりつつあった。
その中で発動されたルナベース奪還作戦で、新型の「ガンダムAGE-FX」を駆って出撃したキオはヴェイガン兵の命を奪わず戦闘能力だけを奪うことに務め、人を殺さない不殺の道へと進んでいく…。

スタッフ[編集]

企画:サンライズ
原作:矢立肇、富野由悠季
監督:山口晋
ストーリー・シリーズ構成:日野晃博
キャラクターデザイン原案:長野拓造
キャラクターデザイン:千葉道徳
メカニカルデザイン:海老川兼武、石垣純哉、寺岡賢司
チーフメカアニメーター:大塚健
美術デザイン:中島美佳
美術監督:近藤由美子
色彩設計:手嶋明美
SF考証:白土晴一
シリーズ構成補佐:兵頭一歩
音響監督:藤野貞義
撮影監督:葛山剛士、田中唯
編集:野尻由紀子
CGテクニカルディレクター:宮原洋平
音楽:吉川慶
音楽プロデューサー:篠原廣人(ソニー・ミュージックエンタテインメント)、斎藤滋(ランティス)、山田智子(サンライズ音楽出版)
エグゼクティブプロデューサー:竹田青滋、宮川恭夫
制作協力:創通、ADK
企画プロデューサー:佐々木新
企画協力:レベルファイブ
プロデューサー:丸山博雄、小川正和
製作:毎日放送、サンライズ

メインキャスト[編集]

・第1部 フリット編
~キャラクター ~キャスト h
CENTER:フリット・アスノ CENTER:豊永利行
CENTER:エミリー・アモンド[16]
ハロ
CENTER:遠藤綾
CENTER:ユリン・ルシェル CENTER:早見沙織
CENTER:ディケ・ガンヘイル CENTER:大畑伸太郎
CENTER:バルガス・ダイソン CENTER:坂東尚樹
CENTER:グルーデック・エイノア CENTER:東地宏樹
CENTER:ウルフ・エニアクル CENTER:小野大輔
CENTER:ラーガン・ドレイス CENTER:羽多野渉
CENTER:ミレース・アロイ CENTER:嶋村侑
CENTER:ムクレド・マッドーナ CENTER:白熊寛嗣
CENTER:ララパーリー・マッドーナ CENTER:長沢美樹
CENTER:ドン・ボヤージ CENTER:三宅健太
CENTER:ラクト・エルファメル CENTER:諏訪部順一
CENTER:デシル・ガレット CENTER:高垣彩陽
CENTER:ギーラ・ゾイ
(ヤーク・ドレ[17]
CENTER:チョー
CENTER:アラベル・ゾイ CENTER:平田真菜
CENTER:ナレーション CENTER:井上和彦
・第2部 アセム編
~キャラクター ~キャスト h
CENTER:アセム・アスノ CENTER:江口拓也
CENTER:ゼハート・ガレット CENTER:神谷浩史
CENTER:ロマリー・ストーン[18] CENTER:花澤香菜
CENTER:フリット・アスノ CENTER:井上和彦
CENTER:フレデリック・アルグレアス CENTER:子安武人
CENTER:オブライト・ローレイン CENTER:遊佐浩二
CENTER:アリーサ・ガンヘイル CENTER:小清水亜美
CENTER:マックス・ハートウェイ CENTER:阪口大助
CENTER:レミ・ルース CENTER:佐倉綾音
CENTER:ロディ・マッドーナ CENTER:森田一成
CENTER:ユノア・アスノ CENTER:大亀あすか
CENTER:デシル・ガレット CENTER:寺島拓篤
CENTER:ダズ・ローデン CENTER:武虎
CENTER:メデル・ザント CENTER:稲葉実
CENTER:フェザール・イゼルカント CENTER:大友龍三郎
・第3部 キオ編、第4部 三世代編
~キャラクター ~キャスト h
CENTER:キオ・アスノ CENTER:山本和臣
CENTER:ウェンディ・ハーツ CENTER:伊瀬茉莉也
CENTER:ウットビット・ガンヘイル CENTER:大畑伸太郎
CENTER:ユノア・アスノ CENTER:遠藤綾
CENTER:ナトーラ・エイナス CENTER:佐藤利奈
CENTER:セリック・アビス CENTER:竹本英史
CENTER:シャナルア・マレン CENTER:朴璐美
CENTER:デレク・ジャックロウ CENTER:安元洋貴
CENTER:ジョナサン・ギスターブ CENTER:小野友樹
CENTER:ザナルド・ベイハート CENTER:江川央生
CENTER:ゴドム・タイナム CENTER:真殿光昭
CENTER:フラム・ナラ CENTER:寿美菜子
CENTER:レイル・ライト CENTER:大原崇
CENTER:ディーン・アノン CENTER:柿原徹也
CENTER:ルウ・アノン CENTER:伊藤かな恵
CENTER:ジラード・スプリガン CENTER:柚木涼香
CENTER:ファルク・オクラムド CENTER:松本大
CENTER:ゼラ・ギンス CENTER:浪川大輔
CENTER:ドレーネ・イゼルカント CENTER:園崎未恵
CENTER:ラドック・ホーン CENTER:杉野博臣
CENTER:キャプテン・アッシュ
(アセム・アスノ)
CENTER:鳥海浩輔

久米田作品出演声優の出演は以下の通り。

絶望改蔵声優
絶望じょしらく声優
  • 乃村健次(絶望:ペリー役、じょしらく:ウサ様役)がイワーク・ブライア役
絶望声優
改蔵声優
  • 平田真菜(勝改蔵の母役)がアラベル・ゾイ(幼年)、少年役
  • 樋口智透(吐鬼女鬼メンバー役、他)がキオ・アスノ(壮年)、ダレスト・グーン、管制官、オリバーノーツ副司令、士官、連邦軍兵士役
  • 山口勝平(とうりゃんせA役、他)がアラベル・ゾイ(成年)役
  • 小野友樹(「叫ぶしびんの会」会員A役、他)がジョナサン・ギスターブ、デモン・ラージ、オペレーター、連邦軍兵士役
じょしらく声優
  • 花澤香菜(ドラマCD版空琉美遊亭丸京役)がロマリー・ストーン役
  • 佐倉綾音(アニメ版蕪羅亭魔梨威役)がレミ・ルース役
  • 山本格(医者役)がジョセ・マリス、レスキュー隊員役、先生役(EDEN)
  • 山口りゅう(競り人の声役)が兵士、ビシディアン、連邦軍兵士役
  • 斉藤貴美子(婦人役)が少年役
  • 井口祐一(医者役)がウォン・カストロファ、ヴェイガン兵士役

ゲーム版には下記のキャストが出演している。

絶望声優
改蔵声優
  • 樋口智透(吐鬼女鬼メンバー役、他)がエウバ兵、不良B、オペレータ役
  • 山口勝平(とうりゃんせA役、他)がレブルス・ラモット[19]、不良A役
じょしらく声優


久米田康治との関連[編集]

さよなら絶望先生 作中にて[編集]

藤吉晴美関連ネタとして登場。
274話276話で同人誌の原稿に描かれ、281話では晴美の部屋の背景ネタとして登場している。
また、第二六集のカバー下で成人向けBL同人誌「G-AGEにスマッシュ」(久米田先生のデビュー作である『地上げにスマッシュ』を捩ったネタ)をコミケで販売したが、作品の不振もあってか286話で大量の在庫を抱えている。
298話ではその同人誌が供養の品として晴美の机に供えられていた。

じょしらく 作中にて[編集]

二十七日目にて、貼り紙ネタにUEの兵器「コロニーデストロイヤー」が登場している。

  1. 長野氏の起用により、標準等身(?)のキャラと極端にデフォルメの利いた幼児体型の如きキャラが同一画面上で遣り取りを行なうという、従来のシリーズには見られなかった「斬新」な絵面が描かれている。
  2. これはシリーズ構成を担当している日野晃博氏が手掛けた他作品にも見られる特徴であり、過去に彼がシナリオを担当したRPG『ローグギャラクシー』のストーリー展開が、小説業界きってのゲーマーとして知られる作家の宮部みゆきに「話の内容が破綻している」と酷評されたことがあった。なお、この『ローグギャラクシー』は、2ちゃんねるの1年間で一番ひどいゲームを決める「クソゲー・オブ・ザ・イヤー」で2005年の大賞を受賞している。
  3. ただしアセム編やキオ編においては主人公の考えや行動を批難される場面が存在し、フリットの「ヴェイガン殲滅」の考えに対し違和感を感じる者や異を唱える声も出てきている。加えて「主人公を無条件に賞賛」「諌めるような人物は極端に少ない」という主人公補正の傾向は『機動戦士ガンダムSEED』シリーズのキラ・ヤマトにも見られるものであり、作品を非難する声として挙げられる場合がある。
  4. 小説版ではこの銅像が建てられたことに関して、フリット自身は難色を示していた。
  5. 特に「親類に病弱な人間がいる」というキャラ設定をキオ編で2回も使い回しをしたことが批判点の一つとして挙げられており、日野氏がシナリオ担当をしている「イナズマイレブンシリーズ」や「ダンボール戦機シリーズ」にも、この設定のキャラが複数人登場している。
  6. KID層とも。4歳から12歳の児童層を指す。
  7. その代わり、2012年7月号(6月15日発売)~11月号(10月15日発売)まで、アニメ本編における第3部キオ編の漫画を連載した。
  8. ファンの間では「コロコロコミックにはすでにデュエルマスターズやベイブレードなど、低年齢層に人気のあるホビー情報や連載作品が揃っていたため、今まで他社でメディアミックス展開されていたガンダムはコロコロ読者にとって非常に馴染みにくいものだったのではないか」という説が有力視されているが、同じように他社で展開していた『ロックマン』がコロコロで展開されるようになってからはむしろボンボンの時以上の盛り上がりをみせたため、理由になっているとは言い難い。なお、ガンダムそのものは現在もコロコロで取り扱われている。
  9. その代わり、月イチのWEB放送として『ガンダム&ruby(エイジ アゲアゲ){AGE×3};TV』がバンダイチャンネルライブにて配信されるようになった。
  10. 直近のガンダムタイトルの初週売り上げは『機動戦士ガンダムUC』(PS3)が約5万本、『機動戦士ガンダムSEED BATTLE DESTINY』(PS Vita)が約4万本。
  11. その一方で、投資面では「ガンダム」のネームバリューが関連企業に高評価をもたらしたという分析や、海外では公式配信やガンプラ売上などで好調な結果を残しているという報道もされている。
  12. ただし、日野氏はシナリオ監修として参加している。ちなみに監督も山口氏から別人に交代している。
  13. 台詞そのものは「富裕層に搾取され、遊び半分の戦闘行為に巻き込まれる被害者」という視点からのものであり特におかしな点は無いものの、集中線つきのアップで中年男性が吠えるという珍妙な演出が視聴者に絶大なインパクトを与えた。これらについてはゲームラボで「逆にいえばそういうところぐらいしか面白がれるところがない」と批判されていたりもした。
    なおイワーク氏はこの後、自分で用意した作業用機体で出撃し、戦闘用モビルスーツにスコップで積極的に襲いかかり撃破する活躍を見せるため「彼が何を強いられていたのか」「そもそも本当に強いられていたのか」は謎のままとなっている。
  14. 特にアダルトゲーム『真剣で私に恋しなさい!!S』において、誰とも恋仲になっていないルートで主要ヒロインの一人である椎名京がこのセリフを使うシーンが登場しており、「まさか日野氏もイワークのセリフがアダルトゲームのライターにネタにされるとは思っていなかっただろう」と、ネット上で一時期話題となった。
  15. 特にキオ編以降に顕著。
  16. 第2部ではエミリー・アスノ。
  17. 公式サイトやEDクレジットではギーラ・ゾイとヤーク・ドレが別人のように扱われているが、劇中でのギーラ・ゾイの台詞や小説版にてギーラ・ゾイが武器商人として地球圏で使用している名前であることが示唆されている。
  18. 第2部のラスト以降はロマリー・アスノ。
  19. ゲームのエンディングクレジットに基づく。レブルス・ラモンド(アニメ版CV:北沢力)の誤表記か。