第04話OP
第04話『ヒジニモ負ケズ ヒザニモ負ケズ』からのOP映像。第二OP。[編集]
OPは前半は細かいアイキャッチ画像の連続、後半は昭和期のカストリ雑誌風。
オープニングディレクター・尾石達也
絵ありverはアニメ雑録さんのところで。http://aniza.net/zetsubou_op/
(このwikiの番号とはすこしずれあり。こちらは背景ではなく、テロップの入れ替わりで数字を変更したため。)
(1) ノイズの入った白背景の真ん中に赤文字[編集]
原作 久米田康治 「さよなら絶望先生」 (講談社「週刊少年マガジン」連載)
(2) 赤背景に白文字 [編集]
書いてある文章は上と同じ。
(3) 黄土色背景に茶字[編集]
真ん中の文章は上と同じ。その周りに8つの漢字と数字がある。
すべて実在の元号。(1つは伝説の時代の元号なので実在とは言い辛いが。)
[]内がアニメーションで出てくる数字、()内が実際にその年号が使われた期間。以下元号関係では同様の扱いです。
- 右上→左上
- 綏靖(すいぜい)[0581〜0552]→紀元前の元号(581-549)
- 大同(だいどう)[0806〜0834]→19番目の元号。(806-809)
- 興国(こうこく)[1340〜1368]→158番目の元号。(1340-1345)
- 享徳(きょうとく)[1452〜1480]→172番目の元号。(1452-1454)
- 右下→左下
- 長承(ちょうじょう)[1132〜1160]→85番目の元号。(1132-1134)
- 保元(ほうげん)[1156〜1184]→93番目の元号。(1156-1158)
- 安和(あんな)[0968〜0986]→40番目の元号。(968-969)
- 霊亀(れいき)[0715〜0743]→7番目の元号。(715-716)
OP中には登場しませんでしたが、元号の中には、久米田先生の名前である、「康治」という元号もあります。
小さな数字を高速で進めるという手法は、シャフト製作の『ぱにぽにだっしゅ!』第3OP『少女Q』の映像から使われた手法。
(4) ピンク色背景、白文字[編集]
ハンコ風に「新房昭之」その下にも小さく新房昭之。
(5) 緑背景に大量の○、その中に漢字。[編集]
般若心経のようだが、中に「久米田康」の字が。
羯諦日故等神菩羅究 諦 説等呪提蜜竟 般呪是故多涅 若能久米田康 菩 波除明般得三 提波 羅一呪若阿世
(6) 白背景に黄色い波線のようなもの[編集]
右上、左下に「ほにゃらら」。 「新房昭之」という字を多重印刷
(7) 黄色背景に抱き合う姿[編集]
線で結ばれているところ。字の位置が右側のものから。
・「短小指屈筋」
・「尺骨」
・「人差シ指」
・「回外筋」
・「広背筋」
・「指仲筋」
・「肩甲骨」
・「外腹斜筋」
・「肘頭」
(8) 白背景に青文字[編集]
大量の「新」と「房」の文字。監督である新房昭之の苗字。
(9) 水色背景に白文字クロスワードパズル[編集]
- 横の列(上から下)
- 1・微笑ニ自分ハ泣キ、判断モ抵抗モ
- 2・ヲ、忘レテヰル。
- 3・恥ノ多ヒ
- 縦の列(右から左)
- イ・レドモ、
- ロ・アルモ
- ハ・ヤ、自分ハ、完全
- 小文字
- 2の左上・吐息
- 1の下、2の右・太股痙攣
- ロの下、3の下・キヤヤサノ女乙
・横の列、縦の列はすべて太宰治『人間失格』の一節。→[人間失格:http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/301_14912.html]](青空文庫)
※注釈、「クロスワードパズル」という見出し内において、123、イロハなどは小文字の位置を説明しやすいように便宜上つけたもの。また、太字の部分で縦と横が組み合わさっている。
(10) 白地背景に薄緑で大きく「鬱」の字[編集]
・右上のバーコード「7 2 638 0064 14 9」
・ほにゃらら
・鬱の漢字の中の※のような部分の下に「0721」
(11) 白地背景に真ん中に小さく「運命ノ流レ」[編集]
・恐らく出版年不明の銀鈴書房と吉野春助による官能小説「運命の流れ」
詳しくは(http://kanwa.jp/xxbungaku/Biho/Biho-uu/UU0200.htm)を参照。
(12) 赤地背景に黒で大きく「血と薔薇」[編集]
・ほにゃらら
・右下のバーコード「2 6 441 8573 21 3」
「血と薔薇」は澁澤龍彦の責任編集のもと発刊された「エロティシズムと残酷の綜合研究誌」。1968年から1969年にかけて計4号刊行され、2007年現在復刻版も出版されている。
はたしてこのOPは倫理的に大丈夫なのかとファンをやきもきさせたが、それはこのサブカルチャー誌発刊にあたっての主旨が制作者の宣言でもあるのだろう。『血と薔薇』宣言
(13) 青地背景に足をからませる姿(貝合わせ姿)[編集]
・「毛髪」
・「上腕二頭筋」
・「背骨」
・「乳房」
・「唇」
・「外側広筋」
・「膝蓋骨」
・「臀部」
・「顎」
・「乳房」
・「肩峰」
貝合わせについてはwikipedia 貝合わせを参照。
(14) オレンジ背景にクロスワード[編集]
横の列
4・着物ノ裾ヲ咥ヘテ
縦の列(右から左)
ニ・、私堪リマセンワ
ホ・ヨヒ処ヘ当ルワ。
ヘ・レル
小文字
4の上・座布団
ルの右・壱弐々奈零
ルの下・格失間人
(15) 白地背景に金文字[編集]
梵 梵 梵 東 西 天 婆 梵 斉 華 婆 一 梵 華
アニメ「天才バカボン!」の主題歌の一節 「ボンボン(梵梵) バカボン(婆華梵) バカボンボン!(婆華梵梵) 天才一(天斉一)家だ バ〜カボンボン!」を音写したものと思われる。 西と東で、「西から上ったお日様が東へ沈む〜」という部分を表していると思われる。
(16) 桜色背景に金字[編集]
・真ん中に「久」の文字が一つ、その周りにたくさんの「米」と「田」
・左上「日本の米」
(OPを歌う大槻ケンヂが所属するバンド、筋肉少女帯の楽曲)
(17) 白背景に黒文字で占いのようなもの[編集]
・左側「ニ後最」
・右側
負・・・・・・・・・情純● 勝・・・・・・・・・情愛○ 負・・・・・・・・・剰過● 負・・・・・・・・・常異●
「純情・愛情・過剰・異常」は 小泉今日子のヒット曲「ヤマトナデシコ七変化」からと思われる。
愛情が勝って、その左に「最後に」がついているのは、 KANのヒット曲「愛は勝つ」から。
(18) 白背景に黄文字で大きく「藝」(芸の旧字)[編集]
・左下のバーコード「4 6 507 2146 19 4」
・上から2番目の横線の左側に「ほにゃらら」
・藝の漢字の中云う一番上の線の部分の左側に「0721」(「オナニー」か)~
(19) ピンク背景にパンチラ絵[編集]
線で結ばれているところ。字の位置が右側のものから。
・「秘密其ノ壱」
・「秘密其ノ弐」
・「内助間筋」
・「脇腹」
・「広背筋」
・「太腿」
・「臀部」
・「半腱様筋」
・「骨盤」
・「小指」
・「三角骨」
(20) 灰色背景に白文字[編集]
縦3列に「久米田康治」最後には「こうじぃ〜」と小さく書いてある。
(21) 白背景に赤文字[編集]
またも「新房昭之」ハンコ。 真ん中には
行犯× ノ之昭房新 子判○
「新房昭之の判子」と「新房昭之の犯行」をかけている
(22) 白背景に青文字[編集]
●貧乏
○大臣
○大大 臣
と繰り返して四角く並べている。
(「大大 臣」の大と臣の間に空白がある)
自分の名前を指にあてがい、「貧乏、大臣、大大臣(おおだいじん)」と繰り替えす 指占い遊びからと思われる。
(23) 青紫背景に白文字クロスワード[編集]
横の列
5・思ツタ。シカシ妻ハ悄然ト笹ノ落
縦の列(右から左)
ト・レルト、妻ハウツト
小文字
トの「ト」の左・中ノ藪
トの「ウ」の右・使違非検
5の「タ」の下・アババババ
5の「笹」の上・0721
ここまでが前半、「アイキャッチの連続部」。OP開始からここまででおよそ15秒。
・『あばばばば』は芥川龍之介の短編小説。→[あばばばば:http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/14_14602.html]](青空文庫)
・『0721』は語呂合わせで、芥川龍之介には関係が無い。
・それ以外は芥川龍之介の短編小説『藪の中』の関連語。→藪の中(青空文庫)
(24) 緑背景に風浦可符香と小節あびる[編集]
・ 顔にハンコ
・ オープニングの顔のハンコは、映画『砂の女』(1964年・東宝)オープニングのパロディと思われる。
(25) 白背景に赤縁取りで下方から2本の手[編集]
(26) 木村カエレ[編集]
・顔にハンコ
・縛り方は「*吊り(**)」
・左側の元号・嘉吉(かきつ)[1441〜1470]年→169番目の元号。(1441-1443)
・色は赤が基調
(27) 白地背景に青の点々、横から4本の手[編集]
シリーズ構成 金巻兼一
(28) 日塔奈美[編集]
・後ろ向きで目立たない
・縛り方は「後ろ手合掌縛り」
・右側の元号・延宝(えんぽう)[1673〜1701]年→201番目の元号。(1673-1680)
・色は青が基調
(29) 白地に緑の点々、上方から6本の手[編集]
(30) 木津千里[編集]
・顔に紫ハンコ
・縛り方は「駿河問い」
・左側の元号・安政(あんせい)[1854〜1882]年→223番目の元号。(1854-1859)
・色は紫が基調
(31) 右方から8本の手[編集]
キャラクターデザイン 守岡英行
(32) タイトル画面[編集]
・右下に絶倫マーク
・タイトルの右側に小文字で「新房昭之監督作品」と書いてある。
左下のキャストには
糸色望
風浦可符香
木津千里
・ 木村カエレ
関内・マリア・太郎
日塔奈美
のみ記載。
(33) 仏像アップ[編集]
頬にほにゃらら
(34) 仏像の中を歩く糸色望[編集]
仏像は千手観音像。
この像がずらりと並ぶ場所としては、1001体の千手観音立像を安置する三十三間堂(京都市)が有名。
この観音像はステレオグラムになっており、交差法で見ると手前と奥に一体ずつ交互に並んでいる事が判る。
つまりこのシーンは上中下段の仏像がそれぞれ2層ずつ、糸色の歩く層の計七階層の奥行きを持った構成になっている。
(35) 目つきの悪い糸色望[編集]
シャフト製作の『ぱにぽにだっしゅ!』第24話『死して屍拾うものなし』の上原都でも使用された手法。上原都も同じように顎をさわりながら登場したため、そのセルフパロディになっている。
(36) 仏像の中に座る糸色望[編集]
・糸色望の右上に「加賀愛」仏像。
・糸色望の左側に「音無芽留」「藤吉晴美」「三珠真夜」仏像。
・ここのスタッフ紹介の字が非常に見にくい。
(37) 目を開く糸色望[編集]
頬にほにゃらら
(38) 赤背景でキャラクターは黒[編集]
・壹 木村カエレ登場。
・貳 関内・マリア・太郎登場。
・參 日塔奈美登場。
・肆 小森霧登場。
(39) 上方から4本の足[編集]
次のシーンから糸色望・風浦可符香・日塔奈美・木村カエレだと思われる。
(40) 灰色背景、赤い仏像バックにダンス。[編集]
ミュージカルおよび映画「ウエスト・サイド物語」のパロディ。 左から、小節あびる・マ太郎・木津千里・糸色望・風浦可符香・日塔奈美・木村カエレ。
(41) 〇〇七年前[編集]
「007」シリーズを漢数字になおしたもの? 西暦2000年の事?(放送日より)
(42) 考え事をする糸色望[編集]
目を閉じ、再び開くと黒目が「右目」と「左目」という文字に。
(43) 常月まといを抱きかかえる糸色望[編集]
笑い声は齒齒齒齒齒齒齒
このシーンでの常月まといの縛り方は「片足吊り」という縛り方。
(44) 三十万年前[編集]
DNAのミトコンドリア鑑定により、最古の女性が生きていたと考えられているのが30万年前。 その後、ネアンデルタール人が出現する。
(45) 常月まといの腿に頬を寄せる糸色望[編集]
(46) 常月まといアップ[編集]
(47) スタッフ紹介[編集]
- 音響監督 亀山俊樹
- 音楽 長谷川智樹
(48) 楽曲紹介[編集]
(49) 逃げる糸色望の足元[編集]
(50) 逃げる糸色望[編集]
後ろには青色の前田君(修行中ver)が大量に。
(51) 5人衆[編集]
左から小節あびる・マ太郎・日塔奈美・木津千里・木村カエレ
(52) スタッフ紹介[編集]
- オープニングディレクター 尾石達也
(53) 走り続ける糸色望(前方)[編集]
やはり後ろには前田君(修行中ver)が大量に。 影と前田君の色は一致し、赤色
(54) 走り続ける糸色望(横方)[編集]
前田君は紫
(55) 茶色い背景に白文字[編集]
中央に「タスケテ」
(56) 走り続ける糸色望(後方)[編集]
前田君と影の色は黄緑
(57) 白背景[編集]
首を吊る糸色望
(58) 黒背景[編集]
いきなり白黒画像になる。 首を吊る糸色望の左側に実写で久米田康治の遺影の半分。
(59) 監督 新房昭之[編集]
真ん中で首を吊っている糸色望
下には先ほどの5人衆
左側には久米田康治先生の遺影。~
07/21 アニメ第03話の張り紙に「遺影お借りしています」
07/25 原作[第103話|103話『晒しが丘』]の張り紙に「遺影返却ありがとうございます」とあり、
07/28 アニメ第04話にてこの写真が登場と、原作を本誌で読んでいる人のみ、この会話のキャッチボールが味わえた。
(放送日は最初に放送されるtvkのもの。)
この写真が実際に生前葬で使われている所
[1]
漫画家・椎名高志先生のブログ。
『遺影だから笑っているんであって、浮かれて笑っているわけではないんだ、と。それが伝わっていないようなので辛いですね。』(ぱふ2007年10月号)ということです。
(60) スタッフ紹介[編集]
(61) シャフト紹介[編集]
(62) 五十六年前[編集]
(63) 子供を身ごもっている風浦可符香[編集]
お腹に「妊娠八ヵ月」の文字。 後ろには千手観音。 その後ろには風水で使われる羅針盤。
(64) ○精子[編集]
肉 壁面に囲まれた空間を○精子が進んでいる。
(65) 卵子に集まる○精子[編集]
(66) 受精[編集]
(67) 受精が井ゲタに分割[編集]
受精卵の細胞分裂か?
(68) へその緒に囲まれている裸の糸色望[編集]
前カットの流れから、母体にいる胎児を表しているものと 思われる。可符香から逃れられぬ宿業を暗示か?
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